JIS C 4411-2:2019 無停電電源装置(UPS)―第2部:電磁両立性(EMC)要求事項 | ページ 7

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C 4411-2 : 2019
(1) : EMCのための特別な接地端子を備えている場合
余分な入出力ケーブルは,中央部分で束ねる。束ねられない場合は,ケーブルをとぐろ状にする。
余分な電源ケーブルは,中央部分で束ねるか,又は適切な長さに短くする。
周辺装置に接続しない入出力ケーブルは,中央部分で束ねる。その末端は,必要な場合,適切な終端インピーダン
スで終端してもよい。
UPS及びケーブルは,基準グラウンド面から(0.15 m以下の間隙で)絶縁する。
電源接続箱は,グラウンド面と同一平面で,直接固定する。AMNを用いる場合,AMNは,グラウンド面の下に設
置する。試験領域内のケーブルの一部の放射エミッションを制限するために,試験領域からケーブルが出る箇所に
CMADを用いてもよい。CMADの詳細は,CISPR 16-2-3参照。
電源ケーブル及び信号ケーブルは,床に垂らす。
外部エネルギー蓄積装置を用いる場合,外部エネルギー蓄積装置は,通常の構成で配置及び接続する。
外部エネルギー蓄積装置を試験領域の中に配置することができない場合は,試験室の外も含む,試験領域の外に配
置してもよい。CMADを用いる場合のEUT若しくはAEとCMADとの間,又はEUT若しくはAEと基準グラウンド
面との間のケーブルの長さは,0.8 m±0.08 mとする。
CMADを用いない場合,余分な電源ケーブルは,中央部分で束ねるか,又は適切な長さに短くする。
負荷を試験領域の中に配置することができない場合は,試験室の外も含む,試験領域の外に配置してもよい。
図A.12−床置形UPSの試験配置(放射エミッション測定)

――――― [JIS C 4411-2 pdf 31] ―――――

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C 4411-2 : 2019
(1) : EMCのための特別な接地端子を備えている場合
(2) : ケーブルラック又はケーブルダクトが導電性の場合,配線規則に従って接地する。
余分な入出力ケーブルは,中央部分で束ねる。束ねられない場合は,ケーブルをとぐろ状にする。
余分な電源ケーブルは,中央部分で束ねるか,又は適切な長さに短くする。
UPS及びケーブルは,基準グラウンド面から(0.15 m以下の間隙で)絶縁する。
電源接続箱は,グラウンド面と同一平面で,直接固定する。AMNを用いる場合,AMNは,グラウンド面の下に設
置する。試験領域内のケーブルの一部の放射エミッションを制限するために,試験領域からケーブルが出る箇所に
CMADを用いてもよい。CMADの詳細は,CISPR 16-2-3参照。
電源ケーブル及び信号ケーブルは,床に垂らす。
外部エネルギー蓄積装置を用いる場合,外部エネルギー蓄積装置は,通常の構成で配置及び接続する。
外部エネルギー蓄積装置を試験領域の中に配置することができない場合は,試験室の外も含む,試験領域の外に配
置してもよい。
垂直方向か水平方向かにかかわらず,アンテナにさらされるケーブルの長さは,0.8 m±0.08 mとする。CMADを用
いる場合のEUT若しくはAEとCMADとの間,又はEUT若しくはAEと基準グラウンド面との間にケーブルを接続
する。EUTとCMADとの間のケーブルの長さを短くするために,CMADを高い位置に配置してもよい。ただし,ア
ンテナにさらされるケーブル長は,0.8 m以上とする。
ケーブルを支持するための材質は,配線規則に従うか,又は製造業者の取扱説明書に従う。CMADを用いない場合,
余分な電源ケーブルは,中央部分で束ねるか,又は適切な長さに短くする。
負荷を試験領域の中に配置することができない場合は,試験室の外も含む,試験領域の外に配置してもよい。
周辺装置に接続しない入出力ケーブルの末端は,中央部分で束ねる。その末端は,適切な終端インピーダンスで終
端してもよい。
図A.13−配線が上部引込みの床置形UPSの試験配置(放射エミッション測定)

