JIS K 1105:2017 アルゴン

JIS K 1105:2017 規格概要

この規格 K1105は、高圧ガス容器に充填した工業用のアルゴン(液化アルゴン及び圧縮アルゴン)について規定。

JISK1105 規格全文情報

規格番号
JIS K1105 
規格名称
アルゴン
規格名称英語訳
Argon
制定年月日
1958年3月29日
最新改正日
2017年3月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
溶接 II(製品) 2021
改訂:履歴
1958-03-29 制定日, 1961-03-29 確認日, 1964-03-01 確認日, 1967-01-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1978-05-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2002-06-20 確認日, 2005-10-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS K 1105:2017 PDF [14]
                                                                                   K 1105 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 等級・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 試料の調製・・・・[2]
  •  6.3 校正用ガス・・・・[2]
  •  6.4 純度・・・・[3]
  •  6.5 酸素・・・・[3]
  •  6.6 窒素・・・・[5]
  •  6.7 露点・・・・[8]
  •  7 容器・・・・[9]
  •  8 表示・・・・[9]
  •  附属書A(規定)プラズマ分光分析式窒素分析計・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 1105 pdf 1] ―――――

K 1105 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
産業・医療ガス協会(JIMGA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS K 1105:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 1105 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 1105 : 2017

アルゴン

Argon

                                        Ar AW : 39.95

1 適用範囲

  この規格は,高圧ガス容器に充した工業用のアルゴン(液化アルゴン及び圧縮アルゴン)(以下,アル
ゴンという。)について規定する。
警告1 液化アルゴンは,大気圧では約−186 ℃と極めて低温であり,凍傷を防止するために革手袋
などの防護具を着用する。
警告2 液化アルゴンは,常温では容易に,かつ,急速に気化し,体積が約850倍に膨張するので,
配管及び容器内に液化アルゴンを閉じ込めないようにする。また,液化アルゴンを閉じ込め
る懸念がある場合には,安全弁又は逃がし弁を設ける。さらに,圧縮アルゴンは,通常,約
15 MPa又は約20 MPaの高い圧力に充された容器で供給されるので,減圧弁を用い,バル
ブの開閉をゆっくりと行うなど,高圧ガス保安法の消費及び廃棄に関わる規定に従って取り
扱う。
警告3 アルゴンを,閉じ込められた空間などに放出すると,空気中の酸素の濃度が低下し,酸素欠
乏症になることがあるので,法令の規定に従って酸素の濃度が18 %未満に低下しないように,
換気その他の措置を講じる。
注記 酸素欠乏症の防止については,労働安全衛生法(昭和47年6月8日法律第57号)の規定に基
づく酸素欠乏症等防止規則(昭和47年9月30日労働省令第42号)に定められている。また,
高圧ガスの消費及び廃棄については,高圧ガス保安法(昭和26年6月7日法律第204号)第
24条の2第25条に規定されている。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7920 湿度計−試験方法
JIS B 7983 排ガス中の酸素自動計測器
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0225 希釈ガス及びゼロガス中の微量成分測定方法
JIS K 0512 水素
JIS Z 8806 湿度−測定方法

――――― [JIS K 1105 pdf 3] ―――――

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K 1105 : 2017

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 7983,JIS K 0055及びJIS Z 8806による。

4 等級

  アルゴンの等級は,品質によって1級及び2級の2区分とする。

5 品質

  アルゴンの品質は,箇条6によって試験したとき,次の表1の品質に適合しなければならない。
表1−アルゴンの品質
項目 等級及び品質 適用箇条
1級 2級
純度 体積分率 % 99.999 以上 99.995 以上 6.4
酸素 体積分率 ppm 3 以下 10 以下 6.5
窒素 体積分率 ppm 7 以下 40 以下 6.6
露点 ℃ −65 以下 −60 以下 6.7
注記 露点−65 ℃又は−60 ℃は,それぞれ水分体積分率5.3 ppm又は体
積分率10.7 ppmに相当する。
水分の濃度(体積分率ppm又は質量濃度mg/l)は,JIS K 0512の表2
(露点と水分量)を用いて露点に換算する。

