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JIS C 1513:2002 規格概要
この規格 C1513は、音響及び振動の周波数分析に用いるオクターブ及び1/3オクターブバンド分析器について規定。
JISC1513 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C1513
- 規格名称
- 音響・振動用オクターブ及び1/3オクターブバンド分析器
- 規格名称英語訳
- Octave-band and third-octave-band analyzers for sounds and vibrations
- 制定年月日
- 1983年3月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.140.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021
- 改訂:履歴
- 1983-03-01 制定日, 1988-01-01 確認日, 1993-02-01 確認日, 2002-07-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 1513:2002 PDF [11]
C 1513 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人 日本騒音
制御工学会(INCE/J)/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 1513 : 1983は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 1513 pdf 1] ―――――
C 1513 : 2002
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 定格・・・・[2]
- 4.1 中心周波数・・・・[2]
- 4.2 温度範囲・・・・[2]
- 4.3 湿度範囲・・・・[2]
- 5. 構造・・・・[2]
- 5.1 構造一般・・・・[2]
- 5.2 指示機構・・・・[2]
- 5.3 レベルレンジ切換器・・・・[2]
- 5.4 その他・・・・[2]
- 6. 性能・・・・[3]
- 6.1 フィルタ特性・・・・[3]
- 6.2 増幅器など・・・・[3]
- 6.3 指示機構・・・・[3]
- 6.4 環境変化による影響・・・・[4]
- 7. 試験・・・・[4]
- 7.1 試験の状態・・・・[4]
- 7.2 試験の条件・・・・[4]
- 7.3 試験方法・・・・[4]
- 8. 表示・・・・[5]
- 9. 取扱説明書・・・・[5]
- 解 説・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 1513 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 1513 : 2002
音響・振動用オクターブ及び1/3オクターブバンド分析器
Octave-band and third-octave-band analyzers for sounds and vibrations
1. 適用範囲
この規格は,音響及び振動の周波数分析に用いるオクターブ及び1/3オクターブバンド分
析器(1)(以下,分析器という。)について規定する。分析器は,クラス1及び2に分類し,そのフィルタ
の性能については,JIS C 1514の該当する規定に従う。
注(1) 原則として指示器を備えることとし,騒音計,振動レベル計などに内蔵又は外付されるフィル
タについても,この規格を適用することができる。分析器には,オクターブ及び1/3オクター
ブバンドフィルタの両方を備えてもよく,いずれか一方を備えてもよい。また,1/3オクター
ブバンドフィルタ以外の1/Nオクターブバンドフィルタを備えてもよい。その場合のフィルタ
特性については,JIS C 1514を適用する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 1510 振動レベル計
JIS C 1514 オクターブバンド及び1/Nオクターブバンドフィルタ
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) バンドパスフィルタ 特定の周波数範囲の信号を通過させ,そのほかの信号を減衰させる回路で,ゼ
ロより大きい下端周波数から有限の上端周波数までにわたる伝送帯域(又は小さな相対減衰量の通過
帯域)をもつ単一のフィルタ。
b) 平たん特性回路 すべてのバンドパスフィルタの通過帯域を含む周波数範囲にわたって平たんな周波
数特性となる回路。
c) オクターブ比 2 : 1の公称周波数比。一般的記号G 。
備考1. この規格は,オクターブバンド又は1/3オクターブバンド周波数比を決定するために,10の
べき(冪)による系及び2のべきによる系の二つの方法を認める。
2. 10のべきによる系では,次の値とする。
G10=103/10
3. 2のべきによる系では,次の値とする。
G2=2
4. この規格では,10のべきによる系を推奨する。
――――― [JIS C 1513 pdf 3] ―――――
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C 1513 : 2002
d) 通過帯域 信号が通過する周波数範囲。
e) 減衰帯域 信号が阻止される周波数範囲。
f) 基準周波数 厳密に周波数1 000 Hz。量記号fr 。
g) 厳密な中心周波数 規定する帯域幅のフィルタセットのすべてのフィルタで,任意の隣接するバンド
パスフィルタの中心周波数の比が同一となるように,基準周波数に対して規定する周波数で,単位は
ヘルツ。量記号fm 。厳密な中心周波数fmは,次の式で求められる。
fm=(Gx/N) (fr)
ここに, x : 正,負又はゼロの任意の整数
