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図B.3−ラッチ及びメールタブ保持部
B.3 ラッチ
ラッチは,引抜力試験中,直線形の平形接続端子(図B.4参照)を端子保持器内で保持するよう設計さ
れている。一般的に,旗形の平形接続端子を試験するときは,ラッチを使用しなくてもよい。次の手順に
従って端子保持器を調整する。
注記1 ラッチを使用しないときは,試験中干渉しないように調整ねじを図B.2の位置にしてよい。
端子保持器がスライドに届いていない場合,調整ねじに対して余裕をもたせるために適切な
ブロックをスライドと端子保持器の間に置いてよい(図B.3参照)。試験装置からラッチ機構
を取り外さない。
――――― [JIS C 2809 pdf 21] ―――――
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C 2809 : 2014
図B.4−平形接続端子概観
a) 適切な端子保持器に直線形の平形接続端子を置く。ラッチを絶縁被覆圧着部と芯線圧着部との間に置
く。ただし,絶縁被覆圧着部がない端子は,かん合部と芯線圧着部との間にラッチを置く。ラッチを
端子の底部まで落とす。
注記2 直線形の平形接続端子のコネクティングタブが,端子保持器内での端子の位置決めに干渉
するときは,コネクティングタブを取り除く。可能な場合,旗形の平形接続端子のコネク
ティングタブは,試験中,取り除かなくてもよい(図B.4参照)。
b) 平形接続端子への圧力を解除するために調整ねじを戻す。ねじを定位置にロックするためロックナッ
トを使用する。挿入試験中に自己芯合わせを容易に調整できるような緩みをもたせて端子を端子保持
器に保持する(図B.5参照)。
c) 端子を端子保持器に取付け及び取外しをするためにラッチボタンを押し下げる。
――――― [JIS C 2809 pdf 22] ―――――
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C 2809 : 2014
図B.5−試験・調整
B.4 試験順序
試験順序は,次による。
a) 切替えスイッチを中央にして,フォースゲージの側面を軽く指でたたいて,インジケータの静止を確
認する。
b) インジケータの指示が“0”になるように,ゼロ設定ダイアル調整リングで調整する。
c) 適切な端子及び試験用メールタブを選択し,d) j) の手順で試験を行う。
d) 試験用メールタブをメールタブ保持器に置き,メールタブが十分挿入されているのを確認してから,
タブ保持ねじを締め付ける。
e) 端子を端子保持器に取り付けて,切替スイッチを前方位置にする。
f) 試験用タブ及び端子が,適切にかん合するためにゆっくりと均一にスライドを前進させる。
注記 端子が持ち上がり始めた場合,試験用メールタブ及び端子が一直線になるように指で軽く押
す。試験用メールタブが端子に挿入し始めたとき,指を離す。
g) このとき,指で押す力が,測定値の読取りに影響していないことを確認する。
h) 試験用メールタブの戻止めと端子の戻止めが,かみ合ったときにスライドの前進を止める。このとき,
端子に試験用メールタブを挿入し過ぎないように注意する。
i) インジケータに表示されている指示値(挿入力)を記録し,その後,切替スイッチを引抜き側に変更
し,試験用メールタブ保持器からスライドを後進させ,端子が試験用メールタブから離れたら,指示
値(引抜力)を記録する。
j) 次の端子の試験を行うときは,新しい試験用メールタブに置き換えて試験を繰り返す。
――――― [JIS C 2809 pdf 23] ―――――
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附属書C
(参考)
一体形タブを試験するための試験用平形接続端子
次に示す試験用平形接続端子の設計において,スイッチ及びその類似機器と一体化したタブの性能試験
のための均一な試験用平形接続端子を提供する。
表C.1表C.4で指定する寸法に影響を与えない場合,端子の形状は図C.1及び図C.2と異なってもよ
い。
図C.1−平形接続端子の寸法
表C.1−平形接続端子の寸法
単位 mm
公称 D B3 L1 L2 L3 L4
寸法 (最大値)(最大値) (最大値)(最大値)
a)
2.8×0.5 1.2 3.8 6.6 2.3 0.5
− − 6.0 − −
a)
2.8×0.8 1.2 3.8 6.6 2.3 0.5
− − 6.0 − −
a)
4.8×0.5 1.2 6.0 6.6 2.9 0.5
− − 6.0 − −
a)
4.8×0.8 1.2 6.0 6.6 2.9 0.5
− − 6.0 − −
a)
6.3×0.8 1.6 7.8 8.1 3.5 0.5
− − 7.5 − −
a)
9.5×1.2 1.6 11.1 12.2 4.0 0.5
− − 10.9 − −
注記 上下2段に示す寸法は,上段が最大値,下段が最小値を示す。
注a) 4は,製造業者が指定する。
――――― [JIS C 2809 pdf 24] ―――――
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C 2809 : 2014
表C.2−平形接続端子の寸法
単位 インチ
公称サイズ D B3 L1 L2 L3 L4
(最大値) (最大値) (最大値) (最大値)
a)
0.110×0.020 0.048 0.150 0.260 0.091 0.020
0.236
0.110×0.032 0.260
0.236
0.187×0.020 0.047 0.236 0.260 0.115
0.236
0.187×0.032 0.260
0.236
0.250×0.032 0.063 0.307 0.319 0.138
0.295
0.375×0.047 0.438 0.480 0.157
0.429
注記 L1の上下2段に示す寸法は,上段が最大値,下段が最小値を示す。
注a) 4は,製造業者が指定する。
図C.2−平形接続端子の寸法(代替設計)
――――― [JIS C 2809 pdf 25] ―――――
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JIS C 2809:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61210:2010(MOD)
JIS C 2809:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.120 : 電気付属部品 > 29.120.30 : プラグ,ソケット-コンセント,結合器
JIS C 2809:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称