この規格ページの目次
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C 5401-1 : 2015 (IEC 61076-1 : 2006)
b) 高温高湿(定常)
c) 減圧
d) 液体浸せき及び耐性
e) 工業用の雰囲気における腐食(汚染ガス濃度又は塩水噴霧に対する耐久性)
1.4.3 電気的特性
電気的特性は,次のパラメータの値及び定義を含む。
a) 空間距離及び沿面距離
b) 耐電圧
c) 電流容量
d) 接触抵抗
e) 絶縁抵抗
f) 伝送特性
1.4.4 機械的特性
機械的特性は,次のパラメータの値及び定義を含む。
a) 機械的動作
b) 結合力及び離脱力
c) コンタクト保持機構の機能性
d) キーイング及び/又は極性の性能
e) 軸方向の静的な力
f) 機械的衝撃及び振動
1.4.5 互換性
互換性は,異なる製造業者によって供給される個々のコネクタを結合した一対のコネクタに対して要求
事項に適合したことを保証するため,取付けの互換性(intermountability),結合の互換性(intermateability)
及び/又は性能の互換性(interchangeability)からなる(2.2.3参照)。
このようなパラメータの例を,次に示す。
a) コンタクトの構造
b) 結合部の形状及び寸法
c) 材料の仕様
d) ルーズパートコンタクト又はリムーバブルコンタクトの保持に関する情報
e) ロック機構
f) 取付けに関する情報
注記 互換性の追加要求事項は,自動実装機,組立工具及びはんだ付け又は無はんだターミネーショ
ンの工具との適合性を満足させるために,個別規格に規定してもよい。
2 技術情報
2.1 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,IEC 60050-581及びIEC 62225によるほか,次による。
2.1.1
品目(family)
コネクタ。
――――― [JIS C 5401-1 pdf 6] ―――――
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C 5401-1 : 2015 (IEC 61076-1 : 2006)
2.1.2
品種(sub-family)
基本形状又は用途によって区分されるコネクタ群。
例えば,次による。
a) 丸形コネクタ
b) 角形コネクタ
c) プリント配線板用コネクタ
2.1.3
形式(type)
プリント配線板用コネクタのエッジソケットコネクタ,又はツーパートコネクタのような特定の品種内
のコネクタ。
2.1.4
形状(style)
形式内の特定のコネクタ。
2.1.5
類似品(variant)
形式内及び形状内,又は関連するコネクタの群内での変種。
類似品の例は,次による。
a) 品目 : コネクタ
b) 品種 : プリント配線板用コネクタ
c) 形式 : プリント配線板用ツーパートコネクタ
d) 形状 : 特殊な形状,例えば,フランジ付
e) 類似品 : 極数,極性,ターミネーションなど
注記 次の用語の定義は,JIS C 60664-1を参照。
− 空間距離
− 沿面距離
− 定格電圧
− 動作電圧
2.2 水準の体系
2.2.1 一般
用語“水準”は,2.2.2及び2.2.3に規定するような異なった意味をもって用いるため,その意味を明確
にする必要がある。
水準及びこれらの組合せの全ての詳細は,個別規格に規定する。
個別規格は,二つ以上の性能水準及び互換性の水準を含めてもよい。
2.2.2 性能水準
用語“性能水準”は,試験中の部品に加わる環境的ストレス及び機械的ストレスの分類を表し,また,
電気的特性の長期的安定性のような特性の分類をも表す。これらの水準は番号付けを行い,通常一番小さ
い番号(1)は最上位の性能を示す。
2.2.3 互換性の水準
2.2.3.1 一般
――――― [JIS C 5401-1 pdf 7] ―――――
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C 5401-1 : 2015 (IEC 61076-1 : 2006)
四つの水準は,標準化の程度に応じて,異なる製造業者のコネクタの互換性を特徴づける。2.2.3.22.2.3.5
