JIS C 8201-7-2:2012 低圧開閉装置及び制御装置―第7-2部:補助装置―銅導体用保護導体端子台 | ページ 2

4
C 8201-7-2 : 2012
表1−保護導体端子台の定格断面積と定格接続容量との関係(続き)
定格断面積 定格接続容量
mm2 AWG又はkcmil mm2 AWG又はkcmil
70 00 35,50,70 2,0,00
95 000 50,70,95 0,00,000
120 250 kcmil 70,95,120 00,000,250 kcmil
表1A−保護導体端子台のJIS C 3307及びJIS C 3316の定格断面積又は導体径と定格接続容量との関係
定格断面積又は導体径 定格接続容量
より線 単線 より線 単線
mm2 mm mm2 mm
− 0.5 a) − 0.5 a)
0.5 a) 0.8 0.5 a) 0.5 a),0.8
0.75 1 0.5 a),0.75 0.5 a),0.8,1
1.25 1.2 0.5 a),0.75,1.250.8,1,1.2
2 1.6 0.75,1.25,2 1,1.2,1.6
3.5 2 1.25,2,3.5 1.2,1.6,2
5.5 − 2,3.5,5.5 −
8 − 3.5,5.5,8 −
14 − 5.5,8,14 −
22 − 8,14,22 −
38 − 14,22,38 −
60 − 22,38,60 −
100 − 38,60,100 −
注a) IS C 3307及びJIS C 3316にない標準断面積及び導体径である。

5 製品情報

5.1 表示

  保護導体端子台には,容易に消えない方法で,明瞭に次の事項を表示しなければならない。
a) 容易に識別できる製造業者の名称又は商標
b) 製造業者又は製造業者のカタログから関連情報を得るためにその保護導体端子台の識別ができる形式
記号

5.2 追加情報

  この規格の全ての要求事項に適合する場合,次の情報を,例えば,製造業者の形式試験成績書,カタロ
グ,包装箱上などに明示しなければならない。
a) この規格の規格番号
b) 定格断面積
c) 定格接続容量 表1及び表1Aと異なる場合
d) 使用条件(箇条6の使用条件と異なる場合)
製造業者は,保護導体端子台が10 mm2(AWG8)以上でPE機能だけに適合する場合は,それを明示し
なければならない。
注記 表示がない場合は,PE機能及びPEN機能の両方に適合することを意味する。

――――― [JIS C 8201-7-2 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
C 8201-7-2 : 2012

6 標準使用,取付け及び輸送の条件

  JIS C 8201-1の箇条6を適用する。

7 構造及び性能に関する要求事項

7.1 構造に関する要求事項

7.1.1  締付具
JIS C 8201-7-1の7.1.1を,次の追加項目とともに適用する。
保護導体端子台は,締付具と支持体とを確実に接続しなければならない。
締付具は,接続した導体及び支持体からの力に耐えなければならない。
適合性は,8.3.3.1並びにJIS C 8201-7-1の8.3.3.1,8.3.3.2及び8.3.3.3の試験で確認する。
7.1.2 支持体への接続
保護導体端子台は,電解腐食の危険なしに対応する支持体に確実に取り付ける手段を備えていなければ
ならない。
保護導体端子台は,適切な支持体に正しく導通するための固定方法をもっていなければならない。
支持体との接続の解除は,工具を用いなければならない。
JIS C 8201-7-1の8.3.2に従って試験しなければならない。
レール取付けに関する情報は,JIS C 2812に規定する。
7.1.3 空間距離及び沿面距離
保護導体端子台には,空間距離及び沿面距離を適用しない。
保護導体端子台と,JIS C 8201-7-1による端子台との間における空間距離及び沿面距離の値は,JIS C
8201-7-1の7.1.3に規定する。
7.1.4 保護導体端子台の識別及び表示
JIS C 8201-7-1の7.1.4を,次の追加事項とともに適用する。
部分的に絶縁した保護導体端子台は,緑及び黄色の2色でなければならない。
7.1.5 異常加熱及び炎に対する耐性
JIS C 8201-7-1の7.1.5を適用する。
7.1.6 定格断面積及び定格接続容量
JIS C 8201-7-1の7.1.6を適用する。
7.1.7 保護導体端子台取付けレール
取付けレールは,表A.1に規定する短時間耐電流値及び熱定格電流値を超えていない場合,保護導体ブ
スバーとして使用してもよい。
表A.1は,これらの要求を満たす標準的な取付けレールの例を挙げている。
表A.1の値と同等の場合は,その他の種類の取付けレールを使用してもよい。
鉄製の保護導体ブスバーは,PEN導体として使用できない。
注記 アルミニウムと銅とで接続するか,又はアルミニウムと銅合金とで接続する保護導体端子台に
は,特別な試験が必要な場合がある。

