JIS C 8471-1:2000 電気設備用ケーブルトランキング及びダクティングシステム―第1部:一般要求事項

JIS C 8471-1:2000 規格概要

この規格 C8471-1は、電気設備用の電線,ケーブル,コード又は他の電気機器の収容若しくは場合によっては分離のためのケーブルトランキング及びケーブルダクティングシステムに対する要求事項を規定。

JISC8471-1 規格全文情報

規格番号
JIS C8471-1 
規格名称
電気設備用ケーブルトランキング及びダクティングシステム―第1部 : 一般要求事項
規格名称英語訳
Cable trunking and ducting systems for electrical installations -- Part 1:General requirements
制定年月日
2000年9月20日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61084-1:1991(MOD), IEC 61084-1:1991/AMENDMENT 1:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

29.060.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
改訂:履歴
2000-09-20 制定日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 8471-1:2000 PDF [23]
C 8471-1 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人電気設備学会 (IEIEJ) /財団法人日
本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきと申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS C 8471-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) A.1 壁及び天井施設用トランキング並びにダクテイングシステムの型式
A.2 床施設用トランキング及びダクティングシステム
附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表
なお,このJIS C 8471(電気設備用ケーブルトランキング及びダクティングシステム)のシリーズは,
次のように構成されている。
JIS C 8471-1 第1部 : 一般要求事項
JIS C 8471-2-1 第2-1部 : 壁及び天井取付用ケーブルトランキング及びダクティングシステムの個別
要求事項

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 8471-1 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 8471-1 : 2000

電気設備用ケーブルトランキング及びダクティングシステム−第1部 : 一般要求事項

Cable trunking and ducting systems for electrical installations− Part 1 : General requirements

序文 この規格は,1991年に第1版として発行されたIEC 61084-1, Cable trunking and ducting systems for
electrical installations−Part 1 : General requirements及びAmendment 1 : 1993を翻訳し,技術的内容及び規格
票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項
目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。また,追補については,編集し,一体とした。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,電気設備用の電線,ケーブル,コード又は他の電気機器の収容若しくは場合
によっては分離のためのケーブルトランキング及びケーブルダクティングシステムに対する要求事項を規
定する。
この規格は,電線管,ケーブルトレー,ケーブルラック又はシステム内の通電部分には適用しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 61084-1 : 1991, Cable trunking and ducting systems for electrical installations−Part 1 : General
requirements(Amendment 1 : 1993を含む。) (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。発効年を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0069 環境試験方法−電気・電子−耐火性試験公称1kW予混試験用炎及び指針
備考 IEC 60695-2-4/1 : 1991, Fire hazard testing−Part 2 : Test methods−Section 4/Sheet 1 : 1kW
nominal pre-mixed test flame and guidanceが,この規格と一致している。
JIS C 0073 環境試験方法−電気・電子−耐火性試験 最終製品に対するグローワイヤ(赤熱棒押付
け)試験及び指針
備考 IEC 60695-2-1/1 : 1994, Fire hazard testing−Part 2 : Test methods−Section 1 : Glow-wire test and
guidanceが,この規格と一致している。
JIS C 3664 絶縁ケーブルの導体

――――― [JIS C 8471-1 pdf 2] ―――――

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C 8471-1 : 2000
備考 IEC 60228 : 1978, Conductors of insulated cablesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等
である。
JIS C 8461-1 電気設備用電線管システム−第1部 : 通則
備考 IEC 61386-1 : 1996, Conduit systems for electrical installations−Part 1 : General requirementsが,
この規格と対応している。
JIS C 0364-5-51 建築電気設備−第5部 : 電気機器の選定と施工−第51章 : 共通規定
備考 IEC 60364-5-51 : 1997, Electrical installations of buildings−Part 5 : Selection and erection of
electrical equipment−Chapter 51 : Common rulesがこの規格と一致している。
JIS C 0364-5-54 建築電気設備−第5部 : 電気機器の選定と施工−第54章 : 接地設備及び保護導体
備考 IEC 60364-5-54 : 1980, Electrical installations of buildings Part 5 : Selection and erection of
electrical equipment−Chapter 54 : Earthing arrangements and protective conductors及び
Amendment 1 : 1982がこの規格と一致している。
JIS C 8463 電気設備用電線管の外径及びねじ
備考 IEC 60423 : 1993, Outside diameters of conduits for electrical installations and threads for conduits
and fittingsがこの規格と一致している。
JIS C 0920 電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級
備考 IEC 60529 : 1989, Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) がこの規格と対応して
いる。
3. 用語の定義 この規格で用いる用語の定義は,次による。
3.1 ケーブルトランキング又はダクティングシステム
3.1.1 絶縁電線,ケーブル,コードの完全収納
ケーブルトランキングシステム (cable trunking system)
と他の電気設備との適合を目的とした本体と開閉可能なカバーからなる密閉筐体のシステム。
3.1.2 電気設備において,絶縁電線,ケーブル,
ケーブルダクティングシステム (cable ducting system)
コードの入線と引き替え可能な非円形断面の密閉筐体のシステム。
3.2 システムコンポーネント (system components) 包含するシステム内に使用される部品
a) トランキング又はダクティング本体
b) トランキング又はダクティングの附属品
c) 固定金具
d) 機器取付装置
e) その他の附属品
備考 上記のコンポーネントは,システム内に必ずしもすべて包含されなくてもよい。異なった組合
せの構成部品も使用されてよい。
3.3 トランキング本体 (trunking length)本体と開閉可能なカバーからなるトランキングシステムの主
要コンポーネント。
3.4 ダクティング本体 (ducting length)密閉非円形断面を特色とするダクティングシステムの主要コ
ンポーネント。
3.5 附属品 (fitting) トランキング又はダクティング本体の接続,方向転換,終端に使用されるシステ
ムコンポーネント。

