JIS C 1513:2002 音響・振動用オクターブ及び1/3オクターブバンド分析器 | ページ 2

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C 1513 : 2002
6.3.2.3 振動レベル計の動特性 周波数31.5 Hz,継続時間1秒の正弦波入力による最大指示値は,その
正弦波入力と周波数及び振幅の等しい定常状態の正弦波入力による指示値に対して−1(+0.5,−1)dB
の範囲内とする。
6.3.2.4 その他の動特性 a),b)及びc)以外の動特性については,a),b)及びc)の性能に準じ製造業者
が規定する。また,いずれの動特性についても任意の周波数で振幅が一定な正弦波入力を急に加えたとき
の最大指示値は,その正弦波入力と周波数及び振幅の等しい定常入力による指示値に対して+1.0dB以下
とする。
6.3.3 実効値指示特性 波高率3となる正弦波の繰返し断続信号による指示は,真の実効値に対し,クラ
ス1及びクラス2の分析器では±0.5 dB及び±1 dBの範囲内とする。

6.4 環境変化による影響

6.4.1  交流磁場 分析器の動作に対する50 Hz又は60 Hzで変化する交流磁場の影響は,実用上支障があ
ってはならない。
6.4.2 静電放電 分析器の動作に対する静電放電の影響は,実用上支障があってはならない。
6.4.3 無線周波数電磁場 分析器の動作に対する無線周波数電磁場の影響は,実用上問題とならないこと。

7. 試験

7.1 試験の状態

7.1.1  標準状態 試験は,特に規定がない限り,温度535 ℃,相対湿度4585 %の下で行う。
7.1.2 基準状態 基準状態は,次による。
温度 20 ℃
相対湿度 65 %

7.2 試験の条件

7.2.1  入力信号 入力信号は,正弦波信号とする。
7.2.2 レベルレンジの設定 レベルレンジ切換器を備える場合には,製造業者の指定するレベルレンジで
測定する。

7.3 試験方法

7.3.1  フィルタ及び平たん特性回路の周波数特性 周波数特性を測定するときの入力信号レベルは,最大
目盛より2 dB小さいレベルとする。正弦波試験信号の周波数は,厳密な中心周波数を中心として,できれ
ば対数目盛上で等間隔に配置する。
7.3.2 増幅器 増幅器は,次による。
a) レベルレンジの切換器の切換誤差の試験は,平たん特性回路を用いて,分析器の備えるフィルタの最
低,中央及び最高のバンドパスフィルタの中心周波数で行う。
b) 自己雑音及び過負荷特性の試験は,交流出力端子に実効値形電圧計を接続して行ってもよい。
7.3.3 指示機構 指示機構は,次による。
a) 目盛誤差の試験は,平たん特性回路を用いて,分析器の備えるフィルタの最低,中央及び最高のバン
ドパスフィルタの中心周波数で行う。
b) 動特性は,平たん特性回路を用いて,定常状態の正弦波入力による指示値が最大目盛より2 dB及び
10 dB小さい値の目盛で行う。
c) 実効値指示特性の試験は,平たん特性回路を用いて,定常状態の正弦波入力による指示値が最大目盛
より2 dB小さい値の目盛で行う。試験に用いる繰返し断続信号は,電圧ゼロから始まりゼロで終わる

――――― [JIS C 1513 pdf 6] ―――――

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正弦波の一周期の整数倍とし,その繰返し周波数は,騒音計の速い動特性及び遅い動特性の場合は40
Hz,振動レベル計の動特性の場合には20 Hzとする。
なお,正弦波信号の周波数は,騒音計の速い動特性及び遅い動特性の場合には2 000 Hz,振動レベ
ルの動特性の場合には90 Hzとする。その他の動特性については,製造業者が規定する。

8. 表示

 分析器には,本体の見やすい箇所に少なくとも次の事項を表示する。
a) 名称
b) 形名
c) フィルタ特性のクラス(1,2の区別)
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造番号
f) 製造年月