――――― [JIS C 4411-2 pdf 32] ―――――

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C 4411-2 : 2019
附属書B
(参考)
エミッションの磁界H成分の限度値及び測定方法
EUTの放射エミッションの磁界成分は,10 kHzから30 MHzまでの範囲を測定する。
シールドルームで測定する場合,アンテナが常にそれぞれの壁から1 m以上離れた位置になるようにす
る。EUTは,床から1 m±0.2 mの接地したグラウンド面に配置する。測定は,EUTで最大のエミッショ
ンが発生する側からの距離Dが3 mの距離で行う。
最大のエミッションが発生する側とは,対象周波数範囲で最も高いエミッションを発生する側と定義す
る。測定する側及び測定アンテナの正しい向きの選択は,スペクトラムアナライザを用いることによって,
簡単に行うことができる。測定距離は,アンテナの測定面の中心から決定する。
測定は,図B.1で示すようにシールドループアンテナを用いて行う。アンテナのフレームは,磁界が最
大になるように,垂直に向ける。
図B.1−放射エミッション測定のための試験セットアップ
図B.1に従って3 m離れた点でループアンテナによって測定するとき,表B.1及び表B.2の限度値を適
用する。
表B.1−定格出力電流16 A以下のUPS
周波数範囲 準せん頭値限度値
dB(μA/m)
MHz カテゴリC1のUPS カテゴリC2のUPS
0.010.15 40.016.5 52.028.5
0.151.0 16.50 28.512.0
130 0−10.5 12.01.5
注記 限度値は,周波数の対数値に対して直線的に減少する。

――――― [JIS C 4411-2 pdf 33] ―――――

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C 4411-2 : 2019
表B.2−定格出力電流16 Aを超えるUPS
周波数範囲 準せん頭値限度値
dB(μA/m)
MHz カテゴリC1のUPS カテゴリC2及びC3のUPS
0.010.15 52.028.5 64.040.5
0.151.0 28.512.0 40.524.0
130 12.01.5 24.013.5
注記 限度値は,周波数の対数値に対して直線的に減少する。

――――― [JIS C 4411-2 pdf 34] ―――――

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C 4411-2 : 2019
附属書C
(規定)
ネットワークポートのエミッション限度値
表C.1,表C.2及び表C.3に規定する電流限度値は,表1及び表2に規定する電圧限度値の代替として
適用できる。
表C.1−カテゴリC1のUPSのネットワークポートの限度値
周波数範囲 限度値 基本規格
0.15 MHz0.5 MHz 40 dB(μA)30 dB(μA)準せん頭値CISPR 22
限度値は,周波数の対数値に30 dB(μA)20 dB(μA)平均値 クラスB
対して直線的に減少する。
0.5 MHz30 MHz 30 dB(μA)準せん頭値
20 dB(μA)平均値
表C.2−カテゴリC2のUPSのネットワークポートの限度値
周波数範囲 限度値 基本規格
0.15 MHz0.5 MHz 53 dB(μA)43 dB(μA)準せん頭値CISPR 22
限度値は,周波数の対数値に40 dB(μA)30 dB(μA)平均値 クラスA
対して直線的に減少する。
0.5 MHz30 MHz 43 dB(μA)準せん頭値
30 dB(μA)平均値
表C.3−カテゴリC3のUPSのネットワークポートの限度値
周波数範囲 限度値 基本規格
0.15 MHz0.5 MHz 66 dB(μA)56 dB(μA)準せん頭値表2から換算及び
限度値は,周波数の対数値に50 dB(μA)40 dB(μA)平均値 CISPR 16-1-2
対して直線的に減少する。
0.5 MHz30 MHz 56 dB(μA)準せん頭値
40 dB(μA)平均値

――――― [JIS C 4411-2 pdf 35] ―――――

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JIS C 4411-2:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62040-2:2016(MOD)

JIS C 4411-2:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 4411-2:2019の関連規格と引用規格一覧