JIS C 6122-10-2:2010 光増幅器―測定方法―第10-2部:マルチチャネルパラメータ―ゲート付き光スペクトラムアナライザを用いたパルス法 | ページ 3

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C 6122-10-2 : 2010 (IEC 61290-10-2 : 2007)
附属書A
(参考)
パルス繰返し周波数の測定
ErドープOFAの利得応答が100 μs以上であるように,希土類をドーピングしたOFAの利得応答は,比
較的遅い。したがって,この附属書に記載する測定は可能である。
利得回復時間は,25 kHz100 kHzの範囲のパルス繰返し周波数を許容する。OFA利得応答対変調周波
数を評価するための簡単な構成を,図A.1に示す。変調周波数が可変な光信号源をOFAに入力する。OFA
の平均出力パワーを光パワーメータで測定する。変調周波数が高くなるに従って,パワーメータの計測値
は漸近的に最終値に近づく。変調周波数が低いとき,OFAの非線形の利得回復による誤りが増加する。
図A.1−OFA利得応答対変調周波数を評価する構成
980 nm励起でのErドープOFAにおける三つの励起電流値の測定結果を,図A.2に示す。励起パワーの
増加に従って,利得回復時定数は短くなり,高い周波数における値(最終値)からのずれが大きくなる。
この増幅器に関しては,励起電流500 mAの場合,利得回復誤差を0.1 dBより低くするためには,20 kHz
より高い変調周波数が必要となる。
図A.2−励起電流をパラメータとした利得回復誤差対変調周波数
しかし,変調周波数について慎重に考慮しなければならない二つの状況がある。第一の状況は,図A.2
に示したように,より高い励起電流が回復時間をより短くする場合である。第二の状況は,自動利得制御
(AGC)又は自動レベル制御(ALC)回路が動作中の状態でOFAを試験する場合である。これらのAGC
及びALCコントロールループの帯域幅は,変調速度に制限を課す。個々のOFAを設計するときは,適切
な変調速度を決定するために,ここで記載した試験を行うことが望ましい。
過渡現象による高出力パワーによって,OFA又はテスト・システムの部品を破壊する可能性があるため,
この測定を実施するときには,10 kHz以上の変調周波数を使用することが望ましい。

JIS C 6122-10-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61290-10-2:2007(IDT)

JIS C 6122-10-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6122-10-2:2010の関連規格と引用規格一覧