JIS C 2322:2011 電気用二軸配向ポリエチレンナフタレートフィルム | ページ 2

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C 2322 : 2011
表2−厚さに依存する特性
要求値
試験方法
厚さ
特性項目 単位 JIS C 2151 種類
15 上 100 上
15 満 の箇条
100 満 250 下
引張強さ 初期値 180以上a) 120以上 95以上 MPa 10.(引張特 1種a
(縦及び横方向) 性)b) 1種b
2種
不飽和水蒸気加熱 130 a)以上 100以上 90以上 1種a
に96時間暴露後c) 110 a)以上 90以上 85以上 1種b
2種
破断時の伸び 初期値 35以上a) 40以上 40以上 % 10.(引張特 1種a
(縦及び横方向) 性)b) 1種b
2種
不飽和水蒸気加熱 20以上a) 20以上 20以上 1種a
に96時間暴露後c) 10以上a) 10以上 10以上 1種b
2種
寸法変化 150 ℃,15 min 1.3以下 1.0以下 0.8以下 % 21.(寸法変 1種a
(縦及び横方向 化) 1種b
の収縮率) 2種
200 ℃,10 min 6.5以下 3.5以下 1.6以下 1種a
1種b
2種
絶縁破壊の強さ(交流試験) 表3による。 V/ 1種a交流
試験)d) 1種b
2種
絶縁破壊電圧(直流試験) 表4による。 V 17.2.1(巻回
式コンデン 2種
サ法)d)
注a) 厚さ5 μm未満のフィルムについては,規定しない。
b) 試験速度は,100 mm/min,つかみ間隔は,100 mmとする。
c) 不飽和水蒸気加熱(不飽和加圧蒸気)は,JIS C 60068-2-66の3.(試験装置)9.(最終測定)に従い,温度
120 ℃及び相対湿度85 %とする。
d) 直径6 mmの電極を用いる方法。

――――― [JIS C 2322 pdf 6] ―――――

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C 2322 : 2011
表3−1種a,1種b及び2種の絶縁破壊の強さ(交流試験)
呼び厚さ 絶縁破壊の強さ
(最小値)
V/
23 ℃ 150 ℃
16 405 a) 230 c)
20 360 a) 190 c)
25 305 a) 170 c)
38 235 a) 140 c)
50 190 a) 120 c)
75 150 a) 100 c)
100 120 a) 80 c)
125 95 b) 70 c)
188 80 b) 50 c)
250 70 b) 40 c)
この表に示していない呼び厚さ及び絶縁破壊の強さは,
受渡当事者間の協定による。
注記 呼び厚さは,6.1の推奨値から代表的な数値について
規定している。
注a) 気中
b) 変圧器油(鉱油)中
c) 変圧器油(シリコーン油)中
表4−2種の絶縁破壊電圧(直流試験)
呼び厚さ 絶縁破壊電圧 21個の測定結果のうち, 21個の測定結果のうち,
(中央値) 次の電圧未満のものが2個以下 次の電圧未満のものが1個以下
V V V
4 1 200以上 500 100 a)
5 1 200以上 500 200 a)
6 1 800以上 1 200 1 000 a)
12 5 900以上 3 600 3 000
この表に示していない呼び厚さ及び絶縁破壊の強さは,受渡当事者間の協定による。
注記 呼び厚さは,6.1の推奨値から代表的な数値について規定している。
注a) この値は参考値であり,受渡当事者間の協定によって変更してもよい。

7.3 その他の特性

7.3.1  熱的耐久性
熱的耐久性は,JIS C 2151の26.(熱的耐久性)によって測定する。熱的耐久性は,1種a及び1種bの
25 m以上のフィルムだけに適用する。
相対熱的耐久指数(RTE)は,次による。
RTE≧160
終点の判定基準は,引張強さの50 %保持率とする。
注記 比較(参照)材料 : 評価しようとするフィルム材料とほぼ同じ厚さであり,IEC 60216-5の3.1.4
(reference EIM)によるATE(実績熱的耐久指数)をもつPPS(ポリフェニレンスルフィド)
フィルム。
加熱処理の温度は,180 ℃,200 ℃及び220 ℃が望ましい。

――――― [JIS C 2322 pdf 7] ―――――

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C 2322 : 2011
7.3.2 燃焼性
燃焼性は,規定しない。

8 ロール特性

8.1 ロールの直径及びフィルムの長さ

  ロールの直径及びロールに巻いたフィルムの長さは,受渡当事者間の協定による。

8.2 巻取り性(曲がり及びたるみ)

