JIS G 3113:2018 自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯

JIS G 3113:2018 規格概要

この規格 G3113は、主に自動車,電気機器,建築材料などに用いる加工性の良い構造用の熱間圧延鋼板及び熱間圧延鋼帯について規定。

JISG3113 規格全文情報

規格番号
JIS G3113 
規格名称
自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯
規格名称英語訳
Hot-rolled steel plates, sheet and strip for automobile structural uses
制定年月日
1970年1月1日
最新改正日
2018年11月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

43.040.60, 77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021, 自動車 II 2020
改訂:履歴
1970-01-01 制定日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1987-09-01 改正日, 1990-05-01 改正日, 1996-05-01 確認日, 2001-12-20 確認日, 2006-10-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-11-20 改正
ページ
JIS G 3113:2018 PDF [8]
                                                                                   G 3113 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類の記号及び適用厚さ・・・・[1]
  •  4 化学成分・・・・[1]
  •  5 機械的性質・・・・[2]
  •  5.1 引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸び・・・・[2]
  •  5.2 曲げ性・・・・[2]
  •  6 寸法の許容差・・・・[3]
  •  6.1 厚さの許容差・・・・[3]
  •  6.2 幅の許容差・・・・[3]
  •  6.3 鋼板の長さの許容差・・・・[3]
  •  7 形状・・・・[3]
  •  7.1 平たん度及び横曲がり・・・・[3]
  •  7.2 直角度・・・・[3]
  •  8 質量・・・・[4]
  •  9 外観・・・・[4]
  •  10 スケール除去及び塗油・・・・[4]
  •  10.1 スケール除去・・・・[4]
  •  10.2 塗油・・・・[4]
  •  11 試験・・・・[4]
  •  11.1 分析試験・・・・[4]
  •  11.2 機械試験・・・・[4]
  •  12 検査・・・・[5]
  •  12.1 検査・・・・[5]
  •  12.2 再検査・・・・[5]
  •  13 表示・・・・[5]
  •  14 注文時の確認事項・・・・[6]
  •  15 報告・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3113 pdf 1] ―――――

G 3113 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3113:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年11月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS G 3113:2006を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3113 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3113 : 2018

自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯

Hot-rolled steel plates, sheet and strip for automobile structural uses

1 適用範囲

  この規格は,主に自動車,電気機器,建築材料などに用いる加工性の良い構造用の熱間圧延鋼板(以下,
鋼板という。)及び熱間圧延鋼帯(以下,鋼帯という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

3 種類の記号及び適用厚さ

  鋼板及び鋼帯は4種類とし,種類の記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号及び適用厚さ
種類の記号 適用厚さ
mm
SAPH310
SAPH370 1.6以上
SAPH400 14以下
SAPH440

4 化学成分

  鋼板及び鋼帯は,11.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

――――― [JIS G 3113 pdf 3] ―――――

2
G 3113 : 2018
表2−化学成分
単位 %
種類の記号 P S
SAPH310
SAPH370
0.040以下 0.040以下
SAPH400
SAPH440
必要に応じて,この表以外の合金元素を添加
してもよい。

5 機械的性質

5.1 引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸び

  引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸びは,次による。
a) 鋼板及び鋼帯は,11.2によって試験を行い,その引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸びは,表3によ
る。
b) 鋼帯の場合,引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸びは,圧延時の先端部及び尾端部には適用しない。
表3−機械的性質
降伏点又は耐力 伸び 曲げ性
N/mm2 %
厚さ 厚さ 内側半径
引張 曲
種類の mm mm 引張
強さ げ 曲げ
記号 6.0 8.0 1.6 2.0 2.5 3.15 4.0 6.3 試験 厚さ
N/mm2 角 試験片
以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 片 mm

