JISC62932-1 : 2021 定置用フロー電池エネルギー貯蔵システム−第1部:用語及び一般事項

JIS C 62932-1:2021の規格概要

この規格 C62932-1は、電気エネルギー貯蔵(EES)に用いる定置用フロー電池エネルギー貯蔵システム(FBES)及び定置用フロー電池システム(FBS)の、測定項目の単位、試験方法、安全性及び環境に関する用語並びに一般事項について規定。

JISC62932-1 規格全文情報

規格番号
JIS C62932-1 
規格名称
定置用フロー電池エネルギー貯蔵システム−第1部:用語及び一般事項
制定年月日
2021/02/22
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

IEC 62932-1:2020(IDT)
国際規格分類

ICS

29.220.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 2021-02-22制定日

C 62932-1:2021 (IEC 62932-1:2020)

目 次

ページ

序文 [ p.1 ]

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.1 ]

3 用語,定義及び略語 [ p.1 ]

3.1 用語及び定義 [ p.1 ]

3.2 略語 [ p.8 ]

4 フロー電池の概要 [ p.8 ]

4.1 フロー電池システム(FBS)の構成 [ p.8 ]

4.2 フロー電池システム(FBS)コンポーネント [ p.9 ]

4.3 フロー電池エネルギー貯蔵システム(FBES)の構成 [ p.9 ]

4.4 フロー電池エネルギー貯蔵システム(FBES)のコンポーネント [ p.10 ]

附属書A(参考)フロー電池エネルギー貯蔵システムのコンポーネント [ p.11 ]

附属書B(参考)化学組成の種類 [ p.12 ]

参考文献 [ p.13 ]

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C 62932-1:2021 (IEC 62932-1:2020)

まえがき

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本電機工業会(JEMA),一

般社団法人電池工業会(BAJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産

業規格を制定すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産

業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS C 62932の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 62932-1 第1部:用語及び一般事項

JIS C 62932-2-1 第2-1部:性能要求事項及び試験方法

JIS C 62932-2-2 第2-2部:安全性要求事項

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日本産業規格 JIS

C 62932-1:2021

(IEC 62932-1:2020)

定置用フロー電池エネルギー貯蔵システム−第1部:用語及び一般事項

Flow battery energy systems for stationary applications-Part 1: Terminology and general aspects

序文

この規格は,2020年に第1版として発行されたIEC 62932-1を基に,技術的内容及び構成を変更するこ

となく作成した日本産業規格である。

1

適用範囲

この規格は,電気エネルギー貯蔵(EES)に用いる定置用フロー電池エネルギー貯蔵システム(FBES)

及び定置用フロー電池システム(FBS)の,測定項目の単位,試験方法,安全性及び環境に関する用語並

びに一般事項について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 62932-1:2020,Flow battery energy systems for stationary applications−Part 1: Terminology and

general aspects(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。

2

引用規格

この規格には,引用規格はない。

3

用語,定義及び略語

3.1

用語及び定義

この規格群で用いる主な用語及び定義は,次による。

ISO及びIECでは,次のサイトにおいて,規格で用いる用語のデータベースを維持している。

− IEC Electropedia: available at http://www.electropedia.org/

− ISO Online browsing platform: available at https://www.iso.org/obp/ui

3.1.1

周囲温度(ambient temperature)

フロー電池エネルギー貯蔵システムの周囲における温度。

3.1.2

補機消費エネルギー(auxiliary energy)

フロー電池システム及びフロー電池エネルギー貯蔵システムの補機が消費するエネルギー。

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2

C 62932-1:2021 (IEC 62932-1:2020)

注記 補機には,バッテリーマネジメントシステム,バッテリー支援システム,エネルギー貯蔵流体

循環システムなどがある。

3.1.3

バッテリーマネジメントシステム,BMS(battery management system)

フロー電池エネルギー貯蔵システムの状態を監視し,二次データを計算して報告し,性能及び/又は運

用年数に影響を与える環境を管理するシステム。

注記 バッテリーマネジメントシステムの機能は,その一部又は全部をフロー電池及び/又はフロー

電池エネルギー貯蔵システムを用いる機器に割り当てることが可能である。

(IEC 61427-2:2015の3.8参照。ただし,“バッテリー”を“フロー電池エネルギー貯蔵システム”に置

き換えた。)

3.1.4

バッテリー支援システム,BSS(battery support system)

熱交換器,換気装置,安全システム,不活性ガスシステムなどのような,フロー電池エネルギー貯蔵シ

ステムで用いる周辺機器。ただし,セルスタック,電力変換システム,バッテリーマネジメントシステム

及びエネルギー貯蔵流体循環システムは含まない。

注記 バッテリー支援システムは,バッテリーマネジメントシステムによって制御される。

3.1.5

充電(charge,charging)

二次電池又はセルが外部回路から電気エネルギーの供給を受け,その結果,セル内に化学的変化が生じ,

化学エネルギーとして貯蔵される動作。

注記 充電動作は,製造業者が指定する,最大電圧,最大電流,持続時間その他の条件によって定義

される。

(IEC 60050-482:2004,482-05-27を参照し,一部を修正した。)

3.1.6

コールドスタンバイ(cold standby)

制御電源が入っていない待機状態。

注記 コールドスタンバイは,冗長構成の機器又は自立機器にも適用される場合がある。

3.1.7

放電(discharge,discharging)

二次電池がセル内の化学変化を発生させ,電気エネルギーとして外部回路に放出する動作。

注記 放電動作は,製造業者が指定する,最大電圧,最大電流,持続時間その他の条件によって定義

される。

3.1.8

緊急停止(emergency shutdown)

重故障及び電力系統異常の場合,フロー電池エネルギー貯蔵システムの保護システム又は手動によって,

緊急時に行う停止。

(IEC 60050-415:1999,415-01-11を参照。ただし,“風力タービン”を“フロー電池エネルギー貯蔵シ

ステム”に置き換えた。)

3.1.9

非常停止(emergency stop)

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