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JIS F 2617:2012 規格概要
この規格 F2617は、生存艇からなわばしごで船体の垂直部分に沿って安全に乗下船するために装備する救命艇用なわばしごに対する要求事項について規定。
JISF2617 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F2617
- 規格名称
- 船舶及び海洋技術―救命艇用なわばしご
- 規格名称英語訳
- Ships and marine technology -- Embarkation ladders
- 制定年月日
- 1974年5月1日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5489:2008(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.50
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1974-05-01 制定日, 1977-08-01 確認日, 1980-08-01 確認日, 1982-02-01 改正日, 1987-04-20 確認日, 1989-06-15 改正日, 1995-03-28 確認日, 2000-03-01 確認日, 2006-08-10 確認日, 2012-02-24 改正日, 2016-10-25 確認
- ページ
- JIS F 2617:2012 PDF [15]
F 2617 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 なわばしごの種類・・・・[2]
- 4 材料・・・・[2]
- 4.1 木製部品・・・・[2]
- 4.2 サイドロープ・・・・[2]
- 4.3 金属材料・・・・[2]
- 4.4 機械的固着装置・・・・[3]
- 4.5 プラスチック材料・・・・[3]
- 4.6 材料の品質・・・・[3]
- 4.7 シージング・・・・[3]
- 4.8 ステップ固定ピースの材料・・・・[3]
- 5 構造・・・・[3]
- 6 承認のための試験・・・・[7]
- 7 製品の呼び方・・・・[8]
- 8 表示・・・・[8]
- 9 製品試験及び検査・・・・[9]
- 10 保守・・・・[9]
- 附属書A(参考)推奨製品試験及び検査・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS F 2617 pdf 1] ―――――
F 2617 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
技術研究協会(JSTRA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 2617:1989は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS F 2617 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 2617 : 2012
船舶及び海洋技術−救命艇用なわばしご
Ships and marine technology-Embarkation ladders
序文
この規格は,2008年に第3版として発行されたISO 5489を基に,適合性評価への活用を考慮したため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,生存艇からなわばしごで船体の垂直部分に沿って安全に乗下船するために装備する救命艇
用なわばしごに対する要求事項について規定する。
この規格は,国際航海に従事する船舶に用いる1974年海上における人命の安全のための国際条約
(SOLAS)第III章に要求による救命艇用なわばしご(以下,なわばしごという。)に適用する。主管庁は,
この規格がSOLASに十分適合しているとして,この規格によるなわばしごを船舶に適用することを強く
求められる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5489:2008,Ships and marine technology−Embarkation ladders(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 4305:2005 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS K 7219 プラスチック−直接屋外暴露,アンダーグラス屋外暴露及び太陽集光促進屋外暴露試験
方法
注記 対応国際規格 : ISO 877:1994,Plastics−Methods of exposure to direct weathering, to weathering
using glass-filtered daylight, and to intensified weathering by daylight using Fresnel mirrors(IDT)
JIS L 2701 麻ロープ
ISO 209-1:1989,Wrought aluminium and aluminium alloys−Chemical composition and forms of products−
Part 1: Chemical composition
