JIS C 6870-2-10:2008 光ファイバケーブル―第2-10部:屋内ケーブル―1心及び2心光ファイバケーブル品種別通則 | ページ 2

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C 6870-2-10 : 2008
購入者の要求がある場合には,チューブの適切性は,JIS C 6851の箇条31. の耐キンク特性の評価によ
って決定する。

3.7 ルースチューブの集合

  適用しない。

3.8 テープ形光ファイバ心線構造

  適用しない。

3.9 抗張力体及び抗座屈体

  ケーブルは,光ファイバが受渡当事者間で協定した限界値を超えるひずみを受けることがないよう,布
設及び運用条件を満足するのに十分な抗張力体及び/又は抗座屈体を使用して設計しなければならない。
抗張力体及び/又は抗座屈体は,金属又は非金属材料で,ケーブルコアの内部,シースの内側及び/又
はシース内部に位置していてもよい。

3.10 引裂きひも(紐)

  適用しない。

3.11 シース

  ケーブルは,保護シースによって一様に覆われていなければならない。ケーブルの外径寸法は,個別の
規定による。シースの色は,個別の規定による又は受渡当事者間で協定した色とする。

3.12 シースマーキング

  要求がある場合には,ケーブルは,受渡当事者間で協定した方法でマーキングを施さなければならない。

3.13 識別

  適用しない。

3.14 ケーブル構造事例

  いくつかの主なケーブル構造の事例を,図1図7に示す。この規格に示す機械特性要求事項,耐環境
特性要求事項及び伝送特性要求事項を満足すれば,他の構造のものでもよい。

4 光ファイバケーブルの試験

  光ファイバの個別規定では,次に示す項目の試験を実施することによって,要求事項を満足することを
確認しなければならない。試験は,必要な項目だけを選択する。試験条件及び試験頻度は,光ファイバの
性能仕様に基づき,受渡当事者間の協定による。
ほかに規定のない限り,すべての試験は,室温で実施するものとする。

4.1 寸法

  光ファイバの寸法及び公差の試験方法は,JIS C 6822又はJIS C 6825による。バッファ及びケーブルの
外径並びにシースの厚さは,IEC 60189-1に従って測定するものとする。

4.2 機械特性要求事項

  表2に示す試験のうちの幾つかは,一連長のケーブルの短い一部分をサンプルとして実施することがで
きる。伝送損失の測定波長及び損失変動の許容値は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS C 6870-2-10 pdf 6] ―――――

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C 6870-2-10 : 2008
表2−機械特性試験条件
試験 適用試験方法規格 試験条件 要求事項
項目 項目 条件
4.2.1 JIS C 6851の箇条 ケーブル引留リールケーブルに規定された動的許容 試験後に損失変動が
引張り 5.の方法E1A 及び可動装置の直径曲げ直径より大きくする。 なく,ケーブルに損傷
引張速度 100 mm/min又は荷重の変化が がない。
100 N/minに相当する速度。
引張荷重 1心ケーブル : 100 N,5分間
2心ケーブル : 200 N,5分間
サンプル長 要求された精度で損失変動を測
定するのに十分な長さとし,受渡
当事者間の協定による。
4.2.2 JIS C 6851の箇条 圧壊荷重a) 500 N/100 mm
圧壊 7. 印加時間 1分間
圧壊箇所の間隔 500 mm
4.2.3 JIS C 6851の箇条 衝撃面の半径 12.5 mm 肉眼による検査で,ケ
衝撃 8. 衝撃エネルギーb) 1.0 J ーブル及びシースに
衝撃回数 最低500 mm間隔で3回以上。 損傷がない。衝撃面の
押し跡は除く。
4.2.4 JIS C 6851の箇条 マンドレル直径 50 mm 光ファイバの断線が
曲げ 14.手順A 巻付けターン数c) 6 ない。
サイクル数 10
4.2.5 JIS C 6851の箇条 曲げ半径d) ケーブル外径の5倍e)。 肉眼による検査で,ケ
繰返し 10. サイクル数 300 ーブル及びシースに
曲げ おもりの質量 2 kg 損傷がない。
4.2.6 JIS C 6851の箇条 マンドレル直径 ケーブル外径の20倍e)。 JIS C 3660-1-4の箇条
低温下 14.手順A(JIS C サイクル数 2 8.の要求事項に加え,
での曲 3660-1-4の箇条8. 試験温度 試験中に光ファイバ
用途及び購入者の要求によって,
げ 参照) 0 ℃,−10 ℃又は−15 ℃。 の断線がない。
巻付けターン数c) JIS C 3660-1-4の箇条8.による。
4.2.7 JIS C 6851の箇条 サイクル数 300 光ファイバの断線が
フレキ 12. プーリの直径d) 100 mm ない。
シング おもりの質量 2 kg
4.2.8 JIS C 6851の箇条 サイクル数 20 光ファイバの断線が
ねじり 11. クランプ間距離 250 mm ない。
張力 20 N
(又はおもりの質量 : 2.0 kg)
4.2.9 JIS C 6851の箇条 最小ループ直径d) ケーブル外径の20倍e)。 キングが発生しない。
キンク 13.
注a) 平形ケーブルの場合には,圧壊荷重は,ケーブルの平らな方の面に加える。
b) 平形ケーブルの場合には,衝撃は,ケーブルの平らな方の面に加える。
c) 平形ケーブルの場合には,ケーブルの平らな方の面に沿って巻き付ける。
d) 平形ケーブルの場合には,ケーブルの平らな方の面に垂直な方向に曲げを加える。
e) 平形ケーブルの場合には,ケーブルの小径を外径とみなす。

