JIS C 3301:2000 ゴムコード

JIS C 3301:2000 規格概要

この規格 C3301は、屋内で交流300V以下のつり下げ灯又は小形電気器具に使用するゴムコード及びキャブタイヤコードについて規定。

JISC3301 規格全文情報

規格番号
JIS C3301 
規格名称
ゴムコード
規格名称英語訳
Rubber insulated flexible cords
制定年月日
1951年9月18日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60245-4:1994(NEQ)
国際規格分類

ICS

29.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1951-09-18 制定日, 1953-03-20 改正日, 1956-01-19 確認日, 1959-01-19 確認日, 1962-01-23 確認日, 1964-07-01 改正日, 1968-05-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1971-06-01 改正日, 1973-12-01 確認日, 1977-04-01 確認日, 1978-02-01 改正日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2000-12-20 改正日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 3301:2000 PDF [13]
C 3301 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電線
工業会 (JCMA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS C 3301 : 1993は改正さ
れ,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願などの知的財産権にかかわる確認については,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 3301 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 3301 : 2000

ゴムコード

Rubber insulated flexible cords

序文 この規格は,1994年に第2版として発行されたIEC 60245-4, Rubber insulated cables of rated voltages
up to and including 450/750 V−Part 4 : Cords and flexible cables及び1997年に発行されたAmendment 1に対応
する日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内事情のため技術的内容を変更して作成している。
なお,IEC 60245-4 : 1994(定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル−第4部 : コード及び可とうケー
ブル)を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)としてJIS C 3663-4 : 1998がある。
1. 適用範囲 この規格は,主として屋内で交流300V以下のつり下げ灯又は小形電気器具に使用するゴ
ムコード及びキャブタイヤコード(以下,コードという。)について規定する。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IECガイド21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している)及びNEQ(同等でない)とする。
IEC 60245-4 : 1994 Rubber insulated cables of rated voltages up to and including 450/750 V−Part 4 :
Cords and flexible cables及びAmendment 1 : 1997 (NEQ)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS C 3152 すずめっき軟銅線
3. 種類及び記号 種類及び記号は,表1のとおりとする。

――――― [JIS C 3301 pdf 2] ―――――

2
C 3301 : 2000
表1 種類及び記号
種類 記号(1) 備考
ゴム絶縁よりコード TF 天然ゴムで絶縁したもの
ゴム絶縁袋打コード FF
ゴム絶縁丸打コード RF
SBR絶縁単心コード SSF スチレンブタジエンゴム
SBR絶縁よりコード STF (SBR) で絶縁したもの
SBR絶縁袋打コード SFF
SBR絶縁丸打コード SRF
SBR絶縁平形コード SSFF
クロロプレンゴム絶縁袋打コード NFF クロロプレンゴムで絶縁し
クロロプレンゴム絶縁丸打コード NRF たもの
クロロプレンゴム絶縁平形コード NNFF
EPゴム絶縁袋打コード EPFF エチレンプロピレンゴム
EPゴム絶縁丸打コード EPRF (EPゴム)で絶縁したもの
EPゴム絶縁平形コード EPPFF
クロロスルホン化ポリエチレンゴム絶縁袋打コード HFF クロロスルホン化ポリエチ
クロロスルホン化ポリエチレンゴム絶縁丸打コード HRF レンゴムで絶縁したもの
クロロスルホン化ポリエチレンゴム絶縁平形コード HHFF

ゴム絶縁キャブタイヤ丸形コード CTF 天然ゴム絶縁で天然ゴムシゴム絶縁キャブタイヤ長円形コード CTFK ースのものゴム絶縁クロロプレンゴムシースキャブタイヤ丸形コード RNCTF 天然ゴム絶縁でクロロプレゴム絶縁クロロプレンゴムシースキャブタイヤ長円形コード

                                                          RNCTFK    ンゴムシースのもの
PNCTF
EPゴム絶縁クロロプレンゴムシースキャブタイヤ丸形コード EPゴム絶縁でクロロプレ
EPゴム絶縁クロロプレンゴムシースキャブタイヤ長円形コード PNCTFK ンゴムシースのもの
注(1) 記号の意味は,次のとおりである。
R : 天然ゴム,S : SBR,N : クロロプレンゴム,P又はEP : EPゴム,SF : 単心コード,TF : 2個よ
りコード,RF : 丸打コード,FF : 袋打コード,FF : 平形コード(前の絶縁体記号を重複させる。),
CTF : キャブタイヤコード,K : 長円形(小判形),H : クロロスルホン化ポリエチレンゴム

――――― [JIS C 3301 pdf 3] ―――――

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C 3301 : 2000
4. 特性 特性は,6.によって試験を行ったとき,表2による。
表2 特性
項目 特性 試験方法
適用箇条
導体抵抗 付表111の値以下 6.3
耐電圧 水中 1 000Vに1分間耐えなければならない。 6.4 a)
空中 2 000Vに1分間耐えなければならない。 6.4 b)
スパーク 6.4 c)
5 000Vに0.15秒間以上耐えなければならない。
絶縁抵抗 付表111の値以上 6.5
導体加熱変色 導体表面が著しく変色してはいけない。 6.6
絶 天然ゴム絶縁体 引張強さ 6MPa以上 6.7
縁 伸び 250%以上

