JIS G 0555:2020 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法 | ページ 2

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G 0555 : 2020
単位 mm
図1−直径又は断面の辺が40 mmを超える棒鋼又は角鋼の試験片
図2−直径又は断面の辺が25 mmを超え40 mm以下の棒鋼又は角鋼の試験片
図3−直径が25 mm以下の棒鋼の試験片

――――― [JIS G 0555 pdf 6] ―――――

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a
r 幅
a 圧延方向
r/4
図4−厚さが25 mm以下の板の試験片
a
r 幅
a 圧延方向
r/4
図5−厚さが25 mmを超え50 mm以下の板の試験片
a
r 幅
a 圧延方向 r/4
図6−厚さが50 mmを超える板の試験片

4 試験片の調製

  被検面が得られるように試験片を切断する。平らな表面を得るため及び試験片端面のだれを防止するた
めに,研磨時に試験片を機械的に保持するか,又は埋め込む。

――――― [JIS G 0555 pdf 7] ―――――

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試験片の研磨時には,表面を可能な限り清浄に保って介在物の形状に影響を及ぼさないようにするため
に,介在物の脱落,変形又は研磨面の汚れを避けることが重要である。介在物が小さい場合には,これら
に特に注意することが大切である。研磨には,ダイヤモンドペーストを使うのがよい。場合によっては,
試験片に可能な限りの硬さを与えるために,研磨前に熱処理を施してもよい。

5 介在物の測定

5.1 観察法

  顕微鏡による観察は,次のいずれかによる。
− すりガラス上に投影
− 接眼鏡による観察
選んだ観察法は,測定中,それを継続しなければならない。
像がすりガラス又は同等の装置に投影されるとき,投影面での倍率は,100倍±2倍でなければならない。
すりガラスの投影面の上又は下に,一辺71 mmの正方形(実面積0.50 mm2)の透明なプラスチック板(図
7)を置く。標準図(附属書A)と,この正方形内の像とを比較する。
顕微鏡で接眼鏡を使用して介在物を測定する場合には,顕微鏡の適切な場所に図7に示すパターンの焦
点板を装着し,視野面積が0.50 mm2になるようにする。
あらかじめ測定方法の正確さについて,十分な範囲で相関性が立証されていることを条件として,適用
される材料の介在物を評価するために,自動画像解析を利用してもよい。
特別な場合においては,100倍を超える倍率を使用し,その倍率で標準図を適用してよい。その場合に
は,試験報告書にその旨を記載しなければならない。
単位 mm
図7−格子状プラスチック板又は焦点板のテストパターン

――――― [JIS G 0555 pdf 8] ―――――

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5.2 試験

5.2.0A 一般事項
試験方法は,5.2.1及び5.2.2に規定する二つとする。
5.2.1 試験方法A
研磨された全被検面を試験し,介在物の各系に対し,薄いシリーズ又は厚いシリーズごとに,介在物レ
ベルが最も悪い視野に相当する標準図の指数番号1)を記入する。
注1) 標準図の指数番号は標準図の横に示している。
5.2.2 試験方法B
研磨された全被検面を試験し,試験片の各視野と標準図とを比較する。観察した各視野について,介在
物の各形態に対し,薄いシリーズ又は厚いシリーズごとに最も相当する標準図の指数番号を記入する。
協定によって,定められた手順に従って,視野の削減及び視野の配分を行い,試験片の部分測定を行っ
てもよい。試験される視野の数及びこれらの配置は,あらかじめ受渡当事者間で協定しなければならない。
5.2.3 試験方法A及び試験方法Bの共通規定
それぞれの視野を,標準図と比較する。介在物のある視野が二つの標準図の間に位置するときは,小さ
いほうの指数番号とする。
単一の介在物で視野の範囲(0.710 mm)より長い介在物,又は厚いシリーズの最大値(表2参照)を超
える厚さ又は直径をもつ介在物は,長さ,厚さ又は直径のサイズオーバーとする。サイズオーバーの介在
物は,寸法を別に記載する。ただし,その視野の指数番号付けをするときは,サイズオーバーの介在物を
含める。
グループA,B及びCは介在物の長さ,グループDSは介在物の直径,グループDは介在物の個数をそ
れぞれ実測又は計数すれば,測定の再現性が改善される。その手順は,図7の格子状プラスチック板又は
焦点板を用いて,表1及び表2の区分値並びに附属書Aの標準図に模式化された箇条2の形態分類の記述
に従う。
一般的ではない介在物の系の場合は,図で形態が最も似ているグループ(A,B,C,D及びDS)に従
って指数番号を決める。その介在物の合計の長さ,数及び厚さ又は直径を決めるために,それらを附属書
Aの各グループと比較するか,又は表1及び表2を用いて,最も適切な介在物の指数番号及び厚さの分類
(薄いシリーズ,厚いシリーズ又はサイズオーバー)を決める。その場合は,一般的ではない介在物の組
成をグループ記号に添字として付ける。その添字の定義を試験報告書に含める。
グループA,B及びCの介在物では,長さl1とl2との二つの個別の介在物が直線上にあろうとなかろう
と,その間隔dが40 m以下かつ介在物の中心間距離sが10 m以下のときは,一つの介在物とみなす(図
8及び図9参照)。
連なっている介在物が異なった厚さを示すときには,最も大きい介在物の厚さを採用する。

――――― [JIS G 0555 pdf 9] ―――――

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d≦40 μm
s≦10 μm
図8−グループA及びC介在物
d≦40 μm
s≦10 μm
図9−グループB介在物

6 結果の表示

6.1 一般事項

  材料規格に規定がない限り,結果は,適用した方法(試験方法A又は試験方法B)で決められた6.2又
は6.3に従って表示する。

6.2 試験方法Aの場合

  介在物のグループごとかつ厚さシリーズごとに(附属書B参照),介在物のグループを示す記号に引き
続き,観察した視野数Nの中から最も悪い視野に相当する標準図の指数番号を付ける。サイズオーバーの
介在物が存在する場合,厚さサイズオーバーの場合は文字eを,それ以外のサイズオーバーの場合は文字
sを付けて示す。
例 A2,B1e,C3,D1,B2s,DS0.5
一般的でない介在物を表す添字は,定義したうえで用いる。
各試験片に付けられた指数番号に基づいて,各介在物のグループごとかつ厚さシリーズごとの算術平均
値を,溶鋼単位で評価する。

6.3 試験方法Bの場合

  観察した視野数Nに対し,介在物のグループごとかつ厚さシリーズごとに,同じ指数となった合計視野
数を示す。

――――― [JIS G 0555 pdf 10] ―――――

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JIS G 0555:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4967:2013(MOD)

JIS G 0555:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 0555:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG0202:2013
鉄鋼用語(試験)