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JIS C 60068-2-38:2013 規格概要
この規格 C60068-2-38は、高温高湿及び低温条件で,主として電気・電子部品の劣化を加速した方法で判定する温湿度組合せ(サイクル)試験について規定。
JISC60068-2-38 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C60068-2-38
- 規格名称
- 環境試験方法―電気・電子―第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
- 規格名称英語訳
- Environmental testing -- Part 2-38:Tests -- Test Z/AD:Composite temperature/humidity cyclic test
- 制定年月日
- 1988年2月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60068-2-38:2009(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 19.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 1988-02-01 制定日, 1993-02-01 確認日, 1998-06-20 確認日, 2003-09-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2008-10-01 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS C 60068-2-38:2013 PDF [14]
C 60068-2-38 : 2013 (IEC 60068-2-38 : 2009)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[2]
- 3.1 試験の概要・・・・[2]
- 3.2 試験の適用・・・・[2]
- 4 試験槽・・・・[2]
- 4.1 湿度槽・・・・[2]
- 4.2 低温槽・・・・[3]
- 5 厳しさ・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 前処理・・・・[3]
- 6.2 初期測定・・・・[4]
- 6.3 試験条件・・・・[4]
- 6.4 試験サイクル・・・・[8]
- 6.5 最終測定・・・・[9]
- 7 製品規格に規定する事項・・・・[10]
- 8 試験報告書に記載する事項・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 60068-2-38 pdf 1] ―――――
C 60068-2-38 : 2013 (IEC 60068-2-38 : 2009)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
電子部品信頼性センター(RCJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS C 60068-2-38:1988は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60068-1 通則
JIS C 60068-2-1 第2-1部 : 低温(耐寒性)試験方法(試験記号 : A)
JIS C 60068-2-2 第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS C 60068-2-6 第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-7 加速度(定常)試験方法
JIS C 60068-2-11 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-13 減圧試験方法
JIS C 60068-2-14 第2-14部 : 温度変化試験方法(試験記号 : N)
JIS C 60068-2-17 封止(気密性)試験方法
JIS C 60068-2-18 第2-18部 : 耐水性試験及び指針
JIS C 60068-2-20 第2-20部 : 試験−試験T−端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-21 第2-21部 : 試験−試験U : 端子強度試験方法
JIS C 60068-2-27 第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
JIS C 60068-2-30 第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
JIS C 60068-2-31 第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 : Ec)
JIS C 60068-2-38 第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
JIS C 60068-2-39 第2-39部 : 低温,減圧及び高温高湿一連複合試験
JIS C 60068-2-40 低温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-41 高温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-42 接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-45 耐溶剤性(洗浄溶剤浸せき)試験方法
JIS C 60068-2-46 接点及び接続部の硫化水素試験−指針
JIS C 60068-2-47 第2-47部 : 動的試験での供試品の取付方法
JIS C 60068-2-48 第2-48部 : 保存の影響をシミュレートするために,環境試験方法に関するJIS規格
群の試験を適用する場合の指針
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C 60068-2-38 : 2013 (IEC 60068-2-38 : 2009)
JIS C 60068-2-49 接点及び接続部の二酸化硫黄試験−指針
JIS C 60068-2-50 発熱供試品及び非発熱供試品に対する低温/振動(正弦波)複合試験
JIS C 60068-2-51 発熱供試品及び非発熱供試品に対する高温/振動(正弦波)複合試験
JIS C 60068-2-52 塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウム水溶液)
JIS C 60068-2-53 発熱供試品及び非発熱供試品に対する低温・高温/振動(正弦波)複合試験の指針
JIS C 60068-2-54 はんだ付け性試験方法(平衡法)
JIS C 60068-2-57 時刻歴振動試験方法
JIS C 60068-2-58 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性,電極の耐はんだ食われ性及びはんだ耐熱性
試験方法
JIS C 60068-2-59 サインビート振動試験方法
JIS C 60068-2-60 混合ガス流腐食試験
JIS C 60068-2-61 一連耐候性試験
JIS C 60068-2-64 第2-64部 : 広帯域ランダム振動試験方法及び指針(試験記号 : Fh)
JIS C 60068-2-65 第2-65部 : 音響振動
JIS C 60068-2-66 高温高湿,定常(不飽和加圧水蒸気)
JIS C 60068-2-67 基本的に構成部品を対象とした高温高湿,定常状態の促進試験
JIS C 60068-2-68 砂じん(塵)試験
JIS C 60068-2-69 第2-69部 : 試験−試験Te : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性試験方法(平衡
法)
JIS C 60068-2-70 第2-70部 : 指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JIS C 60068-2-75 第2-75部 : ハンマ試験
JIS C 60068-2-77 表面実装部品(SMD)の本体強度及び耐衝撃性試験方法
