この規格ページの目次
JIS C 2801:1995 規格概要
この規格 C2801は、電気機器の整流子に用いる整流子片について規定。
JISC2801 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C2801
- 規格名称
- 整流子片
- 規格名称英語訳
- Commutator bars
- 制定年月日
- 1952年3月8日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60356:1971(NEQ)
- 国際規格分類
ICS
- 29.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021
- 改訂:履歴
- 1952-03-08 制定日, 1955-03-05 確認日, 1955-06-21 改正日, 1958-02-01 確認日, 1959-10-01 改正日, 1962-12-15 確認日, 1966-01-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1973-08-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1979-11-01 確認日, 1985-06-01 確認日, 1991-10-01 改正日, 1995-01-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 2801:1995 PDF [12]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C2801-1995
整流子片
Commutator bars
1. 適用範囲 この規格は,電気機器の整流子に用いる整流子片について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 1201 銅製品分析方法
JIS H 2121 電気銅地金
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2246 ショア硬さ試験方法
JIS Z 8601 標準数
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 356 (1971) imensions for commutators and slip-rings.
2. 種類,記号及び材料 整流子片の種類,記号及び材料は,表1のとおりとする。
表1 種類,記号及び材料
種類 記号 材料
1種 CMB1 銅 (JIS H 2121)
2種 CMB2 銀入銅
3種 CMB3 (JIS H 2121及び純良な銀)
4種 CMB4
3. 品質
3.1 外観 整流子片は,仕上げ良好,品質均一で,使用上有害な欠点があってはならない。
3.2 化学成分 化学成分は,表2による。
表2 化学成分
種類 化学成分
%
Cu Cu+Ag Ag
1種 99.9以上 − −
2種 − 99.9以上 0.150.25
3種 − 99.9以上 0.080.12
4種 − 99.9以上 0.060.10
3.3 硬さ 硬さは,表3によるほか,附属書による。
――――― [JIS C 2801 pdf 1] ―――――
2
C2801-1995
表3 硬さ
寸法 硬さ 300 ℃1時間加熱後の硬さ
A C ビッカース硬さ ショア硬さ ビッカース硬さ ショア硬さ
mm mm HV20 HS HV20 HS
1種 2種,3種,4種 1種 2種,3種,4種 2種 3種 2種 3種
5未満 60以下 108以上 110以上 20以上 21以上 108以上 103以上 20以上 18以上
60を超え 105以上 108以上 19以上 20以上 105以上 103以上 19以上 18以上
5以上10未満 60以下 105以上 108以上 19以上 20以上 105以上 103以上 19以上 18以上
60を超え 103以上 105以上 18以上 19以上 103以上 100以上 18以上 17以上
10以上15未満 60以下 103以上 103以上 18以上 19以上 103以上 100以上 18以上 17以上
60を超え 100以上 103以上 17以上 18以上 100以上 98以上 17以上 16以上
15以上 60以下 100以上 100以上 17以上 18以上 100以上 98以上 17以上 16以上
60を超え 98以上 100以上 16以上 17以上 98以上 98以上 16以上 16以上
4. 形状,寸法及び許容差 形状,寸法及び許容差は,次によるほか,附属書による。
(1) 形状 整流子片の長手方向に垂直な断面の形状は,図1の3形式とし,くさび形の両断面は平たんで
なければならない。両端は,長さの方向に正しく直角に切断しなければならない。
図1 整流子片の形状
(2) 寸法 整流子片の標準寸法範囲は,次による。
1 1
A=1.225mm B=0.520mm C=5125mm C′=11.5mm R1=2 A以上 R2=約2 B
r1=約0.4mm
1
r2= Bが5mm未満のとき,約2 B
Bが5mm以上のとき,約2.5mm
長さの指定方法は,単尺,倍尺及び定尺のいずれかとする(1)。
