JIS H 4205:2020 マグネシウム合金鍛造品

JIS H 4205:2020 規格概要

この規格 H4205は、マグネシウム合金の鍛造品について規定。

JISH4205 規格全文情報

規格番号
JIS H4205 
規格名称
マグネシウム合金鍛造品
規格名称英語訳
Magnesium alloy forgings
制定年月日
2011年8月22日
最新改正日
2020年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3116:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

77.150.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2011-08-22 制定日, 2016-10-20 確認日, 2020-08-20 改正
ページ
JIS H 4205:2020 PDF [10]
                                                                                   H 4205 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 化学成分・・・・[2]
  •  5.3 機械的性質・・・・[4]
  •  6 試験・・・・[4]
  •  6.1 分析試験・・・・[4]
  •  6.2 引張試験・・・・[4]
  •  7 検査・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 4205 pdf 1] ―――――

           H 4205 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本マグネシウム協会(JMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本
産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS H 4205:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
  特許番号            特許権の名称                         所有者                有効期限
                                                国立研究開発法人産業技術総合研究所 2025年3月15日
 4415098号 難燃性マグネシウム合金押出材の製造方法
           及びその押出材
                                                国立研究開発法人産業技術総合研究所 2027年8月30日
 5035893号 高強度高延性難燃性マグネシウム合金及び
           その製造方法
                                                河村能人
 3905115号 高強度高靭性マグネシウム合金及びその製                              2024年11月26日
           造方法
 5024705号 マグネシウム合金材およびその製造方法 株式会社神戸製鋼所             2027年11月16日
                                                日産自動車株式会社
                                                国立大学法人熊本大学
  上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
  この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
  この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本産業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
  なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

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――――― [JIS H 4205 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
                                                                              H 4205 : 2020

マグネシウム合金鍛造品

Magnesium alloy forgings

序文

 この規格は,2007年に第4版として発行されたISO 3116を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
  なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,マグネシウム合金の鍛造品(以下,鍛造品という。)について規定する。
    注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
          ISO 3116:2007,Magnesium and magnesium alloys−Wrought magnesium alloys(MOD)
            なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
          ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
    JIS H 0001 アルミニウム,マグネシウム及びそれらの合金−質別記号
    JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
    JIS H 1331 マグネシウム及びマグネシウム合金−分析用試料採取方法及び分析方法通則
    JIS H 1332 マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法
    JIS H 1333 マグネシウム及びマグネシウム合金中の亜鉛定量方法
    JIS H 1334 マグネシウム及びマグネシウム合金中のマンガン定量方法
    JIS H 1335 マグネシウム及びマグネシウム合金中のけい素定量方法
    JIS H 1336 マグネシウム及びマグネシウム合金中の銅定量方法
    JIS H 1337 マグネシウム及びマグネシウム合金中のニッケル定量方法
    JIS H 1338 マグネシウム及びマグネシウム合金中の鉄定量方法
    JIS H 1340 マグネシウム合金中のジルコニウム定量方法
    JIS H 1341 マグネシウム合金中のカルシウム定量方法
    JIS H 1345 マグネシウム合金中の希土類定量方法
    JIS Z 2241 金属材料引張試験方法

――――― [JIS H 4205 pdf 3] ―――――

           2
H 4205 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
鍛造品
  工具,金型などを用いて,材料の一部又は全部を圧縮,つち(鎚)打ちなどによって,鍛錬し,成形し
たマグネシウム合金の展伸材。