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3.6 固定装置 (fixing device) 壁,天井,又は床に他のコンポーネントを固定するために特別に設計さ
れたシステムの装置。
3.7 機器取付装置 (apparatus mounting device) トランキング又はダクティング本体に電気機器(開閉器,
コンセント,遮断器,電話用アウトレットなど)を組み込むために使用されるシステムコンポーネント。
3.8 システム附属品 (system accessory) ケーブル隔離,ケーブル保持,ケーブル引出しなどの補足的機
能に使用するシステムコンポーネント。
3.9 フロアシステムを設置するときに使用する金具に取
フロアサービスユニット (floor service unit)
り付けた特定の器具。
ケーブルに進入口を供給するフロアシステム(内側,
3.10 フロアアクセスユニット (floor access unit)
水平,外側)を設置するために使用する特定のユニット。
3.11 金属製コンポーネント (metal component) 金属だけで構成されたコンポーネント。
3.12 絶縁製コンポーネント (insulated component)絶縁材料によって構成され導電性部分をもたないコ
ンポーネント。
3.13 複合材料製コンポーネント (composite component) 導電性と絶縁性の両方(プラスチックと金属又
は導電性プラスチック)で構成するコンポーネント。
3.14 非延焼性コンポーネント (non-flame popagating component) 火炎を当てたとき,着火するか又は着
火しないものであって延焼しないコンポーネント。
水,油,建築材料,低温高温,腐食性又は汚染性物質,太陽放射
3.15 外部の影響 (external influence)
若しくは機械的応力の存在。
4. 一般要求事項 トランキング及びダクティングシステムは,収納された電線又はケーブルの機械的保
護を確実に行うように設計され構成されてなければならない。要求がある場合は,システムは十分な電気
的保護を備えていなければならない。
さらに,システムコンポーネントは,輸送,保管,施工及び使用中に起こりそうな応力に対し耐えなけ
ればならない。
適否は,規定されたすべての試験を実施して判定する。
5. 試験に関する共通条件
5.1 この規格による試験は,形式試験とする。特別に指定がない限り,試験は通常の使用状態で設置し
たトランキング又はダクティング及び製造業者の取扱説明書によって組み立てられた部品で実施する。
絶縁材料又は複合材料を含むシステムコンポーネントの形式試験は,製造後240時間以内に開始しては
ならない。
この期間中サンプルは,10.3.1の条件下に置く。
5.2 特別に指定がない限り,試験は20±5℃の周囲温度で実施する。
5.3 種々の試験に使用されるトランキング又はダクティングのサンプル(以降,サンプルという。)は,
別々の本体から採取する。
すべての試験は,新しいサンプルで行う。
特別に指定がない限り,試験はカバーのあるときはカバー付きで通常の使用状態で製造業者の取扱説明
書によって組み立てて実施する。

――――― [JIS C 8471-1 pdf 4] ―――――

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C 8471-1 : 2000
5.4 有害な又は危険な工程が使用されるときは,試験技師の安全のため,予防手段を執らなければなら
ない。
5.5 他に規定がなければ,適用された一つの試験でも1個以上の不合格があれば,サンプルは規格に合
格しないとみなす。もし,1個のサンプルが一つの試験に不合格となれば,その試験と,その試験の結果
に影響した可能性のある前の試験を,規定した数量の他のサンプルで繰り返し行い,そのすべてが試験に
合格しなければならない。
備考 申請者は,1個のサンプルが不合格のとき,要求される追加のサンプル又はトランキング,ダ
クティングを,最初のサンプルを提出するとき提出してもよい。試験機関は,追加の要求なし
に追加のサンプルを試験し,更に不合格が発生したときにだけ不合格とする。もし,追加のサ
ンプルが同時に提出されなければ1個のサンプルの不合格で不合格とする。
6. 分類
6.1 材料関連
6.1.1 金属トランキング/ダクティングシステム
6.1.2 絶縁材料トランキング/ダクティングシステム
6.1.3 複合材料トランキング/ダクティングシステム
6.2 機械的特性関連
6.2.1 極軽荷重用トランキング/ダクティングシステム
6.2.2 軽荷重用トランキング/ダクティングシステム
6.2.3 中荷重用トランキング/ダクティングシステム
6.2.4 重荷重用トランキング/ダクティングシステム
6.2.5 極重荷重用トランキング/ダクティングシステム
6.3 温度関連
表1 温度分布
温度分布 最低温度 永久的用温度範囲
保管及び輸送中 使用及び設備中 ℃
℃ ℃
−45 −45 −15 − 15 +60
−25 −25 −15 − 15 +60
−5 −5 −5 − 5 +60
+90 −5 −5 − 5 +60*
+90/−25 −25 −15 − 15 +60*
+90/− 5 −5 −5 − 5 +90
* プレハブコンクリートに使用するタイプは,一時的に90℃までの温度に耐え
る。
備考 上記温度は,実効温度である。周囲温度は,JIS C 0364-5-51の表51Aに示さ
れる。
6.4 耐延焼性関連
6.4.1 延焼性トランキング/ダクティングシステム
6.4.2 非延焼性トランキング/ダクティングシステム
6.5 電気的特性関連
6.5.1 電気的連続性のないトランキング/ダクティングシステム

――――― [JIS C 8471-1 pdf 5] ―――――

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  • IEC 61084-1:1991(MOD)
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