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JIS K 0901:1991 規格概要
この規格 K0901は、気体中のダストを定性又は定量するために,ろ過捕集するろ過材の形状並びに性能試験方法について規定。
JISK0901 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K0901
- 規格名称
- 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Form, size and performance testing methods of filtration media for collecting airborne particulate matters
- 制定年月日
- 1981年3月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021
- 改訂:履歴
- 1981-03-01 制定日, 1986-07-01 確認日, 1991-03-01 改正日, 1996-01-01 確認日, 2000-12-20 確認日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 0901:1991 PDF [9]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 0901-1991
気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
Form, size and performance testing methods of filtration media for collecting airborne particulate matters
1. 適用範囲 この規格は,気体中のダストを定性又は定量するために,ろ過捕集するろ過材(以下,ろ
過材という。)の形状,寸法並びに性能試験方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 形状 ろ過材の形状は,円形,角形,テープ形及び円筒形とする。
3. 寸法 ろ過材の寸法は,その形状に応じて表1,表2,表3及び表4に示す。
表1 円形ろ過材 表2 角形ろ過材 表3 テープ形ろ過材(1)
単位 mm 単位mm 単位 mm
直径 許容差 縦×横 許容差 幅 許容差
13 ±0.5 203×254 ±1 30 ±0.5
18 35
25 40
35 表4 円筒形ろ過材(2) 50
37 単位 mm 75 ±1
47 直径×長さ 許容差 78
55 直径 長さ 80
60 ±1 20×45 ±0.5 ±3 注(1) 長さについては,特
70 20×90 に規定しない。
80 25×90
90 30×90
100 40×90
110
注(2) 直径は,開口端の外径とする。
4. 材質 ろ過材は,セルロース,セルロースエステル,ガラス,シリカ,合成繊維及び金属の繊維から
なる繊維積層タイプ並びにセルロースエステル,合成樹脂及び金属からなる薄膜タイプを主体とする。た
だし,捕集したダストを化学分析するために用いるろ過材については,5.6によって,鉄,銅,亜鉛,カド
ミウム及び鉛の含有量を明らかにしたものでなければならない。
なお,金属の繊維又は膜を主体とするろ過材については,その金属の材質成分を除く。
――――― [JIS K 0901 pdf 1] ―――――
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K 0901-1991
5. 性能試験方法
5.1 試験条件 ろ過材の捕集率,圧力損失及び加圧強度の試験条件は,次のとおりとする。
(1) 温度 1030℃の温度とする。
(2) 湿度 4585%の湿度とする。
(3) 大気圧 試験中の大気圧の変化幅は,2 kPa [{203.9mmH2O}] 以内とする。
5.2 捕集率試験 捕集率試験は,次によって行う。
(1) 試験用ろ過材 試験に用いるろ過材は,直径40mmに成形したものを5個以上用いる。ただし,直径
40mm以下のろ過材については,同一材料によって作製する。
(2) 試験用粒子 試験に用いる粒子は,JIS Z 8901に規定する13種A,B(エアロゾル)とする。
(3) 試験用粒子の濃度 試験用粒子の濃度は,0.10.5mg/m3の範囲とし,試験中はなるべく濃度が変動し
ないようにする。
(4) 捕集率測定装置
(4.1) 捕集率測定装置は次に示すもので,構成例を図1に示す。
(a) 試験用粒子発生器 JIS Z 8901に規定する13種A又はBの粒子を発生することができるもの。
(b) 光散乱方式計測器 JIS B 7954に規定するものを2台。
(c) ホルダ 5.2(1)で規定する試験用ろ過材を装着できるもので,ろ過材の保護のため支持網を設けたも