4.3 耐環境特性要求事項

4.3.1  温度サイクル
JIS C 6851の箇条23.(IEC 60794-1-2方法F1)による。

――――― [JIS C 6870-2-10 pdf 7] ―――――

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C 6870-2-10 : 2008
温度条件 : 表3による。
温度保持時間t1 : ケーブルが規定された温度に到達し,安定するのに十分な時間とする。
サイクル数 : 2
サンプル長 : 伝送損失変動を要求される精度で測定するのに十分な長さとする。
要求事項 : 伝送損失の測定波長及び損失変動の許容値は,受渡当事者間の協定による。
表3−温度サイクル試験の温度条件
単位 ℃
低温TA 高温TB
a) 0 +50
b) −5 +50
c) −20 +60
d) −45 +60
注記 温度条件は,ケーブルの用途及び購入者の要求によってa) d) の中から選択す
る。例えば,c) は,JIS X 5150への適用に適している。

4.4 伝送特性要求事項

  伝送特性要求事項は,受渡当事者間で協定し,JIS C 6832,JIS C 6833又はJIS C 6835に従って確認す
るものとする。ケーブル伝送損失の最大値は,JIS C 6850の規定を満足しなければならない。

4.5 燃焼特性

  ケーブルの燃焼特性は,購入者の要求によって,次に示す試験の中から選択し,確認する。他の燃焼特
性及び試験方法については,検討中である。
4.5.1 燃焼性
JIS C 3005,JIS C 3521,JIS C 3665-1-2,IEC 60332-1-3又はIEC 60332-3-24による。
4.5.2 発煙性
IEC 61034-1及びIEC 61034-2による。
4.5.3 腐食性ガスの発生
JIS C 3666-2及びIEC 60754-1による。
図1−1心ルースチューブ形光ファイバケーブル断面構造事例(バッファなし)

――――― [JIS C 6870-2-10 pdf 8] ―――――

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C 6870-2-10 : 2008
図2−1心補強形光ファイバケーブル断面構造事例
図3−2心ルースチューブ形光ファイバケーブル断面構造事例(バッファなし)
図4−2心補強形光ファイバケーブル断面構造事例

――――― [JIS C 6870-2-10 pdf 9] ―――――

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C 6870-2-10 : 2008
図5−2心補強形光ファイバコード断面構造事例(接着形)
図6−2心平形光ファイバケーブル断面構造事例
図7−2心丸形光ファイバケーブル断面構造事例

――――― [JIS C 6870-2-10 pdf 10] ―――――

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JIS C 6870-2-10:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60794-2-10:2003(MOD)

JIS C 6870-2-10:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6870-2-10:2008の関連規格と引用規格一覧