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JIS F 7505:2006 規格概要
この規格 F7505は、船の蒸気管,空気管,燃料油管,潤滑油管,清水管などに使用する球状黒船鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)弁について規定。
JISF7505 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F7505
- 規格名称
- 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)弁
- 規格名称英語訳
- Shipbuilding -- Spheroidal graphite iron (ductile iron) valves
- 制定年月日
- 2006年8月10日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 23.060.01, 47.020.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2006-08-10 制定日, 2012-02-24 確認日, 2016-10-25 確認
- ページ
- JIS F 7505:2006 PDF [11]
F 7505 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶標準協会(JMSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土
交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
これによって,次の規格はこの規格に統合される。
JIS F 7490:1998 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)5K玉形弁
JIS F 7491:1999 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)5Kアングル弁
JIS F 7492:1999 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)5Kねじ締め逆止めアングル弁
JIS F 7493:1999 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)5Kねじ締め逆止め玉形弁
JIS F 7494:2000 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)10K玉形弁
JIS F 7495:2000 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)10Kねじ締め逆止め玉形弁
JIS F 7496:2000 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)10Kアングル弁
JIS F 7497:2000 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)10Kねじ締め逆止めアングル弁
JIS F 7498:2001 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)16K玉形弁
JIS F 7499:2001 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)16Kねじ締め逆止め玉形弁
JIS F 7500:2001 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)16Kアングル弁
JIS F 7504:2001 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)16Kねじ締め逆止めアングル弁
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS F 7505 pdf 1] ―――――
F 7505 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 種類・・・・[1]
- 4. 流体の状態と最高使用圧力との関係・・・・[2]
- 5. 構造,形状及び寸法・・・・[2]
- 6. 材料・・・・[2]
- 7. 検査・・・・[2]
- 8. 製品の呼び方・・・・[3]
- 9. 表示・・・・[4]
――――― [JIS F 7505 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 7505 : 2006
船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)弁
Shipbuilding−Spheroidal graphite iron (ductile iron) alves
1. 適用範囲
この規格は,船の蒸気管,空気管,燃料油管,潤滑油管,清水管などに使用する球状黒鉛
鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)弁(以下,ダクタイル鋳鉄弁という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部 : 基準山形
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部 : ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS F 7400 船用弁及びコックの検査通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS H 3260 銅及び銅合金線
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
3. 種類
ダクタイル鋳鉄弁の種類,呼び圧力及び呼び径は,表1による。
表 1 種類
弁の種類 種類の記号 呼び圧力 呼び径
玉形弁及び FGD 5K,10K,16K 50,65,80,100
アングル弁 FLD
ねじ締め逆止め玉形弁 FGDN
ねじ締め逆止めアングル弁 FLDN
――――― [JIS F 7505 pdf 3] ―――――
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F 7505 : 2006
4. 流体の状態と最高使用圧力との関係
