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C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
表1−ソフトウェアコマンド(続き)
(参考)
タイプ 適用
説明 コマンド コマンド
読み込み 書き込み 共通 選択 セットI セットII
信号光低下時動作モード設定 ○ ○ ○ − LOS ASD
制御モード設定 ○ ○ ○ − MODE APS
光増幅器状態表示 ○ − ○ − MST AST
光増幅器ケース温度表示 ○ − ○ − MT CST
最適平たん利得設定表示 ○ − − ○ OFG −
フォトダイオードパワー表示 ○ − ○ − PD PDP
入力信号光パワー表示 ○ − ○ − PIN PDP
総出力光パワー表示 ○ − ○ − POUT PDP
信号出力光パワー表示 ○ − ○ − PSIG APP
励起光パワー設定 ○ ○ − ○ PSP LDP
PUMP LDC,
励起光源状態表示,励起光源電流設定 ○ ○ ○ −
LDT,LTS
励起光パワー表示 ○ − − ○ PWR LDP
プロトコルダウンロード − ○ ○ − RECV UPD
出力端における反射率表示 ○ − − ○ RFL REF
初期設定値の復元 − ○ ○ − RST RFD
ステージごとの利得表示 ○ − − ○ SGAIN APG
ステージごとの利得制限値の設定 ○ ○ − ○ SGLIM GLM
ステージごとの制御モードの設定 ○ ○ − ○ SMODE APS
ステージごとの状態表示 ○ − − ○ SMST APS
ステージごとの入力信号光パワー表示 ○ − − ○ SPIN PDP
ステージごとの出力信号光パワー制限値設 SPLIM PLM
○ ○ − ○
定
ステージごとの総出力光パワー表示 ○ − − ○ SPOUT PDP
ステージごとの出力信号光パワー表示 ○ − − ○ SPSIG APP
ステージ出力端における反射率表示 ○ − − ○ SRFL REF
出力チルト設定 ○ ○ − ○ TILT TLT
バージョン情報表示 ○ − ○ − VER VER
VOA減衰量設定 ○ ○ − ○ VOA VAS
6 共通コマンドセット
この箇条では,2種類のコマンドセット,すなわちコマンドセットI及びコマンドセットIIのコマンド
について記述する。コマンド名は参考である。使用者は二つのコマンドセットの内の1セット,すなわち
コマンドセットI又はコマンドセットIIのいずれかからコマンドを選択し,二つのコマンドセットのコマ
ンドを混合して用いないようにすることが望ましい。全てのOACS対応光増幅器は,この箇条で示すコマ
ンドの内容を扱うことができなければならない。各コマンドをイタリック体で表される引数とともに示す。
選択した引数による変化を別行に示す。例では,光増幅器からのプロンプトから始まり,最終コマンドに
続くプロンプトで終わるまでの通信例を示す。ホストから光増幅器へ送られる文字を太字で示す(エコー
モードはオンであることを仮定している。)。
6.1 コマンドセットI
共通ソフトウェアコマンドセットIを,表2に参考として示す。
――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 6] ―――――
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C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
表2−共通ソフトウェアコマンドセットI(参考)
細分 コマンド 説明 例
箇条
6.1.1 ALRM x y >alrm ild sta
警報情報を表示する。xは警報名であり,次の
ALRM x いずれか一つである。 ALRM ILD STA: ON
ALRM − ILD: 励起光源 過電流警報 >alrm lop1
− TMP: 励起光源 温度警報 ALRM LOP1 STA: OFF
− MTH: 光増幅器(ケース)高温度警報 ALRM LOP1 SST: ON
− MTL: 光増幅器(ケース)低温度警報 ALRM LOP1 THR: 2.00 dB
− CT: ALRM LOP1 HYS: 1.00 dB
エルビウム添加光ファイバ(EDF)コ
イル温度警報 >alrm thr
ALRM LOS1 THR: -31.00 dBm
− LOS: (入力)信号光パワー低下警報(ラマ
ン増幅器では選択) ALRM LOS2 THR: -22.00 dBm
− LOP: 出力光パワー(又は利得)低下警報 ALRM CT THR: 2.0 C
− RFL: 過剰反射率警報(選択) ALRM LOP1 THR: 0.50 dB
ALRM LOP2 THR: 0.50 dB
− LOSn: n番目のステージの(入力)信号光パ
ワー低下警報 ALRM RFL2 THR: -20.00 dB
ALRM ILD THR: 95.0 %
− LOPn: n番目のステージの出力光パワー(又
は利得)低下警報 ALRM TMP THR: 5.0 C
− RFLn: n番目のステージの過剰反射率警報 ALRM MTH THR: 65.0 C
(選択) ALRM MTL THR: -5.0 C
>