注(1) 単尺とは,切断しないでそのまま1枚の整流子片として用いるときの指定方法をいう。
倍尺とは,注文者がそれから取る整流子片の長さ,枚数及び切りしろを指定するときの指定
方法をいう。
定尺とは,注文者が全体の長さを指定するときの指定方法をいう。
(3) 寸法の許容差
(a) ,B及びCの寸法の許容差 A,B及びCの寸法の許容差は,表4による。
――――― [JIS C 2801 pdf 2] ―――――
3
C2801-1995
表4 寸法の許容差
単位 mm
A A B 許容差
C A B C (2)
10以上 0.02以上 ±0.05 ±0.05 +0.04
10未満 ±0.04 ±0.04 0
− 0.02未満 ±0.035 ±0.035 ±0.04
0
備考 ゲージ限界線によって測定直接測定
注(2) 形の場合C+C′
(b) 断面ゲージ 整流子片を付図1の断面ゲージに挿入したとき,片面におけるすきまは,表5に適合
し,C寸法の上下両端は,断面ゲージの上下限界線内になければならない。
注文者は,注文の際に必ずおす・めす一組の断面ゲージを製造業者に送付しなければならない。
断面ゲージ(付図1参照)の基準線及び上下限界線は,表4によって定める。
表5 すきま
単位 mm
C すきま
50未満 0.03以下
50以上 0.04以下
(c) 長さの許容差 長さの許容差は,表6による。
表6 長さの許容差
単位 mm
長さ 許容差
単尺 +2
0
倍尺 +3
0
定尺 +3
0
(d) 長手方向のひずみの許容差 反り,ねじれ及び曲がり(3)とも長さの0.15%以下とする。ただし,長
さ100mm以下のものについては,受渡当事者間の協定による。
注(3) 反り,ねじれ及び曲がりは図2のように測定する。ただし,Lは,材料の全長とする。
図2 反り,ねじれ及び曲がりの測定
5. 試験 整流子片の試験は,次によるほか,一般事項は,JIS H 0321による。
(1) 外観試験 外観試験は,目視,手触りなどによって行う。
(2) 化学分析試験 化学分析試験は,JIS H 1201による。
(3) 硬さ試験 硬さ試験は,次による。
(a) 試験片の採り方 溶解・形状・寸法の同じものを1ロットとし,各ロットから表7の基準によって
――――― [JIS C 2801 pdf 3] ―――――
4
C2801-1995
任意に抜き取る。
表7 試験片
ロットの大きさ 試験片の数
200以下 2
200を超え1 000以下 200又はその端数ごとに1を増す
1 000を超えるもの 500又はその端数ごとに1を増す
(b) 測定方法 特に指定がない場合は,JIS Z 2244によって荷重196.1Nを用い,試験片の側面を水平に
して,図3の位置を標準として6か所測定し,少なくとも5か所以上が表3の規定に適合すること。
ただし,JIS Z 2246による場合は,試験片の採り方,その他必要事項については,受渡当事者間の
協定による。
図3 硬さ試験の測定点
(4) 加熱軟化試験 試験片を300±15℃で1時間加熱した後,常温に戻して硬さを測定する。ただし,こ
の試験は,2種及び3種だけについて行い,試験片の採り方及び測定方法については,(3)に準じる。
6. 検査 整流子片は,寸法を検査するとともに,5.によって試験を行い,3.及び4.の規定に適合しなけれ
ばならない。ただし,A,Bの寸法検査は,断面ゲージによって行う。
7. 包装 整流子片は,損傷のおそれがなく,屈曲しないように注意して包装しなければならない。
8. 表示 整流子片の包装には,適切な方法によって,次の事項を表示しなければならない。
(1) 名称
(2) 種類又は記号
(3) 寸法(A,B,C及び長さ)
――――― [JIS C 2801 pdf 4] ―――――
5
C2801-1995
付図1 断面ゲージ[4.(3)(b)参照]
D D
H= 2 H= 2 E
備考1.
tan tan
2 2
ここに, D : A又はBの寸法の許容差 (mm)
E : C寸法の許容差 (mm)
燿
tan1 A B
2 2C
2. ゲージは,厚さ2mm以上の鋼板(材料は例えばSK3
SK5とし,必要に応じて熱処理する。)を用いて作り,
構造的にも堅固で,摩耗及び変形に耐えること。
3. ゲージの寸法は,指定寸法に対し,許容差+0.01mm以
下が望ましい。
4. 基準線,限界線の太さは,0.080.12mmとする。
――――― [JIS C 2801 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS C 2801:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60356:1971(NEQ)
JIS C 2801:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2801:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH1201:1977
- 銅製品分析方法
- JISH2121:1961
- 電気銅地金
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2246:2000
- ショア硬さ試験―試験方法
- JISZ8601:1954
- 標準数