JIS G 0567:2020 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法

JIS G 0567:2020 規格概要

この規格 G0567は、室温を超える温度における鉄鋼材料,耐熱合金などの引張試験方法について規定。

JISG0567 規格全文情報

規格番号
JIS G0567 
規格名称
鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
規格名称英語訳
Method of elevated temperature tensile test for steels and heat-resisting alloys
制定年月日
1966年12月1日
最新改正日
2020年6月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6892-2:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

77.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1966-12-01 制定日, 1969-10-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1978-03-01 改正日, 1983-02-01 確認日, 1988-10-01 確認日, 1993-06-01 改正日, 1998-12-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認日, 2020-06-22 改正
ページ
JIS G 0567:2020 PDF [20]
                                                                                   G 0567 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び内容・・・・[3]
  •  5 原理・・・・[3]
  •  6 試験片・・・・[3]
  •  7 原断面積Soの測定・・・・[3]
  •  8 原標点距離Loのマーキング・・・・[3]
  •  9 試験装置・・・・[3]
  •  9.1 試験機・・・・[3]
  •  9.2 伸び計・・・・[3]
  •  9.3 加熱装置・・・・[4]
  •  10 試験条件・・・・[4]
  •  10.1 試験力のゼロ点調整・・・・[4]
  •  10.2 試験片のつかみ,伸び計の設置及び試験片の加熱・・・・[5]
  •  10.3 ひずみ速度制御による試験方法(方法A)・・・・[5]
  •  10.4 ひずみ速度範囲を拡大した試験方法(方法B)・・・・[7]
  •  10.5 方法及び速度の選択・・・・[7]
  •  10.6 選択した試験条件の記録・・・・[7]
  •  11 特性値の測定及び計算・・・・[8]
  •  12 試験報告書・・・・[8]
  •  13 測定の不確かさ・・・・[8]
  •  14 図・・・・[8]
  •  15 附属書・・・・[9]
  •  附属書A(参考)JIS Z 2241の附属書B附属書Eに対する追加事項 10附属書B(参考)測定の不確かさ・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 0567 pdf 1] ―――――

           G 0567 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 0567:2012
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 0567 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 0567 : 2020

鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法

Method of elevated temperature tensile test for steels and heat-resisting alloys

序文

  この規格は,2018年に第2版として発行されたISO 6892-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,室温を超える温度における鉄鋼材料,耐熱合金などの引張試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6892-2:2018,Metallic materials−Tensile testing−Part 2: Method of test at elevated temperature
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の試験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7721 引張試験機·圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
注記 ISO 7500-1,Metallic materials−Verification of static uniaxial testing machines−Part 1:
Tension/compression testing machines−Verification and calibration of the force-measuring system
JIS B 7741 一軸試験に使用する伸び計システムの校正方法
注記 ISO 9513,Metallic materials−Calibration of extensometers used in uniaxial testing
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
注記 ISO 6892-1,Metallic materials−Tensile testing−Part 1: Method of test at room temperature
JIS Z 8401 数値の丸め方

――――― [JIS G 0567 pdf 3] ―――――

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G 0567 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0202及びJIS Z 2241による。
通常,試験片の全ての形状及び寸法は,室温で測定したものを基にする。伸び計の標点距離については,
例外としてもよい(3.3及び10.2.2参照)。
注記 次の特性については,材料規格又は受渡当事者間の協定のない限り,通常,高温での測定は,
行わない。
− 耐力(永久伸び法)(permanent set strength),Rr
− 永久伸び(%)(percentage permanent elongation/extension)
− 降伏点伸び(%)(percentage yield point extension),Ae
− 最大試験力時全伸び(%)(percentage total extension at maximum force),Agt
− 最大試験力時塑性伸び(%)(percentage plastic extension at maximum force),Ag
− 破断時全伸び(%)(percentage total extension at fracture),At
3.1
原標点距離(original gauge length),Lo
試験片を加熱する前及び試験力を負荷する前に室温で測定した標点距離。
3.2
破断伸び(%)(percentage elongation after fracture),A
破断後の室温での永久伸び(Lu−Lo)を原標点距離Loに対して百分率で表したもの。
注記 詳細は,JIS Z 2241を参照。JIS Z 2241では,最終標点距離Luは,破断後に室温で測定する,
試験片にしるされた標点距離と定義されている。
3.3
伸び計標点距離(extensometer gauge length),Le
伸び計を使って伸びの測定に用いる伸び計の標点距離。
3.4
伸び計伸び(extension)
試験中の所定のときの伸び計標点距離Leの増分。
3.4.1
伸び計伸び(%)(percentage extension)
伸び計標点距離Le(3.3)の増分を伸び計標点距離Leに対して百分率で表したもの。
3.5
絞り(%)(percentage reduction of area),Z
試験中に発生した断面積の最大変化量(So−Su)を室温での寸法を基に計算して,原断面積Soの百分率
で表したもの。
注記1 Suは,破断後の最小断面積。
注記2 詳細は,JIS Z 2241を参照。
3.6
応力(stress),R
試験中の任意の時点の試験力を試験片の原断面積Soで除した値。
注記 この規格で参照する全ての応力は,室温で測定した寸法によって求めた試験片の原断面積を用
いて計算した応力(engineering stress)である。

――――― [JIS G 0567 pdf 4] ―――――

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G 0567 : 2020
3.7
均熱時間(soaking time),ts
試験力を負荷する前の,試験片の温度を均一にするための時間。

4 記号及び内容

  この規格に用いる記号及び内容は,JIS Z 2241の表1(記号及び内容)によるほか,表1による。
表1−記号及び内容
記号 単位 内容
T ℃ 試験を実施する規定温度
Ti ℃ 試験片平行部の表面の測定温度
ts min 均熱時間

5 原理

  試験は,箇条3に規定する一つ又は複数の機械的性質を測定するために,試験片に引張試験力を加え,
ひずみを与える。
試験は,35 ℃を超える温度(JIS Z 2241で規定する室温よりも高い温度)で実施する。

6 試験片

  試験片に関する要求事項は,JIS Z 2241の箇条6(試験片)による。つば付き(環状のナイフエッジを
もつ)試験片としてもよい(A.5参照)。
注記 追加の試験片例を,附属書Aに示す。

7 原断面積Soの測定

  原断面積の測定に関する要求事項は,JIS Z 2241の箇条7(原断面積の測定)による。
注記 この値は,室温で測定したものから求められる。

8 原標点距離Loのマーキング

  原標点距離のマーキングに関する要求事項は,JIS Z 2241の箇条8(原標点距離のマーキング)による。

9 試験装置

9.1 試験機

  試験機の力計測系は,JIS B 7721による等級1級以上とする。

9.2 伸び計

  耐力の測定(オフセット法又は全伸び法)に使用する伸び計は,適用する伸びの範囲で,JIS B 7741の
等級2級以上を用いる。
注記 対応国際規格では,耐力の測定に用いる伸び計は,等級1級以上を,その他の特性の測定には,
等級2級以上を用いることが規定されている。
伸び計標点距離は,10 mm以上とし,試験片の平行部の中心に相当する位置とする。
加熱炉外に出ている伸び計の部分は,風の影響を受けないように設計,又は保護をして,室温の変動が

――――― [JIS G 0567 pdf 5] ―――――

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JIS G 0567:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6892-2:2018(MOD)

JIS G 0567:2020の国際規格 ICS 分類一覧

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