JIS G 3118:2017 中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板

JIS G 3118:2017 規格概要

この規格 G3118は、主に中温から常温で使用される圧力容器に用いる熱間圧延炭素鋼鋼板について規定。

JISG3118 規格全文情報

規格番号
JIS G3118 
規格名称
中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板
規格名称英語訳
Carbon steel plates for pressure vessels for intermediate and moderate temperature services
制定年月日
1970年10月1日
最新改正日
2017年3月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 9328-1:2011(MOD), ISO 9328-2:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.30, 77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
1970-10-01 制定日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1998-11-20 確認日, 2000-03-20 改正日, 2005-07-20 改正日, 2010-02-22 改正日, 2014-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS G 3118:2017 PDF [12]
                                                                                   G 3118 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号並びに適用厚さ・・・・[2]
  •  4 製造方法及び熱処理・・・・[2]
  •  4.1 製造方法・・・・[2]
  •  4.2 鋼板の熱処理・・・・[2]
  •  4.3 試験片の熱処理・・・・[2]
  •  4.4 熱処理の指示・・・・[2]
  •  4.5 熱処理の記号・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[3]
  •  5.1 溶鋼分析値・・・・[3]
  •  5.2 製品分析値・・・・[3]
  •  6 炭素当量及び溶接割れ感受性組成・・・・[3]
  •  7 機械的性質・・・・[4]
  •  8 オーステナイト結晶粒度・・・・[4]
  •  9 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[4]
  •  10 外観・・・・[5]
  •  11 試験・・・・[6]
  •  11.1 分析試験・・・・[6]
  •  11.2 機械試験・・・・[6]
  •  11.3 オーステナイト結晶粒度試験・・・・[6]
  •  12 検査・・・・[7]
  •  13 再検査・・・・[7]
  •  14 表示・・・・[7]
  •  15 報告・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3118 pdf 1] ―――――

G 3118 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3118:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3118 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3118 : 2017

中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板

Carbon steel plates for pressure vessels for intermediate and moderate temperature services

序文

  この規格は,2011年に第3版として発行されたISO 9328-1及びISO 9328-2を基とし,技術的内容を変
更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主に中温から常温で使用される圧力容器に用いる熱間圧延炭素鋼鋼板(以下,鋼板という。)
について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9328-1:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 1:
General requirements
ISO 9328-2:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 2:
Non-alloy and alloy steels with specified elevated temperature properties(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0551 鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

――――― [JIS G 3118 pdf 3] ―――――

2
G 3118 : 2017

3 種類及び記号並びに適用厚さ

  鋼板の種類は,3種類とし,その記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SGV410
SGV450 6以上 200以下
SGV480

4 製造方法及び熱処理

4.1 製造方法

  鋼板は,細粒キルド鋼から製造する。

4.2 鋼板の熱処理

  鋼板の熱処理は,次による。
a) 厚さ38 mm以下の鋼板は,圧延のままとする。ただし,製造業者の判断によって焼ならしを行っても
よい。
なお,注文者は,必要に応じて,焼ならしを指定してもよい。
b) 厚さ38 mmを超える鋼板は,焼ならしを行う。受渡当事者間の協定によって焼ならしにおいて加速冷
却を行い,それに引き続いて焼戻しを行ってもよい。
c) 厚さ100 mm以下の鋼板は,受渡当事者間の協定によって熱加工制御を行ってもよい。
d) ) の焼ならしに代わる熱処理を注文者が行う場合は,注文者の指示によって鋼板は,圧延のままとす
るか,又は指示された熱処理を行う。

4.3 試験片の熱処理

  試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行い,試験片は,熱処理後の供試材から採取する。

4.4 熱処理の指示

  注文者による熱処理の指示は,次による。
a) 注文者は,注文書に製造業者が行う鋼板の熱処理の種類,記号及び必要な場合には,試験片の熱処理
条件及び回数を指示する。
b) 4.2 d) によって,注文者が鋼板の熱処理を行う場合には,その旨を注文書で指示し,かつ,製造業者
が行う鋼板の熱処理条件を指示する。

4.5 熱処理の記号

  熱処理の記号は,次による。熱処理の記号は,表1の種類の記号の末尾に付記する。
なお,同じ熱処理を複数回行う場合は,その熱処理の記号の前に回数を付記する。
a) 鋼板に焼ならしを行う場合 N
b) 試験片の熱処理として焼ならしを行う場合 TN
c) 鋼板に熱加工制御を行う場合 TMC
d) 試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合 SR
例 SGV410N : 鋼板に焼ならしを行う場合。
SGV480NSR : 鋼板に焼ならしを行い,更に,試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当す

――――― [JIS G 3118 pdf 4] ―――――

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G 3118 : 2017
る熱処理を行う場合。
SGV480TNSR : 鋼板に焼ならしを行わないで,試験片の熱処理として焼ならし及び溶接後熱
処理に相当する熱処理を行う場合。
SGV480TMC2SR : 鋼板に熱加工制御を行い,更に,試験片の熱処理として2回の溶接後熱処理
に相当する熱処理を行う場合。

5 化学成分

5.1 溶鋼分析値

  鋼板は11.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

5.2 製品分析値

  製品分析は,注文者の要求がある場合に11.1の試験を行い,その値は表2による。ただし,Siは0.13
0.45 %,Mnは0.801.25 %とする。また,表2の注b) を適用した場合のMnは0.560.94 %,表2の注c)
を適用した場合のMnは,0.80(溶鋼分析上限値+0.05)%とする。
表2−化学成分a)
単位 %
厚さ
種類の記号 C c) Si Mn c) P S
mm
12.5 以下 0.21以下
12.5 を超え 50 以下 0.23以下
SGV410 b) 0.150.40 0.851.20 0.020以下 0.020以下
50 を超え 100 以下 0.25以下
100 を超え 200 以下 0.27以下
12.5 以下 0.24以下
12.5 を超え 50 以下 0.26以下
SGV450 0.150.40 0.851.20 0.020以下 0.020以下
50 を超え 100 以下 0.28以下
100 を超え 200 以下 0.29以下
12.5 以下 0.27以下
12.5 を超え 50 以下 0.28以下
SGV480 0.150.40 0.851.20 0.020以下 0.020以下
50 を超え 100 以下 0.30以下
100 を超え 200 以下 0.31以下
注a) この表以外の合金元素を添加してもよい。
b) GV410において厚さ12.5 mm以下の鋼板のMnは,0.600.90 %としてもよい。
c) この表のC上限値を0.01 %下げるごとにMn上限値を0.06 %上げてもよい。ただし,Mnの最大値は
1.60 %とする。

6 炭素当量及び溶接割れ感受性組成

  熱加工制御を行うSGV450及びSGV480の炭素当量及び溶接割れ感受性組成は,次による。
a) 熱加工制御を行う鋼板の炭素当量 熱加工制御を行う鋼板の炭素当量は,表3による。炭素当量の計
算は,11.1によって試験を行った溶鋼分析値を用い,式(1)による。
Mn Si Ni Cr Mo V
Ceq C (1)
6 24 40 5 4 14
ここに, Ceq : 炭素当量(%)

――――― [JIS G 3118 pdf 5] ―――――

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JIS G 3118:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9328-1:2011(MOD)
  • ISO 9328-2:2011(MOD)

JIS G 3118:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3118:2017の関連規格と引用規格一覧