JIS C 8706:2010 据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池

JIS C 8706:2010 規格概要

この規格 C8706は、電気通信,電気機器,非常用電源などに使用する据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池の表示,性能及び試験方法について規定。

JISC8706 規格全文情報

規格番号
JIS C8706 
規格名称
据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池
規格名称英語訳
Stationary nickel-cadmium rechargeable single cells
制定年月日
1989年1月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60623:2001(MOD)
国際規格分類

ICS

29.220.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
改訂:履歴
1989-01-01 制定日, 1994-01-01 改正日, 1998-02-20 改正日, 2003-10-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2010-05-20 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS C 8706:2010 PDF [24]
                                                                                   C 8706 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 測定器具・・・・[3]
  •  5 蓄電池の形式及び表示・・・・[4]
  •  5.1 形式・・・・[4]
  •  5.2 表示・・・・[5]
  •  6 寸法・・・・[5]
  •  6.1 種類I・・・・[5]
  •  6.2 種類II・・・・[6]
  •  7 特性・・・・[8]
  •  7.1 充電条件・・・・[8]
  •  7.2 放電特性・・・・[8]
  •  7.3 低温放電特性・・・・[9]
  •  7.4 容量保存特性・・・・[10]
  •  7.5 サイクル寿命特性・・・・[10]
  •  7.6 定電圧充電受入特性・・・・[11]
  •  7.7 貯蔵特性・・・・[11]
  •  7.8 防まつ特性・・・・[12]
  •  7.9 最大放電電流特性・・・・[12]
  •  8 形式検査及び受入検査・・・・[12]
  •  8.1 一般事項・・・・[12]
  •  8.2 形式検査及びその承認条件・・・・[12]
  •  8.3 受入検査及びその合格条件・・・・[13]
  •  9 取扱い上の注意事項・・・・[13]
  •  附属書JA(規定)触媒栓式ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池・・・・[15]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8706 pdf 1] ―――――

C 8706 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人電池工業
会(BAJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 8706:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8706 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
C 8706 : 2010

据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池

Stationary nickel-cadmium rechargeable single cells

序文

  この規格は,2001年に第4版として発行されたIEC 60623を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内
に流通する電池についての規定を追加するため,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業
規格として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格にはない事項
である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,電気通信,電気機器,非常用電源などに使用する据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電
池(以下,蓄電池という。)の表示,性能及び試験方法について規定する。
対応国際規格に規定するベント形ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池は,この規格の本体に規定する。
対応国際規格にない触媒栓式ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池は,附属書JAに規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60623 : 2001,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid electrolytes−
Vented nickel-cadmium prismatic rechargeable single cells(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7516 金属製直尺
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜
取検査方式

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池(stationary nickel-cadmium rechargeable single cells)
正極にニッケル酸化物,負極にカドミウム,電解液に水酸化カリウムなどの水溶液を用いた構造で,通

――――― [JIS C 8706 pdf 3] ―――――

2
C 8706 : 2010
信用,発電所の制御・操作用,ビルの予備電源用などに定置して使用する蓄電池。
3.2
単電池(single cell)
化学エネルギーの直接変換で電気エネルギー源となる基本的な機能単位の蓄電池。セルともいう。
3.3
組電池(assembled battery)
単電池2個以上で構成する一組の電池。
3.4
ベント形蓄電池(vented cell)
防まつ構造をもつ排気栓を用いて,アルカリ霧が脱出しないようにした蓄電池。使用中補水を必要とす
る。
3.5
ポケット式極板(pocket type plate)
多数の細孔があるニッケルめっき薄鋼板で作った小箱(ポケット)中に活物質を充てんしたものを所要
数,枠体に配列し,保持させた極板。
3.6
焼結式極板(sintered type plate)
金属粉を焼結した基質の孔に活物質を埋め込んだ極板。
3.7
定格容量(rated capacity)
特定の条件下で放電したときに取り出せる,製造業者が定めた電気量。単位は,アンペア時(Ah)とな
る。
3.8
容量(capacity)
蓄電池から特定の条件下で取り出せる電気量。
3.9
n時間率放電電流,In(discharge current at the n hour discharge rate)
特定の条件下で単電池当たりの放電終止電圧が1.00 Vになるまで蓄電池を放電したときの放電持続時間
が,n hになるような放電電流。Inの単位は,アンペア(A)となる。nは1又は5となる。
3.10
n時間率定格容量,Cn(rated capacity at the n hour discharge rate)
特定の条件下で蓄電池をI1の放電電流で,単電池当たりの放電終止電圧まで放電したときに取り出せる
製造業者によって定められた電気量。Cnの単位は,アンペア時(Ah)となる。nは1又は5となる。Cn
とInとの間には,Cn=n Inの関係がある。
3.11
公称電圧(nominal voltage)
蓄電池電圧の表示に用いる電圧。一般に,起電力より若干低い値をとる。蓄電池の公称電圧は,単電池
当たり1.2 Vである。
3.12
放電終止電圧(final voltage)

――――― [JIS C 8706 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 8706 : 2010
放電を打ち切るときの蓄電池の端子電圧。
3.13
高率放電特性(high rate discharge characteristics)
蓄電池の容量に対して比較的大きな電流で放電をした場合の放電特性。
3.14
最大放電電流(maximum discharge current)
変形,外観異常,極柱の溶断などを生じないで,放電可能な最大電流。
3.15
容量保存特性(storage characteristics)
蓄電池を,特定の条件下で開路状態で放置した後,その蓄電池がなお容量を保有する特性。
3.16
防まつ特性(splash guard characteristics)
充電時に,蓄電池内で発生するアルカリ霧が外部へ脱出するのを抑制する特性。
3.17
触媒栓(catalyst plug)
蓄電池を充電したときに発生する酸素ガス及び水素ガスを,触媒反応によって水に戻す機能をもつ栓。
通常,防爆構造及び防まつ構造をもつ。
3.18
触媒栓式蓄電池(cell with catalyst plug)
ベント形蓄電池の排気栓の代わりに触媒栓を取り付け,減液を少なくして,使用中の補水を少なくした
蓄電池。
3.19
密閉反応効率(gas recombination efficiency)
水分解によって発生する酸素ガス及び水素ガスが,触媒反応などによって水に戻る効率。触媒栓式の場
合には還流効率ともいう。
3.20
貯蔵特性(storage characteristics)
蓄電池を特定の条件下で貯蔵した後,再充電したときの放電特性。

4 測定器具

  測定器具は,この規格に規定がない限り,次のものを用いる。
a) 温度計 温度計は,±2 ℃の精度をもつ温度計とする。
b) 電圧計及び電流計 電圧計及び電流計は,±1 %の精度をもつ計器とする。
c) ビュレット又はメスシリンダー ビュレット又はメスシリンダーは,JIS R 3505に規定するもので,
ビュレットは体積許容差±0.05 mlのもの,メスシリンダーは体積許容差±0.5 mlのもの又はこれらと
同等以上の精度をもつビュレット若しくはメスシリンダーとする。
d) 時間の計測 時間を計測する測定器は,±0.1 %の精度をもつ計器とする。
e) 寸法の測定 寸法を測定する器具は,JIS B 7516に規定する等級1級以上の直尺又はこれと同等以上
の精度をもつ測定器具とする。
f) 容量の計測 容量を計測する測定器は,±1 %の精度をもつ計器とする。これらの精度は,使用する

――――― [JIS C 8706 pdf 5] ―――――

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JIS C 8706:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60623:2001(MOD)

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