JIS C 2814-2-2:2009 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項 | ページ 3

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C 2814-2-2 : 2009
格電流)の1/10を接続器具に流す。曲げる力は,図103 a) に示すように,12の方向の一つに加え,この
締付金具の電圧降下を測定する。
次いで図103 a) に示す残りの11の方向のそれぞれに,同一試験手順で力を順次加える。
12の試験方向の一つにおいて,電圧降下が2.5 mVを超えた場合,電圧降下が2.5 mVを下回る値になる
まで,力をその方向に維持する。ただし,1分以下とする。電圧降下が2.5 mVを下回る値になった後,力
を更に30秒間同一方向に維持する。その間に電圧降下が増大してはならない。
他の二つの試験セットのサンプルを同一試験手順に従い,ただし,各サンプルについてほぼ10°異なる
ように12の力の方向を移動させて試験する。
一つのサンプルが試験力の作用方向の一つで不合格の場合,試験を他のサンプルのセットで繰り返す。
そのすべてで,繰り返された試験に合格しなければならない。

15 温度上昇

  温度上昇は,JIS C 2814-1の箇条15によるほか,次による。
15.1 JIS C 2814-1の15.1によるほか,次による。
試験は新しい導体を付けた新しいサンプルのセットで行う。
15.4 JIS C 2814-1の15.4によるほか,次による。
定格接続容量を表示する場合,接続器具が異なる定格接続容量の締付金具を用いて設計されるとき,試
験(又は複数の試験)は,選ばれた電流路による最低定格接続容量をもつ端子部分に接続される導体の最
大サイズに対応する電流(複数の電流)を用いて実施する。
注記 例については,附属書CCを参照。
15.101 ねじなし形端子の電気的特性は,他の試験に用いなかった新しいサンプルに対する次の試験によ
って検証する。
試験は,表101又は製造者指定の電線による最小及び最大断面積の新しい銅導体について行う。
− 非可とう導体(単線又はより線)及び可とう導体用の万能端子 : 各種類の導体について6サンプル
− 単線専用の非万能端子 : 6サンプル
− 非可とう導体(単線又はより線)用の非万能端子 : 各種類の導体について6サンプル
− 可とう導体専用の非万能端子 : 6サンプル
注記1 10 mm2以下の非可とう導体の場合は,単線を用いる(一部の断面積については,単線が入
手できない場合は,より線を用いてもよい。)。
最小断面積の導体を通常使用状態のように3個の端子のそれぞれに接続し,最大断面積の導体を通常使
用状態のように3個の端子のそれぞれに接続する。3個の端子それぞれの組を直列に接続する。
注記2 JIS C 2814-1の図1及び図2に,これがどのようにして行えるかを示している。
導体を含む試験装置全体を,あらかじめ(20±2)℃に保った加熱槽に入れる。
試験配列が動くことを防ぐために,次の電圧降下試験が完了するまで端子を共通台の上に固定するのが
よい。
冷却期間中を除いて,回路に試験電流を通電する。試験電流は各サイクルの最初の30分間加える。導体
の断面積によって直列回路で確定される試験電流は,JIS C 2814-1の表2に規定される対応定格接続容量
に従って確立される試験電流(定格電流だけを表示するものは,定格電流)と等しい。
次いで端子に192回の温度サイクルを加える。各サイクルは約1時間とし,次による。
槽内温度を約20分間で40 ℃又はT表示値温度に上げる。

――――― [JIS C 2814-2-2 pdf 11] ―――――

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C 2814-2-2 : 2009
この値の±5 ℃に約10分間保つ。次いで端子を約20分間で約30 ℃まで冷却するが,強制冷却を用い
てもよい。その温度に約10分間保ち,電圧降下の測定が必要な場合には,更に(20±2)℃まで冷却する。
JIS C 2814-1の表2に規定する電流(定格電流だけを表示するものは,定格電流)を通電して,192サイ
クル終了時に各締付部で測定した最大許容電圧降下値は,次の二つのうち,小さい方の値を超えてはなら
ない。
− 22.5 mV
− 第24回目のサイクル後の測定値の1.5倍
測定は,可能な限り締付ユニットの接点領域に近い位置で行う。
接続点に近い位置で測定できない場合は,理想の測定点と実際の測定点との間の電圧降下を測定値から
差し引く。
加熱槽内温度は,サンプルから50 mm以上離れて測定する。
この試験の後,通常又は矯正された視力の裸眼で付加的拡大をせずに目視検査を行い,その後の使用を
妨げるような明らかな変化,ひび,変形又はそれに類するようなものがあってはならない。

16 耐熱性

  耐熱性は,JIS C 2814-1の箇条16による。

17 空間距離及び沿面距離

  空間距離及び沿面距離は,JIS C 2814-1の箇条17による。

18 絶縁材料の耐過熱性及び耐火性

  絶縁材料の耐過熱性及び耐火性は,JIS C 2814-1の箇条18による。

19 絶縁材料の耐トラッキング性

  絶縁材料の耐トラッキング性は,JIS C 2814-1の箇条19による。

20 EMC要求事項

  EMC要求事項は,JIS C 2814-1の箇条20による。

――――― [JIS C 2814-2-2 pdf 12] ―――――

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C 2814-2-2 : 2009
単位 mm
端子
固定具
H
37.5
円板
ブッシング
おもり
図101−10.105に示す試験装置

――――― [JIS C 2814-2-2 pdf 13] ―――――

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C 2814-2-2 : 2009
a) 間接圧力のねじなし形端子
b) 直接圧力のねじなし形端子
c) 起動素子付きねじなし形端子
図102−ねじなし形端子の例

――――― [JIS C 2814-2-2 pdf 14] ―――――

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C 2814-2-2 : 2009
力を加える方向
電源
a) ねじなし形端子上での曲げ試験装置の原理 b) ねじなし形端子の曲げ試験中に電圧降下を測定
するための試験回路の例
A 電流計
mV ミリボルト計
S スイッチ
d 距離(表104参照)
1 サンプル
2 接続器具
3 試験導体
4 試験導体(曲げられた)
5 導体を曲げるための力を加える点
6 曲げ力(直線の導体に垂直)
図103−曲げ試験のための情報

――――― [JIS C 2814-2-2 pdf 15] ―――――

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JIS C 2814-2-2:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60998-2-2:2002(MOD)

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規格名称