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8.16 始動 電動機をもつものは,通常の使用状態において,定格周波数に等しい周波数の定格電圧の90%
に等しい試験電圧を加える。ただし,速度調整装置を最低ノッチに設定して,定格電圧の90%に等しい試
験電圧を加えたとき,始動しないものは,始動しない速度ノッチごとに定格周波数に等しい周波数の始動
しない最高電圧(始動しない最高電圧が定格電圧を超える場合は,定格電圧)を連続して加え,各部の温
度上昇がほぼ一定となった時の巻線の温度は,表2の温度以下であり,なつ,始動しないことによって危
険が生じるおそれがないものは,この限りでない。
8.17 ふっ素樹脂の耐摩耗性試験 回転形試験機に図9に示す回転片(スポンジ)[軟質ポリウレタンフォ
ーム(エステル系,見掛け密度28kg/m3,硬さ12±3kgf,伸び率200%以上,引張強さ1kg/cm2以上,圧縮
残留ひずみ10%以下,セル数3240個/25mm)]を取り付け,荷重20N [{2kgf}] を加え,水を含ませた回転
片で毎分約60回転の速さで20 000回回転させる。
図9 ふっ素樹脂の耐摩耗性試験
備考1. 試験は,無通電で行う。
2. 試験は,常温 (20±15℃) で行う。
3. 荷重20N [{2kgf}] には,取付金具を含む。
8.18 タイマー予約炊飯の時間精度試験
(1) 炊き上がり予約方式のものは,常温 (20±15℃) ,初期水温約20℃において,定格電圧で白米の最大炊
飯量を標準水位で本体にセットし,タイマー設定時間は最大時間(12時間を超えるものは,12時間。)
を設定する。
(2) 炊き始め予約方式のものは,常温 (20±15℃) において,定格電圧で内なべには何も入れない状態で,
本体にセットし,タイマー設定時間は,最大時間(12時間を超えるものは,12時間。)を設定し,炊
飯状態に切り換わるまでの時間を測定する。
9. 検査
9.1 形式検査(4) 形式検査は,次の各項について,8.の試験方法,目視などによって行い,5.,6.,7.,
9.及び11.1に適合しなければならない。ただし,(6)及び(9)(14)の検査は,同一品で行わなくてもよい。
(1) 構造(11.1を含む。)
(2) 電圧変動特性
(3) 消費電力
(4) 絶縁性能
(5) 平常温度
――――― [JIS C 9212 pdf 21] ―――――
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C9212-1993
(6) 異常温度
(7) 炊飯性能
(8) 保温性能
(9) 電熱線の耐久性
(10) ふたの開閉部の耐久性
(11) コードリール機構の耐久性
(12) コード接続部の折曲げ
(13) 耐落下衝撃性
(14) 保温材及び断熱材の難燃性
(15) 始動特性
(16) ふっ素樹脂の耐摩耗性
(17) 材料
注(4) 形式検査とは,製品の品質が設計で示されたすべての品質項目を満足するかどうかを判定する
ための検査をいう。
9.2 製品検査(5) 製品検査は,各製品ごとに次の各項について8.の試験方法によって行い,4.に適合しな
ければならない。ただし,検査は合理的な抜取方式によってもよい。
(1) 消費電力
(2) 絶縁抵抗
(3) 耐電圧
注(5) 製品検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造にかかわる製品の受渡しに際し
て必要と認められる品質項目が満足するものであるかどうかを判定するための検査をいう。
10. 製品の呼び方 製品の呼び方は,種類及び最大炊飯容量又は最大保温米飯容量による。
例1. 電気がま1.8L炊き
例2. ジャー兼用電気がま2.7L炊き
例3. 電子ジャー1.8L
11. 表示
11.1 器体表示 本体の見やすいところ(6)に容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。
注(6) 見やすいところとは,外郭の表面又は工具などを使用せずに容易に操作できるふたなどで覆わ
れた外郭の内部の表面をいう。
(1) 種類
(2) 最大炊飯容量又は最大保温容量
(3) 定格電圧
(4) 定格周波数(ただし,10Wを超える電動機又は10VAを超える変圧器をもつものに限る)
(5) 定格消費電力(ジャー兼用電気がまの場合は炊飯時の消費電力)
(6) 製造年又はその略号
(7) 製造業者名又はその略号
(8) 製造番号又はロット番号
――――― [JIS C 9212 pdf 22] ―――――
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11.2 包装表示 包装する場合には,包装ごとに表面の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事
項を表示しなければならない。
(1) 種類
(2) 製造業者名又はその略号