6.0 8.0 14 2.0 2.5 3.15 4.0 6.3 14 2.0 2.0
未満 未満 以下 未満 未満 未満 未満 未満 以下 未満 以上
厚さの
SAPH 310 33 34 36 38 40 41 厚さの
−a) −b) 0倍
310 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 1.0倍
(密着) 3号
5号
SAPH 370 225 225 215 32 33 35 36 37 38 厚さの 厚さの 試験片
試験片
370 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 180° 0.5倍 1.0倍 圧延
圧延
SAPH 400 255 235 235 31 32 34 35 36 37 厚さの 厚さの 方向
方向
400 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 1.0倍 1.0倍 に直角
SAPH 440 305c)295d)275e) 29 30 32 33 34 35 厚さの 厚さの
440 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 1.0倍 1.5倍
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 参考値として,“185 N/mm2 以上”が使用されることがある。
b) 参考値として,“175 N/mm2 以上”が使用されることがある。
c) 受渡当事者間の協定によって,275 N/mm2 以上としてもよい。
d) 受渡当事者間の協定によって,265 N/mm2 以上としてもよい。
e) 受渡当事者間の協定によって,255 N/mm2 以上としてもよい。

5.2 曲げ性

  曲げ性は,次による。
a) 鋼板及び鋼帯は,11.2によって試験を行い,試験片の外側にき裂を生じてはならない。
注記 曲げ性の試験の実施については,11.2.3参照。

――――― [JIS G 3113 pdf 4] ―――――

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G 3113 : 2018
b) 鋼帯の場合,曲げ性は,圧延時の先端部及び尾端部には適用しない。

6 寸法の許容差

6.1 厚さの許容差

  鋼板及び鋼帯の厚さの許容差は,次による。
a) 厚さの許容差は,表4による。幅2 300 mmを超える鋼板の厚さ許容差は,受渡当事者間の協定によ
る。
b) 厚さの許容差は,カットエッジの場合,鋼板及び鋼帯の縁(幅方向端部)から15 mm以上内側に適用
し,ミルエッジの場合,鋼板及び鋼帯の縁から25 mm以上内側に適用する。ただし,厚板から製造し
た耳付鋼板の場合,厚さの許容差は幅切断予定線の内側に適用する。
c) 鋼帯の場合,厚さの許容差は,圧延時の先端部及び尾端部には適用しない。
表4−厚さの許容差
単位 mm
厚さ 幅
1 200以上 1 500以上1 800以上
1 200未満 1 500未満 1 800未満2 300以下a)
1.60以上 2.00未満 ±0.16 ±0.17 ±0.18 −
2.00以上 2.50未満 ±0.17 ±0.19 ±0.21 −
2.50以上 3.15未満 ±0.19 ±0.21 ±0.24 −
3.15以上 4.00未満 ±0.21 ±0.23 ±0.26 −
4.00以上 5.00未満 ±0.24 ±0.26 ±0.28 ±0.29
5.00以上 6.00未満 ±0.26 ±0.28 ±0.29 ±0.31
6.00以上 8.00未満 ±0.29 ±0.30 ±0.31 ±0.35
未満
8.00以上 10.0 ±0.32 ±0.33 ±0.34 ±0.40
10.0以上 12.5未満 ±0.35 ±0.36 ±0.37 ±0.45
12.5以上 14.0以下 ±0.38 ±0.39 ±0.40 ±0.50
注a) 鋼帯から製造しない鋼板の厚さの許容差は,受渡当事者間で協定
してもよい。

6.2 幅の許容差

  幅の許容差は,JIS G 3193の表7(幅の許容差)による。ただし,カットエッジの場合の幅の許容差は,
JIS G 3193の表7の“カットエッジ A 通常の切断方法によったもの”を適用する。

6.3 鋼板の長さの許容差

  鋼板の長さの許容差は,特に指定がない限りJIS G 3193の表8(鋼板の長さの許容差A)を適用する。

7 形状

7.1 平たん度及び横曲がり

  平たん度及び横曲がりは,JIS G 3193の箇条5(形状及び寸法の許容差)による。

7.2 直角度

  鋼板の直角度は,JIS G 3193の箇条5のg)によるか,又は次の対角線を用いる方法によってもよい。対
角線を用いる方法では,鋼板の2本の対角線の長さ(図1のX1及びX2)の差の絶対値の1/2を求め,この
値(|X1−X2|/2)が鋼板の実測幅Wの0.7 %を超えてはならない。ただし,疑義が生じた場合は,JIS G

――――― [JIS G 3113 pdf 5] ―――――

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JIS G 3113:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3113:2018の関連規格と引用規格一覧