7.2 性能に関する要求事項

7.2.1  温度上昇
PEN導体端子台は,8.4.5によって試験したとき,温度上昇は45 K以下とする。

――――― [JIS C 8201-7-2 pdf 7] ―――――

6
C 8201-7-2 : 2012
7.2.2 絶縁特性
JIS C 8201-7-1に基づく端子台のそばに配置した保護導体端子台は,8.4.3による絶縁試験に合格しなけ
ればならない。
7.2.3 短時間耐電流
保護導体端子台は,8.4.6の手順に従って試験したとき,その定格断面積に対し120 A/mm2の短時間耐電
流に1秒間耐えなければならない。
7.2.4 電圧降下
保護導体端子台に導体を接続すること及び保護導体端子台を支持体に取り付けることによって生じる電
圧降下は,8.4.4によって測定し,8.4.4に規定する値を超えてはならない。
7.2.5 エージング後の電気的特性(ねじなし保護導体端子台にだけ適用)
保護導体端子台は,8.4.7に従ってエージング試験を実施し,これに耐えなければならない。

7.3 電磁両立性(EMC)

  JIS C 8201-7-1の7.3を適用する。

8 試験

8.1 試験の種類

  JIS C 8201-7-1の8.1を適用する。

8.2 一般

  JIS C 8201-7-1の8.2を適用する。

8.3 機械的特性の検証

  JIS C 8201-7-1の8.3を適用する。ただし,8.3.3.1を次のように変更する。
8.3.3.1 締付具の機械的強度試験
JIS C 8201-1の8.2.4.1及び8.2.4.2に,次の追加事項を適用する。
この試験は,製造業者の指示に従い適切な支持体に通常の状態で取り付けた5個の保護導体端子台にお
いて,中央に位置する保護導体端子台の導体締付具2個に対して行う。
8.4.4によって電圧降下Uccを検証後,製造業者が定める定格断面積の硬質の導体を接続して行う。適用
可能な場合,製造業者が定める最小断面積の可とう導体も接続して行う。
定格断面積の硬質の導体で,接続及び取外しを5回行う。
試験の最後に保護導体端子台は,定格断面積の硬質の導体を接続し,その後,適用可能な場合,最小断
面積の可とう導体を接続して,8.4.4による電圧降下試験(Ucc)に合格しなければならない。
次に,保護導体端子台は,定格断面積の硬質の導体を接続し,電圧降下Ucsを検証する。
その後,支持体への取付け及び取外しを5回行い,最後に8.4.4による電圧降下試験(Ucs)に合格しな
ければならない。

8.4 電気的特性の検証

8.4.1  一般
電気的特性の検証は,次の内容を含む。
− 絶縁試験(8.4.3参照)
− 電圧降下の検証(8.4.4参照)
− 温度上昇試験(8.4.5参照)
− 短時間耐電流試験(8.4.6参照)