  巻取り性(曲がり及びたるみ)は,JIS C 2151の7.[巻取り性(曲がり及びたるみ)]によって測定する。
8.2.1 幅150 mm未満のフィルム
幅150 mm未満のフィルムは,JIS C 2151の7.3(A法)によって測定する。巻取り性は,表5による。
表5−巻取り性
単位 mm
特性項目 1種a及び1種b 2種
曲がり 10未満 10未満
たるみ(張力5 MN/m2) 5未満 2未満
8.2.2 幅150 mm以上のフィルム
幅150 mm以上のフィルムは,JIS C 2151の7.4(B法)によって測定する。
曲がり及びたるみの総量[JIS C 2151の7.4.4(手順)のa),b)及びc)を満足するためのフィルムの伸長
率]は,0.1 %以下とする。ただし,この規定は,厚さ36 mを超えるフィルムには,適用しない。

8.3 継ぎ目

  継ぎ目を許容する場合,継ぎ方は,JIS C 2150の4.3(継ぎ目)による。
継ぎ目(接着したもの)及び重ね継ぎ(接着していないもの)の箇所は,ロールの端面から明瞭に見え
るようにする。
各ロールでの継ぎ目又は重ね継ぎの数は,表6による。
表6−継ぎ目又は重ね継ぎの許容数
呼び厚さ フィルム幅50 mm以下 フィルム幅50 mmを超え
m 外径250 mm以下 外径250 mm以下 外径250 mmを超え,
400 mm以下
2以上 5未満 6以下 4以下 6以下
5以上 8未満 5以下 5以下
8以上 12未満 4以下 3以下 4以下
12以上 3以下
呼び厚さ2 m未満のフィルム及びフィルム幅50 mmを超え,外径400 mmを超えるロールの
継ぎ目又は重ね継ぎの許容数は,受渡当事者間の協定による。

8.4 ロールの巻きずれ

  ロールの巻きずれ(フィルムの幅とロールの幅との差の許容最大値)は,表7による。フィルムの幅は,
6.2による。ロールの幅は,ロール端面間の距離とし,それぞれの端面の最外点間で測定する。

――――― [JIS C 2322 pdf 8] ―――――

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C 2322 : 2011
表7−ロールの巻きずれ
単位 mm
フィルムの呼び幅 フィルムの幅とロールの幅との差の許容最大値
150未満 0.5
150以上 300未満 1.0
300以上 2.0

8.5 巻心

  巻心の内径は,76 mm及び152 mmが望ましい。

9 包装及び表示

  包装及び表示は,JIS C 2150の6.(包装及び表示)による。

10 検査

  検査は,次の項目について行い,箇条6箇条9の規定に適合しなければならない。ただし,受渡当事
者間の協定によって,一部の項目を省くことができる。
a) 厚さ
b) 幅
c) 密度
d) 融点
e) 引張強さ
f) 破断時の伸び
g) 寸法変化
h) 比誘電率
i) 誘電正接
j) 体積抵抗率
k) 表面抵抗率
l) 絶縁破壊の強さ(交流試験)又は絶縁破壊電圧(直流試験)
m) 熱的耐久性
n) ロール特性
o) 包装及び表示

――――― [JIS C 2322 pdf 9] ―――――

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附属書JA
32
(参考)
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
011
JIS C 2322:2011 電気用二軸配向ポリエチレンナフタレートフィルム IEC 60674-3-8:2011 Plastic films for electrical purposes−Part 3: Specifications for
individual materials−Sheet 8: Balanced biaxially oriented polyethylene naphthalate
(PEN) ilms used for electrical insulation
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 電気用二軸配向ポリ 1 電気絶縁用二軸配向ポリ 追加 電気絶縁用を含む電気用の具 IEC規格(通則)の改正時に提案
囲 エチレンナフタレー エチレンナフタレートフ 体的用途を追加。 する。
トフィルムについて ィルムについて規定。
規定。
2 引用規

6 寸法 厚さの測定は,マイ 6 ロールの平均質量法 選択 JIS C 2151の4.1,4.2及びJISJISの方法は,我が国において実
クロメータ法,質量 6.1 C 2330の5.1 c)は,JISに規定績がある方法であるため,追加し
法,ロールの平均質 されている方法。 選択とした。この規格では,厚さ
量法又はマイクロメ に対する規定はしないが,IEC規
ータ法厚さ測定方法 格にあるロールの平均質量法に
のいずれかとする。 よる厚さが望ましい。
フィルムの厚さ及び 厚さの試験方法についてはIEC
測定方法の選定につ 規格改正時に提案する。
いては,受渡当事者
間の協定による。
7 特性 7.1 (厚さに依存しな 7.1 厚さに依存しない特性の 変更 IEC 60674-2に対応するJIS C 技術的な差異はない。
い特性)の密度の試 密度の試験方法で,IEC 2151では,JIS K 7112を引用
験方法で,JIS K 7112 60674-2を引用。 しているため,直接,JIS K
を引用。 7112を引用した。
9 包装及 包装及び表示内容を − − 追加 技術的差異はない。 製品規格として必要な項目を追
び表示 規定。 加した。

――――― [JIS C 2322 pdf 10] ―――――

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JIS C 2322:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60674-3-8:2011(MOD)

JIS C 2322:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2322:2011の関連規格と引用規格一覧