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C 8281-2-2 : 2012
RCSに限る。)。
3.110
双安定RCS(bistable RCS)
電気的起動又は機械的作動をしない場合に,動作位置に安定してとどまり,起動時又は作動時に動作位
置が変化する制御機構をもつRCS。
3.111
単安定RCS(monostable RCS)
電気的起動時又は機械的作動時にスイッチの動作位置が変化し,電気的起動中又は機械的作動中はこの
状態を維持し,電気的起動又は機械的作動をやめたときにRCSの起動又は作動前の位置に戻る制御機構を
もつRCS。
3.112
優先RCS(priority RCS)
直接的又は間接的に,第1の負荷回路又は負荷回路群を操作するRCS。このRCSを用いることによっ
て,第1の負荷回路又は負荷回路群のスイッチの操作を省略することができる。このRCSの制御回路は,
RCSの第2の回路による影響を受けるか,又は第2の回路へ接続しているときで第2の回路又は負荷回路
群に通電を行っている間は,第1の負荷回路又は負荷回路群への通電を停止する。
注記1 RCSは,その回路(電流コイルの付いた優先スイッチ)のいずれかの部分に対する総負荷又
は電流に応じて,RCSを始動させるRCS制御回路の感度を調節する手段をもっていてもよい
し,又は第2の負荷若しくは負荷群に加える電圧(電圧コイルの付いた優先スイッチ)に感
応してもよい。
注記2 この装置は,住宅設備中の特定の負荷回路を接続及び/又は切断する一方で,他の回路(優
先回路)の接続を維持することによって,住宅設備への総電流量を制限するために用いる。
3.113
順次動作RCS(sequential operated RCS)
連続インパルスによって様々な回路の組合せを可能にする,一般にカムを用いて動作する,幾つかのス
イッチング又は反転接点をもつRCS。インパルスの数は,カムの突起(lobes)の数によって決まる。
4 一般要求事項
一般要求事項は,JIS C 8281-1の箇条4によるほか,次による。
第1段落の後に,次を追加する。
RCSは,取付角度が規定より5°ずれても,動作に支障があってはならない。
5 試験に関する一般注意事項
試験に関する一般注意事項は,JIS C 8281-1の箇条5によるほか,次による。
5.4 JIS C 8281-1の5.4によるほか,次による。
5.4の末尾に,次を追加する。
箇条101の試験には,3個の追加の試験品が必要となる。
JIS C 8281-1の5.5の後に,次を追加する。
5.101 RCSに組込手動装置を含んでいる場合は,箇条19に規定する試験を行う。
――――― [JIS C 8281-2-2 pdf 6] ―――――
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C 8281-2-2 : 2012
注記1 開閉容量試験及び平常動作試験の間,RCSのコイルに加える電圧は,誤った結果を与える場
合があるので,常に同一位相角で加えることのないようにする。
注記2 同期電動機及び類似の運転特性をもつ装置を組み合わせて使用するときは,注意する必要が
ある。
6 定格
定格は,JIS C 8281-1の箇条6によるほか,次による。
6.1 JIS C 8281-1の6.1を,次に置き換える。
推奨する定格電圧は,次による。
− 交流 : 6 V,8 V,9 V,12 V,24 V,42 V,48 V,100 V,110 V,125 V,130 V,200 V,220 V,230 V,
240 V,250 V及び300 V
6.2 JIS C 8281-1の6.2の最後の段落の後に,次を追加する。
注記101 特定の種類のRCSでは,スイッチング回路の定格電流よりも低い電流用に設計した補助接
点を付加することができる。該当する定格及び要求事項は,考慮中である。
JIS C 8281-1の6.3の後に,次を追加する。
6.101 推奨する定格制御電圧は,次による。
− 交流 : 6 V,8 V,9 V,12 V,24 V,42 V,48 V,100 V及び200 V
− 直流 : 6 V,9 V,12 V,24 V,48 V,60 V,100 V及び200 V
7 分類
分類は,JIS C 8281-1の箇条7によるほか,次による。
7.1.5 JIS C 8281-1の7.1.5の末尾に,次を追加する。
− 電流コイル(優先RCS用)
− 電圧コイル(優先RCS用)
