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G 3112 : 2020
表2−化学成分a)
単位 %
溶鋼分析値
種類の記号 炭素当量
C Si Mn P S
丸鋼 SR235 − − − 0.050以下 0.050以下 −
SR295 − − − 0.050以下 0.050以下 −
SR785 0.45以下 1.00以下 2.00以下 0.040以下 0.040以下 0.80以下
異形棒鋼 SD295 0.27以下 0.55以下 1.50以下 0.050以下 0.050以下 −
SD345 0.27以下 0.55以下 1.60以下 0.040以下 0.040以下 0.60以下
SD390 0.29以下 0.55以下 1.80以下 0.040以下 0.040以下 0.65以下
SD490 0.32以下 0.55以下 1.80以下 0.040以下 0.040以下 0.70以下
SD590A 0.45以下 1.00以下 2.00以下 0.040以下 0.040以下 0.80以下
SD590B 0.45以下 1.00以下 2.00以下 0.040以下 0.040以下 0.80以下
SD685A 0.50以下 2.00以下 2.00以下 0.035以下 0.035以下 0.85以下
SD685B 0.50以下 2.00以下 2.00以下 0.035以下 0.035以下 0.85以下
SD685R 0.40以下 1.00以下 1.50以下 0.040以下 0.040以下 0.80以下
SD785R 0.45以下 1.00以下 2.00以下 0.040以下 0.040以下 0.80以下
注a) 必要に応じて,この表に記載していない合金元素及びこの表で“−”と記載している元素を添加してもよい。
7 機械的性質
丸鋼及び異形棒鋼は,10.2によって試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ,降伏比,伸び及び曲
げ性は,表3による。また,SD590A,SD590B,SD685A及びSD685Bについては,降伏棚のひずみ度は,
表3の注c)による。
なお,曲げ性の場合は,曲げ試験片の外側にき裂を生じてはならない。
――――― [JIS G 3112 pdf 6] ―――――
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表3−機械的性質
降伏点 引張 降伏比 伸びa) 曲げ性
種類の 又は 強さ
引張試験片 曲げ
記号 耐力 内側半径
角度
N/mm2 N/mm2 % %
丸 235 2号 20以上 180° 公称直径の
SR235 380520 −
鋼 以上 14A号 22以上 1.5倍
公称直径の
2号 18以上 径16 mm以下
295 1.5倍
SR295 440600 − 180°
以上 公称直径の
14A号 19以上 径16 mm超え
2倍
785 2号に準じるもの 公称直径の
SR785 924以上 − 14A号に準じるもの 8以上 90°b)
以上 1.5倍b)
異 公称直径の
2号に準じるもの 16以上 呼び名D16以下
形 295 1.5倍
SD295 440600 − 180°
棒 以上 公称直径の
14A号に準じるもの 17以上 呼び名D16超え
鋼 2倍
公称直径の
呼び名D16以下
2号に準じるもの 18以上 1.5倍
345 呼び名D16超え 公称直径の
SD345 490以上 80以下 180°
440 呼び名D41以下 2倍
14A号に準じるもの 19以上 公称直径の
呼び名D51
2.5倍
390 2号に準じるもの 16以上 180° 公称直径の
SD390 560以上 80以下
510 14A号に準じるもの 17以上 2.5倍
490 2号に準じるもの 12以上 90° 公称直径の
SD490 620以上 80以下
625 14A号に準じるもの 13以上 2倍
590 2号に準じるもの 公称直径の
SD590A 695以上 85以下 14A号に準じるもの 10以上 90°
679 c) 2倍
590 2号に準じるもの 公称直径の
SD590B 738以上 80以下 14A号に準じるもの 10以上 90°
650 c) 2倍
685 2号に準じるもの 公称直径の
SD685A 806以上 85以下 14A号に準じるもの 10以上 90°
785 c) 2倍
685 2号に準じるもの 公称直径の