ISO 1461:2009,Hot dip galvanized coatings on fabricated iron and steel articles−Specifications and test
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F 2617 : 2012
methods
3 なわばしごの種類
なわばしごの種類は,形式及び構造によって分類し,表1による。
表1−なわばしごの種類
種別 形式a) 構造b)
A形 通常形 タイプ1又は
B形 2連形 タイプ2
F形 それ以外の形
注a) 図1参照
b) 図4参照
4 材料
4.1 木製部品
なわばしごに用いる木製部品は,節なしの広葉樹の硬材など(トネリコ,オーク,ニレ,ブナ,チーク,
アピトン又はチューリップウッド)で製作しなければならない。
4.2 サイドロープ
4.2.1 サイドロープは,抗菌処理をしたマニラロープ,JIS L 2701の1類マニラロープ1種又はポリエス
テルと対比する色を付けたポリプロピレン心材をもつ熱処理を施し形づけしたポリエステル・スパンロー
プとする。サイドロープは,少なくとも24 kNの破断強度及び呼び直径18 mm以上(周囲57 mm以上)
としなければならない。
4.2.2 代替の合成繊維製サイドロープは,次のa) e)の全てに適合する場合には用いてもよい。
a) 4.2.1の破断強度及び寸法要求事項を満たす。
b) 荷重下において,少なくとも4.2.1に規定する標準ロープと同等の最大伸び率をもつ。
c) マニラロープ又はポリエステル・スパンロープと同等の,素手で握るために適した外面をもつ。
d) 紫外線に対する耐候性をもつ,熱硬化性ポリマーを材料とする。
e) 4.2.1に規定するポリエステル/ポリプロピレン・スパン構造と同様に,過度の磨損のときに目に見え
る徴候を示す構造をもつ。
4.3 金属材料
4.3.1 金属固着具は,固有の耐食性をもつもの,又は耐食性の処理を施した材料で製作しなければならな
い。
4.3.2 ステンレス鋼でない鉄系金属部品は,ISO 1461による表面処理をしなければならない。
4.3.3 ステンレス鋼部品は,少なくともJIS G 4305のSUS316又はgrade 316 1) と同等の耐食性をもつ海
洋環境に適した合金とする。
注1) ron & Steel Society (ISS) 出版のStainless Steel参照。
住所 : 186 Thom Hill Road,Warrendale,PA 15090-7528,USA,又は
ホームページ : http:// www.iss.org.
4.3.4 アルミニウム製の構成部品は,ISO 209-1の5254又は5652合金,又は銅含有率0.06 %(質量分率)
以下のその他の合金としなければならない。
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F 2617 : 2012
4.3.5 互いに接触する金属部分は,電気的に両立できるもの又は海洋環境における電気的腐食を防止する
ために絶縁しなければならない。
4.4 機械的固着装置
はしごの部分を締結する機械的固着機器は,その機器のはずれを防止するための固定機構をもたなけれ
ばならない。
4.5 プラスチック材料
プラスチック材料は,JIS K 7219のA法に規定する1年間の大気暴露試験で,少なくとも最初の引張強
さの30 %及び少なくとも最初の衝撃強さの80 %を維持するものでなければならない。
4.6 材料の品質
はしごの構成部品は,とげ,粗い削り縁,鋭い縁,かど,突起,又ははしごの使用者を傷つけるその他
の欠陥がないものとしなければならない。
4.7 シージング
シージングを施す場合は,最小破断強度800 Nの2本又は3本よ(撚)りのマーレン又はその他の同等
の強度をもつ,適切な材料で構成しなければならない。
4.8 ステップ固定ピースの材料
固定ピースは,木又はプラスチック材料としなければならない。
5 構造
5.1 はしごの側面には,2本のサイドロープをもたなければならない。はしごは,図1によるはしごの中
央に3番目のロープを使用した連はしごで構成してもよい。2連形はしごにおける,3番目のロープはサイ
ドロープと同じ要求事項に適合しなければならない。はしごの各々のステップは,サイドロープによって
支えられなければならない。
a) 通常形 b) 2連形
図1−救命艇用なわばしご
5.2 サイドロープは,次による。
a) はしごの頂部から最下部まで継ぎ目があってはならない。
b) 塗装若しくはコーティング又は皮膜で被覆してはならない。
――――― [JIS F 2617 pdf 5] ―――――
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JIS F 2617:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5489:2008(MOD)
JIS F 2617:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.50 : 甲板設備及び施設
JIS F 2617:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7219:1998
- プラスチック―直接屋外暴露,アンダーグラス屋外暴露及び太陽集光促進屋外暴露試験方法
- JISL2701:1992
- 麻ロープ