JIS D 9111:2016 自転車―分類,用語及び諸元 | ページ 4

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D 9111 : 2016
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2036 ブレーキ操作開 commencement of
試験機構又は乗員の手若しくは足で,ブレーキ作動装置を作動させ
始点 braking
た,試験用走路上又は試験機上の地点。この地点は,試験用走路上で
は,前車輪又は後車輪のブレーキ作動装置のいずれかを作動させた地
点とする。
2037 制動力 braking force
タイヤと路面間,又はタイヤと試験機のドラム若しくはベルト間の接
線方向の後ろ向きの力(FBr)。
2038 表示空気圧 indicated inflation
タイヤの性能を有効に発揮させるためにタイヤに表示してある空気
圧。 pressure
2039 (タイヤの)標 recommended
タイヤの性能を有効に発揮させるのに適したタイヤの空気圧。一般
準空気圧 に,この空気圧を表示空気圧とする。 inflation pressure
注記 推奨空気圧ともいう。 (of tyre)
2040 最大空気圧 maximum inflation
タイヤの性能を有効及び安全に発揮させるのに適したタイヤ又はリ
pressure
ム製造業者が推奨する空気圧の最大値。最大空気圧がタイヤとリムの
両方に表示されていた場合,いずれか低い方の値とする。
2041 (タイヤの)最 recommended
タイヤに標準空気圧を充したとき,タイヤの耐久性を維持すること
大負荷 ができる最大の負荷。 maximum load
(of tyre)
2042 タイヤの総幅 overall width of
タイヤを適用リムに装着して標準空気圧を充し,負荷を加えない状
態(接地しない状態)でのタイヤの最大幅(図18参照)。 tyre
2043 タイヤ幅 section width of
タイヤの総幅から模様,文字などの高さを除いたサイドウォール間ま
での直線距離(図18参照)。 tyre
2044 タイヤの外径 overall diameter of
タイヤを適用リムに装着して,標準空気圧を充し,負荷を加えない
状態(接地しない状態)での外径(図18参照)。 tyre
2045 ハブ振分け中心 center of over lock
ハブの左右のロックナットの外側間隔の中心(図19参照)。通常,リ
ムの中心面をいう。 nut dimension
注記 ロックナットがない場合は,左右の玉押しの外側間隔の中心と
する。
2046 ハブオフセット hub offset
ハブ振分け中心(2045)とハブつば間隔の中心との距離(図19参照)。
注記 車輪のおちょこ量ともいう。
2047 オフセット組み offset wheel
ハブ振分け中心(2045)とハブつば間隔の中心とをずらした構造の車
車輪 輪(図19参照)。
注記 ハブ振分け中心に対し,ハブつば間隔の中心が位置する方向を
オフセット方向という。
2048 8本取り車輪 four-cross spoked
各スポークが他のスポークと4か所で交差する組み方の車輪。ハブつ
wheel
ばに通したスポークを,1本目と8本目,3本目と10本目というよう
に中6本おきに交差させて組み付ける(図20参照)。
2049 6本取り車輪 three-cross spoked
各スポークが他のスポークと3か所で交差する組み方の車輪。ハブつ
ばに通したスポークを,1本目と6本目,3本目と8本目というようwheel
に中4本おきに交差させて組み付ける(図21参照)。
2050 4本取り車輪 two-cross spoked
各スポークが他のスポークと2か所で交差する組み方の車輪。ハブつ
ばに通したスポークを,1本目と4本目,3本目と6本目というようwheel
に中2本おきに交差させて組み付ける(図22参照)。
2051 あやどり spoke crossing
ハブつばの外側から通したスポーク線を内側から通したスポーク線
の上に重ねて交差させる組み方。
2052 スポーク頭左内 スポークをあやどりするとき,左側のスポークの頭がハブつばの内側 −
(すぽーくあた にあること(図23参照)。
まひだりうち)
2053 スポーク頭左外 スポークをあやどりするとき,左側のスポークの頭がハブつばの外側 −
(すぽーくあた にあること(図24参照)。
まひだりそと)