4 種類

  鍛造品の種類は,14種に区分し,その種類の記号は,表1による。
                                    表1−鍛造品の種類の記号
         種類の記号  ISO 3116による記号 JIS H 4205:2011(旧規格)JIS H 4205:2011(旧規格)
                           (参考)        による種類(参考)   による種類の記号(参考)
        MF-AZ31B    ISO-MgAl3Zn1(A)             1種B                   MF1B
        MF-AZ31C    ISO-MgAl3Zn1(B)             1種C                   MF1C
        MF-AZ61     ISO-MgAl6Zn1                2種                     MF2
        MF-AZ80     ISO-MgAl8Zn                 3種                     MF3
        MF-AZX811           −                   −                     −
        MF-AZX911           −                   −                     −
        MF-AZX912           −                   −                     −
        MF-ZK30     ISO-MgZn3Zr                 5種                     MF5
        MF-ZK60     ISO-MgZn6Zr                 6種                     MF6
        MF-ZM21     ISO-MgZn2Mn1                9種                     MF9
        MF-WE54     ISO-MgY5RE4Zr               11種                   MF11
        MF-WE43     ISO-MgY4RE3Zr               12種                   MF12
        MF-WZ73             −                   −                     −
        MF-WZ75             −                   −                     −
         表3の質別記号は,この表の種類の記号の後にハイフン“-”とともに表記する。
           例 MF-AZ31B-H112

5 品質

5.1 外観

  鍛造品は,目視によって確認したとき,かぶさり,ひけ,欠肉,割れなどの,使用上有害な欠点があっ
てはならない。ただし,外観の合否判定基準は,受渡当事者間の協定による。
  なお,鍛造品は,埋金,溶接などの補修をしてはならない。

5.2 化学成分

  鍛造品は,6.1によって試験を行い,その化学成分は,表2による。

――――― [JIS H 4205 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
                                                                                   H 4205 : 2020
                                         表2−化学成分
                                                                                      単位 %
 種類の記号 Mg   Al  Zn   Mn  RE a)   r  Fe   Si   Cu   Ni  Ca   Li   Y   その他b)
                                                                                     個々 合計
 MF-AZ31B 残部 2.4   0.50 0.15             0.005 0.10 0.05 0.005 0.04           0.05 0.30
                                   −   −                               −   −
                  3.6 1.5  1.0            以下 以下 以下 以下 以下           以下 以下
 MF-AZ31C 残部 2.4   0.5 0.05              0.05 0.1 0.05 0.005                0.05 0.30
                                   −   −                          −  −   −
                  3.6 1.5  0.4             以下 以下 以下 以下                 以下 以下
            残部 5.5 0.50 0.15             0.005 0.10 0.05 0.005                0.05 0.30
 MF-AZ61                          −   −                          −  −   −
                  6.5  1.5 0.4            以下 以下 以下 以下                 以下 以下
            残部 7.8 0.20 0.12             0.005 0.10 0.05 0.005                0.05 0.30
 MF-AZ80                          −   −                          −  −   −
                  9.2  0.8 0.4            以下 以下 以下 以下                 以下 以下
 MF-AZX811 残部 7.5  0.50 0.15             0.005 0.10 0.05 0.005 0.7            0.05 0.30
                                   −   −                               −   −
                  8.5 1.5  0.4            以下 以下 以下 以下  1.5           以下 以下
 MF-AZX911 残部 8.6  0.35 0.15             0.005 0.10 0.05 0.005 0.7            0.05 0.30
                                   −   −                               −   −
                  9.5 1.0  0.5            以下 以下 以下 以下  1.5           以下 以下
 MF-AZX912 残部 8.6  0.35 0.15             0.005 0.10 0.05 0.005 1.6            0.05 0.30
                                   −   −                               −   −
                  9.5 1.0  0.5            以下 以下 以下 以下  2.5           以下 以下
                      2.5             0.45                                         0.05 0.30
 MF-ZK30   残部 −        −   −        −   −   −   −   −  −   −
                       4.0             0.8                                         以下 以下
                      4.8             0.45                                         0.05 0.30
 MF-ZK60   残部 −        −   −        −   −   −   −   −  −   −
                       6.2             0.8                                         以下 以下
            残部 0.1 1.75 0.6              0.06 0.10  0.1 0.005                0.05 0.30
 MF-ZM21                          −   −                          −  −   −
                 以下  2.3 1.3             以下 以下 以下 以下                 以下 以下
                       0.2 0.03 1.5  0.4 0.010 0.01 0.02 0.005      0.2 4.75 0.01 0.30
 MF-WE54   残部 −                                                 −
                      以下 以下  4.0  1.0 以下 以下 以下 以下      以下 5.5 以下 以下
                       0.2 0.03 2.4  0.4 0.010 0.01 0.02 0.005      0.2 3.7  0.01 0.30
 MF-WE43   残部 −                                                 −
                      以下 以下  4.4  1.0 以下 以下 以下 以下      以下  4.3 以下以下
                      2.0                   0.005 0.10 0.05 0.005           6.2  0.05 0.30
 MF-WZ73   残部 −        −   −   −                          −  −
                       3.0                  以下 以下 以下 以下             7.4 以下以下
                      4.5                   0.005 0.10 0.05 0.005           6.2  0.05 0.30
 MF-WZ75   残部 −        −   −   −                          −  −
                       5.5                  以下 以下 以下 以下             7.4 以下以下
   “−”で示す元素は,意図的に添加する元素ではないことを示す。“−”で示す元素及びこの表に示していない元
 素は,受渡当事者間の協定がない限り,意図的に添加してはならない。
   “−”で示す元素及びこの表に示していない元素は,存在が予知される場合,又はその他の欄の規定の値を超え
 るおそれがある場合に限って,製造業者の判断によってそれらの分析を行う。
 注a)   Eは,ネオジム(Nd)及び他の重希土類元素である。
    b) その他の元素の“個々”の値は,“−”で示す元素及びこの表に示していない元素の個々の成分値をいい,“合
      計”の値は,個々の成分値を合計したものをいう。

