この規格ページの目次
JIS G 4314:2013 規格概要
この規格 G4314は、ステンレス鋼線材を用いて製造したばね用ステンレス鋼線について規定。
JISG4314 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G4314
- 規格名称
- ばね用ステンレス鋼線
- 規格名称英語訳
- Stainless steel wires for springs
- 制定年月日
- 1972年5月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6931-1:1994(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.160, 77.140.25, 77.140.65
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 1972-05-01 制定日, 1975-09-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1984-12-01 改正日, 1988-08-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1994-11-01 改正日, 2000-02-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2013-02-20 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS G 4314:2013 PDF [13]
G 4314 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類の記号,調質,分類及び適用線径・・・・[1]
- 3.1 種類の記号,調質及び分類・・・・[1]
- 3.2 適用線径・・・・[2]
- 4 材料及び製造方法・・・・[2]
- 4.1 材料・・・・[2]
- 4.2 製造方法・・・・[2]
- 5 機械的性質・・・・[2]
- 5.1 引張強さ・・・・[2]
- 5.2 ねじり特性・・・・[3]
- 6 真直性・・・・[3]
- 7 標準線径,線径の許容差及び偏径差・・・・[4]
- 7.1 標準線径・・・・[4]
- 7.2 線径の許容差及び偏径差・・・・[4]
- 8 外観及び形状・・・・[4]
- 9 試験・・・・[5]
- 9.1 引張試験・・・・[5]
- 9.2 ねじり試験・・・・[5]
- 9.3 真直性試験・・・・[5]
- 9.4 線径の測定・・・・[6]
- 10 検査・・・・[6]
- 11 表示・・・・[6]
- 12 報告・・・・[6]
- 附属書JA(参考)線材の化学成分・・・・[7]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 4314 pdf 1] ―――――
G 4314 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ステンレス協会
(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 4314:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成26年2月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 4314:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 4314 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 4314 : 2013
ばね用ステンレス鋼線
Stainless steel wires for springs
序文
この規格は,1994年に第2版として発行されたISO 6931-1を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,ステンレス鋼線材を用いて製造したばね用ステンレス鋼線(以下,線という。)について規
定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を示す記号を,次に示す。
ISO 6931-1:1994,Stainless steels for springs−Part 1: Wire(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 4308 ステンレス鋼線材
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 種類の記号,調質,分類及び適用線径
3.1 種類の記号,調質及び分類
線の種類は,5種類とし,種類の記号,調質及び分類は,表1による。
なお,調質とは,熱処理を行い,更に伸線加工を施すことをいう。
――――― [JIS G 4314 pdf 3] ―――――
2
G 4314 : 2013
表1−種類の記号,調質及び分類
種類の記号 調質
分類
区分 記号
SUS302 A種 WPA オーステナイト系
B種 WPB
SUS304 A種 WPA
B種 WPB,WPBS a)
D種 WPDS a)
SUS304N1 A種 WPA
B種 WPB
SUS316 A種 WPA
SUS631J1 C種 WPC 析出硬化系
注a) 記号の末尾のSは,真直性を必要とする線を表す。
3.2 適用線径
調質記号に対する適用線径は,表2による。
表2−適用線径
単位 mm
調質記号 適用線径
WPA 0.080 以上 8.00 以下
WPB 0.080 以上 12.0 以下
WPC 0.10 以上 6.00 以下
WPBS,WPDS 0.29 以上 1.60 以下
4 材料及び製造方法
4.1 材料
線の製造に用いる材料は,JIS G 4308の箇条5(化学成分)を満足する線材とする。
注記1 この線材から製造した線を材料としてもよい。
注記2 線材の化学成分を,参考として附属書JAに示す。
4.2 製造方法
線の製造方法は,次による。
なお,注文者の指定がある場合は,ばね成形に適した被覆を行う。
a) 線は,固溶化熱処理を行った後,伸線を行う。ただし,固溶化熱処理を施した線,又は線材を材料と
して使用する場合は,伸線を行う前の固溶化熱処理を省略してもよい。
b) 真直性を必要とする線は,伸線後,矯正を行う。
5 機械的性質
5.1 引張強さ
線は,9.1の試験を行い,その引張強さは,表3による。
この場合,供試材は,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類による。
1
なお,線1コイル内の引張強さのばらつきは,通常,この表の引張強さの範囲の 以内とする。
2
――――― [JIS G 4314 pdf 4] ―――――
3
G 4314 : 2013
表3−引張強さ
線径 mm 引張強さ N/mm2
A種 B種 C種 D種
SUS302-WPA SUS302-WPB SUS631J1-WPC b) SUS304-WPDS
SUS304-WPA SUS304-WPB
SUS304N1-WPA SUS304-WPBS a)
SUS316-WPA SUS304N1-WPB
0.080 以上 0.10 未満 1 6501 900 2 1502 400 − −
0.10 以上 0.20 以下 1 9502 200
0.20 を超え 0.29 未満 1 6001 850 2 0502 300 1 9302 180
0.29 以上 0.40 以下 1 7002 000
0.40 を超え 0.60 以下 1 9502 200 1 8502 100 1 6501 950
0.60 を超え 0.70 以下 1 5301 780 1 8502 100 1 8002 050 1 5501 850
0.70 を超え 0.90 以下 1 5501 800
0.90 を超え 1.00 以下 1 5001 750
1.00 を超え 1.20 以下 1 4501 700 1 7502 000 1 7001 950 1 4701 720
1.20 を超え 1.40 以下 1 4201 670
1.40 を超え 1.60 以下 1 4001 650 1 6501 900 1 6001 850 1 3701 620
1.60 を超え 2.00 以下 −
2.00 を超え 2.60 以下 1 3201570 1 5501 800 1 5001 750
2.60 を超え 4.00 以下 1 2301 480 1 4501 700 1 4001 650
4.00 を超え 6.00 以下 1 1001 350 1 3501 600 1 3001 550
6.00 を超え 8.00 以下 1 0001 250 1 2701 520 −
8.00 を超え 9.00 以下 − 1 1301 380
9.00 を超え 10.0 以下 9801 230
10.0 を超え 12.0 以下 8801 130
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) US304-WPBSの適用線径範囲は,0.291.60 mmとする。
b) 受渡当事者間の協定によって,SUS631J1-WPCの析出硬化処理後の引張強さを評価する場合,製品から採取
した試験片に470±10 ℃,1時間加熱後空冷する熱処理を行い,熱処理による引張強さの増加量は,250 N/mm2
以上なければならない。
5.2 ねじり特性
線径0.50 mm以上4.0 mm以下の線は,注文者の指定がある場合,9.2の試験を行い,そのねじれの状況
及び破断面の状況は,表4による。
表4−ねじれの状況及び破断面の状況
ねじれの状況 破断部近傍の線表面に有害なきずがあってはならない。
破断面の状況 破断面は,線軸に対してほぼ直角であること。また,その破断面に,
きず,割れなどがあってはならない。
6 真直性
SUS304-WPBS及びSUS304-WPDSの線は,9.3の試験を行い,その真直性は,表5による。
――――― [JIS G 4314 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS G 4314:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6931-1:1994(MOD)
JIS G 4314:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.65 : 鋼線,ワイヤロープ及びリンクチェーン
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.160 : ばね
JIS G 4314:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG4308:2013
- ステンレス鋼線材
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法