――――― [JIS D 9111 pdf 16] ―――――

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番号 用語 定義 対応英語(参考)
2054 車輪の縦振れ 車輪の半径方向の全振れ。 wheel concentricity
2055 車輪の横振れ 車輪の軸方向の円周振れ。 wheel squareness
2056 折り畳み車・分 folding bicycle,
輸送及び保管しやすいようにコンパクトな形状に折り畳めるよう設
割車 separable cycle
計された自転車を折り畳み車という。また,フレームが分割できる機
構の自転車を分割車という。
2057 完全組立車 fully assembled
完全に組立て・調整が行われ,使用に供する状態にある自転車。
bicycle
2058 七分組立車 almost assembled
フレームに少なくとも後車輪,ギヤクランク,チェーン,フリーホイ
(しちぶくみた bicycle,
ール,後ブレーキ本体,チェーンケース及びディレーラを組み付け,
てしゃ) その他の部品を組み付けない状態で結束又は包装した自転車。 short packaged
bicycle
2059 未組立車 七分組立車の要件を満たさない組立状態の自転車。 unassembled
bicycle,
knock downed
bicycle
2060 ボルト結合 bolted joint
ねじ締結具で結合された部品,又はねじで留められている状態。
2061 露出突起物 exposed
通常,使用時に強く接触して,又は事故でその上に倒れたときに,そ
protrusion
の位置又は硬さによって,乗員が危険となるおそれのある突起物。
2062 折損 意図しない二つ以上の部分への分離。 fracture
2063 目に見える亀裂 試験によって生じた,肉眼で確認できる亀裂。 visible crack
2064 模擬地上面 simulated ground
試験部品又はアセンブリを完成車の中に組み付けたときの地上面の
位置を表す面。 plane
2065 オフロード off-road rough
粗い小石の多い走路,林道,及び木の根又は岩があるなど一般的な舗
装がされていない走路。 terrain
2066 一般道路 public road
自転車の走行が法律上認められている指定及び許可された道路。
3001 フレーム frame assembly
フレーム体,前ホーク及びフレーム部品の総称(図25参照)。フレー
ムの形状は,ダイヤモンド形(図26参照)とスタッガード形,ダブ
ルループ形などのダイヤモンド形以外のもの(図27参照)との2種
類がある。
3002 フレーム部品 ヘッド部品,ハンガ部品及びシート部品の総称(図25参照)。frame parts
3003 サスペンション suspension frame
路面からの衝撃を緩和するため,緩衝機構を組み込んだフレーム。
フレーム
3004 サスペンション suspension fork
路面からの衝撃を緩和するため,緩衝機構を組み込んだ前ホーク。
ホーク
3005 ダミーホーク dummy fork
試験時に製造業者から供給された前ホークの代わりに,又は前ホーク
が供給されなかった場合に取り付けることができる,特定の条件で製
造された試験用前ホーク。
3006 ホークステム fork steerer (fork
フレームのヘッドパイプ内で操だ(舵)軸を中心に回転する前ホーク
stem)
の一部分。通常,ホーク肩に接合され,又は直接ホーク足に接合され,
前ホークとハンドルステムとの接続点になる。
3007 シートポスト サドルを固定し,フレームと接続する部品。 seat-post
3008 クランクアセン crank assembly
駆動側及び非駆動側のクランク,ペダル軸アダプタ,クランク軸,並
ブリ びに駆動システムを構成する部品(ギヤ板など)から成る疲労試験用
アセンブリ。
3009 エアロエクステ aerodynamic
乗員の空気抵抗を減らすため,ハンドルバー又はステムに取り付けら
ンション れた突出し。 extension
3010 バーエンド bar end
ハンドルバーに追加された突出し。通常は,ハンドルバーの端部のハ
ンドルバー軸と直角に固定する。

