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JIS H 4635:2012 規格概要
この規格 H4635は、熱交換器以外に使用する断面が円形のチタン及びチタン合金の溶接管について規定。
JISH4635 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H4635
- 規格名称
- チタン及びチタン合金―溶接管
- 規格名称英語訳
- Titanium and titanium alloys -- Welded pipes
- 制定年月日
- 1986年7月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.120.50, 77.150.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021
- 改訂:履歴
- 1986-07-01 制定日, 1992-05-01 確認日, 1994-11-01 改正日, 2001-01-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS H 4635:2012 PDF [12]
H 4635 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 5.1 外観・・・・[3]
- 5.2 化学成分・・・・[3]
- 5.3 機械的性質・・・・[4]
- 5.4 へん平性・・・・[5]
- 5.5 気密性・・・・[5]
- 5.6 耐圧性・・・・[5]
- 5.7 非破壊検査特性・・・・[5]
- 6 寸法の許容差・・・・[5]
- 6.1 外径の許容差・・・・[5]
- 6.2 厚さの許容差・・・・[6]
- 6.3 長さの許容差・・・・[6]
- 7 試験・・・・[7]
- 7.1 化学分析試験・・・・[7]
- 7.2 引張試験・・・・[7]
- 7.3 へん平試験・・・・[7]
- 7.4 気密性試験・・・・[8]
- 7.5 耐圧試験・・・・[8]
- 7.6 非破壊検査特性試験・・・・[9]
- 8 検査・・・・[9]
- 9 表示・・・・[9]
- 附属書A(参考)溶接管の代表寸法・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 4635 pdf 1] ―――――
H 4635 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本チタ
ン協会(JTS)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 4635:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : 株式会社神戸製鋼所
− 住所 : 兵庫県神戸市中央区脇浜町2丁目10番26号
− 氏名 : 住友金属工業株式会社
− 住所 : 東京都中央区晴海1丁目8番11号
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 4635 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 4635 : 2012
チタン及びチタン合金−溶接管
Titanium and titanium alloys-Welded pipes
1 適用範囲
この規格は,熱交換器以外に使用する断面が円形のチタン及びチタン合金の溶接管(以下,管という。)
について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0515 チタン管の渦流探傷検査方法
JIS H 0516 チタン管の超音波探傷検査方法
JIS H 0517 チタン溶接管の差圧試験方法
JIS H 1610 チタン及びチタン合金−サンプリング方法
JIS H 1612 チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
JIS H 1614 チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
JIS H 1617 チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
JIS H 1619 チタン及びチタン合金−水素定量方法
JIS H 1620 チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
JIS H 1621 チタン合金中のパラジウム定量方法
JIS H 1622 チタン合金−アルミニウム定量方法
JIS H 1624 チタン合金−バナジウム定量方法
JIS H 1630 チタンの発光分光分析方法
JIS H 1631 チタン合金−蛍光X線分析方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
低温焼なまし
強度を確保したまま,残留応力を除去するために,完全焼なましより低い温度で行う熱処理。
3.2
完全焼なまし
――――― [JIS H 4635 pdf 3] ―――――
2
H 4635 : 2012
結晶組織を調整し,軟化及び完全な残留応力の除去のために,適切な高温に加熱した後,通常は徐冷す
る熱処理。
4 種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号
管の種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号は,表1による。管の代表寸法を,参考として附属書Aに
示す。
表1−種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号
種類 外径 厚さ 仕上方法 熱処理 記号 特色及び用途例
mm mm (参考)
1種 10以上 150以下 1以上 10以下 溶接のまま なし TTP 270 W 工業用純チタン
冷間加工 TTP 270 WC 耐食性,特に耐海水性
2種 溶接のまま TTP 340 W がよい。
冷間加工 TTP 340 WC 化学装置に優れ,石油
3種 溶接のまま TTP 480 W 精製装置,パルプ製紙
冷間加工 TTP 480 WC 工業装置などに用い
4種 溶接のまま TTP 550 W る。
冷間加工 TTP 550 WC
11種 溶接のまま TTP 270 Pd W 耐食チタン合金
冷間加工 TTP 270 Pd WC 耐食性,耐隙間腐食性
12種 溶接のまま TTP 340 Pd W がよい。