に定義するこれらの水準を適用する場合は,コネクタの個別規格に適宜規定する。
注記 異なる互換性水準のコネクタを結合する場合には,下位の水準を優先する。
2.2.3.2 水準1−取付けの互換性
この水準は,外形寸法及びプリント配線板上の取付け寸法又はパネルカットアウト寸法,並びにケーブ
ルターミネーションアッセンブリだけを標準化する。異なる製造業者のコネクタは,必ずしも結合の互換
性はない。
この水準を満足するために,個別規格に必要とする情報は,プリント配線板用コネクタの場合は,次に
よる。
a) プリント配線板レイアウト
b) 配線板の距離及び方向(平行又は垂直)
c) パネルカットアウト寸法及びその位置(適用する場合)
可動形ケーブルコネクタは,ケーブルターミネーションアッセンブリの特性を含む。
2.2.3.3 水準2−結合の互換性
この水準は,電気的インタフェース及び結合部の寸法だけを標準化する。異なる製造業者のコネクタを
結合した場合には,電気的,機械的及び環境性能は,完全には保証しない。
2.2.3.4 水準3−結合及び取付けの互換性
この水準は,取付寸法,電気的インタフェース及び結合部の寸法並びに外形寸法だけを標準化する。
異なる製造業者のコネクタを結合した場合には,電気的,機械的及び環境性能は,完全には保証しない。
2.2.3.5 水準4−性能の互換性
この水準は,異なる製造業者のコネクタを結合した場合,コネクタの電気的,機械的及び環境性能の適
合性を保証する全ての要素を標準化する。
注記 水準4では,性能の互換性を実証する複雑さがある。したがって,この水準を規定する前に評
価することが望ましい。
2.3 耐候性カテゴリによる分類
コネクタは,JIS C 60068-1に規定する一般規則に従って耐候性カテゴリに分類する。
推奨温度及び高温高湿(定常)の厳しさを表1に示す。どの数値の組合せを用いてもよく,例えば,
10/070/04といった形式で,適用する品種別通則及び個別規格に規定する。
表1−耐候性カテゴリ−推奨値
低温(耐寒性) 高温(耐熱性) 高温高湿(定常)
℃ ℃ 日
−10 70 4
−25 85 10
−40 100 21
−55 125 56
−65 155
175
200
260
――――― [JIS C 5401-1 pdf 8] ―――――
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C 5401-1 : 2015 (IEC 61076-1 : 2006)
2.4 空間距離及び沿面距離
定格電圧又は許容動作電圧は,アプリケーション及び適用又は規定する安全規格の要求事項によって決
まる。
したがって,空間距離及び沿面距離は,規定する気圧下での耐電圧と同様に,個別規格に規定する。
指針は,JIS C 60664-1の規定による。
2.5 電流容量
電流容量は,個々のコネクタに対し個別規格に規定する。その電流容量は,JIS C 5402規格群(試験5b)
によって定めた軽減曲線を用いることが望ましい。
2.6 JIS形名
この規格を適用するコネクタは,関連する品種別通則に規定する形名を付ける。
2.7 表示
2.7.1 コネクタ上の表示
個々のコネクタには,技術的に可能な場合,コネクタ上に個別規格に規定するコンタクト位置を表示す
る。それに加えて次の事項を表示する。
a) 製造業者名又は商標
b) 個別規格に規定する場合,製造年月又は製造週
c) IS形名。製造業者は対照表を用意できる場合,製造業者独自の部品番号を用いてもよい。全ての表
示をする場所がない場合には,規定する順序によってできる限り多くの情報を表示する(2.6参照)。
注記 JISの規格番号方式の一部である“ダッシュ”は,表示する場所を確保するために省略して
もよい。
例 JISC54014101
2.7.2 包装上の表示
2.7.1のa),b)及びc)に規定する事項を包装上に表示する。
3 寸法情報
3.1 図面及び寸法
各規格の比較を容易にするために,図面情報の統一した表示形式が望ましい。図面及び寸法の表示は,
次による。
a) 一角法又は三角法,いずれか一つの投影法を個別規格に一貫して用いて表示する。
b) 単位系は,SI単位を用いる(JIS Z 8203参照)。したがって,全ての寸法は,メートル単位で表示し,