及 SBR絶縁体 引張強さ 5MPa以上
び 伸び 300%以上

ー クロロプレンゴム絶縁体 引張強さ 6MPa以上
ス 伸び 250%以上

引 EPゴム絶縁体 引張強さ 4MPa以上
張 伸び 300%以上

クロロスルホン化ポリエ 引張強さ 8MPa以上
チレンゴム絶縁体 伸び 300%以上
天然ゴムシース 引張強さ 8MPa以上
伸び 300%以上
クロロプレンゴムシース引張強さ 10MPa以上
伸び 300%以上
加 天然ゴム絶縁体 引張強さ 加熱前の値の60%以上 6.8
熱 伸び
SBR絶縁体 引張強さ 加熱前の値の70%以上
伸び
クロロプレンゴム絶縁体引張強さ 加熱前の値の60%以上
伸び
EPゴム絶縁体 引張強さ 加熱前の値の80%以上
伸び
クロロスルホン化ポリエ引張強さ 加熱前の値の80%以上
チレンゴム絶縁体 伸び 加熱前の値の70%以上
天然ゴムシース 引張強さ 加熱前の値の50%以上
伸び
クロロプレンゴムシース引張強さ 加熱前の値の65%以上
伸び
60秒以内で自然に消えなければならない。
難燃(クロロプレンゴム及びクロロスル 6.9
ホン化ポリエチレンゴムだけ)
曲げ(平形だけ) 素線の断線率が50%以下 6.10
線間短絡を生じず,かつ,絶縁体にひび,割れ,
その他の異状が生じてはならない。
より合わせ 素線の断線率が50%以下 6.11

――――― [JIS C 3301 pdf 4] ―――――

4
C 3301 : 2000
5. 材料,構造及び加工方法 材料,構造及び加工方法は,付表111及び次の各項による。
a) 導体 導体は,JIS C 3102に規定する軟銅線をより合わせたもの,若しくは硬銅線をより合わせた後
焼きなまして軟銅にしたもの,又はJIS C 3152に規定されたすずめっき軟銅線をより合わせたものと
する。ただし,すずめっきの代わりにすず鉛合金めっきを施してもよい。また,導体上に必要によっ
て,糸を横巻きにするか,適切なテープを施してもよい。
b) 絶縁体 絶縁体は,a)の導体の上に表1に示す種類の絶縁材料を付表111の厚さに被覆する。その
平均厚さは,付表111の値の90%以上とし,最小厚さは,付表111の値の80%以上でなければな
らない。
c) 下打編組 袋打コード,丸打コードは,b)の絶縁体の上に糸で編組(メリヤス編組を含む。)を施す。
ただし,特に指定のあった場合には,下打編組の代わりにゴム引布テープを施してもよい。
d) 線心の識別 線心の識別は,下打編組に入れる糸の色,ゴム引布テープの色又は絶縁体の色などによ
って行い,通常表3のとおりとする。ただし,2個よりコード及び平形コードでは,9.1の表示に使用
するテープ,又は色糸を1心だけに施して識別してもよい。
表3 線心の識別
線心数 色
2心 黒,白
3心 黒,白,赤又は黒,白,緑
4心 黒,白,赤,緑
e) 外部編組 外部編組は,綿糸(主としてつや糸),人絹糸などのより糸で密に施す。
特に指定のない限り,外部編組は,えび茶色のつや糸とする。
f) シース キャブタイヤコードのシースは,表1に示す種類のシース材料を用い,その平均厚さは,付
表611の値の90%以上とし,最小厚さは,付表611の値の70%以上でなければならない。
g) 単心コード 単心コードは,b)の絶縁体の上にe)の外部編組を施す。
h) よりコード よりコードは,g)の単心コード所要条数を層心径の20倍以下のピッチでより合わせる。
i) 袋打コード 袋打コードは,c)の下打編組又はゴム引布テープを施した線心所要条数を層心径の30倍
以下のピッチでより合わせた後,e)の外部編組を施す。ただし,線心数3条又は4条のものには,中
心に糸を介在させてより合わせてもよい。
j) 丸打コード 丸打コードは,c)の下打編組又はゴム引布テープを施した線心所要条数に糸を介在させ
て層心径の30倍以下のピッチで円形により合わせた後,e)の外部編組を施す。
k) 平形コード 平形コードは,a)の導体2条を一定の間隔で平行に配列したものに,付表5に示す厚さ
の絶縁物を施したもので,2心が容易に切り離すことができる形状とする。
l) キャブタイヤ丸形コード キャブタイヤ丸形コードは,b)の線心所要条数を層心径の20倍以下のピッ
チでより合わせ,介在物としてゴム材料で線心間のすき間を埋めた上にf)のシースを施す。また,介
在物として綿糸,その他の柔らかい繊維を使用することができる。
なお,その上に綿糸,その他の繊維又はテープを巻いてもよい。
m) キャブタイヤ長円形コード キャブタイヤ長円形コードは,b)の線心2条を密接して平行に配列して
f)のシースを施す。この場合線心間のすき間をシース材料で埋める。
6. 試験方法
6.1 外観 外観は,JIS C 3005の4.1(外観)による。

――――― [JIS C 3301 pdf 5] ―――――

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JIS C 3301:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60245-4:1994(NEQ)

JIS C 3301:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 3301:2000の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC3005:2014
ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JISC3102:1984
電気用軟銅線
JISC3152:1984
すずめっき軟銅線