yは表示する警報変数であり,次のいずれか一
つを指定する。
− STA: 現在状態
− SST: 保持状態
− THR: しきい値
− HYS: (しきい値に関する)ヒステリシス
yを省略した場合,上記の全変数を表示する。x
を省略した場合,全警報情報を表示する。x及び
yを省略した場合,全警報に対する全変数を表示
する。
注記1 警報機能に関する追加説明は附属書Bを
参照。
ALRM x THR y 指定する警報のしきい値レベル又はヒステリ>alrm lop1 thr 1.5
ALRM x HYS y >alrm lop1 hys 0.7
シスレベルを設定する。xは警報名を指定し,y
ALRM x CLR >alrm lop1
はしきい値レベル又はヒステリシスレベルを指
ALRM LOP1 STA: OFF
定する。“CLR”を指定すると警報保持状態を初
ALRM LOP1 SST: ON
期状態に戻す。“CLR”を指定するとき,xを省略
ALRM LOP1 THR: 1.50 dB
することができる。その場合,全警報の保持状態
を初期化する。 ALRM LOP1 HYS: 0.70 dB
>
――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 7] ―――――
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C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
表2−共通ソフトウェアコマンドセットI(参考)(続き)
細分 コマンド 説明 例
箇条
6.1.2 AST 状態がオンになっている全警報を列挙する。>ast
AST: LOP2 ILD
警報状態モードが通常の場合,現在の状態がオ
>ast
ンの警報を列挙する。警報状態が解消されるまで
警報は消去しない。 AST: OK
>
警報状態モードが保持の場合,保持状態がオン
の警報を列挙し,警報状態を解消している場合は
保持状態を解除する。
オンの警報がない場合,“OK”を応答する。
6.1.3 ASTM N >astm
警報状態モードを通常モード(N)又は保持モ
ASTM S ASTM: S
ード(S,“set”の意)に設定する。モードを省
ASTM 略した場合,現在のモードを表示する。 >astm n
>astm
ASTM: N
>
6.1.4 BAUD x >baud
ボー率(転送速度)をx(ビット毎秒)に設定
BAUD BAUD: 9600
する。指定できる値は9 600,19 200,38 400,
>baud 115200
57 600及び115 200である。引数がない場合,現
>
在のボー率を表示する。ボー率の変更は,コマン
ド送信に応答したプロンプト後に有効になるこ
とに注意する。
6.1.5 BOOT ファームウェアを再起動する。 >boot
(起動メッセージ)
>
6.1.6 ECHO ON >echo
コマンドラインエコーを“オン”又は“オフ”
ECHO OFF ECHO: ON
に設定する。引数がない場合,現在の状態を表示
ECHO する。 >echo off
>echo
ECHO: OFF
>
6.1.7 LOS x LOS警報(信号光パワー低下警報)がアクテ >los
LOS LOS: A
ィブであるときの動作を設定する。xは次のいず
れか一つを指定する。 >los p
>los
− A: 利得制御,出力光パワー制御,及び手動
制御モードにて励起光源を停止する。 LOS: P
>
− P: 利得制御モードにて無効。出力光パワー
制御,及び手動制御モードにて励起光源を停
止する。
− N: 全てのモードにて無効。
xを指定しない場合,現在のLOSモードを表
示する。
マルチステージEDFAに関しては,LOSモー
ドを同じ方法で全てのステージに適用する。
――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 8] ―――――
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C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
表2−共通ソフトウェアコマンドセットI(参考)(続き)
細分 コマンド 説明 例
箇条
6.1.8 MODE x y 光増幅器の制御モードをxに,設定値をyに設>mode
MODE x 定する。制御モードは次のとおりである。 MODE: G 23.00 dB
MODE >mode g ofg
− G: 利得制御モード。yは利得設定値(dB)。
>mode
固定利得光増幅器の場合,yは最適平たん利
得に設定する“OFG”として指定する。 MODE: G 22.65 dB
>mode p 10.78
− P: 出力光パワー制御モード。yは出力光パワ
ー設定値(dBm)。 >mode
MODE: P 10.78 dBm
− S: ステージ制御モード。yは指定しない。マ
ルチステージEDFAだけに適用する。 >mode d
− P: 励起光パワー制御モード。yは指定しな>mode
MODE: D
い。各励起光源をPSPコマンドで指定する光
パワーに制御する。 >mode s
− M: 手動励起光源制御。yは指定しない。こ>mode
