JIS C 6790:2022 ボルト締めランジュバン型超音波振動子の電力計法による負荷試験方法

JIS C 6790:2022 規格概要

この規格 C6790は、ボルト締めランジュバン型超音波振動子の実用振幅及び実用負荷の状態における特性を電力計法で測定し,算出する方法について規定。

JISC6790 規格全文情報

規格番号
JIS C6790 
規格名称
ボルト締めランジュバン型超音波振動子の電力計法による負荷試験方法
規格名称英語訳
Load test of a bolt-clamped Langevin vibrator using wattmeter method
制定年月日
2010年5月20日
最新改正日
2022年2月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

31.080.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-05-20 制定日, 2015-10-20 確認日, 2016-03-22 改正日, 2022-02-21 改正
ページ
JIS C 6790:2022 PDF [14]
                                                                                   C 6790 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 測定用機器及び装置・・・・[3]
  •  5 測定方法・・・・[4]
  •  5.1 測定項目・・・・[4]
  •  5.2 測定場所の温度及び湿度・・・・[4]
  •  5.3 測定における配慮事項・・・・[4]
  •  5.4 無負荷時における振動子の入力電力測定・・・・[4]
  •  5.5 負荷時における振動子の入力電力測定・・・・[5]
  •  6 特性の算出・・・・[6]
  •  6.1 算出項目・・・・[6]
  •  6.2 制動損失・・・・[6]
  •  6.3 振動子の内部機械振動損失・・・・[6]
  •  6.4 音響出力・・・・[7]
  •  6.5 機械負荷抵抗・・・・[7]
  •  6.6 電気音響変換効率・・・・[7]
  •  7 試験結果・・・・[7]
  •  8 特性図・・・・[7]
  •  8.1 一般事項・・・・[7]
  •  8.2 音響出力-機械負荷抵抗の特性図・・・・[7]
  •  8.3 電気音響変換効率-機械負荷抵抗の特性図・・・・[8]
  •  附属書A(参考)多角形水槽・・・・[9]
  •  附属書B(参考)可変音響放射体用の超音波放射体・・・・[10]
  •  参考文献・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6790 pdf 1] ―――――

           C 6790 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,超音波工業会
(USMAJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。こ
れによって,JIS C 6790:2016は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6790 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 6790 : 2022

ボルト締めランジュバン型超音波振動子の電力計法による負荷試験方法

Load test of a bolt-clamped Langevin vibrator using wattmeter method

1 適用範囲

  この規格は,ボルト締めランジュバン型超音波振動子(以下,振動子という。)の実用振幅及び実用負荷
の状態(以下,負荷時という。)における特性を電力計法で測定し,算出する方法について規定する。ただ
し,振動子は共振周波数が10 kHz100 kHzとし,中心軸方向に振動する超音波縦振動のものに適用する。
振動方向が中心軸以外の振動子の試験は除く。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS Z 8106 音響用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 8106による。
3.1
電力計
超音波発振器又は高周波電源から出力された電圧,電流及び電圧と電流との位相角から電力を算出し表
示する測定器
3.2
電力計法
電力計を用いて,無負荷時(振動子の振動面が空中にある状態)及び負荷時の振動子入力電力を測定す
ることによって,電気音響変換効率などを求める測定方法
3.3
ボルト締めランジュバン型超音波振動子
圧電素子を金属ブロックで挟み,ボルトで締結した振動子

――――― [JIS C 6790 pdf 3] ―――――

           2
C 6790 : 2022
3.4
多角形水槽
水槽の壁及び水面を含めて,平行となる面がない構造の水槽
3.5
超音波放射体
振動子と同じ共振周波数をもち,超音波振動エネルギーを液中又は空中に放射する弾性共振体
3.6
可変音響放射体
液体に浸す面積によって振動子の機械負荷インピーダンスの大きさが変わる長球状又は円板状の超音波
放射体
3.7
振動伝送体
振動子と同じ共振周波数をもち,振動子の超音波振動を超音波放射体に伝えるための弾性振動体
3.8
振動変位振幅
振動子の振動面における,片振幅の振動変位
3.9
振動速度
振動子の振動面における変位速度
注釈1 振動変位振幅と共振角周波数との積で表す。
3.10
制動損失
振動子を機械振動できないように拘束したときの圧電素子部の誘電体損失
3.11
入力電力
振動子に流入する高周波電力
3.12
内部機械振動損失
振動子内部の機械抵抗による振動損失
3.13
力率補正回路
力率を改善するために,高周波電源と振動子との間に直列又は並列に接続する回路
注釈1 インダクタとキャパシタとの組合せで構成する。
3.14
音響出力
振動子の振動面における音響パワー
注釈1 音響パワーとは,振動子の振動面から放射される単位時間当たりのエネルギーをいう。

――――― [JIS C 6790 pdf 4] ―――――

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C 6790 : 2022
3.15
共振周波数
振動子を定電圧駆動したとき,振動子の振動面の振動速度が最大となる周波数
3.16
機械負荷インピーダンス
超音波放射体を接続した振動子が振動した際,又は超音波放射体と振動子との間に振動伝送体を接続し
た際に,振動子の振動面に作用する力を振動面の振動速度で除した値
注釈1 複素数で表す。
3.17
機械負荷抵抗
機械負荷インピーダンスの実数部
3.18
電気音響変換効率
振動子入力電力に対する音響出力の比
注釈1 百分率(%)で表す。
3.19
音響負荷
超音波放射体から放射される音響エネルギーを吸収する負荷

4 測定用機器及び装置

4.1  計測器 計測器は,個別規格が定義されていない限り,JIS C 1102-2に規定する0.5級の確度と同等
以上の確度をもち,計測器の電気入力インピーダンスは,測定系への影響を無視できる値でなければなら
ない。
電力計は,測定する周波数,電力,電圧,電流,電圧と電流との位相差及び波形のひずみにおいて十分
な測定精度をもつものとする。
振動変位計は,測定する周波数において十分な分解能及び測定変位量をもたなければならない。
4.2 高周波電源 高周波電源は,測定する周波数において高調波成分が少なく,負荷時の測定に十分な
出力をもたなければならない。
信号発生器(シグナルジェネレータ)と電力増幅器とで構成する,また,信号発生器及び電力増幅器を
内蔵した超音波発振器も,高周波電源とみなす。
4.3 水槽 水槽は,定在波が発生しにくい構造とする。十分な容積をもつ多角形水槽は,この要求事項
を満たすものとみなす(附属書A参照)。
4.4 超音波放射体 超音波放射体は,負荷時の振動子入力電力測定に用いる。超音波放射体は,測定す
る周波数において十分な音響負荷が得られる可変音響放射体とする(附属書B参照)。

――――― [JIS C 6790 pdf 5] ―――――

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JIS C 6790:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6790:2022の関連規格と引用規格一覧