7.1.7 JIS C 8281-1の7.1.7の末尾に,次を追加する。
− 分離可能RCS
JIS C 8281-1の7.2の後に,次を追加する。
7.101 開閉機構の形式による分類は,次による。
− 直接動作機構
− 順次動作機構
− 双安定機構
− 単安定機構
注記1 直接動作形RCSとは,個々のインパルスによって“入”又は“切”の状態を示すもので,こ
れらの状態を個々のインパルスによって単極,2極,3極又は4極のスイッチ又は反転スイッ
チ上で発生させるものである。
注記2 これによってRCSは,7.1.1の様式番号で分類できる。
注記3 様式番号1又は様式番号6の2個のRCSで,配線が図8によるものが,様式番号5に適合す
る場合がある。
注記4 様式番号6/2で,外部との接続の配線が図8によるものが,様式番号7に適合する場合があ
る。
――――― [JIS C 8281-2-2 pdf 7] ―――――
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7.102 制御回路の通電状態による分類は,次による。
− インパルス給電によるRCS
− 常時給電のRCS
8 表示
表示は,JIS C 8281-1の箇条8によるほか,次による。ただし,8.7は,この規格では適用しない。
8.1 JIS C 8281-1の8.1の2番目のダッシュ(−)の文章の後に,次を追加する。
− 定格電圧と異なる場合,定格制御電圧(V)。ただし,定格制御電圧が100 V以上で,100 V又は200 V
(標準電圧)以外の場合には,定格電圧と同じ値でも表示する。
8.2 JIS C 8281-1の8.2の最後のダッシュ(−)の後に,次を挿入する。
− 制御機構
− スイッチ , , 又は
− 単安定機構
− 双安定機構
− 優先RCS I > 又は U >
8.4 JIS C 8281-1の8.4によるほか,次による。
最後の段落の後の注記1の前に,次を挿入する。
必要な場合には,端子の接続などを明確に表示した配線図を,製品又は端子の保護カバーの内側などに
取り付けなければならない。
制御回路の端子は,JIS C 0445及び/又は8.2による記号で表示しなければならない。
電流に感応するコイル又は電圧に感応するコイルをもつ優先RCSの制御回路用端子は,8.2に示す適切
な記号で表示しなければならない。
8.6 JIS C 8281-1の8.6によるほか,次による。
最後の段落の後に,次を追加する。
この細分箇条は,スイッチング回路を直接作動する組込手動装置を組み込んだRCSだけに適用する。
9 寸法検査
寸法検査は,JIS C 8281-1の箇条9による。
10 感電に対する保護
感電に対する保護は,JIS C 8281-1の箇条10による。
11 接地接続の手段
接地接続の手段は,JIS C 8281-1の箇条11による。
12 端子
端子は,JIS C 8281-1の箇条12による。
――――― [JIS C 8281-2-2 pdf 8] ―――――
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13 構造
構造は,JIS C 8281-1の箇条13によるほか,次による。
JIS C 8281-1の13.15.2の後に,次を追加する。
13.101 安全特別低電圧(以下,SELVという。)回路用の変圧器は,安全絶縁形で,かつ,JIS C 61558-2-6
の適切な要求事項に適合しなければならない。
注記 SELV及び保護特別低電圧(以下,PELVという。)の使用は,JIS C 0365及びJIS C 60364-4-41
を参照。
14 機構
機構は,JIS C 8281-1の箇条14によるほか,次による。
JIS C 8281-1の14.6の後に,次を追加する。
14.101 組込手動装置を備えたRCSで,動作位置の表示をしているものは,スイッチング回路の位置を明
確に,曖昧とならないように表示しなければならない。
15 耐老化性,防水性及び耐湿性
耐老化性,防水性及び耐湿性は,JIS C 8281-1の箇条15による。
16 絶縁抵抗及び耐電圧
絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8281-1の箇条16によるほか,次による。
16.2 JIS C 8281-1の表14に,次を追加する。
絶縁測定箇所 絶縁抵抗の 試験電圧
最小値 V
定格電圧が130 V 定格電圧が130 V