SD685B 857以上 80以下 14A号に準じるもの 10以上 90°
755 c) 2倍
685 2号に準じるもの 公称直径の
SD685R 806以上 − 14A号に準じるもの 8以上 90°b)
890 1.5倍b)
785 2号に準じるもの 公称直径の
SD785R 924以上 − 14A号に準じるもの 8以上 90°b)
以上 1.5倍b)
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 異形棒鋼で,寸法が呼び名D32を超えるものについては,呼び名3を増すごとにこの表の伸びの値からそれ
ぞれ2を減じる。ただし,減じる限度は4とする。
b) 受渡当事者間の協定によって,曲げ角度・内側半径を他の値に変更してもよい。
c) 降伏棚のひずみ度は,1.4 %以上とする。
8 形状,寸法,質量及び許容差
8.1 丸鋼の形状,寸法,質量及び許容差
丸鋼の形状,寸法,質量及び許容差は,JIS G 3191による。ただし,標準長さ及び長さの許容差は,そ
――――― [JIS G 3112 pdf 7] ―――――
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れぞれ表6及び表7による。丸鋼の標準径は,JIS G 3191の表1[丸鋼(バーインコイルを含む。)の標準
径]のうち,5.5 mmから50 mmまでの範囲とする。
8.2 異形棒鋼の形状,寸法,質量及び許容差
8.2.1 一般形状
形状は,次による。
a) 異形棒鋼は,表面に突起をもつものとする。
注記 軸線方向の連続した突起をリブといい,軸線方向以外の突起を節という。
b) 異形棒鋼の節は,全長にわたり,ほぼ一定間隔に分布し,同一形状・同一寸法をもつものでなければ
ならない。ただし,文字などを浮き彫りにする場合には,その部分の節を欠いてもよい。
c) 寸法が,呼び名D16以上の異形棒鋼の節の付根部は,応力集中の少ない形状としなければならない。
8.2.2 形状,寸法,質量及び許容差
異形棒鋼の形状,寸法,質量及び許容差は,次による。
a) 異形棒鋼の寸法は,呼び名で表し,その寸法,単位質量及び節の許容限度は,表4による。
なお,節の高さ,節の間隔及び節の隙間の測定部位の例を図2に,ねじ節鉄筋棒鋼の例を図3に示
す。
ただし,表4について,SD685R及びSD785RのD10,D13及びD16は,せん断補強筋に用いる場
合に受渡当事者間の協定によって節の許容限度を変更してもよい。
表4−異形棒鋼の寸法,単位質量及び節の許容限度
公称直径 公称周長a)公称断面積a) 単位質量a) 節の許容限度
(d) (l) (S) (w) 節の平均間 節の高さc) 節の隙間の節と軸
呼び名 隔の最大値b)最小値 最大値 合計の最大線との
値d) 角度の
mm mm mm2 kg/m mm mm mm mm 最小値
D4 4.23 13.3 14.05 0.110 3.0 0.2 0.4 3.3
D5 5.29 16.6 21.98 0.173 3.7 0.2 0.4 4.3
D6 6.35 20.0 31.67 0.249 4.4 0.3 0.6 5.0
D8 7.94 24.9 49.51 0.389 5.6 0.3 0.6 6.3
D10 9.53 29.9 71.33 0.560 6.7 0.4 0.8 7.5
D13 12.7 39.9 126.7 0.995 8.9 0.5 1.0 10.0
D16 15.9 50.0 198.6 1.56 11.1 0.7 1.4 12.5
D19 19.1 60.0 286.5 2.25 13.4 1.0 2.0 15.0
45°
D22 22.2 69.8 387.1 3.04 15.5 1.1 2.2 17.5
D25 25.4 79.8 506.7 3.98 17.8 1.3 2.6 20.0
D29 28.6 89.9 642.4 5.04 20.0 1.4 2.8 22.5
D32 31.8 99.9 794.2 6.23 22.3 1.6 3.2 25.0
D35 34.9 109.7 956.6 7.51 24.4 1.7 3.4 27.5
D38 38.1 119.7 1 140 8.95 26.7 1.9 3.8 30.0
D41 41.3 129.8 1 340 10.5 28.9 2.1 4.2 32.5
D51 50.8 159.6 2 027 15.9 35.6 2.5 5.0 40.0
――――― [JIS G 3112 pdf 8] ―――――