ダクタイル鋳鉄弁に対する流体の状態と最高使用圧力との関係
は,表2による。
表 2 流体の状態と最高使用圧力との関係
単位 MPa
流体の状態 最高使用圧力
呼び圧力
5K 10K 16K
B系列 S系列 B系列 S系列 B系列 S系列
220 ℃以下の蒸気 − 0.5 − 1.0 − 1.6
205 ℃以下の蒸気 0.5 1.0 1.6
空気,ガス,油及び脈動水
120 ℃以下の静流水 0.7 1.4 2.2
備考 表中のB系列とは,要部(弁体,弁座及び弁棒)材料に銅合金系材料を使用し,S系列
とは,要部材料にステンレス鋼系材料を使用したものをいう。
5. 構造,形状及び寸法
ダクタイル鋳鉄弁の構造,形状及び寸法は付図1及び付図2のとおりとし,弁
箱厚さaの許容差は +15
−10%とする。ただし,許容差の計算値が1 mm未満の場合には,1 mmまで許容する。
なお,フランジの外径は,機械仕上げ又は黒皮のいずれでもよい。
6. 材料
ダクタイル鋳鉄弁の材料は,次のa) 及びb) による。
a) 弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図3による。
なお,材料の組合せによってB系列とS系列とに区分する。
b) その他の材料は,付図3によることが望ましい。
7. 検査
ダクタイル鋳鉄弁の検査は,JIS F 7400によって,次のa) e) について行う。
a) 材料検査
b) 外観検査
c) 寸法検査
d) 組立検査
e) 耐圧検査 耐圧検査は,次の1) 及び2) による。
1) 弁座水漏れ検査 表3の試験圧力で行う。
2) 弁箱水圧検査 表4の試験圧力で行う。
表 3 弁座水漏れ検査
単位 MPa
呼び圧力 試験圧力
玉形弁及びアングル弁 ねじ締め逆止め玉形弁及びねじ締め逆止めアングル弁
弁体の下方から 弁体の上方から
5K 0.77 0.77 0.77から0.4まで減圧する。
10K 1.54 1.54 1.54から0.4まで減圧する。
16K 2.42 2.42 2.42から0.4まで減圧する。
備考 呼び径50のダクタイル鋳鉄弁で,弁座水漏れ検査に代えて空気漏れ検査を行う場合,試
験圧力を0.6 MPaとする。
――――― [JIS F 7505 pdf 4] ―――――
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F 7505 : 2006
表 4 弁箱水圧検査
単位 MPa
呼び圧力 試験圧力
5K 1.05
10K 2.1
16K 3.3
備考 呼び径50のダクタイル鋳鉄弁で,弁箱水圧検
査に代えて空気漏れ検査を行う場合,試験圧
力を0.6 MPaとする。ただし,この検査を行う
場合には,形式別及び圧力別に事前に各弁規
定の水圧による代表試験の自主検査に合格し,
その記録を保管する。
8. 製品の呼び方
ダクタイル鋳鉄弁の呼び方は,規格の名称,呼び圧力,呼び径,弁の種類及び材料系
列記号又はこれらの略号による。ダクタイル鋳鉄弁の呼び方を表5に示す。
表 5 製品の呼び方及び略号
製品の呼び方 略号
船用ダクタイル鋳鉄5K-50玉形弁B FGD550B
船用ダクタイル鋳鉄10K-80アングル弁S FLD1080S
船用ダクタイル鋳鉄16K-65ねじ締め逆止め玉形弁S FGDN1665S
船用ダクタイル鋳鉄10K-100ねじ締め逆止めアングル弁B FLDN10100B
備考1. 表中略号の表示方法は,次による。
なお,□の数は,表示けた数を表すが,表示けた数が少ない場合,又
はその略号がない場合は,左に詰めて表示する。
□ □ □ □□□ □□□ □□□ □□□□
1 2 3 4 5 6 7
1 船用品略号
F : 船用品を示す。
2 種類略号
G : 玉形弁 L : アングル弁
3 本体(弁箱)材料記号
D : 球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)
4 用途又は形状記号
N : ねじ締め逆止め弁
5 呼び圧力略号
5 : 呼び圧力5Kのもの 10 : 呼び圧力10Kのもの
16 : 呼び圧力16Kのもの
6 呼び径略号
50 : 呼び径50のもの 65 : 呼び径65のもの
80 : 呼び径80のもの 100 : 呼び径100のもの
7 特殊表示記号(要部材料)
B : B系列 S : S系列
――――― [JIS F 7505 pdf 5] ―――――
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JIS F 7505:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.30 : 配管システム
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.060 : 弁 > 23.060.01 : 弁一般
JIS F 7505:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205-1:2001
- 一般用メートルねじ―第1部:基準山形
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-3:2001
- 一般用メートルねじ―第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
- JISB0205-4:2001
- 一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
- JISB0216:1987
- メートル台形ねじ
- JISB2239:2013
- 鋳鉄製管フランジ
- JISF7102:2006
- 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
- JISF7400:2015
- 船用弁及びコックの検査通則
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4404:2015
- 合金工具鋼鋼材
- JISG5121:2003
- ステンレス鋼鋳鋼品
- JISG5501:1995
- ねずみ鋳鉄品
- JISG5502:2001
- 球状黒鉛鋳鉄品
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH3250:2015
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3250:2021
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3260:2018
- 銅及び銅合金の線
- JISH5120:2016
- 銅及び銅合金鋳物