――――― [JIS H 4205 pdf 5] ―――――

           4
H 4205 : 2020

5.3 機械的性質

  鍛造品は,6.2によって試験を行い,その機械的性質は,表3による。ただし,肉厚が75 mmを超える
ものの機械的性質は,受渡当事者間の協定による。また,0.2 %耐力の適用は,受渡当事者間の協定による。
                                        表3−機械的性質
             種類の記号   質別     肉厚                   引張試験
                          記号a)    mm         引張強さ   0.2 %耐力     伸び
                                                  N/mm2      N/mm2         %
             MF-AZ31B
                          H112                  235以上     130以上     8以上
             MF-AZ31C
             MF-AZ61     H112                  270以上     152以上     6以上
             MF-AZ80     H112                  290以上     180以上     6以上
             MF-AZX811   H112                  250以上     180以上     3以上
             MF-AZX911   H112                  250以上     170以上     3以上
             MF-AZX912   H112                  240以上     170以上     2以上
             MF-ZK30     H112                  290以上     205以上     7以上
                           T5      75以下      290以上     180以上     7以上
             MF-ZK60
                           T6                   295以上     220以上     4以上
             MF-ZM21     H112                  200以上     125以上     9以上
                           T5                   290以上     155以上     6以上
             MF-WE54
                           T6                   260以上     165以上     6以上
                           T5                   280以上     150以上     6以上
             MF-WE43
                           T6                   255以上     160以上     6以上
             MF-WZ73     H112                  280以上     190以上     8以上
             MF-WZ75     H112                  320以上     220以上     9以上
             注記 1 N/mm2=1 MPa
             注a) 質別記号の定義及び意味は,JIS H 0001による。

6 試験

6.1 分析試験

  化学成分の分析試験は,JIS H 1331,JIS H 1332,JIS H 1333,JIS H 1334,JIS H 1335,JIS H 1336,JIS
H 1337,JIS H 1338,JIS H 1340,JIS H 1341及びJIS H 1345による。
  Li,Y及び表2に示す“その他”の元素の分析方法は,受渡当事者間の協定による。