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表4−異形棒鋼の寸法,単位質量及び節の許容限度(続き)
注a)注d) における数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Aによる。
注a) 公称断面積,公称周長及び単位質量は,公称直径(d)から,次の式で求めた値である。
なお,公称断面積(S)は有効数字4桁に丸め,公称周長(l)は小数点以下1桁に丸め,基本質量は,1 cm3
の鋼を7.85 gとし,有効数字3桁に丸めた値である。
公称周長(l) : l=3.142×d
公称断面積(S) : S=0.785 4×d2
単位質量(w) : w=7.85×10−3×S
b) 節の平均間隔の最大値は,その公称直径(d)の70 %とし,算出した値を小数点以下1桁に丸めた値である。
c) 節の高さは,表5によるものとし,算出値を小数点以下1桁に丸めた値である。
d) 節の隙間(図2及び図3参照)の周方向の合計の最大値は,ミリメートルで表した公称周長(l)の25 %とし,
算出した値を小数点以下1桁に丸めた値である。ここで節の隙間は,リブと節とが離れている場合及びリブ
がない場合には節の欠損部の幅とし,また,節とリブとが接続している場合にはリブの幅としている。
図2−異形棒鋼の形状及び測定部位の例
図3−ねじ節鉄筋棒鋼の形状及び測定部位の例
――――― [JIS G 3112 pdf 9] ―――――
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G 3112 : 2020
表5−異形棒鋼の節の高さ
節の高さ
呼び名
最小 最大
D13以下 公称直径の4.0 % 最小値の2倍
D13を超え D19未満 公称直径の4.5 % 最小値の2倍
D19以上 公称直径の5.0 % 最小値の2倍
b) 異形棒鋼の標準長さは,表6による。ただし,コイルの場合には,適用しない。
表6−標準長さ
単位 m
3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0
c) 異形棒鋼の長さの許容差は,表7による。ただし,コイルの場合には,適用しない。
表7−長さの許容差
長さ 許容差
+40 mm
7 m以下
0
長さ1 m又は端数を増すごとに,上記プラス側の許容差に更に5 mmを加
7 mを超えるもの
える。ただし,最大値は,120 mmとする。
注文者は,この表以外の許容差を指定してもよい。
d) 異形棒鋼1本の質量の差異の許容差は,表8による。
表8−異形棒鋼1本の質量の差異の許容差
呼び名 許容差 摘要
+規定しない
D10未満
−8 %
供試材の採り方及び質量の差異の算出
D10以上 D16未満 ±6 %
方法は,10.3.2 b) 1)による。
D16以上 D29未満 ±5 %
D29以上 ±4 %
e) 異形棒鋼一組の質量の差異の許容差は,表9による。ただし,事前に注文者から指定があった場合に
適用する。
表9−異形棒鋼一組の質量の差異の許容差
呼び名 許容差 摘要
D10未満 ±7 %
D10以上 D16未満 ±5 % 一組の供試材の採り方及び質量の差異
D16以上 D29未満 ±4 % の算出方法は,10.3.2 b) 2)による。
D29以上 ±3.5 %
――――― [JIS G 3112 pdf 10] ―――――
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JIS G 3112:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6935-1:2007(MOD)
- ISO 6935-2:2019(MOD)
JIS G 3112:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.15 : 鉄筋コンクリート用鋼
JIS G 3112:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG3117:2017
- 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
- JISG3191:2012
- 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方