MΩ 以下のスイッチ を超えるスイッチ
101 スイッチング回路と制御回路とを分離する場合, 5 2000 3000
それらの間
102 SELV/PELV回路とSELV/PELVよりも高い電圧の 7 2500 4000
他の回路との間
103 二つのSELV/PELV回路間 5 500 500
17 温度上昇
温度上昇は,JIS C 8281-1の箇条17によるほか,次による。
JIS C 8281-1の17.1の最後の段落の後に,次を追加する。
インパルス給電によるRCSは,コイルを接続しないで試験を行う。
常時給電のRCSは,コイルを,定格周波数で定格制御電圧の1.06倍に等しい電圧に接続する。
コイルの温度上昇は,抵抗法を用い,次の式によって算出する。
R2 R1
ΔT 2345. t1 t2 t1
R1
ここに, ΔT : 温度上昇値(K)
R2 : 暖まった状態の抵抗値(
R1 : 冷えた状態の抵抗値(
t1 : 試験開始時の周囲温度(℃)
――――― [JIS C 8281-2-2 pdf 9] ―――――
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t2 : 試験終了時の周囲温度(℃)
コイルの温度上昇は,表101の限度値を超えてはならない。
表101−空気で絶縁されたコイルに関する温度上昇の限度値
材料の絶縁階級 温度上昇限度値(抵抗法)
K
A 85
E 100
B 110
F 135
H 160
注記 温度上昇限度値は,周囲温度20 ℃を基準としている。
18 開閉容量
開閉容量は,JIS C 8281-1の箇条18によるほか,次による。
JIS C 8281-1の18.1の最後の段落の後に,次を追加する。
18.1及び18.2の試験において,製造業者が指定するインパルス幅の定格制御電圧を制御回路に加える。
19 平常動作
平常動作は,JIS C 8281-1の箇条19によるほか,次による。
JIS C 8281-1の19.1の最後の段落の後に,次を追加する。
スイッチング回路を直接作動する組込手動装置を組み込んだRCSは,表17に示す操作回数の10 %は手
又は同等の手段によって交流だけに対して行い,次いで14.3の試験を行う。
残りの90 %の操作については,制御回路には箇条18に規定する電源を供給する。
この平常動作試験中に動作不良があっても,操作回数の1 %以内であれば適合とする。ただし,4回以
上連続する動作不良は,不適合とする。
JIS C 8281-1の19.2の後に,次を追加する。
19.101 インパルス給電によるRCSは,製造業者が指定したインパルス幅の制御電圧が,定格値の0.9
1.1倍で変動しても,正しく動作しなければならない。
適否は,次の試験によって判定する。
3個の試験品に対し,無負荷で,定格制御電圧の0.9倍で20回,及び1.1倍で20回の操作を行う。
RCSは,正しく動作しなければならない。
19.102 常時給電のRCSは,その定格制御電圧の85 %から110 %の間のどの値でも正しく動作しなければ
ならない。(制御電圧の)範囲を宣言している場合は,85 %は低いほうの値に適用し,110 %は高いほうの
値に適用しなければならない。
常時給電のRCSがドロップアウト(電圧が不足して回路が正しく動作しなくなった状態)して完全に開
放しなければならない限度値は,その定格制御電圧の75 %から20 %の間である。範囲を宣言している場
合は,20 %は高いほうの値に適用し,75 %は低いほうの値に適用しなければならない。
閉路の限度値は,周囲温度が+40 ℃で,コイルが定格制御電圧の100 %の定常状態に対応する安定温度
に達した後に適用する。
ドロップアウトは,−5 ℃を条件にコイル回路に適用する。これは,通常の周囲温度で得られた値を用
いた計算によって検証することができる。
――――― [JIS C 8281-2-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 8281-2-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60669-2-2:2006(MOD)
JIS C 8281-2-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.200 : 遠隔制御.テレメタリング
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