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G 4322 : 2008
表4−寸法,質量及び節の許容限度
呼び名 公称 公称 公称 節の 節の高さ 節のすき 節と軸線 単位質量
直径 周長 断面積 平均間隔 間の和の との角度 kg・m−1
d l S の最大値 最小値 最大値 最大値 の最小値 SUS SUS SUS
mm cm cm2 mm mm mm mm 度 304-SD 316-SD 410-SD
D6 6.35 2.0 0.316 7 4.4 0.3 0.6 5.0 45 0.251 0.253 0.245
D8 7.94 2.5 0.495 1 5.6 0.3 0.6 6.3 0.393 0.395 0.384
D10 9.53 3.0 0.713 3 6.7 0.4 0.8 7.5 0.566 0.569 0.553
D13 12.7 4.0 1.267 8.9 0.5 1.0 10.0 1.00 1.01 0.982
D16 15.9 5.0 1.986 11.1 0.7 1.4 12.5 1.57 1.58 1.54
D19 19.1 6.0 2.865 13.4 1.0 2.0 15.0 2.27 2.29 2.22
D22 22.2 7.0 3.871 15.5 1.1 2.2 17.5 3.07 3.09 3.00
D25 25.4 8.0 5.067 17.8 1.3 2.6 20.0 4.02 4.04 3.93
D29 28.6 9.0 6.424 20.0 1.4 2.8 22.5 5.09 5.13 4.98
D32 31.8 10.0 7.942 22.3 1.6 3.2 25.0 6.30 6.34 6.16
D35 34.9 11.0 9.566 24.4 1.7 3.4 27.5 7.59 7.63 7.41
D38 38.1 12.0 11.40 26.7 1.9 3.8 30.0 9.04 9.10 8.84
D41 41.3 13.0 13.40 28.9 2.1 4.2 32.5 10.6 10.7 10.4
D51 50.8 16.0 20.27 35.6 2.5 5.0 40.0 16.1 16.2 15.7
注記 公称断面積,公称周長及び単位質量の算出方法は,次のように算出した。
なお,公称断面積(S)は有効数字4けたに丸め,公称周長(l)は小数点以下1けたに丸め,単位質量は有
効数字3けたに丸めた。
0.785 4d2
公称断面積(S)=
100
公称周長(l)=0.314 2×d
SUS 304-SDの単位質量=0.793×S
SUS 316-SDの単位質量=0.798×S
SUS 410-SDの単位質量=0.775×S
b) 節の間隔は,その公称直径の70 %以下とし,算出値を小数点以下1けたに丸める。
c) 節のすき間の和は,公称周長の25 %以下とし,算出値を小数点以下1けたに丸める。
なお,リブと節とが離れている場合,及びリブがない場合には節の欠損部の幅を,また,節とリブ
とが接続している場合にはリブの幅を,それぞれ節のすき間とする。
d) 節の高さは表5によるものとし,算出値を小数点以下1けたに丸める。
表5−節の高さの求め方
寸法 節の高さ
最小値 最大値
呼び名D13以下 公称直径の4.0 % 最小値の2倍
呼び名D13を超えD19未満 公称直径の4.5 % 最小値の2倍
呼び名D19以上 公称直径の5.0 % 最小値の2倍
e) 異形棒鋼の標準長さ及びその許容差は,表6による。
――――― [JIS G 4322 pdf 6] ―――――
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表6−標準長さ及び許容差
長さ 許容差
m mm
3.5,4.0,4.5,5.0,5.5,6.0+40
0
f) 異形棒鋼1本の質量許容差は,表7による。
表7−1本の質量の許容差
寸法 許容差 摘要
呼び名D10未満 +規定しない 供試材の採り方及び許容差
−8 % の算出方法は10.3による。
呼び名D10以上 D16未満 ±6 %
呼び名D16以上 D29未満 ±5 %
呼び名D29以上 ±4 %
g) 異形棒鋼一組の質量許容差は,表8による。ただし,事前に注文者から指定があった場合に適用する。
表8−一組の質量許容差
寸法 許容差 摘要
呼び名D10未満 ±7 % 供試材の採り方及び許容差
呼び名D10以上 D16未満 ±5 % の算出方法は10.3による。
呼び名D16以上 D29未満 ±4 %
呼び名D29以上 ±3.5 %
8 耐食性
異形棒鋼は,特に注文者の指定がある場合は,10.4によって粒界腐食試験を行い,その耐食性は,受渡
当事者間の協定による。
なお,試験方法は,10.4.3によって規定する方法から,受渡当事者間の協定によって選定する。
9 外観
異形棒鋼には,使用上の有害な欠点があってはならない。
10 試験
10.1 分析試験
分析試験は,次による。
a) 溶鋼分析の一般事項及び分析試料の採り方は,JIS G 0404の8.(化学成分)による。
b) 製品分析試料の採り方は,JIS G 0321の4.(分析用試料採取方法)による。
なお,供試材は,破断後の引張試験片を用いてもよい。
c) 溶鋼分析の方法は,JIS G 0320による。製品分析の方法は,JIS G 0321による。
10.2 機械試験
10.2.1 試験一般
――――― [JIS G 4322 pdf 7] ―――――
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機械試験の一般事項は,JIS G 0404の9.(機械的性質)による。
10.2.2 供試材の採り方
供試材は,同一溶鋼,同一寸法ごとに1個を採取する。
10.2.3 試験片の数
引張試験片及び曲げ試験片の数は,供試材1個ごとにそれぞれ1個とする。
10.2.4 引張試験片及び曲げ試験片
引張試験片及び曲げ試験片は,次による。
なお,試験片はいずれも製品のままとし,機械仕上げを行ってはならない。
a) 引張試験片は,JIS Z 2201の2号(寸法が呼び名D25未満)又は14A号(寸法が呼び名D25以上)
の試験片とし,異形棒鋼の標点距離及び平行部の長さは,JIS Z 2201の2号又は14A号の径を公称直
