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C 4902-2 : 2010
する場合。
f) 異常な振動又は衝撃を受ける場所で使用する場合。
g) 水蒸気又は油蒸気中で使用する場合。
h) その他の特殊な条件下で使用する場合。
5 過負荷使用条件
過負荷使用条件は,次による。
a) 最大許容電流 最大許容電流は,表2による。ただし,これはリアクトルの回路に第5調波を含む場
合,その含有率が基本波に対し,表2の値以下の合成電流の実効値とする。
表2−最大許容電流
第5調波含有率(基本波電流比)
最大許容電流(定格電流比)
許容電流種別
% %
I 120 35
II 130 55
許容電流種別Iは主として特別高圧受電設備に適用し,許容電流種別IIは主として高圧配電
系統に直接接続するコンデンサ設備に適用する。
注記 コンデンサ設備の高調波条件は適用条件によって広範囲に変化し,条件によっては表2の許
容値を超過するおそれがある。この場合には使用者と製造業者との協議によって,次のリア
クトルのいずれかを適用する。
1) リアクタンスが6 %で,第5調波含有率が70 %まで許容できるリアクトル。
2) リアクタンスが13 %で,第5調波含有率が35 %まで許容できるリアクトル。
b) 最大瞬時許容電流 最大瞬時許容電流は,定格電流の25倍で2秒間とする。このとき,リアクトルは
熱的及び機械的に損傷なく耐えなければならない。この状態における巻線の温度は,次の式で計算し
て表3の値(巻線温度の限度)を超えてはならない。
1) 銅の場合
2 ( 0 235)
0
101 000
2 1
t
2) アルミニウムの場合
2 ( 0 225)
0
43 600
2 1
t
ここに, 燿 最終温度 (℃)
始発温度 (℃)(表3による。)
短絡電流に対する電流密度 (A/mm2)
t : 短絡時間 (s)
――――― [JIS C 4902-2 pdf 6] ―――――
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C 4902-2 : 2010
表3−短絡時の巻線温度の限度
単位 ℃
巻線温度の限度
耐熱クラス 始発温度a)
銅巻線 アルミニウム巻線
油入リアクトル A 200
105
A 250 180
E 120
200
乾式リアクトル B 130
F 350 155
− b)
H 180
注a) 各種絶縁の許容最高温度と同じ温度。
b) 耐熱クラスF及びHのアルミニウム巻線の巻線温度の限度は,使用者と製
造業者との協定による。
6 種類
種類は,屋内・屋外の別のほか,表1の温度種別,表2の許容電流種別及び表3の耐熱クラスによる。
7 定格
7.1 定格電圧
三相回路に使用するリアクトルの定格電圧は,回路電圧に応じて表4による。ただし,単相回路に用い
るリアクトルの定格電圧には,適用しない。
表4−三相回路に使用するリアクトルの定格電圧
単位 V
回路電圧 定格電圧
3 300 122
6 600 243
11 000 405
22 000 811
33 000 1 220
66 000 2 430
77 000 2 840
注記 三相回路に使用するリアクトルの定格電圧は,コ
ンデンサ定格電圧の1/√3倍の6 %となる。
7.2 絶縁強度
対地試験電圧値は,回路電圧に応じて表5による。ただし,絶縁架台上に設置するものは,表5によら
なくてもよい。
――――― [JIS C 4902-2 pdf 7] ―――――
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C 4902-2 : 2010
表5−試験電圧値
単位 kV
試験電圧値
回路電圧
雷インパルス耐電圧試験 商用周波耐電圧試験(実効値)
30 10
3.3
45 16
45 16
6.6
60 22
75
11 28
90
125
22 50
150
170
33 70
200
66 350 140
77 400 160
・ 表5に定めていないものについては,使用者と製造業者との協定によ
る。
・ 一つの回路電圧に対し複数の試験電圧値が対応している場合,低い試
験電圧値は,避雷器などの保護装置によって過電圧が低いレベルに抑
制されて,過電圧レベルが小さい場合に適用できる。
7.3 相数
相数は,単相又は三相とする。
7.4 定格周波数
定格周波数は,50 Hz専用又は60 Hz専用とする。
7.5 定格電流
定格電流は,組み合わせて使用するコンデンサ設備の定格電圧及び定格容量から,次の式によって求め
る。
a) 単相回路に使用するリアクトル
3
QN 10
IN
UN
b) 三相回路に使用するリアクトル
3
QN 10
IN
3 UN
ここに, IN : 定格電流 (A)
QN : コンデンサ設備の定格容量 (kvar)
UN : コンデンサ設備の定格電圧 (V)
7.6 定格容量
定格容量は,コンデンサの定格容量の6 %とする。ただし,単相リアクトル3台を使用する場合は,こ
の1/3とする。その標準値は,表6による。
――――― [JIS C 4902-2 pdf 8] ―――――
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C 4902-2 : 2010
表6−直列リアクトルの定格容量の標準値
回路電圧 V 3 300,6 600
周波数 Hz 50 60 50 60 50 60 50 60 50 60 50, 60
公称設備容量 kvar 10 12 15 18 20 24 25 30 30 36 50 75
定格設備容量 kvar 10 12 15 18 20 24 25 30 30 36 50 75
コンデンサ定格容量 kvar10.6 12.8 16.0 19.1 21.3 25.5 26.6 31.9 31.9 38.3 53.2 79.8
単相
リアクトル定格容量 − − − − − − − − − − − −
kvar 三相 0.638 0.766 0.957 1.15 1.28 1.53 1.60 1.91 1.91 2.30 3.19 4.79
回路電圧 V 3 300,6 600
周波数 Hz 50,60
公称設備容量 kvar 100 150 200 250 300 400 500 750 1 000 1 500
定格設備容量 kvar 100 150 200 250 300 400 500 750 1 000 (1 060) 1 500 (1 600)