オリジナル設計寸法を明記する。オリジナル寸法がインチの場合には,インチ数字を括弧書きで追加
してもよい。
c) 寸法,公差及び許容差は,JIS B 0031,JIS B 0401-1,JIS B 0401-2,JIS B 0621及びJIS Z 8317-1の規
定による。
3.2 レタリング方式
統一したレタリング方式を適宜,用いる。レタリングの表示は,次による。
a) 大文字は,附属書Aに示す図面及びレタリングの例に従って,主要寸法を示す場合に用いる。
b) 小文字は,その他の全ての寸法を示すために,任意に選び用いてもよい。
c) 添え数字としての奇数番号は,固定形コネクタに関する寸法を示すために用い,偶数番号は,可動形
コネクタに関する寸法を示すために用いる。
――――― [JIS C 5401-1 pdf 9] ―――――
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C 5401-1 : 2015 (IEC 61076-1 : 2006)
d) 同じ文字を適宜,可動形及び固定形コネクタの対応する寸法のために用いる。
3.3 目的
図面は,製造図面として用いるものではない。
図面の目的は,次に示す。
a) 使用者が,コネクタを選択及び適用するために必要な情報を提供する。
b) 製造業者,使用者及び検査機関が,互換性(1.4.5参照)を保証及び確認するために必要な情報を提供
する。
c) 機器設計者が,特定の設計の基本条件として必要な情報を提供する。
図面及び関連する寸法は,この目的を達成するために必要な全ての情報を含めなければならない。
許容差を必要な箇所に記載する。公差なしの公称値又は単に最大値若しくは最小値で十分な箇所には,
これらを示す。
“コネクタの形状は,規定する寸法が影響を受けない限り,図面に示した形状と相違してもよい。”とい
う文言を記載する。
3.4 詳細事項
図面及び寸法には,次の事項を含めなければならない。
a) 関連するコネクタの共通特性,並びにコネクタを機械的構造物に用いる場合の高さ,幅及び奥行きの
データム平面に対する整合寸法(co-ordination dimensions)を含む基本設計を示す等角投影図
b) 固定形コネクタ
c) 可動形コネクタ及び/又はエッジソケットコネクタ
d) 結合情報
e) アクセサリ
f) 固定形コネクタの取付け情報
g) 適用する場合,可動形コネクタの取付け情報
h) 適用する場合,アクセサリ付コネクタの取付け情報
i) ゲージ,プローブ及び試験ジグ
注記 取付け情報は,プリント配線板(例えば,取付穴の直径及び真位置),パネル,バックプレーン
及びシャシ(例えば,取付穴の直径及び真位置,パネルカットアウト)にコネクタを取り付け
るときに必要な全ての詳細事項を含むことが望ましい。
3.5 ゲージ
ゲージには,次の事項を含めなければならない。
a) 寸法公差,表面仕上げ,ゲージの重要部分の硬度などの詳細
b) 材料,めっきの種類及びめっきの厚さ(必要とする場合)
c) 公差を含む厳密な質量
d) ゲージの機能を表す名称
e) サイジングゲージは,最大条件(最もきつい,はめ合わせ)をシミュレートし,保持力ゲージは,最
小条件(最も緩いはめ合わせ)をシミュレートする。
f) 結合,離脱,挿入及び引抜きゲージは,ノミナル条件をシミュレートする。
注記 ノミナル条件とは,指定する設計値の公差を考慮しない条件をいう。
――――― [JIS C 5401-1 pdf 10] ―――――
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JIS C 5401-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61076-1:2006(IDT)
JIS C 5401-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.220 : 電子及び通信設備用機構部品 > 31.220.10 : プラグ・ソケット装備.コネクタ
JIS C 5401-1:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5402:1992
- 電子機器用コネクタ試験方法