径として算出する。
b) 曲げ試験片は,JIS Z 2248の2号試験片とする。
10.2.5 引張試験及び曲げ試験方法
引張試験及び曲げ試験の方法は,次による。
a) 引張試験方法は,JIS Z 2241による。ただし,異形棒鋼の0.2 %耐力及び引張強さを求める場合の断
面積は,表4に示す公称断面積を用いる。
b) 曲げ試験方法は,JIS Z 2248による。
10.3 形状・寸法及び質量の測定における供試材の採り方及び測定方法
異形棒鋼の形状・寸法及び質量の測定における供試材の採り方及び測定方法は,次による。
a) 異形棒鋼の節の形状及び寸法の測定方法並びに供試材の採り方は,次による。
1) 供試材は,同一の形状・寸法のもの1ロールごとに長さ0.5 m以上のもの1個を採取する。
なお,コイルの場合は,常温できょう正してから供試する。
2) 節と異形棒鋼の軸線との角度は,異形棒鋼の表面の展開図2)で測定する。
注2) 展開図は,例えば,異形棒鋼を油粘土上に転がすことによって得ることができる。
3) 節の平均間隔は,連続する10個の節間隔を節の中央線上で測定した値,又はこれに相当する長さを
軸線方向の他の線上で測定した値のいずれかを1/10にして求める。
4) 1個の節の高さは,その節の4等分点で測定した三つの高さの値を平均して求める。
5) 節のすき間は,相対する節の終端線の隔たりを,キャリパなどを用いて,終端線に直角に実物を測
定するか,又は異形棒鋼の表面の展開図2)で測定して求める。ただし,その隔たりが一様でない場
合は,連続する10個の節について測定して平均値を求める。
b) 異形棒鋼の質量の測定における供試材の採り方及び質量許容差の算出方法は,次による。
1) 1本の質量を測定する場合の供試材の採り方は,a) 1)による。この場合の質量許容差の算出方法は,
表4の単位質量に長さを乗じて求めた計算質量と計量による実測質量との差を計算質量で除して百
分率で表す。
2) 一組の質量を測定する場合の供試材は,同一の形状・寸法のもの1 t以上を一組として採取する。た
だし,1 tに相当する本数が10本に満たない場合は,10本以上を採取して一組とする。この場合の
質量許容差の算出方法は,表4の単位質量に長さ及び本数を乗じて求めた計算質量と計量による実
測質量との差を計算質量で除して百分率で表す。
――――― [JIS G 4322 pdf 8] ―――――
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10.4 腐食試験
10.4.1 供試材の採り方
供試材は同一溶鋼,同一ロールごとに1個を採取する。
10.4.2 試験片の数
試験片の数は,供試材1個ごとに1個とする。
10.4.3 試験方法
試験方法は,JIS G 0571,JIS G 0572,JIS G 0573又はJIS G 0575による。
11 検査
検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分,機械的性質,形状・寸法・質量,耐食性及び外観は,箇条5,箇条6,箇条7,箇条8及び
箇条9の規定にそれぞれ適合しなければならない。
c) 引張試験及び曲げ試験で合格にならなかった異形棒鋼は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再試験
を行い合否を決定することができる。
d) 抜取りによる異形棒鋼1本の質量が,7.2 f)に適合しなかった場合には,改めて供試材2本を採取して
測定し,2本とも合格したときは,そのロットを合格とする。
12 表示
検査に合格した異形棒鋼の表示は,次による。
a) 1本ごとの表示 異形棒鋼の1本ごとの表示方法は,表9によるものとし,色別塗色によって強度を
区別して表示をする。
表9−強度を区別する表示方法
強度区分 色別塗色による区別
295A 塗色しない
295B 白(片断面)
345 黄(片断面)
390 緑(片断面)
b) 1結束ごとの表示 異形棒鋼は,1結束ごとに,次の項目を適切な方法で表示する。
なお,受渡当事者間の協定によって,項目の一部を省略することができる。
1) 種類の記号及び強度区分
例 SUS 304-SD295A
2) 日本工業規格(日本産業規格)番号
3) 相当鋼種の記号
4) 呼び名
5) 製造業者名又はその略号
6) 溶鋼番号又は検査番号
――――― [JIS G 4322 pdf 9] ―――――
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13 報告
製造業者は,注文者の要求があれば,規定又は指定された試験の成績表,及び寸法,数量,納入状態な
どを記載した報告書を注文者に提出しなければならない。報告者には電送など電子媒体も含める。ただし,
検査文書の種類はJIS G 0415の表1の2.3(受渡試験報告書)又は3.1.B(検査証明書)とする。
JIS G 4322:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.60 : 棒鋼及びスチールロッド
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.15 : 鉄筋コンクリート用鋼
JIS G 4322:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0571:2003
- ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法
- JISG0572:2006
- ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法
- JISG0573:1999
- ステンレス鋼の65%硝酸腐食試験方法
- JISG0575:1999
- ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法
- JISZ2201:1950
- 医療用遠心沈デン器
- JISZ2201:1998
- 金属材料引張試験片
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方