JIS C 60068-2-78 第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法
JIS C 60068-2-80 第2-80部 : 混合モード振動試験方法(試験記号 : Fi)
JIS C 60068-2-81 第2-81部 : 衝撃応答スペクトル合成による衝撃試験方法
JIS C 60068-2-82 第2-82部 : 試験−試験XW1 : 電気・電子部品のウィスカ試験方法
JIS C 60068-2-83 第2-83部−試験Tf−ソルダペーストを用いた平衡法による表面実装部品(SMD)
のはんだ付け性試験方法(予定)
JIS C 60068-3-1 低温試験及び高温試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-2 第3-2部 : 温度/減圧複合試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-3 機器の耐震試験方法の指針
JIS C 60068-3-4 第3-4部 : 高温高湿試験の指針
JIS C 60068-3-5 第3-5部 : 温度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-6 第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-7 第3-7部 : 支援文書及び指針−負荷がある場合の低温試験(試験A)及び高温試験
(試験B)の試験槽の温度測定のための指針
JIS C 60068-3-8 第3-8部 : 振動試験方法の選択の指針
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 60068-2-38 : 2013
(IEC 60068-2-38 : 2009)
環境試験方法−電気・電子−第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
Environmental testing-Part 2-38: Tests-Test Z/AD:Composite temperature/humidity cyclic test
序文
この規格は,2009年に第2版として発行されたIEC 60068-2-38を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,高温高湿及び低温条件で,主として電気・電子部品の劣化を加速した方法で判定する温湿
度組合せ(サイクル)試験について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60068-2-38:2009,Environmental testing−Part 2-38: Tests−Test Z/AD: Composite temperature
/humidity cyclic test(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1,Environmental testing. Part 1: General and guidance(IDT)
JIS C 60068-2-30 環境試験方法−電気・電子−第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)
試験方法(試験記号 : Db)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-30,Environmental testing−Part 2-30: Tests−Test Db : Damp heat,
cyclic (12 h+12 h cycle)(IDT)
JIS C 60068-2-78 環境試験方法−電気・電子−第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-78,Environmental testing−Part 2-78: Tests−Test Cab : Damp heat,
steady state(IDT)
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C 60068-2-38 : 2013 (IEC 60068-2-38 : 2009)
3 一般事項
3.1 試験の概要
この試験は,供試品の欠陥を水分の吸収によって発生させるのではなく,“呼吸作用1)”によって発生さ
せることを目的とした温湿度サイクル試験方法である。
この試験は,他の温湿度サイクル試験方法とは異なり,次のa) d)のように厳しさを強めている。
a) 規定時間内での温度上下の回数が多い。
b) 温度変化の範囲が広い。
c) 温度変化の速度が速い。
d) 0 ℃以下の温度にするサイクルを含んでいる。
この試験方法は,加速した呼吸作用の影響,並びに割れ目及び裂け目の中に浸入した水の氷結作用の影
響を検証することを,本質的な特徴としている。
一般に氷結作用の影響は,封止材と金属アセンブリとの界面,又は封止材とリード線端子との界面に,
凝縮した水が浸入できる程度の大きさの裂け目がある場合に現れる。
水分の凝縮の程度は,主として供試品表面の熱時定数の大きさによって異なり,熱時定数の非常に小さ
い供試品では無視できるくらい小さいが,熱時定数の大きな供試品では大きい。
同様に,呼吸作用は,空気又はガスの入った比較的大きな隙間がある供試品の場合に明らかとなるが,
試験の厳しさは,供試品の熱的特性などにある程度,依存する。
注1) ここでいう“呼吸作用”とは,周囲温度の変化によって供試品内の空気が膨張・収縮し,水分
を含んだ空気が出入りする現象をいう。
3.2 試験の適用
この試験は,湿度試験に氷結条件を組み合わせることによって,“呼吸作用”が発生する構造をもつ部品,
かつ,熱的特性がこの試験の温度変化に追従できる部品に限定して,適用することが望ましい。
中空でない構造の供試品(例えば,小さな細かい割れ目があるようなプラスチックで外装した部品,又
は多孔質材料)は,吸収又は拡散作用が顕著であるため,これらの影響を検証するには,JIS C 60068-2-78
に規定する試験を適用することが望ましい。
大形の供試品の場合,又は各サイクルの段階中に熱安定状態を確保することが必要な部品の場合,JIS C
60068-2-30に規定する試験Dbを適用することが望ましい。ただし,この場合,規定する期間中のサイク
ル数が減少するため,加速の程度はそれほど大きくはならない。そのため,試験Dbは,JIS C 60068-1の
7.(一連耐候性試験)に規定する試験の順序の一部に組み入れることが望ましい。
その他の湿度試験のように,電圧又は電気的負荷を供試品に加えてもよい。電気的負荷を加える場合は,
それによる供試品の温度上昇が,試験槽内の条件に過度な影響を与えないようにしなければならない。
上記のことから,この試験は,その他の湿度試験(定常状態又はサイクル)と組み換えたり,その他の
試験で代用したりすることができない。ただし,試験方法の選択は,供試品の物理的特性及び熱的特性,
並びにそれぞれの場合に重要な故障メカニズムを考慮して行うことが望ましい。
4 試験槽
湿度試験の後に,供試品を低温状態にさらす試験には,一つの槽又は二つの槽を用いる。
4.1 湿度槽
湿度試験に用いる湿度槽は,次のa) f)の条件を満たさなければならない。
a) 槽内の温度を,設定温度25 ℃±2 ℃から65 ℃±2 ℃まで,1.5時間2.5時間で変えることができる。
――――― [JIS C 60068-2-38 pdf 5] ―――――
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JIS C 60068-2-38:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60068-2-38:2009(IDT)
JIS C 60068-2-38:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 60068-2-38:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISC60068-2-30:2011
- 環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
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- 環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)