JIS D 0117-2:2005 自動車及び内燃機関―フィルタ用語―第2部:フィルタ及びフィルタ構成部品の特性の定義 | ページ 2

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D 0117-2 : 2005 (ISO 11841-2 : 2000)
番号 用語 定義 単位 参考
慣用語 対応英語
4.3.8 差圧 フィルタの上流と下流との静圧の差。 Pa differential
備考 圧力測定点は,試験仕様に従って設定 pressure
する。
4.3.8.1初期差圧 新品で汚れのないフィルタ又はフィルタエレ Pa initial differential
メントの差圧。 pressure
4.3.8.2終期差圧 ある一定の試用期間又は試験期間の後の,フ Pa final differential
ィルタ又はフィルタエレメントの差圧。 pressure
備考 許容限度は,運転スイッチなどのシス
テムの必要条件について定める。
4.3.9 圧力損失 フィルタ又はフィルタエレメントに起因する Pa pressure loss
フローエネルギー(速度水頭)が,失われる
ことによる圧力減少。JIS D 1612の附属書に
従って決定する。
4.3.10 破壊圧力 フィルタが破壊するときの内部圧力。 Pa burst pressure
4.3.11 エレメント破 フィルタエレメントが外圧又は内圧によっ Pa エレメン collapse pressure
損圧力 て,その正常な機能が影響を受ける程度に破 トつぶ
損を受ける圧力差。 れ圧力
備考 試験方法として,JIS B 8356-3がある。

4.4 流れ又は流体による分類

   番号       用語                      定義                   単位             参考
慣用語 対応英語
4.4.1 流れ方向 流体が,フィルタ又はフィルタエレメントを − direction of flow
通過する方向。 flux direction
備考 通常は,矢印で表示する。
4.4.2 体積流量 L/min,
単位時間にフィルタを通過する流体の体積。 volume flow
備考 圧縮性流体の場合には,そのときの基m3/min
準条件を明記する。
4.4.3 質量流量 単位時間にフィルタを通過する流体の質量。kg/min mass flow
4.4.4 動粘度範囲 mm2/sec
フィルタ又はフィルタエレメントを,使用で kinematic
きる動粘度の許容範囲。 viscosity range
4.4.5 対流体適合性 流体に対する,ろ過材又はフィルタエレメン − media
トの適合性。 compatibility
4.4.6 流れ疲労特性 フィルタエレメントが,流量,温度及び圧力 − flow-fatigue
条件の変化によって生じる構造破損に耐える characteristics
能力。
備考 試験方法として,JIS B 8356-6がある。

4.5 ろ過による分類

   番号       用語                      定義                   単位             参考
慣用語 対応英語
4.5.1 気孔径 JIS B 8356-2に従って決定する,ろ過材の気 ポアサイ pore size
孔の孔径。 ズ
備考 気孔径が,ろ過材のろ過効率又は部分
ろ過効率を決定するものではない。
4.5.2 平均流量気孔 空気流量の50 %がそれより小さい気孔を通 mean flow pore
径 過し,50 %がそれより大きい気孔を通過する size
気孔の孔径。

――――― [JIS D 0117-2 pdf 6] ―――――

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D 0117-2 : 2005 (ISO 11841-2 : 2000)
番号 用語 定義 単位 参考
慣用語 対応英語
4.5.3 瞬間ろ過効率 ある一定時間保持した試験用コンタミナント % instantaneous
と添加した試験用コンタミナントとの比。次 filtration
の式によって計算する。 efficiency
(d1 d2 )
100
d1
ここに,η : 瞬間ろ過効率(%)
d1 : フィルタ入口での試験用コン
タミナントの濃度
d2 : フィルタ出口での試験用コン
タミナントの濃度
備考 ある一定の試験時間に規定された試験
条件における,フィルタ又はフィルタ
エレメントの有効性の尺度である。通
常,試験用コンタミナントは,規定さ
れたダストであり,有機物も含まれて
いる。燃料フィルタ試験の場合には,
水に対するろ過効率も測定する。
4.5.3.1部分ろ過効率 特定の粒径に対するろ過効率。 % fractional
備考 部分ろ過効率は,制限粒度帯を使用す filtration
る質量法,又は広い粒径範囲について efficiency
分級による粒子計数法のいずれかによ
って求める。
4.5.4 累積ろ過効率 試験終了までの全ろ過効率。次の式によって % ろ過効率 cumulative
計算する。 filtration
efficiency
M1
100
0
ここに,η : 累積ろ過効率(%)
M1 : フィルタによって保持される
ダストの質量
M0 : 試験の開始からシステム内に
投入されるダストの質量
備考 規定された試験条件における,フィル
タ又はフィルタエレメントの有効性の
尺度である。通常は,試験用コンタミ
ナントは規定されたダストであり,有
機物を加えてある場合もある。燃料フ
ィルタ試験の場合には,水に対するろ
過効率も測定する。

――――― [JIS D 0117-2 pdf 7] ―――――

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D 0117-2 : 2005 (ISO 11841-2 : 2000)
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慣用語 対応英語
4.5.5 βx値 x( よりも大きい粒子に対して,フィル − βx-value
タ出口での粒子数とフィルタ入口での粒子数
との比。
N1
x
N2
ここに,N1 : フィルタ入口でのx( よ
り大きい粒子の数
N2 : フィルタ出口でのx( よ
り大きい粒子の数
備考 規定された試験条件における,フィル
タ又はフィルタエレメントの有効性の
尺度である。βx値は,JIS B 8356-8に
従うマルチパス試験の結果の一つであ
る。
4.5.6 フィルタ寿命 点検若しくは交換までの,又は規定終了差圧 h filter life
までの,フィルタ又はフィルタエレメントの
使用時間。
備考 通常は,点検又は交換間隔は,自動車
又はエンジンのメンテナンスマニュア
ルに定められている。
参考 自動車の場合には,走行距離(km)で
示すことがある。
4.5.7 コンタミナン 規定された終期差圧などの試験終了条件で g CHC, contaminant
ト捕そく の,フィルタ又はフィルタエレメントによっ DHC capacity,
(捉)容量,て保持されるコンタミナント又はダストの質 dust capacity
ダスト保持量 量。
4.5.8 見掛容量, フィルタ寿命に達するまで,試験中にフィル g apparent
α値 タに加えられるコンタミナント質量。 capacity,
備考 α値は,JIS B 8356-8に従うマルチパ α-value
ス試験の結果の一つである。
関連規格 JIS D 1611-1 自動車部品−内燃機関用オイルフィルタ−第1部 : 一般試験方法
備考 ISO 4548-1:1997,-2 : 1997,-3 : 1997,-5 : 1990,-6 : 1985,-7 : 1990,-9 : 1995,Methods
of test for full-flow lubricating oil filters for internal combustion engines−Part 1,2,3,5,6,
7&9は,この規格の該当事項と同等である。
JIS D 1611-2 自動車部品−内燃機関用オイルフィルタ−第2部 : 全流式オイルフィルタの粒子
カウント法によるろ過効率試験方法及びコンタミナント捕そく(捉)容量試験方法
備考 ISO 4548-12:2000,Methods of test for full-flow lubricating oil filters for internal combustion
engines−Part 12が,この規格と一致している。

JIS D 0117-2:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11841-2:2000(IDT)

JIS D 0117-2:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 0117-2:2005の関連規格と引用規格一覧