JIS F 7206:1998 規格概要
この規格 F7206は、ビルジ吸引管の端末に設けて,管が固形物で詰まらないようにするローズボックスの主要寸法を規定。海洋船及び内陸航行船に適用。
JISF7206 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F7206
- 規格名称
- 造船―ローズボックス
- 規格名称英語訳
- Shipbuilding -- Strum boxes
- 制定年月日
- 1953年2月27日
- 最新改正日
- 2019年2月14日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6454:1984(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-02-27 制定日, 1956-02-27 改正日, 1959-01-10 改正日, 1962-01-01 確認日, 1963-03-01 改正日, 1966-03-01 確認日, 1967-03-01 改正日, 1970-02-01 確認日, 1973-02-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1984-11-15 確認日, 1990-07-05 確認日, 1995-03-28 確認日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
- ページ
- JIS F 7206:1998 PDF [7]
F 7206 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによって,JIS F 7206 : 1980は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際規格との整合を図るために,原国際規格の技術的内容及び規格票の様式を変更す
ることなく本体に規定し,規格の名称を変更した。また,旧JISの内容を,附属書に規定した。
JIS F 7206は,本体及び次に示す附属書で構成されている。
附属書(規定) 船用鋼板ローズボック
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 7206 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 7206 : 1998
造船−ローズボックス
Shipbuilding−Strum boxes
序文 この規格は,1984年第1版として発行されたISO 6454, Shipbuilding−Strum boxesを翻訳し,技術的
内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,規格の名称を“造船−ローズボ
ックス”とした。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。
また,附属書(規定)に従来使用されていたJISの船用ローズボックスの構造・形状及び寸法を示した。
1. 適用範囲 この規格は,ビルジ吸引管の端末に設けて,管が固形物では詰まらないようにするローズ
ボックスの主要寸法を規定する。
この規格を満足するローズボックスを機械室及び軸室内のビルジ吸引管に使用してはならない。
この規格は,航洋船及び内陸航行船に適用する。
備考 使用者は,この規格の要求事項を守ると同時に,対象とする個々の船舶が適用を受けるべき法
令の要求事項及び規則類を確実に守らなければならない。
2. 参考
ISO 1461 Metallic coatings−Hot dip galvanized coatings on fabricated ferrous products−Requirements
ISO 4200 Plain end steel tubes, welded and seamless−General tables of dimensions and masses per unit length
3. 定義 この規格では,次の定義を適用する。
ローズボックス : この規格では,“strum boxes”を“ローズボックス”と呼称する。
ローズボックスの呼び (DN) : ビルジ管の呼び径
4. ローズボックスの形式 4種類の形式を特定する。
R2形 : 開孔のある円筒部と開孔のない頂板をもつ円筒形ボックス。
R3形 : 開孔のある円筒部と頂板をもつ円筒形ボックス。
S2形 : 開孔のある側板と開孔のない頂板をもつ角形ボックス。
S3形 : 開孔のある側板と頂板をもつ角形ボックス。
備考1. ローズボックスの形式を示すコードは,ローズボックスの形式を示す文字(R : 円筒形,S :
角形),及び合計開孔面積と管断面積との比の最小値を示す数字(6.2参照)で構成する。
2. ローズボックスに開口した底板がある場合,その面積は6.の合計開口面積には算入しない。
5. 寸法 寸法は,次の図及び表による。ただし,Deは管の外径を示す。
――――― [JIS F 7206 pdf 2] ―――――
2
F 7206 : 1998
単位 mm
DN 32** 40** 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350
De 42.4 48.3 60.3 76.1 88.9 114.3 139.7 168.3 219.1273 323.9 355.6
H 43 49 61 76 89 115 140 169 220 273 324 356
h 15 17 21 26 30 39 47 57 73 91 108 119
D 85 95 120 150 180 230 280 335 440 545 650 710
a 65 75 95 120 140 180 220 265 345 430 510 560
注* h寸法は配管取付時に調節して確保すること。
** 1.の備考参照のこと。
6. 開孔板
6.1 各孔の面積は約79 mm2としなければならない。
2
De
6.2 合計開孔面積の管の断面積 4 に対する比は
− R2形及びS2形では2を超えなければならない。
− R3形及びS3形では3を超えなければならない。
6.3 合計開孔面積は合計開孔板面積の0.30以上とする。
7. 構造 ローズボックスは容易に取外しができる構造でなければならない。
管と頂板の管孔とのすき間は,3 mmを超えてはならない。
8. 材料 ローズボックスは炭素鋼で製作され,板厚は3 mm以上としなければならない。
ローズボックスは製作後,溶融亜鉛めっきをするか,又は,製作者と購入者との間の合意によって,他
――――― [JIS F 7206 pdf 3] ―――――
3
F 7206 : 1998
の適当な塗装を施工しなければならない。溶融亜鉛めっきで保護される場合は,すべての面における亜鉛
の付着量は600 g/m2未満としてはならない。
環境条件(腐食その他)及び他の組合せの材料との間に問題がなければ,適切な厚さの代替材料を使用
することができる。
9. 呼び方 この規格を満足するローズボックスは,次の順序に従った呼び方をしなければならない。
a) 名称 ローズボックス
b) 規格名称 JIS F 7206
c) 形式(4.参照) R又はS
d) 呼び径 (DN) (3.参照) 例えば,300
例 開孔頂板(R3形)円筒形ローズボックスで呼び径 (DN) 300 mmの場合
ローズボックス JIS F 7206-R3-300
――――― [JIS F 7206 pdf 4] ―――――
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F 7206 : 1998
附属書(規定) 船用鋼板ローズボックス
序文 この規格は,従来のJIS F 7206船用鋼板ローズボックス(1980年版)の内容を,細部を変更するこ
となく規定したものである。
1. 適用範囲 この規格は,船のビルジなどの吸入管端に使用する鋼板ローズボックス(以下,ローズボ
ックスという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS F 7200 船用こし器の検査通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
3. 構造,形状及び寸法 ローズボックスの構造,形状及び寸法は,附属書付図1のとおりとする。
4. 材料 ローズボックスの材料は,原則として附属書付図2による。
5. 検査 ローズボックスの検査は,JIS F 7200の規定によって,次の検査を行う。
a) 材料検査
b) 溶接検査
c) 外観検査
d) 寸法検査
e) 組立検査
6. 製品の呼び方 ローズボックスの呼び方は,規格名称及び呼び径又はその略号による。ただし,規格
名称の代わりに規格番号を用いてもよい。
例 呼び径40のもの
――――― [JIS F 7206 pdf 5] ―――――
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JIS F 7206:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6454:1984(MOD)
JIS F 7206:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.30 : 配管システム