のモードでは,各励起光源をPUMP ISPコマMODE: S
>
ンドで指定する固定電流に設定するか,又は
AUTOを指定した場合は自動的に制御する。
詳細についてはPUMP ISPコマンドを参照。
− D: 動作不能モード。yは指定しない。全て
の励起光源を停止する。
注記2 MODEコマンドだけの場合,現在のシス
テムモード及び設定値を表示する。
6.1.9 MST >mst
次の一つ以上のキーワードによって,光増幅器
の状態を表示する。 MST: DIS ES
>mst
− DIS: 光増幅器への動作不能入力又は警報に
よって,光増幅器は動作不能状態。 MST: OK
>
− ES: アイセーフ入力又は警報によって,光増
幅器はアイセーフモードの状態。アイセーフ
モードは光学パワーレベルを目の安全のた
めに制限するモードである。
− LIM: SGLIM又はSPLIMによって,光増幅
器利得又は出力光パワーを制限している状
態。
− OK: 光増幅器は正常動作状態。
マルチステージEDFAに関しては,光増幅器状
態は全てのステージ状態表示の和集合(論理的な
OR)である[7.1.8(SMST)参照]。
6.1.10 MT 光増幅器ケース温度(℃)を表示する。 >mt
MT: 45.6 C
>
――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 9] ―――――
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C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
表2−共通ソフトウェアコマンドセットI(参考)(続き)
細分 コマンド 説明 例
箇条
6.1.11 PD x >pd 2
フォトダイオードのパワーを表示する(dBm)。
PD PD 2: -6.08 dBm
有効なフォトダイオード番号xは,1から実装さ
>pd
れたフォトダイオード数までである。引数が省略
PD 1: -22.32 dBm
された場合,全てのフォトダイオードのパワーを
表示する。 PD 2: -6.08 dBm
PD 3: -10.23 dBm
PDコマンドの代わりにPIN,SPOUT,VOAな PD 4: 11.01 dBm
>
どの高レベルコマンドの使用が望ましい。設計に
おけるフォトダイオードの付番の一貫性は保証
しない。例えば,どんな光増幅器設計に関しても,
PINコマンドは常に入力信号光パワーを報告す
るが,“PD1”コマンドは別の光パワーを報告す
ることがある。
6.1.12 PIN >pin
入力信号光パワー,総出力光パワー,出力信号
POUT PIN: -20.00 dBm
光パワー及び利得を表示する。出力信号光パワー
PSIG >pout
は,総出力光パワーから増幅された自然放出光
GAIN (ASE)パワーを差し引いた光パワーである。POUT: 6.15 dBm
>psig
PSIG: 5.00 dBm
>gain
GAIN: 25.00 dB
>
6.1.13 PUMP x ISP z 番号xの励起光源にz(mA)の固定電流を設 >pump 2 isp 25.0
PUMP x AUTO >pump 2 isp
定する。xを指定しない場合,全ての励起光源が
この電流に設定される。 PUMP 2 ISP: 25.0 mA
>pump 2 auto
固定励起電流を設定すると,励起光源の自動制
>pump 2 isp
御より優先され,励起光源の自動制御は無効にな
る。 PUMP 2 ISP: AUTO
AUTOは,自動励起光源制御に再設定する。光>
増幅器が手動モード(MODE M)であるときだ
け,このコマンドを受け付ける。手動励起光源設
定は一時的であり,電源リセット後は保持されな
い(リセット後は,ISP 0に戻る。)。
6.1.14 PUMP x y >pump 2 ild
励起光源の状態を表示する。有効な励起光源番
PUMP x PUMP 2 ILD: 102.7 mA
号xは,1から実装した励起光源数までである。
PUMP >pump 1
yは表示する情報を指定し,次のいずれか一つで
ある。 PUMP 1 ILD: 167.5 mA
− ILD: 励起光源電流(mA) PUMP 1 EOL: 350.0 mA
− EOL: 励起光源の最終寿命電流(mA) PUMP 1 TMP: 25.1 C
− TMP: 励起光源温度(℃) PUMP 1 ITC: 847.0 mA
− ITC: TEC電流(mA) PUMP 1 VTC: 2.354 V
− VTC: TEC電圧(V) PUMP 1 ISP: AUTO
− ISP: 励起光源電流設定値(mA) >
――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 10] ―――――
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JIS C 6121-6-1:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61291-6-1:2008(IDT)
JIS C 6121-6-1:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.30 : 光増幅器