9. 取扱説明書

 分析器には,少なくとも次の事項を記載した取扱説明書を付ける。
a) 測定レベル範囲
b) フィルタの減衰量の基準を決める周波数
c) フィルタの特性
d) オクターブ周波数比の決定に用いた10のべきによる系又は2のべきによる系の記述
e) レベルレンジ切換器を備える場合には,試験に用いたレベルレンジ
f) 平たん特性回路の周波数特性
g) 増幅器及び指示機構の特性
h) 測定及び保管時に保つべき温度及び湿度の範囲
i) 入力インピーダンス
j) 最大許容入力電圧
k) 出力負荷インピーダンス
l) 電源の種類,電圧及び連続長時間使用の場合の注意
m) 保管上の注意
n) その他使用上の注意

――――― [JIS C 1513 pdf 7] ―――――

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付表 1 中心周波数
10のべきによる 2のべきによる 公称中心周波数 1/3オクターブ オクターブ
厳密な中心周波数 厳密な中心周波数 Hz
fm,(2x/3)(1 000)Hz
fm,(10x/10)(1 000)Hz
25.119 24.803 25 *
31.623 31.250 31.5 * *
39.811 39.373 40 *
50.119 49.606 50 *
63.096 62.500 63 * *
79.433 78.745 80 *
100.00 99.213 100 *
125.89 125.00 125 * *
158.49 157.49 160 *
199.53 198.43 200 *
251.19 250.00 250 * *
316.23 314.98 315 *
398.11 396.85 400 *
501.19 500.00 500 * *
630.96 629.96 630 *
794.33 793.70 800 *
1 000.0 1 000.0 1 000 * *
1 258.9 1 259.9 1 250 *
1 584.9 1 587.4 1 600 *
1 995.3 2 000.0 2 000 * *
2 511.9 2 519.8 2 500 *
3 162.3 3 174.8 3 150 *
3 981.1 4 000.0 4 000 * *
5 011.9 5 039.7 5 000 *
6 309.6 6 349.6 6 300 *
7 943.3 8 000.0 8 000 * *
10 000 10 079 10 000 *
12 589 12 699 12 500 *
15 849 16 000 16 000 * *
19 953 20 159 20 000 *
備考 本体に表示する周波数は,表に示す*印の公称中心周波数を用いる。

――――― [JIS C 1513 pdf 8] ―――――

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付表 2 オクターブバンドフィルタの相対減衰量の限度値
規準化周波数 最小;最大減衰量限界値 dB
f/fm 10のべきによる系 2のべきによる系 フィルタのクラス
1 2
G0 1.000 00 1.000 00 −0.3;+0.3 −0.5;+0.5
G±1/8 1.090 51 1.090 51 −0.3;+0.4 −0.5;+0.6
0.841 40 0.917 00
G±1/4 1.188 50 1.189 21 −0.3;+0.6 −0.5;+0.8
0.841 40 0.840 90
G±3/8 1.295 69 1.296 84 −0.3;+1.3 −0.5;+1.6
0.771 79 0.771 11
>G−1/2 0.707 95 >0.771 11
G±1/2 (2) 1.414 21 1.414 21 +2.0;+5.0 +1.6;+5.5
0.707 95 0.707 11
G±1 1.995 26 2.000 00 +17.5;+∞ +16.5;+∞
0.501 19 0.500 00
G±2 3.981 07 4.000 00 +42;+∞ +41;+∞
0.251 19 0.250 00
G±3 7.943 28 8.000 00 +61;+∞ +55;+∞
0.125 89 0.125 00
≧G+4 15.848 93 16.000 0 +70;+∞ +60;+∞
≦G−4 0.063 96 0.062 50 +70;+∞ +60;+∞
注(2) 下端帯域端周波数以下の周波数及び上端帯域端周波数以上の周波数で,最大相対減衰量の限界値は+∞(付
図1参照)。

――――― [JIS C 1513 pdf 9] ―――――

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C 1513 : 2002
付図 1 オクターブフィルタ・クラス1の相対減衰量の限界値

――――― [JIS C 1513 pdf 10] ―――――

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JIS C 1513:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 1513:2002の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1502:1990
普通騒音計
JISC1510:1995
振動レベル計
JISC1514:2002
オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