JIS E 6102:2015 鉄道車両―交流主電動機 | ページ 7

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E 6102 : 2015
附属書E
(規定)
使用者及び製造業者の協定事項
E.1 製造業者との協定が必要な使用者の特別な要求事項
関連する項目 内容
箇条4 特別な(例外的な)環境条件
5.3 規定特性の供給電圧
7.1.2.2 試験時と実使用時との電源の類似性
7.1.4 調査試験
8.1.6 短時間過負荷温度上昇試験
附属書C 騒音測定及び限度
附属書D 運転路線の電車線電圧
E.2 使用者との協定が必要な製造業者の特別な要求事項
関連する項目 内容
5.4 実績ある特性と異なる決定特性
7.1.1 試験の重複
7.1.2.1 形式試験の試験仕様書及び試験成績書
7.1.2.4 形式試験の免除又は試験項目の一部を省略
7.1.3 受渡試験の代替方式の手順
8.1.2 特別な外部冷却方式の取決め
8.1.6 短時間過負荷温度上昇試験方法の代替方式及び追加温度測定(使用者が実施を規定して
いる場合)
A.5 特別なブレーキ装置の設置及び最初の抵抗測定を開始する時間の延長
E.3 使用者と製造業者との間で協定しておくべき,その他の特別な要求事項
関連する項目 内容
6.2 IEC 60034-8によらない端子及びリード線の表記
9.1 使用する電圧波形
9.1 正弦波電源による温度上昇形式試験の追加
9.4 受渡試験としての高速試験
9.5 直流電圧による耐電圧試験
9.6 形式試験と同等の振動測定
7.2 適用する試験項目
箇条8.0A 適用する試験電源
8.1.5 この規格で規定する温度上昇限度を下回る温度上昇限度の設定
8.2 特性試験及び裕度
8.3 試験開始時の温度を常温で実施する高速試験

――――― [JIS E 6102 pdf 31] ―――――

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E 6102 : 2015
9.1 b) 種別2の適用
9.3.1 b) 種別2の適用
9.5 b) 種別2の適用
箇条10 調査試験の実施

――――― [JIS E 6102 pdf 32] ―――――

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E 6102 : 2015
附属書JA
(参考)
日本で実施されている調査試験
JA.1 一般
この附属書は,対応国際規格では規定されていないが,旧JIS E 6102:1999に規定されていて,受渡当事
者間で必要と認めた場合に行う調査試験の参考情報として示す。
JA.2 負荷試験
誘導主電動機に負荷を接続し,定格電圧及び定格周波数,又は代用定格電圧及び代用定格周波数で運転
し,負荷電流を変化させたときの入力,一次電流及びすべりを測定する。
JA.3 損失特性測定
JA.3.1 無負荷損失特性
無負荷損失特性は,次による。
a) 機械損 機械損の測定方法は,定格電圧及び定格周波数,又は代用定格電圧及び代用定格周波数で無
負荷運転し,入力が一定になった後,機械損が分離できる程度まで電圧を下げ,数点における電圧,
電流及び入力を測定する。
b) 鉄損 無負荷試験の結果によって,入力から無負荷電流による一次抵抗損及び機械損を減じた値を鉄
損とする。鉄損は,式(JA.1)によって算出する。
2
3I0 R1
W1 W0 Wm (JA.1)
2
ここに, W1 : 鉄損(W)
W0 : 無負荷時の入力(W)
I0 : 無負荷電流(A)
R1 : 各端子間において測定した一次巻線抵抗の平均値(Ω)
Wm : 機械損(W)
c) 無負荷損失特性 a) 及びb) の測定結果と入力電圧との関係を示す曲線を描く。
JA.3.2 負荷損失特性
負荷損失特性は,次による。
a) 一次抵抗損 一次巻線の抵抗損は,式(JA.2)によって算出する。
W1=3I12 r1 (JA.2)
ここに, W1 : 一次抵抗損(W)
I1 : 一次電流(A)
r1 : 基準巻線温度に換算した一次一相の抵抗(Ω)
b) 二次抵抗損 二次抵抗損は,無負荷試験及び負荷試験の結果から,式(JA.3)によって算出する。
W2=S×[W−3I12 r1−(W0−3I02 r1) ] (JA.3)
ここに, W2 : 二次抵抗損(W)
S : すべり
W : 負荷時の入力(W)
c) 漂遊負荷損 漂遊負荷損を考慮する場合は,式(JA.4)によって算出する。

――――― [JIS E 6102 pdf 33] ―――――

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2
.0005P
G (JA.4)
Pr
ここに, G : 漂遊負荷損(W)
P : 出力 (1−S) W−3I12 r1−(W0−3I02 r1) ](W)
Pr : 定格出力(W)
JA.4 特殊温度上昇試験
JA.4.1 過負荷温度上昇試験
誘導主電動機を指定された通風状態にし,各部の温度と周囲温度との差が5 K以内の冷状態から,定格
電圧及び定格周波数,又は代用定格電圧及び代用定格周波数で受渡当事者間で定める数種の過負荷電流で,
いずれかの部分が受渡当事者で定める温度上昇限度に達するまで,連続運転して温度上昇を求め,負荷電
流,温度上昇及び運転時間との関係を示す曲線を描き,過負荷温度上昇特性を求める。
JA.4.2 通風量変化温度上昇試験
誘導主電動機に定格電圧及び定格周波数,又は代用定格電圧及び代用定格周波数を加え,受渡当事者間
で定める数種の通風量で,負荷電流を受渡当事者間で定める電流として,各部の温度がほぼ一定となるま
で運転して温度上昇を求め,通風量と温度上昇との関係を示す曲線を描き,通風量変化温度上昇特性を求
める。
JA.5 通風特性試験
JA.5.1 自己通風主電動機の場合
自己通風誘導主電動機の場合は,次による。
a) 誘導主電動機を無負荷で運転し,受渡当事者間で定める数種類の回転速度で通風量を測定し,回転速
度と通風量との関係を示す曲線を描き,風量特性を求める。
b) 誘導主電動機の通風取入口に風道及び絞り装置を設け,主電動機を無負荷で,受渡当事者間で定める
数種類の回転速度で運転し,各回転速度で絞りを変えた場合の通風量及び主電動機通風取入口の静圧
を測定し,回転速度をパラメータとした通風量と静圧との関係を示す曲線を描き,風量−静圧特性を
求める。
JA.5.2 強制通風主電動機の場合
誘導主電動機の通風取入口に風道及び送風機を設け,誘導主電動機を無負荷で静止状態から最高使用回
転速度までの範囲の受渡当事者間で定める数種類の回転速度で運転し,各回転速度で通風量を変えた場合
の誘導主電動機の静圧を測定し,回転速度をパラメータとした通風量と静圧との関係を示す曲線を描き,
風量−静圧特性を求める。
JA.5.3 測定方法
静圧及び通風量の測定は,指定された試験装置を用い,JIS B 8330によって測定する。
JA.6 誘電正接測定
9.5 b) に規定する耐電圧試験の試験電圧値の約20 %50 %の交流電圧を加え,巻線の誘電正接を測定し,
印加電圧と誘電正接との関係を求める。
JA.7 軸電圧測定

――――― [JIS E 6102 pdf 34] ―――――

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E 6102 : 2015
誘導主電動機を定格電圧及び定格周波数,又は代用定格電圧及び代用定格周波数で無負荷運転し,回転
子の両軸端間に発生する軸電圧を測定する。

――――― [JIS E 6102 pdf 35] ―――――

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JIS E 6102:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60349-2:2010(MOD)

JIS E 6102:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS E 6102:2015の関連規格と引用規格一覧