6.2 引張試験

  引張試験は,JIS Z 2241による。試験片は,JIS Z 2241によって,定形試験片として4号又は10号試験
片を用い,比例試験片として14A号試験片から形状に合った適切なものを用いる。ただし,いずれの試験
片も用いることができない場合は,標点距離が4A(ここで,A : 試験片の平行部の断面積)の試験片を
用い,その形状は,受渡当事者間の協定による。
  試験片は,鋳塊,仕上方法及び熱処理が同じ鍛造品を一組とし,その一組から任意に1個を抜き取った
鋳造品から採取する。
  なお,引張試験片の採取位置及び採取方向は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS H 4205 pdf 6] ―――――

                                                                                             5
                                                                                   H 4205 : 2020

7 検査

  鍛造品の検査は,次によって行う。
a) 検査の一般事項は,JIS H 0321による。
b) 外観は,5.1に適合しなければならない。
c) 化学成分は,6.1によって試験を行い,5.2に適合しなければならない。
d) 機械的性質は,6.2によって試験を行い,5.3に適合しなければならない。

8 表示

  鍛造品は,1包装ごと,1束ごと又は1製品ごとに,適切な方法によって,次の事項を表示しなければな
らない。
a) 種類の記号及び質別記号
b) 製造番号,及び製造年月又はその略号
c) 製造業者名又はその略号
参考文献 ISO 20258,Magnesium lithium alloys−Determination of lithium−Inductively coupled plasma optical
              emission spectrometric method
          ASTM B954,Standard Test Method for Analysis of Magnesium and Magnesium Alloys by Atomic
              Emission Spectrometry

――――― [JIS H 4205 pdf 7] ―――――

   6
    H 4205 : 2020
                                                                                                                                              H4
                                                                                                                                                  3
                                                                  附属書JA
                                                                                                                                                 20
                                                                   (参考)
                                                                                                                                                   5 : 2
                                                     JISと対応国際規格との対比表
                                                                                                                                                       020
     JIS H 4205:2020 マグネシウム合金鍛造品                            ISO 3116:2007,Magnesium and magnesium alloys−Wrought magnesium alloys
     (I)   JISの規定                (II)    (III)国際規格の規定                                                 (V)   JISと国際規格との技術的差
                                                                        (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
                                  国際規                               の評価及びその内容                     異の理由及び今後の対策
                                  格番号
      箇条番号       内容                 箇条          内容        箇条ごと       技術的差異の内容
      及び題名                             番号                       の評価
     1 適用範囲 マグネシウム合金          1                           削除
                                                   マグネシウム合金(棒,       JISは,ISO規格のマグネシウム合 ISO規格は,棒,管,鍛造品及び
                の鍛造品について                  管,鍛造品及び厚板·薄                                      厚板·薄板に使用されるマグネシ
                                                                                 金のうち,鍛造品だけを適用範囲と
                規定。                            板)の化学成分及び機械       している。                    ウム合金について,化学成分及び
                                                   的性質を規定。                                              機械的性質を規定している。JIS
                                                                                                                は,使用者の利便性を考慮し,JIS
                                                                                                                H 4201(板及び条),JIS H 4202(継
                                                                                                                目無管),JIS H 4203(棒及び線),
                                                                                                                JIS H 4204(押出形材)及びJIS H
                                                                                                                4205(鍛造品)の5種類の規格と
                                                                                                                している。
     3 用語及び                           −              −         追加                                   実質的な差異はない。
                                                                                 JISでは,用語及び定義を追加した。
     定義                                                                       実質的な差異はない。
     4 種類    14種の材料を規定。        3.1    材料を11種類に分類  追加                                   追加したJIS独自品は,ISOへの
                                                                                 JISでは,独自の記号を追加し,ISO
                ISO規格品9種類,                  し,記号を指定。                                            提案を検討する。
                                                                                 規格の記号は参考とした。さらに,
                JIS独自品5種類。                                                JIS独自品として5種類を追加し
                                                                                 た。
                                                                        削除    JISでは,ISO規格の鍛造品用合金
                                                                                 以外の種類を削除した。
                                           3.3    製品形状による名称  変更    ISO規格は,鍛造品を“F”と表記 製品形状の記号の変更は,市場の
                                                                                 しているが,JISは独自の記号とし混乱を招くおそれがあるので,旧
                                                                                 て,鍛造品に“MF”を付けること 規格で用いた記号(MF)を用いる
                                                                                 とした。                      こととした。