の。
(d) 流量計 JIS Z 8761又はJIS Z 8762に規定する性能をもつもの。
(e) 吸引ポンプ 20cm/s以上のろ過速度を得られるもの。
(f) 清浄用フィルタ 試験用ろ過材と同等以上の捕集率をもつもの。
(g) 配管 各部の接続箇所から空気の漏れのないもの。
図1 捕集率測定装置の構成例
――――― [JIS K 0901 pdf 2] ―――――
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K 0901-1991
(4.2) 円筒形ろ過材の場合の捕集率測定装置は,次に示すもので,構成例を図2に示す。ここでホルダは,
JIS Z 8808の8.2.2(2)(ダスト捕集器)と同じものとする。ほかは(4.1)と同じとする。
図2 捕集率測定装置の構成例
(5) 捕集率の測定方法 捕集率測定装置を用い,試験用粒子発生器によって一定量の粒子を発生させ,清
浄な空気によって所定の濃度に希釈調製したものを,20cm/sのろ過速度(3)で,ろ過材を通るように吸
引ポンプで調節し吸引する。この場合,ろ過前後の粒子の濃度を,それぞれ同時に(4)に規定する光散
乱方式計測器で測定し,次の式によって捕集率を計算する。
C0
1 100 (1)
Ci
ここに, 捕集率 (%)
Ci : ろ過前の粒子の濃度 (mg/m3)
C0 : ろ過後の粒子の濃度 (mg/m3)
注(3) ろ過速度は,次の式によって求める。
Q
V (2)
A
ここに, V : ろ過速度 (cm/s)
Q : ろ過空気の流量 (cm3/s)
A : ろ過材の有効ろ過面積 (cm2)
(6) 捕集率の求め方 5個以上の同じ試験用ろ過材について,(5)の方法によってそれぞれ捕集率を測定し,
その平均値を捕集率とする。
(7) 試験結果の表示 (6)の方法によって求めた値を,有効数字3けたに丸める。
5.3 圧力損失試験 圧力損失試験は,次によって行う。
(1) 試験用ろ過材 5.2(1)に規定するものを5個以上用いる。
(2) 圧力損失測定装置 圧力損失測定装置は,次に示すもので,構成例を図3に,円筒形ろ過材の場合を
――――― [JIS K 0901 pdf 3] ―――――
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K 0901-1991
図4に示すもの。
(a) ダクト 風速の分布ができるだけ均一となる構造とする。
(b) マノメータ JIS B 8330の5.2.2(2)(ピトー管,静圧管及び静圧孔)に規定する静圧管,ピトー管又
は測定口を用いて行う。
(c) ホルダ,吸引ポンプ,流量計 5.2(4)に規定するものとする。
(d) 配管 各部の接続箇所から空気の漏れのないもの。
図3 圧力損失測定装置の構成例
図4 円筒形ろ過材の圧力損失測定装置の構成例
――――― [JIS K 0901 pdf 4] ―――――
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K 0901-1991
(3) 圧力損失の測定方法 圧力損失測定装置を用いて,20cm/sのろ過速度で,ろ過材を通して空気を吸引
し,ろ過材前後の静圧の差をマノメータで測定し,次の式によって圧力損失を計算する。
P1−P2 (3)
ここに, 圧力損失 (kPa) [{mmH2O}]
P1 : ろ過材前方の静圧 (kPa) [{mmH2O}]
P2 : ろ過材後方の静圧 (kPa) [{mmH2O}]
(4) 圧力損失の求め方 5個以上の同じ試験用ろ過材について,(3)の方法によってそれぞれ圧力損失を測
定し,その平均値を圧力損失とする。
(5) 試験結果の表示 (4)の方法によって求めた値を,有効数字2けたに丸める。
5.4 吸湿率試験 吸湿率試験は,次の方法によって行う。
(1) 試験用ろ過材 5.2(1)に規定されるものを用いる。
(2) 装置及び器具 装置及び器具は,次に示すものを用いる。
(2.1) 乾燥器 温度調節可能なもの。
(2.2) 化学天びん 0.01mgのけたまではかれるもの。
(2.3) はかり瓶及びデシケーター JIS R 3503に規定するもの。
(2.4) 吸湿率測定装置及び器具 次に示すもので,構成例を図5に示す。
(a) 加湿空気供給装置 試験用ろ過材と同等以上の捕集率をもつろ過材を通過させた清浄空気を湿度
(85±5) %に加湿し,試験用ろ過材に対し風速20cm/s以上の加湿空気を供給することができるもの。
(b) ホルダ,流量計 5.2(4)に規定するもの。
――――― [JIS K 0901 pdf 5] ―――――
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JIS K 0901:1991の国際規格 ICS 分類一覧
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