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番号 用語 定義 対応英語(参考)
3011 コースタハブ back-pedal brakes,
ペダルを駆動とは逆の方向へ回転させて,自転車の制動を行う機構を
組み込んだハブ。 coaster brake hub
3012 ハブブレーキ 直接車輪のハブ上で作動するブレーキ。 hub brake
3013 ハブダイナモ ハブに内蔵された発電装置。 hub generator
3014 バンドブレーキ band brake
ハブに取り付け又は組み込まれた円筒形ドラムを外側から円周状の
ブレーキ帯で締め付けるブレーキ。
3015 ディスクブレー disc brake
ハブに取り付け又は組み込まれた薄いディスクの側面をパッドで挟
キ み込むブレーキ。
3016 リム部を制動す ブレーキブロックが車輪のリム上で作動するブレーキ。 rim-brake
るブレーキ
3017 ブレーキレバー 制動装置を操作するレバー。 brake lever
3018 コントロールケ control cable
装置類を操作するケーブル(ブレーキワイヤ,ディレーラワイヤ又は
ーブル 前後に取り付けた錠を連動させるためのワイヤを含む。)。
3019 セイフティフッ safety hook
カンチレバー形キャリパブレーキのワイヤ切断事故に備えて,つりワ
ク イヤが車輪に巻き込まれないように,これを受け止める保護装置。
3020 クイックレリー quick-release
レバー操作によって車輪又は他の部品を接続,保持及び固定する機
ズ装置 構。 device
3021 クイックレリー quick release hub
フレームからの車輪の着脱をスパナなどの工具を使用せず,かつ,短
ズハブ 時間で行うことのできるハブ。
3022 ビンディングペ quick-release
靴底に装着する固定部材(クリート)とその固定部材にはめ合うよう
ダル pedal,
に設計された専用のペダル体とを固定できるようにした足固定装置
付きペダル。クリップレスペダルともいう。 binding type pedal
3023 トウクリップ toe clip
乗員の靴がペダルから離れないように靴のつま先部分をサポートす
る金具。
3024 トウストラップ toe strap
乗員の靴がペダルから離れないように靴を固定するためのバンド。
3025 リングケース chainwheel disc
主としてスポーティ車で使用される円板状のチェーンケースで,チェ
ーンとギヤとの間に乗員の衣服が巻き込まれることを防ぐために,右
クランクとアウタギヤ板との間に装備するもの。
3026 スポークプロテ spoke protector
多段フリーホイール及び多段小ギヤの最大スプロケットとスポーク
クタ との間に装備される円板で,チェーンがスポーク側へ脱落するのを防
ぐ用具。
3027 車輪 wheel
ハブ,リム及びスポーク若しくはディスクから成る(ただし,タイヤ
を除く。)アセンブリ,又はこれらを組み合わせたもの。
3028 一体車輪 リム,スポーク及びハブが一体となった車輪。 solid wheel
3029 反射性タイヤ reflective tyre
夜間,自動車のヘッドライトなどの照射による自転車の被視認性を高
めるために,サイドウォール部に環状の反射体を備えた自転車用タイ
ヤ。
3030 ショルダパッド shoulder pad
自転車を肩に担いで運搬する場合に備えて,主に上パイプと立パイプ
との内角に装備する肩当て。
3031 繊維強化樹脂材 composite
金属又は非金属の短繊維又は長繊維を積層した又は粒子で補強した
料 非金属を全体又は部分的に使用した材料。 materials
注記 例としてFRP,CFRP(カーボンファイバー)。
3032 繊維強化樹脂製 繊維強化樹脂材料を使用した車輪。 composite wheels
車輪
3033 歯付きベルト drive belt
動力を伝達する手段として使用される,歯を配列した継ぎ目のない環
状のベルト。
3034 プーリ pulley
円周上の歯溝によってベルトの動力を伝達する,クランク軸及び車軸
に取り付けられた回転輪。

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D 9111 : 2016
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3035 ねじ山固定具 screw thread
意図せずにねじが緩まないようナット及びボルトのねじ山に附属又
は適用される装置。 locking devices
注記 例として,ロックワッシャー,ロックナット,緩み止め剤,剛
性ナットなどがある。
3036 一次的な車輪保 primary retention
前車輪を前ホークに,後車輪をフレームに確実に保持する装置。
持装置 system
3037 二次的な車輪保 secondary
一次的な保持装置(クイックレリーズハブのカムレバーなど)が緩ん
持装置 でも,前車輪を前ホークに保持する装置。 retention system
H サドル最大高さ(2006)
1 はめ合せ限界標識(2008)
2 地面
図11−サドル最大高さ
L チェーンライン(2010)
P (自転車の)基準中心面(2009)
b1 前チェーンライン寸法(2011)
b2 後チェーンライン寸法(2012)
l6 クランク長さ(2023)
図12−駆動部

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D 9111 : 2016
h1 フレームサイズ(2013) h2 ハンガ下り(2014)
h3 ハンガ地上高さ(2015) l1 ホイールベース(2018)
l2 ホークオフセット(2019) l3 フロントセンタ(2020)
l4 リヤセンタ(2021) l5 トレール(2022)
θ1 ヘッド角(2016) θ2 シート角(2017)
図13−フレーム主要寸法
l7 突出し長さ(2024) 1 ペダル接地角(2026)
図14−突出し長さ 図15−ペダル接地角

――――― [JIS D 9111 pdf 20] ―――――

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JIS D 9111:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4210-1:2014(MOD)
  • ISO 8090:1990(MOD)

JIS D 9111:2016の国際規格 ICS 分類一覧