――――― [JIS H 4205 pdf 8] ―――――

                                                                                                                                          7
                                                                                                                                H 4205 : 2020
     (I)   JISの規定                (II)    (III)国際規格の規定                                                 (V)   JISと国際規格との技術的差
                                                                        (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
                                  国際規                               の評価及びその内容                     異の理由及び今後の対策
                                  格番号
      箇条番号       内容                 箇条          内容        箇条ごと       技術的差異の内容
      及び題名                             番号                       の評価
     5 品質    5.1 外観                  −              −         追加    JISとして必要な規定項目を追加しISOへの提案を検討する。
                                                                                 た。
                5.2 化学成分              4.1    化学成分            削除    ISO規格の鍛造品用の合金以外の ISO規格へのMn含有量の上限値
                                                                                 種類を削除した。              変更及びCa上限値の追加,並び
                                                                        追加    JIS独自品5種類の化学成分を追加 にJIS独自種類の追加の提案を検
                                                                                 し,また,表の中の段落にJISとし討する。注欄への追加については,
                                                                                 て必要な化学成分に関する説明を 技術的な差異はない。
                                                                                 追加した。
                                                                        変更    MF-AZ31Bついては,耐食性を考慮
                                                                                 し,Mn含有量の上限値を変更する
                                                                                 とともにCaの上限値を追加した。
                5.3 機械的性質            4.2    機械的性質          削除    ISO規格の鍛造品用の合金以外の 追加したJIS独自品は,ISOへの
                                                                                 機械的性質を削除した。        提案を検討する。耐力及び質別記
                                                                        追加    JIS独自品5種類の機械的性質を追 号の数値の取扱いに関する規定に
                                                                                 加し,また,JISとして必要な耐力ついては,技術的な差異はない。
                                                                                 及び質別記号の数値の取扱いに関
                                                                                 する規定を追加した。
     6 試験    6.1 分析試験              7.1    化学成分            変更    ISO規格は,分析方法の規格を具体            −
                                                                                 的に規定していない。JISは,必要
                                                                                 な化学成分ごとの試験方法を追加
                                                                                 した。
                6.2 引張試験              7.2    引張試験方法        変更    JISでは,JIS Z 2241を引用するこISO規格への試験片採取方法変更
                                           6      試験片                                                      の提案を検討する。
                                                                                 ととし,必要な試験片の種類を追加
                                                                                 した。
                                           5      試料採取            追加    JISとして必要な試験片の採取方法
                                                                                 を追加した。
     7 検査                               8      再試験(検査)      変更    JISとして必要な検査項目に変更しISO規格への検査内容変更の提案
                                                                                                                                              H4
                                                                                 た。                          を検討する。
                                                                                                                                                 205
     8 表示                               3.4    注文用名称          変更    JISとして必要な表示項目に変更し            −
                                                                                                                                                     : 2
                                                                                 た。
                                                                                                                                                       020
                                                                                                                                                  3

――――― [JIS H 4205 pdf 9] ―――――

   8
    H 4205 : 2020
                                                                                                                                              H4
                                                                                                                                                  3
     JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 3116:2007,MOD
                                                                                                                                                 2
     注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
                                                                                                                                                  05 : 2
            − 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
                                                                                                                                                       0
            − 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
                                                                                                                                                        20
            − 変更 国際規格の規定内容を変更している。
     注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
            − MOD 国際規格を修正している。

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  • ISO 3116:2007(MOD)

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