冷間加工 TTP 340 Pd WC 化学装置,石油精製装
13種 溶接のまま TTP 480 Pd W 置,パルプ製紙工業装
冷間加工 TTP 480 Pd WC 置などに用いる。
14種 溶接のまま TTP 345 NPRC W
冷間加工 TTP 345 NPRC WC
15種 溶接のまま TTP 450 NPRC W
冷間加工 TTP 450 NPRC WC
16種 溶接のまま TTP 343 Ta W
冷間加工 TTP 343 Ta WC
17種 溶接のまま TTP 240 Pd W
冷間加工 TTP 240 Pd WC
18種 溶接のまま TTP 345 PdW
冷間加工 TTP 345 PdWC
19種 溶接のまま TTP 345 PCoW
冷間加工 TTP 345 PCo WC
20種 溶接のまま TTP 450 PCo W
冷間加工 TTP 450 PCo WC
21種 溶接のまま TTP 275 RN W
冷間加工 TTP 275 RN WC
22種 溶接のまま TTP 410 RN W
冷間加工 TTP 410 RN WC
23種 溶接のまま TTP 483 RN W
冷間加工 TTP 483 RN WC
――――― [JIS H 4635 pdf 4] ―――――
3
H 4635 : 2012
表1−種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号(続き)
種類 外径 厚さ 仕上方法 熱処理 記号 特色及び用途例
mm mm (参考)
50種 10以上 150以下 1以上 10以下 溶接のまま なし TATP 1500 Al W α合金(Ti-1.5Al)
冷間加工 TATP 1500 Al WC 耐食性に優れ,特に
耐海水性がよい。耐
水素吸収性,耐熱性
がよい。二輪車マフ
ラーなどに用いる。
61種 3以上 60以下 0.5以上 10以下 溶接のまま なし TATP 3250 W α-β合金(Ti-3Al-2.5V)
低温焼な TATP 3250 WL チタン合金の中では
まし 加工性に優れる。自
完全焼な TATP 3250 WF 転車部品,耐圧配管
まし などに用いる。
冷間加工 低温焼な TATP 3250 WCL
まし
完全焼な TATP 3250 WCF
まし
注記 特色及び用途例の欄に記載している合金の種類で,元素記号の前の数字は,それぞれの合金元素の成分比率(%)
の公称値を示す。
5 品質
5.1 外観
管の外観に,使用上の有害な欠点があってはならない。使用上の有害な欠点の判断基準及び欠点の処置
は,受渡当事者間の協定による。
5.2 化学成分
管の化学成分は,7.1によって試験を行い,表2の値を満足しなければならない。
表2−化学成分
単位 %
その他a)
種類 N C H Fe O Al V Ru Pd Ta Co Cr Ni Ti
個々 合計
1種 0.03 0.080.013 0.20 0.15
− − − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下
2種 0.03 0.080.013 0.25 0.20
− − − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下
3種 0.05 0.080.013 0.30 0.30
− − − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下
4種 0.05 0.080.013 0.50 0.40
− − − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下
11種 0.03 0.08 0.013 0.20 0.15 0.12
− − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 0.25
12種 0.03 0.080.013 0.25 0.20 0.12
− − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 0.25
13種 0.05 0.080.013 0.30 0.30 0.12
− − − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 0.25
14種 0.03 0.080.015 0.30 0.25 0.02 0.01 0.10 0.35
− − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 0.04 0.02 0.20 0.55
――――― [JIS H 4635 pdf 5] ―――――
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JIS H 4635:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.50 : チタニウム及びチタニウム合金
JIS H 4635:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH0515:1992
- チタン管の渦流探傷検査方法
- JISH0516:1992
- チタン管の超音波探傷検査方法
- JISH0517:2004
- チタン溶接管の差圧試験方法
- JISH1610:2008
- チタン及びチタン合金―サンプリング方法
- JISH1612:1993
- チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
- JISH1614:1995
- チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
- JISH1617:1995
- チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
- JISH1619:2012
- チタン及びチタン合金―水素定量方法
- JISH1620:1995
- チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
- JISH1621:1992
- チタン合金中のパラジウム定量方法
- JISH1622:1998
- チタン合金―アルミニウム定量方法
- JISH1624:2005
- チタン合金―バナジウム定量方法
- JISH1630:2019
- チタン―スパーク放電発光分光分析方法
- JISH1631:2008
- チタン合金―蛍光X線分析方法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法