JIS G 3536:2014 PC鋼線及びPC鋼より線

JIS G 3536:2014 規格概要

この規格 G3536は、プレストレストコンクリートに用いるPC鋼線及びPC鋼より線について規定。

JISG3536 規格全文情報

規格番号
JIS G3536 
規格名称
PC鋼線及びPC鋼より線
規格名称英語訳
Steel wires and strands for prestressed concrete
制定年月日
1960年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.140.15, 77.140.65
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021, 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1960-03-01 制定日, 1963-03-01 確認日, 1966-10-01 確認日, 1969-10-01 確認日, 1971-01-01 改正日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1981-01-15 改正日, 1984-10-01 改正日, 1988-07-01 改正日, 1994-06-01 改正日, 1999-05-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-20 改正日, 2014-02-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS G 3536:2014 PDF [10]
                                                                                   G 3536 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類,記号及び呼び名・・・・[2]
  •  4.1 種類及び記号・・・・[2]
  •  4.2 呼び名・・・・[2]
  •  5 材料・・・・[2]
  •  6 製造方法・・・・[3]
  •  7 機械的性質・・・・[3]
  •  8 形状,寸法及び許容差・・・・[4]
  •  8.1 形状・・・・[4]
  •  8.2 寸法及び許容差・・・・[4]
  •  8.3 公称断面積及び単位質量・・・・[5]
  •  9 外観・・・・[6]
  •  10 試験・・・・[6]
  •  10.1 試験片の採り方及び試験片の数・・・・[6]
  •  10.2 引張試験・・・・[7]
  •  10.3 リラクセーション試験・・・・[7]
  •  10.4 寸法の測定・・・・[7]
  •  11 検査・・・・[8]
  •  11.1 検査・・・・[8]
  •  11.2 再検査・・・・[8]
  •  12 表示・・・・[8]
  •  13 報告・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3536 pdf 1] ―――――

G 3536 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,線材製品協会(JWPA)
から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経
て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3536:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年2月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3536:2008によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3536 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3536 : 2014

PC鋼線及びPC鋼より線

Steel wires and strands for prestressed concrete

1 適用範囲

  この規格は,プレストレストコンクリートに用いるPC鋼線(以下,線という。)及びPC鋼より線(以
下,より線という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3502 ピアノ線材
JIS G 3525 ワイヤロープ
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2276 金属材料の引張リラクセーション試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201によるほか,次による。
3.1
インラインパテンチング
線材熱間圧延後の冷却工程で行うパテンチング処理。
3.2
オフラインパテンチング
線材熱間圧延後の冷却完了後に行うパテンチング処理。
3.3
素線
線又はより線を構成する鋼線。
3.4
異形線
ほぼ丸い断面をもち,一様な突起又はくぼみを,連続又は一定間隔で付けた線。

――――― [JIS G 3536 pdf 3] ―――――

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G 3536 : 2014

4 種類,記号及び呼び名

4.1 種類及び記号

  線の種類は6種類,より線の種類は10種類とし,その記号は,表1による。
表1−種類及び記号
種類 記号a) 断面
線 丸線 A種 SWPR1AN,SWPR1AL
B種b) SWPR1BN,SWPR1BL
異形線 SWPD1N,SWPD1L
より線 2本より線 SWPR2N,SWPR2L
異形3本より線 SWPD3N,SWPD3L
7本より線c) A種 SWPR7AN,SWPR7AL
B種 SWPR7BN,SWPR7BL
19本より線d) SWPR19N,SWPR19L
注a) リラクセーション規格値によって,更に通常品と低リラクセーション品とに区分
し,通常品はN,低リラクセーション品はLを記号の末尾に付ける。
b) 丸線のB種は,A種より引張強さが100 N/mm2高強度の種類を示す。
c) 7本より線のA種は引張強さ1 720 N/mm2級を,B種は1 860 N/mm2級を示す。
d) 19本より線のうち,28.6 mmの断面の種類はシール形及びウォーリントン形とし,
それ以外の19本より線の断面はシール形だけを適用する。