N : オクターブバンドフィルタでは1,1/3オクターブバンドフィル
タでは3
h) 公称中心周波数 バンドパスフィルタを識別するために,厳密な中心周波数を丸めた周波数。単位は
ヘルツ。
i) 帯域端周波数 バンドパスフィルタの通過帯域と減衰帯域の境界となる下限及び上限の周波数。単位
はヘルツ,量記号はそれぞれf1及びf2 。厳密な中心周波数は,下限帯域端周波数と上限帯域端周波数
の幾何平均となる。
j) 規準化周波数 厳密な中心周波数に対する周波数の比。記号f/fm 。
k) フィルタ帯域幅 バンドパスフィルタの上限帯域端周波数から下限帯域端周波数を減じたもの。単位
はヘルツ。
l) オクターブバンドフィルタ 下限帯域端周波数に対する上限帯域端周波数の公称比が2のバンドパス
フィルタ。
m) 1/3オクターブバンドフィルタ 下限帯域端周波数に対する上限帯域端周波数の比がオクターブ比の
1/3乗であるバンドパスフィルタ。
n) 測定範囲 任意の公称中心周波数の,最も感度が低いレベルレンジで目盛範囲上限を与える入力信号
レベルから,最も感度が高いレベルレンジで目盛範囲の許容差を満足する下限の入力信号レベルを減
じた値。単位はデシベル。
4. 定格
4.1 中心周波数
オクターブバンド及び1/3オクターブバンドフィルタの中心周波数は,付表1に定め
る周波数を用い,その周波数範囲は付表1の全範囲,任意の範囲又は拡張した範囲で構成する。
4.2 温度範囲
使用温度範囲は,040 ℃を含む。
4.3 湿度範囲
使用湿度範囲は,相対湿度3585 %を含む。
5. 構造
5.1 構造一般
バンドパスフィルタ及び平たん特性回路を備えることとし,取扱いが容易な構造とする。
5.2 指示機構
指示機構を備える場合には,指示機構は実効値指示形とする。その動特性は,JIS C 1502
の速い又は遅い動特性,JIS C 1510の動特性,フィルタの中心周波数によって時定数を変化させる動特性
などの動特性のうちの一つ以上を備えることとする。
5.3 レベルレンジ切換器
レベルレンジ切換器を備える場合には,切換えによるレベルの間隔は10 dB
又は10 dBの整数倍とする。
5.4 その他
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C 1513 : 2002
a) 電池で動作する構造のものでは,使用可能な電圧範囲を示す標識,電圧低下を示す警報表示などを備
えることとする。
b) 交流出力端子を備えることが望ましい。
c) 増幅器の過負荷表示器を備えることが望ましい。
6. 性能
6.1 フィルタ特性
フィルタは,JIS C 1514のクラス1又はクラス2の要求事項に適合しなければなら
ない。
a) IS C 1514に規定する,オクターブバンド規準化周波数の規定された値におけるオクターブバンドフ
ィルタの相対減衰量の許容限界値を,付表2に示す。
b) IS C 1514に規定する,1/3オクターブバンド規準化周波数の規定された値における1/3オクターブ
バンドフィルタの相対減衰量の許容限界値を,付表2に示す。
6.2 増幅器など
6.2.1 入力インピーダンス 入力インピーダンスは,10 kΩ以上が望ましい。
6.2.2 許容最大入力電圧 許容最大入力電圧は,実効値1 V以上であることが望ましい。
6.2.3 平たん特性回路の周波数特性 平たん特性回路の周波数特性は,その分析器の備えるフィルタの最
低の下限帯域端周波数から最高の上限帯域端周波数までの範囲で基準周波数の特性の±1 dB以内とする。
この周波数範囲以外の周波数特性には,減衰を与えることが望ましい。
6.2.4 レベルレンジ切換器の誤差 レベルレンジ切換器の切換え誤差は,クラス1及びクラス2の分析器
ではそれぞれ0.7 dB以下及び0.5 dB以下とする。
6.2.5 自己雑音 自己雑音は,各バンドパスフィルタにおいて測定できる最小レベルよりも,クラス1
及びクラス2の分析器ではそれぞれ6 dB及び8 dB以上低いこととする。
6.2.6 出力端子 取扱説明書に指定する最小の負荷インピーダンスを出力端子に接続するときに生じる
指示値への影響は,0.2 dB未満とする。
6.3 指示機構
6.3.1 目盛誤差
a) 目盛範囲が30 dB未満の場合には,目盛誤差はクラス1及びクラス2の分析器ではそれぞれ0.4 dB以
下及び0.6 dB以下とする。
b) 目盛範囲が30 dB以上の場合には,目盛誤差はクラス1及びクラス2の分析器ではそれぞれ0.7 dB以
下及び1 dB以下とする。
6.3.2 動特性 二つ以上の動特性を備える場合には,定常状態の正弦波入力のとき動特性を切り換えるこ
とによって生じる指示値の変化は0.1 dB以下とする。
6.3.2.1 騒音計の速い動特性 周波数1 000 Hz,継続時間0.2秒の正弦波入力による最大指示値は,その
正弦波入力と周波数及び振幅の等しい定常状態の正弦波入力による指示値に対して,クラス1及びクラス
2の分析器ではそれぞれ−1(+0.5,−1)dB及び−1(+1,−2)dBの範囲内とする。
6.3.2.2 騒音計の遅い動特性 周波数1 000 Hz,継続時間0.5秒の正弦波入力による最大指示値は,その
正弦波入力と周波数及び振幅の等しい定常状態の正弦波入力による指示値に対して,クラス1及びクラス
2の分析器ではそれぞれ−4±1 dB及び−4±2 dBの範囲内とする。
――――― [JIS C 1513 pdf 5] ―――――
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JIS C 1513:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.01 : 音響測定及び雑音除去一般
JIS C 1513:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1502:1990
- 普通騒音計
- JISC1510:1995
- 振動レベル計
- JISC1514:2002
- オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