JIS C 62790:2020 太陽電池(PV)モジュール用端子箱―安全性要求事項及び試験 | ページ 9

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C 62790 : 2020
表B.1−試験パラメータ,試験条件,及び試験手順
試験用処理 試験パラメータ及び試験条件 試験手順
1 低温処理試験 処理温度 : Tmin 試験体を恒温槽に置き,指定された処理
時間Tminで保持する。
Tminは,試験体の最小定格周囲温度又は最小定
格保管温度のいずれか低い方とする。
湿度は問わない。
試験時間 : 24時間
2 乾燥高温処理試 処理温度 : Tmax 試験体を恒温槽に置き,指定された処理
験 時間Tmaxで保持する。
Tmaxは,試験体の最大定格表面温度,最大定格
周囲温度又は最大定格保管温度の中で最も高
い値に設定する。
湿度は問わない。
試験時間 : 48時間
3 急速温度変化試 最大温度 : Tmax 当該処理手順は,JIS C 60068-2-14のNa
験 の試験に従う。
Tmaxは,試験体の最大定格表面温度,最大定格
周囲温度又は最大定格保管温度の中で最も高
い値に設定する。
最小温度 : Tmin
Tminは,試験体の最小定格周囲温度又は最小定
格保管温度のいずれか低い方とする。
Tmax環境−Tmin環境間の移動時間 : 30秒以内
サイクル時間(1サイクルの時間) :
Tmax及びTminは,試験体が定常状態にそれぞれ
到達するまで維持し,更に10分間維持する。
サイクルは,試験体が目標温度の2 ℃以内に達
した時点で開始する。
サイクル数 : 5
4 導電部間の絶縁 温度 : (40±2)℃ 絶縁抵抗は,沿面距離が最小である二つ
抵抗 相対湿度 : 90 %95 % の外面導体の間で,少なくとも1分間測
絶縁抵抗 : ≧100 M 定する。試験電圧は,使用電圧とできる
だけ近い値に設定する。ダイオードは試
験体のコーティング及び/又はポッテ
ィング前に除去しなければならない。

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C 62790 : 2020
準備
試験体の準備 各試験体は,通常行われるクリーニング及び保護手順がある場合は,これを含めて,通常の
はんだ付け手順を踏んで通常の形でアセンブリを行わなければならない。ダイオードは,適
用できる場合,試験体のコーティング及び/又はポッティングの前に除去しなければなら
ない。
試料の処理
表B.1,項目1 低温処理
表B.1,項目2 乾燥高温処理
表B.1,項目3 急速温度変化
5.3.10 高温高湿試験,バックシート又は5 Nの加圧は考慮しない

処理後の機械的試験及び電気的試験
表B.1,項目4 絶縁抵抗
適合性は表B.1,項目4の絶縁抵抗測定によって確認する。全ての試験体が要求値を満たさ
なければならない。

目視検査 適合性は,検査で確認する。
いずれの試験体も,次を示してはならない。
・ 局所的な膨れ
・ 全体的な膨張
・ 基材からの離
・ クラック
・ 空隙
図B.1−試験シーケンス及び適合性確認

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C 62790 : 2020
附属書C
(規定)
空間距離及び沿面距離の測定
空間距離及び沿面距離を測定する方法を,次の例1例11(図C.1参照)に規定する。これらの事例は,
空隙,溝又は絶縁の形状による区別は設けない。
次のように仮定する。
a) 溝を横断する距離が規定の値X以上の場合(表C.1参照),沿面距離は,溝の輪郭に沿って測定する
(例2参照)。
b) いずれのくぼみも,最も不利な最短の位置に配置された,規定の長さXの絶縁物が橋渡しされると想
定する(例3参照)。
c) 相互に異なる位置をとることができる導電部間の空間距離及び沿面距離は,最も不利な最短の距離を
測定する。
図C.1の例1例11において,Xの値は表C.1に規定する汚損度に応じた値である。
表C.1−寸法X
汚損度 寸法X
mm
1 0.25
2 1.0
3 1.5
定められた空間距離が3 mm未満の場合には,Xの寸法は,定められた空間距離の1/3に減らしてもよい。
例1 経路にX mm未満の幅をもつ任意の深さの,側面が平行又は狭くなる溝がある場合。
図で示すように,空間距離(破線で示す。)及び沿面距離(太線で示す。)は,溝部を直接横断して測定する。
例2 経路に任意の深さで,幅X mm以上の側面が平行な溝がある場合。
空間距離は,直線距離。沿面距離は,溝の輪郭に沿った距離。
図C.1−空間距離及び沿面距離の測定方法の例