コンデンサ定格容量 kvar106 160 213 266 319 426 532 798 1 060 (1 130) 1 600 (1 700)
単相
リアクトル定格容量 − − − − − − − − − − − −
kvar 三相 63.8 9.57 12.8 16.0 19.1 25.5 31.9 47.9 63.8 (67.9) 95.7 (102)
回路電圧 V 3 300,6 600
周波数 Hz 50,60
公称設備容量 kvar 2 000 3 000 4 000 5 000
定格設備容量 kvar 2 000 (2 130) 3 000 (3 190) 4 000 (4 260) 5 000 (5 320)
コンデンサ定格容量 kvar 2 130 (2 260) 3 190 (3 400) 4 260 (4 530) 5 320 (5 660)
単相
リアクトル定格容量 42.6 (45.3) 63.8 (67.9) 85.1 (90.5) 106 (113)
kvar 三相 128 (136) 191 (204) 255 (272) 319 (340)
回路電圧 V 11 000,22 000,33 000,66 000,77 000
周波数 Hz 50,60
公称設備容量 kvar 500 750 1 000 1 500 2 000 3 000 4 000
定格設備容量 kvar 500 750 1 000 (1 060) 1 500 (1 600) 2 000 (2 130) 3 000 (3 190) 4 000 (4 260)
コンデンサ定格容量 kvar532 798 1 060 (1 130) 1 600 (1 700) 2 130 (2 260) 3 190 (3 400) 4 260 (4 530)
単相 10.6 16.0 21.3
リアクトル定格容量 (22.6) 31.9 (34.0) 42.6 (45.3) 63.8 (67.9) 85.1(90.5)
kvar 三相 31.9 47.9 63.8 (67.9) 95.7 (102) 128 (136) 191 (204) 255 (272)
回路電圧 V 11 000,22 000,33 000,66 000,77 000
周波数 Hz 50, 60
公称設備容量 kvar 5 000 10 000 15 000 20 000 30 000 40 000
定格設備容量 kvar (5 000) 5 320 (10 000) 10 600 (15 000) 16 000 (20 000) 21 300 (30 000) 31 900 (40 000) 42 600
コンデンサ定格容量 kvar (5 320) 5 660 (10 600) 11 300 (16 000) 17 000 (21 300) 22 600 (31 900) 34 000 (42 600) 45 300
リアクトル定格容量 単相 (106) 113 (213) 226 (319) 340 (426) 453 (638) 679 (851) 905
kvar三相 (319) 340 (638) 679 (957) 1 020 (1 280) 1 360 (1 910) 2 040 (2 550) 2 720
――――― [JIS C 4902-2 pdf 9] ―――――
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C 4902-2 : 2010
表6−直列リアクトルの定格容量の標準値(続き)
回路電圧 V 11 000,22 000,33 000,66 000,77 000
周波数 Hz 50,60
公称設備容量 kvar 50 000 60 000 80 000 120 000
定格設備容量 kvar (50 000) 53 200 (60 000) 63 800 (80 000) 85 100 (120 000) 127 600
コンデンサ定格容量 kvar(53 200) 56 600 (63 800) 67 900 (85 100) 90 500 (127 600) 135 800
リアクトル定格容量 単相 (1 060) 1 130 (1 280) 1 360 (1 700) 1 810 (2 550) 2 720
kvar三相 (3 190) 3 400 (3 830) 4 070 (5 100) 5 430 (7 660) 8 150
) を付けた容量を用いてもよい。
既設品との互換性を必要とする場合などには,表中の (
8 性能
8.1 容量
容量は,10.3の試験を行ったとき,容量の定格容量からの偏差は,定格容量の−5 %+10 %の範囲に
なければならない。
8.2 耐電圧
耐電圧は,10.4の試験によって表5(絶縁架台上に設置するものは表7)に規定する電圧を加え,これに
耐えなければならない。
表7−絶縁架台上に設置する直列リアクトルの
巻線線路端子の試験電圧
単位 kV
回路電圧 商用周波電圧 インパルス電圧
66 63 233
77 73 266
表7に定められていないものについては,
使用者と製造業者との協定による。
8.3 導体抵抗
導体抵抗は,製造業者の保証値がある場合,10.5の試験を行ったとき,その値以下でなければならない。
8.4 リアクタンス
表8の電流を通じて10.7の試験によって算出したリアクタンスは,定格リアクタンスの95 %以上でな
ければならない。
表8−通電電流
許容電流種別 通電電流(定格電流比)
%
I 150
II 170
8.5 損失
損失は,製造業者の保証値がある場合,10.6の試験を行ったとき,その値以下でなければならない。
8.6 温度上昇
温度上昇は,次による。
a) 温度上昇は10.8の試験を行ったとき,油入リアクトルの場合は表9,乾式リアクトルの場合は表10
の値以下とする。
――――― [JIS C 4902-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 4902-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4902-2:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2320:1999
- 電気絶縁油
- JISC4902-1:2010
- 高圧及び特別高圧進相コンデンサ並びに附属機器―第1部:コンデンサ
- JISZ8304:1984
- 銘板の設計基準