JIS G 4311:2019 耐熱鋼棒及び線材

JIS G 4311:2019 規格概要

この規格 G4311は、耐熱鋼棒及び耐熱鋼線材について規定。

JISG4311 規格全文情報

規格番号
JIS G4311 
規格名称
耐熱鋼棒及び線材
規格名称英語訳
Heat-resistant steel bars and wire rods
制定年月日
1964年9月1日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4955:2016(MOD), ISO 683-15:1992(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.10, 77.140.20, 77.140.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 熱処理 2020
改訂:履歴
1964-09-01 制定日, 1968-04-01 改正日, 1971-01-01 確認日, 1972-05-01 改正日, 1975-09-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-06-01 確認日, 1987-09-01 改正日, 1991-11-01 改正日, 1997-04-20 確認日, 2003-03-20 確認日, 2007-03-20 改正日, 2008-02-20 確認日, 2011-02-21 改正日, 2015-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS G 4311:2019 PDF [23]
                                                                                   G 4311 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類の記号・・・・[2]
  •  4 製造方法・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[3]
  •  5.1 溶鋼分析値・・・・[3]
  •  5.2 製品分析値・・・・[3]
  •  6 機械的性質・・・・[6]
  •  6.1 一般事項・・・・[6]
  •  6.2 オーステナイト系の機械的性質・・・・[6]
  •  6.3 フェライト系の機械的性質・・・・[7]
  •  6.4 マルテンサイト系の機械的性質・・・・[7]
  •  6.5 析出硬化系の機械的性質・・・・[9]
  •  6.6 冷間引抜ままの棒の機械的性質・・・・[9]
  •  7 形状,寸法及び許容差・・・・[9]
  •  7.1 標準寸法・・・・[9]
  •  7.2 形状及び寸法の許容差・・・・[10]
  •  8 外観・・・・[12]
  •  9 線材のきずの深さ・・・・[12]
  •  10 質量・・・・[12]
  •  11 試験・・・・[13]
  •  11.1 分析試験・・・・[13]
  •  11.2 機械試験・・・・[13]
  •  11.3 線材のきず検出試験・・・・[14]
  •  11.4 その他の試験・・・・[14]
  •  12 検査・・・・[14]
  •  13 表示・・・・[14]
  •  13.1 棒の表示・・・・[14]
  •  13.2 線材の表示・・・・[15]
  •  14 報告・・・・[15]
  •  附属書JA(参考)耐熱鋼棒の熱処理条件・・・・[16]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 4311 pdf 1] ―――――

G 4311 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ステンレス協会
(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 4311:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 4311 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 4311 : 2019

耐熱鋼棒及び線材

Heat-resistant steel bars and wire rods

序文

  この規格は,2016年に第4版として発行されたISO 4955及び1992年に第2版として発行されたISO
683-15を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,耐熱鋼棒(丸鋼,角鋼,六角鋼及び平鋼を総称して,以下,棒という。)及び耐熱鋼線材(以
下,線材という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4955:2016,Heat-resistant steels
ISO 683-15:1992,Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 15: Valve steels for
internal combustion engines(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0401-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−長さに関わるサイズ公差のISOコード方式−第2部 : 穴
及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2243-1 ブリネル硬さ試験−第1部 : 試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法

――――― [JIS G 4311 pdf 3] ―――――

2
G 4311 : 2019
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 種類の記号

  棒及び線材の種類は,35種類とし,その分類及び種類の記号は,表1による。
表1−分類及び種類の記号
分類 種類の記号a),b) 分類 種類の記号a),b)
オーステナイト系 SUH31 フェライト系 SUH446
SUH35 SUS405-HR
SUH36 SUS410L-HR
SUH37 SUS430-HR
SUH38 マルテンサイト系 SUH1
SUH309 SUH3
SUH310 SUH4
SUH330 SUH11
SUH660 SUH600
SUH661 SUH616
SUS304-HR SUS403-HR
SUS309S-HR SUS410-HR
SUS310S-HR SUS410J1-HR
SUS316-HR SUS431-HR
SUS316Ti-HR 析出硬化系 SUS630-HR
SUS317-HR SUS631-HR
SUS321-HR
SUS347-HR
SUSXM15J1-HR
注a) 棒であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,“-B”(熱間仕上棒
鋼)又は“-CB”(冷間仕上棒鋼)を付記する。
例 熱間仕上棒鋼 SUH309-B,SUS304-HR-B
冷間仕上棒鋼 SUH309-CB,SUS304-HR-CB
b) 線材であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,“-WR”を付記す
る。
例 SUH11-WR,SUS304-HR-WR

4 製造方法

  製造方法は,次による。
a) 棒は,熱間圧延,熱間鍛造などの熱間加工後に熱処理を行う。ただし,受渡当事者間の協定によって,
熱処理を省略して熱間加工ままとしてもよい。
b) 熱処理を行う場合,熱処理の種類は,受渡当事者間で協定し,熱処理条件は箇条6に規定する品質に
適合するように選択しなければならない。
注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択し
てもよい。
c) 冷間仕上棒鋼は,冷間引抜き,研削,切削,又はこれらの組合せによって製造する。
なお,注文者の指定のない限り冷間仕上後に熱処理を行わない。
d) 線材は,熱間圧延ままとする。ただし,必要に応じて熱処理などを行ってもよい。

――――― [JIS G 4311 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
G 4311 : 2019
e) 熱処理などによって生じた黒皮は,必要な場合には酸洗,切削など適切な方法で除去する。
f) 熱処理の状態及び表面仕上げ方法を表す記号は,表2による。
表2−熱処理の状態及び表面仕上げ方法の記号
項目 記号
熱間加工まま R
固溶化熱処理 S
固溶化熱処理後時効処理 H
焼なまし A
焼入焼戻し Q
酸洗仕上げ P
冷間引抜き D
切削 T
研削 C
熱処理の状態及び表面仕上げ方法を表す記号は,受渡当事者間
の合意によって,別途,定めてもよい。

5 化学成分

5.1 溶鋼分析値

  棒及び線材は,11.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表3表6による。

5.2 製品分析値

  注文者が製品分析を要求する場合,11.1によって試験を行い,その値は,表3表6の値にJIS G 0321
の表5(ステンレス鋼及び耐熱鋼鋼材の製品分析の許容変動値)による許容変動値を適用する。ただし,
JIS G 0321の表5に規定されていない元素の許容変動値については,受渡当事者間で協定してもよい。

――――― [JIS G 4311 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS G 4311:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4955:2016(MOD)
  • ISO 683-15:1992(MOD)

JIS G 4311:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 4311:2019の関連規格と引用規格一覧