――――― [JIS C 62790 pdf 43] ―――――

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C 62790 : 2020
例3 経路にX mmを超える幅をもつV字形の溝がある場合。
空間距離は,直線距離。沿面距離は,溝の輪郭に沿うが,底部は,X mmのつなぎによって溝を“橋絡”させ
た距離。
例4 経路にリブがある場合。
空間距離は,リブの上を通る最短のまっすぐな空間経路の距離。沿面距離は,リブの輪郭に沿った距離。
例5 経路の両側にX mm未満の幅の溝をもつ接着されていない接合部がある場合。
沿面距離及び空間距離は,図示のとおりの直線距離。
例6 経路の両側にX mm以上の幅の溝をもつ接着されていない接合部がある場合。
空間距離は,直線距離。沿面距離は,溝の輪郭に沿った距離。
図C.1−空間距離及び沿面距離の測定方法の例(続き)

――――― [JIS C 62790 pdf 44] ―――――

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C 62790 : 2020
例7 経路の片側にX mm未満の幅の溝及びその反対側にX mm以上の幅の溝をもつ接着されていない接合部がある場
合。
空間距離及び沿面距離は,図示のとおり。
例8 接着されていない接合部を通る沿面距離が,障壁を越す沿面距離よりも小さい場合。
空間距離は,障壁の上を超える最短のまっすぐな空間経路の距離。
例9 ねじの頭部と穴の壁との間が狭すぎて,その空隙を計算に入れない場合。
例10 ねじの頭部と穴の壁との間が十分に広く,空隙を計算に入れる場合。
距離がX mmに等しいとき,沿面距離の測定は,ねじから壁までである。
図C.1−空間距離及び沿面距離の測定方法の例(続き)

――――― [JIS C 62790 pdf 45] ―――――

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JIS C 62790:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62790:2014(MOD)
  • IEC 62790:2014/AMENDMENT 1:2019[FDIS](MOD)

JIS C 62790:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 62790:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC0922:2002
電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2143-1:2015
電気絶縁材料―熱的耐久性―第1部:劣化処理手順及び試験結果の評価
JISC2143-5:2013
電気絶縁材料―熱的耐久性―第5部:相対熱的耐久性指数(RTE)の求め方
JISC2809:2014
平形接続子
JISC2814-2-3:2009
家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-3部:絶縁貫通形締付式接続器具の個別要求事項
JISC3664:2007
絶縁ケーブルの導体
JISC60068-1:2016
環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
JISC60068-2-14:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-14部:温度変化試験方法(試験記号:N)
JISC60068-2-70:2007
環境試験方法―電気・電子―第2-70部:指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JISC60068-2-75:2019
環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
JISC60068-2-78:2015
環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
JISC60695-10-2:2018
耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
JISC60695-11-10:2015
耐火性試験―電気・電子―第11-10部:試験炎―50W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
JISC60695-11-20:2018
耐火性試験―電気・電子―第11-20部:試験炎―500W試験炎による燃焼試験方法
JISC60695-2-11:2016
耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
JISC61191-1:2015
プリント配線板実装―第1部:通則―表面実装及び関連する実装技術を用いた電気機器・電子機器用はんだ付け実装要求事項
JISC61191-1:2021
プリント配線板実装―第1部:通則―表面実装及び関連する実装技術を用いた電気機器・電子機器用はんだ付け実装要求事項
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地上設置の太陽電池(PV)モジュール―設計適格性確認及び型式認証―第1部:試験要求事項
JISC61215-2:2020
地上設置の太陽電池(PV)モジュール―設計適格性確認及び型式認証―第2部:試験方法
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太陽電池(PV)モジュールの安全適格性確認―第1部:構造に関する要求事項
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太陽電池(PV)モジュールの安全適格性確認―第2部:試験に関する要求事項
JISC8201-7-1:2016
低圧開閉装置及び制御装置―第7部:補助装置―第1節:銅導体用端子台
JISC8960:2012
太陽光発電用語
JISK7350-3:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第3部:紫外線蛍光ランプ