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JIS G 3114:2016 規格概要
この規格 G3114は、橋梁,建築,その他の構造物に用いる,溶接性を考慮した耐候性熱間圧延鋼材について規定。
JISG3114 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3114
- 規格名称
- 溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材
- 規格名称英語訳
- Hot-rolled atmospheric corrosion resisting steels for welded structure
- 制定年月日
- 1968年4月1日
- 最新改正日
- 2016年2月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 630-5:2014(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.160.01, 77.140.20, 77.140.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021, 土木 I 2020, 土木 II 2020
- 改訂:履歴
- 1968-04-01 制定日, 1971-06-01 改正日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-11-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1998-11-20 改正日, 2004-03-20 改正日, 2008-11-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2016-02-22 改正
- ページ
- JIS G 3114:2016 PDF [15]
G 3114 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類及び記号並びに適用厚さ・・・・[1]
- 4 化学成分・・・・[2]
- 5 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
- 5.1 熱処理・・・・[2]
- 5.2 熱処理の記号・・・・[2]
- 6 炭素当量及び溶接割れ感受性組成・・・・[3]
- 6.1 SMA570W及びSMA570Pの炭素当量及び溶接割れ感受性組成・・・・[3]
- 6.2 熱加工制御を行った鋼板の炭素当量及び溶接割れ感受性組成・・・・[4]
- 7 機械的性質・・・・[4]
- 7.1 降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び・・・・[4]
- 7.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[5]
- 8 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[5]
- 9 外観・・・・[5]
- 10 試験・・・・[6]
- 10.1 分析試験・・・・[6]
- 10.2 機械試験・・・・[6]
- 11 検査・・・・[7]
- 12 再検査・・・・[7]
- 13 表示・・・・[8]
- 14 報告・・・・[8]
- 附属書JA(規定)辺が40 mm未満の形鋼及び幅が40 mm未満の平鋼の機械的性質・・・・[9]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3114 pdf 1] ―――――
G 3114 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3114:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年2月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3114:2008によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3114 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 3114 : 2016
溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材
Hot-rolled atmospheric corrosion resisting steels for welded structure
序文
この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 630-5を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,橋梁,建築,その他の構造物に用いる,溶接性を考慮した耐候性1) 熱間圧延鋼材(以下,
鋼材という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 630-5:2014,Structural steels−Part 5: Technical delivery conditions for structural steels with
improved atmospheric corrosion resistance(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注1) 耐候性とは,自然環境の大気中での腐食に耐える性質をいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0416 鋼及び鋼製品−機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
JIS G 3192 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
3 種類及び記号並びに適用厚さ
鋼材の種類は14種類とし,その記号及び適用厚さは,表1による。
――――― [JIS G 3114 pdf 3] ―――――
2
G 3114 : 2016
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 鋼材 適用厚さa)
SMA400AW 鋼板,鋼帯,形鋼及び平鋼 200以下
SMA400AP
SMA400BW 鋼板,鋼帯,形鋼及び平鋼 200以下
SMA400BP
SMA400CW 鋼板,鋼帯及び形鋼 100以下
SMA400CP
SMA490AW 鋼板,鋼帯,形鋼及び平鋼 200以下
SMA490AP
SMA490BW 鋼板,鋼帯,形鋼及び平鋼 200以下
SMA490BP
SMA490CW 鋼板,鋼帯及び形鋼 100以下
SMA490CP
SMA570W 鋼板,鋼帯及び形鋼 100以下
SMA570P
Wを付した鋼材は,通常,塗装しないか又はさび安定化処理を行って使用する。
Pを付した鋼材は,通常,塗装して使用する。
注a) 形鋼の厚さは,JIS G 3192の表3(山形鋼,I形鋼,溝形鋼,球平形鋼及びT
形鋼の形状及び寸法の許容差)の厚さt又はt2,及び表4(H形鋼の形状及び
寸法の許容差)の厚さt2とする。
4 化学成分
鋼材は,10.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
5 熱処理及び熱処理の記号
5.1 熱処理
鋼材には,必要に応じて,焼ならし,焼入焼戻し又は焼戻しを行ってもよい。また,全ての種類の鋼材
に対して,受渡当事者間の協定(以下,5.2では協定という。)によって,熱加工制御などの熱処理を行っ
てもよい。
5.2 熱処理の記号
鋼材に熱処理を行った場合,熱処理を示す記号は次による。
なお,次によって,熱処理の記号を付記する場合は,表1の種類の記号の末尾に付記する。
a) 協定によって,鋼材に焼ならしを行う場合 N
b) 協定によって,鋼材に焼戻しを行う場合 T
c) 鋼材に焼入焼戻しを行う場合 Q
d) 協定によって,鋼材に熱加工制御を行う場合 TMC
e) 協定によって,鋼材にその他の熱処理を行う場合 協定による
例 SMA400BWN,SMA570WTMC
――――― [JIS G 3114 pdf 4] ―――――
3
G 3114 : 2016
表2−化学成分a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Cu Cr Ni
SMA400AW
SMA400BW 0.18以下 0.150.65 1.25以下 0.035以下 0.035以下 0.300.50 0.450.75 0.050.30
SMA400CW
SMA400AP
SMA400BP 0.18以下 0.55以下 1.25以下 0.035以下 0.035以下 0.200.35 0.300.55 −
SMA400CP
SMA490AW
SMA490BW 0.18以下 0.150.65 1.40以下 0.035以下 0.035以下 0.300.50 0.450.75 0.050.30
SMA490CW
SMA490AP
SMA490BP 0.18以下 0.55以下 1.40以下 0.035以下 0.035以下 0.200.35 0.300.55 −
SMA490CP
SMA570W 0.18以下 0.150.65 1.40以下 0.035以下 0.035以下 0.300.50 0.450.75 0.050.30
SMA570P 0.18以下 0.55以下 1.40以下 0.035以下 0.035以下 0.200.35 0.300.55 −
注a) 必要に応じて,この表に規定のない合金元素を添加してもよい。ただし,耐候性に有効な元素のMo,Nb,
Ti及びVを添加した場合は,これらの元素の総計は,0.15 %を超えてはならない。
6 炭素当量及び溶接割れ感受性組成
6.1 SMA570W及びSMA570Pの炭素当量及び溶接割れ感受性組成
SMA570W及びSMA570Pの炭素当量及び溶接割れ感受性組成は,焼入焼戻しの鋼材に適用し,次によ
る。
a) 炭素当量 炭素当量は,式(1)によって,10.1の溶鋼分析値を用いて算出し,その値は,表3による。
Mn Si Ni Cr Mo V
Ceq= C (1)
6 24 40 5 4 14
ここに, Ceq : 炭素当量(%)
表3−炭素当量
鋼材の厚さ 炭素当量
mm %
50以下 0.44以下
50を超え 100以下 0.47以下
b) 溶接割れ感受性組成 受渡当事者間の協定によって,炭素当量の代わりに溶接割れ感受性組成を適用
してもよい。この場合の溶接割れ感受性組成は,式(2)によって,10.1の溶鋼分析値を用いて算出し,
その値は,表4による。
Si Mn Cu Ni Cr Mo V
PCM C 5B (2)
30 20 20 60 20 15 10
ここに, PCM : 溶接割れ感受性組成(%)
――――― [JIS G 3114 pdf 5] ―――――
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JIS G 3114:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 630-5:2014(MOD)
JIS G 3114:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.01 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け一般
JIS G 3114:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0416:2014
- 鋼及び鋼製品―機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
- JISG3192:2014
- 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3192:2021
- 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3194:1998
- 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3194:2020
- 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法