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G 1257-18-2 : 2013
表1−黒鉛管1) の加熱条件の例
加熱温度 加熱時間
加熱プログラム
℃ 秒
乾燥 150 30
灰化 1 100 30
原子化 2 200 5
清浄化 2 900 3
9 空試験
10.1で調製する,テルル標準液(5.5)添加量ゼロの検量線用溶液(ゼロメンバー)を空試験液とし,10.2
で得る,ゼロメンバーの吸光度を,空試験液の吸光度とする。
10 検量線の作成
10.1 検量線用溶液の調製
5個のビーカー(200 mL)を用意し,それぞれに鉄(5.3)1.000 gをはかりとって移し入れ,時計皿で覆
う。次に,表2に従ってテルル標準液(5.5)を各ビーカーに正確に加える。以下,8.1のb)及びc)の手順
に従って,試料と同じ操作を試料と併行して行って検量線用溶液を調製する。
表2−検量線用溶液へのテルル標準液添加量
テルル含有率 テルル標準液(5.5)の添加量
質量分率(%) mL
0.000 2以上0.002 0以下 0,1,2,3,4
10.2 検量線の作成
10.1で調製した検量線用溶液の各液について,8.2の手順に従って試料溶液と併行して吸光度を測定し,
得た吸光度と添加したテルル量との関係線を作成し,その関係線を原点を通るように平行移動して検量線
とする。
11 補正ファクターの算出
テルルを添加した溶液を補正ファクター算出用溶液とし,検量線用溶液測定後に,8.2の手順に従って吸
光度を測定し,その値をA0とする。試料溶液数個を測定するごとに,補正ファクター算出用溶液について
8.2の手順に従って吸光度を測定し,その値をAとして,式(1)によって補正ファクターFを算出する。
F A0 / A (1)
ここに, F : 補正ファクター
A0 : 補正ファクター算出用溶液の検量線用溶液測定後吸光度
A : 補正ファクター算出用溶液の試料溶液測定時吸光度
補正ファクター算出用溶液は,吸光度が検量線の直線領域にあり,試料溶液の吸光度に近い濃度の溶液
が望ましい。補正ファクター算出用溶液として,10.1で調製した検量線用溶液を用いてもよい。
12 計算
12.1 経時変化補正吸光度の算出
8.2 b) で得た吸光度と,その試料溶液の直近に求めた補正ファクターFとを用いて,式(2)によって試料
――――― [JIS G 1257-18-2 pdf 6] ―――――
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G 1257-18-2 : 2013
溶液の補正吸光度AFを算出する。
AF AS F (2)
ここに, AF : 試料溶液の補正吸光度
AS : 試料溶液の測定吸光度
なお,箇条9で得た空試験液の吸光度についても,試料溶液と同じ補正ファクターを用いて補正吸光度
を算出する。
12.2 定量値の算出
12.1で得た試料溶液及び空試験液の補正吸光度を,10.2で作成した検量線を用いてテルル量に変換し,
試料中のテルル含有率を式(3)によって算出する。
m1 m0 m02
Te 100 (3)
m
ここに, Te : 試料中のテルル含有率[質量分率(%)]
m1 : 試料溶液中のテルル検出量(g)
m0 : 空試験液中のテルル検出量(g)
m02 : 鉄(5.3)1 g中のテルル量(g)
[鉄(5.3)中のテルル含有率(質量分率)が0.000 02 %
未満で,値が特定されていない場合は,テルル量を0と
する。]
m : 試料はかりとり量(g)
13 許容差
許容差は,表3による。
表3−許容差
単位 質量分率(%)
テルル含有率 室間再現許容差
0.000 2以上0.002 0以下 f (n)×[0.066 6×(Te)+0.000 036]
許容差計算式中のf (n) は,JIS Z 8402-6の表1(許容範囲の係数)による。nの値は,分析に
関与した分析室数である。また,(Te) は,許容差を求めるテルル定量値の平均値[質量分率(%)]
である。
注記 この許容差は,テルル含有率(質量分率)0.000 03 %以上 0.000 9 %以下の試料を用いて
共同実験した結果から求めたものである。
JIS G 1257-18-2:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 1257-18-2:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1257-0:2013
- 鉄及び鋼―原子吸光分析方法―第0部:一般事項
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方