――――― [JIS C 8201-7-2 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
C 8201-7-2 : 2012
− エージング試験(ねじなし保護導体端子台にだけ適用)(8.4.7参照)
8.4.2 (空欄)
8.4.3 絶縁試験
この試験は,JIS C 8201-7-1に基づく端子台の傍らに直接配置する部分的に絶縁した保護導体端子台に
だけ適用する。
製造業者の取扱説明書による同じシリーズ及び同じサイズの端子台と一緒に取り付ける保護導体端子台
は,次の試験を行う。
a) 製造業者が定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を指定する場合,インパルス耐電圧試験は,JIS C 8201-1
の8.3.3.4.1 2)[2)のc)は除く。]によって実施する。
b) 固体絶縁物の商用周波耐電圧の検証は,JIS C 8201-1の8.3.3.4.1 3)によって実施する。試験電圧は,
JIS C 8201-1の表12Aの値とする[JIS C 8201-1の8.3.3.4.1 3) ) )参照]。
保護導体端子台及び端子台は,図1に示すように配線し金属支持体に取り付け,JIS C 8201-7-1の
8.4.2.1 a),b)及びc)の条件下で試験を実施する。
試験電圧は,保護導体端子台と端子台との間に印加する。
B
A
C
E
D
A 保護導体端子台
B 端子台
C 金属支持体
D 導体端末
E 試験電圧
図1−絶縁試験のための試験配線
8.4.4 電圧降下の検証
電圧降下は,次のときに検証する。
a) 締付具の機械的強度試験の前後(8.3.3.1参照)

――――― [JIS C 8201-7-2 pdf 9] ―――――

8
C 8201-7-2 : 2012
b) 温度上昇試験の前後(8.4.5参照)
c) 短時間耐電流試験の前後(8.4.6参照)
d) エージング試験の前後及びその途中(8.4.7参照)
検証は,8.3.3.1,8.4.5,8.4.6及び8.4.7に規定する方法で実施する。
8.4.6による短時間耐電流試験を除いて,保護導体接続部が表面をクロメート処理した鉄製で支持してい
る場合,接触点近辺のクロムめっきは接続前に取り除き,試験後だけ電圧降下を測定する。
電圧降下は,各々の保護導体端子台において,図2に例示する測定点で測定する。測定は,JIS C 8201-7-1
の表4,表4A又は表5に示す電流値の0.1倍の直流電流で行う。
Ucc
Ucc
測定点 測定点
I I
I
測定点
Ucs
Ucs
I
測定点
− Ucc 締付具間の電圧降下の測定
− Ucs 締付具と支持体との間の電圧降下の測定
図2−電圧降下の検証のための試験配線
a) d)の試験前の電圧降下の測定値Uccは,3.2 mV以下とする。
クロメート処理した鉄製のもので支持している場合,電圧降下の測定は,c)の試験を除き,試験後に実
施し,電圧降下測定値Ucsは6.4 mV以下とする。
測定値Uccが3.2 mVを超えた場合は,個々の締付具で電圧降下を測定し1.6 mV以下とする。
測定値Ucsが6.4 mVを超えた場合は,支持体接続部だけで測定し4.8 mV以下とする。
a) c)の試験後の電圧降下の測定値Ucc及びUcsは,それぞれ試験前の値の150 %以下とする。
d)の試験中及び試験後の電圧降下の測定値Ucc及びUcsは,8.4.7に規定する値以下とする。
8.4.5 温度上昇試験
この試験は,定格断面積が10 mm2(AWG8)以上のPEN導体端子台に適用する。その端子台の熱定格
電流は,レールの形状によって表A.1の値を限度とする。
鉄製の支持体は,適用外とする。
試験は,図3及び図4のように木板の表面に水平に設置して行う(例えば,卓上又は床の上)。電線は,
その上に無作為に配置する。
試験は,定格断面積のPVC絶縁導体で行う。
導体の接続と支持体との接続は,JIS C 8201-1の表4によるトルク,又は製造業者が定めるJIS C 8201-1
の表4より高い値のトルクで適切に締め付ける。
導体の長さは,断面積が10 mm2(AWG8)のときは1 mとし,これを超えるものは2 mとする。

――――― [JIS C 8201-7-2 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS C 8201-7-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60947-7-2:2009(MOD)

JIS C 8201-7-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8201-7-2:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称