4.2 呼び名

  線及びより線の呼び名は,表2による。
表2−呼び名
記号 呼び名
SWPR1AN 2.9 mm,4 mm,5 mm,6 mm,7 mm,8 mm,9 mm
SWPR1AL
SWPD1N
SWPD1L
SWPR1BN 5 mm,7 mm,8 mm
SWPR1BL
SWPR2N 2.9 mm 2本より
SWPR2L
SWPD3N 2.9 mm 3本より
SWPD3L
SWPR7AN 7本より9.3 mm,7本より10.8 mm,7本より12.4 mm,
SWPR7AL 7本より15.2 mm
SWPR7BN 7本より9.5 mm,7本より11.1 mm,7本より12.7 mm,
SWPR7BL 7本より15.2 mm
SWPR19N 19本より17.8 mm,19本より19.3 mm,19本より20.3 mm,
SWPR19L 19本より21.8 mm,19本より28.6 mm
注記 呼び名のミリメートル表示は,単線,2本より線及び3本より線では,
素線の径を表し,7本より線及び19本より線では,より線の径を表し
ている。

5 材料

  線及びより線に用いる材料は,JIS G 3502に適合した線材とする。

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G 3536 : 2014

6 製造方法

  線及びより線の製造方法は,次による。
a) 線材から素線を製造する工程は,次のいずれかとする。
1) インラインパテンチングを行っている線材に,冷間加工を行う工程。
2) 1)の工程後,更にオフラインパテンチングを行った後,冷間加工を行う工程。
3) 線材に,オフラインパテンチングを行った後,冷間加工を行う工程。
b) 素線から線又はより線を製造する工程は,次による。
1) 素線又は異形加工1)を行った素線に,残留ひずみ除去のため,ブルーイングを行って線とする工程。
2) 素線又は異形加工1)を行った素線をより合わせた後,残留ひずみ除去のため,ブルーイングを行っ
てより線とする工程。
注1) 異形加工とは,素線に,一様な突起又はくぼみを,連続又は一定間隔で付ける加工をいう。
c) 線及びより線に用いる素線は,溶接による継ぎ目があってはならない。ただし,7本より線及び19本
より線に用いる素線は,次の製造工程では溶接を行ってもよい。
1) 冷間加工前の工程。
2) オフラインパテンチング前後の工程。ただし,オフラインパテンチング後の冷間加工においては,1
回でもダイスを通した素線は,溶接を行ってはならない。
3) より合わせ工程。ただし,その溶接箇所は,より線の長さ45 mの範囲で1か所を超えてはならない。
d) より合わせ工程後,より線同士は,溶接による接続を行ってはならない。

7 機械的性質

  線及びより線は,10.2及び10.3の試験を行い,その値は,表3による。
表3−機械的性質
記号 呼び名 0.2 %永久伸び 最大試験力 伸び リラクセーション値
に対する試験力 %
kN kN % N L
SWPR1AN 2.9 mm 11.3 以上 12.7 以上 3.5以上 8.0以下 2.5以下
SWPR1AL 4 mm 18.6 以上 21.1 以上
SWPD1N 5 mm 27.9 以上 31.9 以上 4.0以上
SWPD1L 6 mm 38.7 以上 44.1 以上
7 mm 51.0 以上 58.3 以上 4.5以上
8 mm 64.2 以上 74.0 以上
9 mm 78.0 以上 90.2 以上
SWPR1BN 5 mm 29.9 以上 33.8 以上 4.0以上
SWPR1BL 7 mm 54.9 以上 62.3 以上 4.5以上
8 mm 69.1 以上 78.9 以上
SWPR2N 2.9 mm 2本より 22.6 以上 25.5 以上 3.5以上
SWPR2L
SWPD3N 2.9 mm 3本より 33.8 以上 38.2 以上 3.5以上 8.0以下 2.5以下
SWPD3L
SWPR7AN 7本より9.3 mm 75.5 以上 88.8 以上
SWPR7AL 7本より10.8 mm 102 以上 120 以上
7本より12.4 mm 136 以上 160 以上
7本より15.2 mm 204 以上 240 以上

――――― [JIS G 3536 pdf 5] ―――――

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JIS G 3536:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3536:2014の関連規格と引用規格一覧