12. 使用上の注意事項 次の事項について,本体,下げ札,取扱説明書などに明記しておかなければなら
ない。この場合,使用者に理解しやすい文章又は絵によって行うものとする。ただし,該当しないものは
除く。
(1) 電源コンセントの容量に関する注意
(2) 使用場所についての注意
(3) 使用後の手入れの方法とその際の注意
(4) 器体に水をかけることの禁止
(5) 保温に関する注意
(6) その他,製品個々の性能や特徴に応じて必要と判断される事項
付図1 試験指
備考1. 角度の許容差は,±5'とする
0
2. 寸法の許容差は,25mm未満の寸法は mm,25mm以上の寸法は±0.2mmとする。
.005
3. 使用材料は,黄銅とする。
4. 供試品の導電部は,一括して接続する。
5. 電源電圧は,定格電圧以下の任意の電圧(40V以上)としてよい。
――――― [JIS C 9212 pdf 23] ―――――
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C9212-1993
付図2 衝撃試験機
備考 ハンマ頭部は,JIS K 7202に規定するロックウェル硬さHRR100の硬さに表面をポリアミド加工し
た半径が10mmの球面をもつものとする。
――――― [JIS C 9212 pdf 24] ―――――
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JIS家電特別専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 牛 島 隆 久 財団法人日本電気用品試験所
(副委員長) 森 井 茂 株式会社東芝
森 田 博 通商産業省通商産業検査所
青 柳 桂 一 通商産業省機械情報産業局
稲 葉 裕 俊 通商産業省工業技術院
小 林 哲 郎 通商産業省資源エネルギー庁
瀬 尾 宏 介 国民生活センター
原 早 苗 消費科学連合会
吉 岡 初 子 主婦連合会
中 野 三千代 全国地域婦人団体連絡協議会
岩 崎 泰 子 東京第一友の会
古 川 哲 夫 財団法人日本消費者協会
齋 藤 有 常 社団法人日本百貨店協会
仲 谷 弘 全国電器小売商業組合連合会
名 島 哲 郎 三洋電機株式会社
入 江 八 郎 シャープ株式会社
鈴 木 庸 介 株式会社日立製作所
三 宅 敏 明 松下電器産業株式会社
奈良井 良 雄 三菱電機株式会社
林 正 宏 社団法人日本電機工業会
(事務局) 中 原 茂 樹 社団法人日本電機工業会
厨房用電熱器分料会 構成表
氏名 所屈
(主査) 山 田 一 宣 松下電器産業株式会社
(副主査) 渡 辺 清 八 東芝ホームテクノ株式会社
川 崎 順 彦 シャープ株式会社
辻 井 博 昭 象印マホービン株式会社
大 神 健 治 タイガー魔法瓶株式会社
木 寺 敏 明 タイガー魔法瓶株式会社
岩 田 光 正 東京電気株式会社
納 谷 優 株式会社東芝
大 田 富士雄 烏取三洋電機株式会社
中 村 庄 治 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
櫛 引 伸 幸 株式会社日立ホームテック
倉 永 勉 ピーコック魔法瓶工業株式会社
畠 山 功 株式会社富士通ゼネラル
官 崎 治 松下電器産業株式会社
菊 池 俊 男 三菱電機ホーム機器株式会社
(事務局) 柴 田 和 男 社団法人日本電機工業会
金 子 健 一 社団法人日本電機工業会
文責 厨房用電熱機器分科会
JIS C 9212:1993の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.20 : 料理用加熱器,調理台,オーブン及び類似の機具
JIS C 9212:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2520:1999
- 電熱用合金線及び帯
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC3312:2000
- 600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル
- JISC3327:2000
- 600Vゴムキャブタイヤケーブル
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8304:2009
- 屋内用小形スイッチ類
- JISC8358:1994
- 電気器具用差込接続器
- JISG3555:2004
- 織金網
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK6894:2014
- 金属素地上のふっ素樹脂塗膜の試験方法
- JISK7202-2:2001
- プラスチック―硬さの求め方―第2部:ロックウェル硬さ
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