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験の一般事項は,JIS K 0050による。

6.2 試料の調製

  試料は,次の方法によって試験に適した圧力・温度に調製する。
a) 液化アルゴン 蒸発器などを用いて完全に気化し,次いで室温にする。
b) 圧縮アルゴン 減圧後,室温にする。

6.3 校正用ガス

 校正用ガスは,次によるほかJIS K 0055の4.(校正用ガス)による。
6.3.1 酸素測定用校正ガス
酸素測定用校正ガスは,次による。
a) ゼロガス ゼロガスは,高圧ガス容器詰めの窒素を酸素除去装置(例えば,酸化マンガン系の吸収剤
を使用した製品がある。)又はガス精製器を通したものを用いる。
b) スパンガス 測定範囲及び校正方法に適した酸素濃度のもので可能な限りトレーサビリティのあるも
のが望ましい。酸素の濃度は,測定範囲又は校正方法に応じて,例えば,体積分率10 ppm又は体積
分率20 ppmのものが使用されている。また,希釈ガスは,窒素又はアルゴンとする。
6.3.2 窒素測定用校正ガス
窒素測定用校正ガスは,次による。
a) ゼロガス ゼロガスは,精製器を通したアルゴン又は高純度アルゴンを用いる。
b) スパンガス 測定範囲及び校正方法に適した窒素濃度のもので可能な限りトレーサビリティのあるも
のが望ましい。窒素の濃度は,測定範囲又は校正方法に応じて,例えば,体積分率10 ppm又は体積
分率100 ppmのものが使用されている。また,希釈ガスは,アルゴン又はヘリウムとする。

――――― [JIS K 1105 pdf 4] ―――――

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K 1105 : 2017

6.4 純度

  純度は,次の式によって算出する。
P=100.000−(AO+AN)/10 000
ここに, P : 純度(体積分率 %)
AO : 6.5によって求めた酸素の濃度(体積分率 ppm)
AN : 6.6によって求めた窒素の濃度(体積分率 ppm)

6.5 酸素

6.5.1  試験方法
酸素の試験方法は,ガルバニ電池式酸素計,黄りん発光式酸素計,又はジルコニア式酸素計のいずれか
による。
6.5.1.1 ガルバニ電池式酸素計による方法
ガルバニ電池式酸素計は,次による。記載されていない詳細な方法は,JIS K 0225の10.1(ガルバニ電
池式酸素計を用いる方法)及び附属書1(ガルバニ電池式酸素計)による。
a) 測定原理 ガルバニ電池式酸素計は,試料中に含まれる酸素が隔膜を通過して水酸化カリウム電解液
中に透過し,この酸素はセンサー内において電解還元され,酸素の濃度に対応した電解電流が発生す
る。この電流を測定して酸素濃度を測定する酸素計である。
b) 酸素計の性能 酸素計は,次の性能を満足していなければならない。
1) 測定範囲 酸素計の測定目盛範囲は,酸素の測定濃度に適した測定範囲,例えば,体積分率010
ppm又は体積分率020 ppmとする。
2) 繰返し性 6.5.1.1 c) 2)の繰返し性の試験を行ったときに,偏差が測定に用いたスパンの最大目盛値
の±3 %でなければならない。
3) ゼロドリフト 6.5.1.1 c) 3)のゼロドリフトの試験を行ったときに,その設定値との濃度のずれは,
1)の各レンジごとにスパンの最大目盛値の±3 %でなければならない。
4) スパンドリフト 6.5.1.1 c) 4)のスパンドリフトの試験を行ったときに,そのスパン値のずれは,1)
の各レンジごとにスパンの最大目盛値の±3 %でなければならない。
5) 直線性(指示誤差) 6.5.1.1 c) 5)の直線性(指示誤差)の試験を行ったときに,その指示誤差(直線
性)は,1)の各レンジのスパンの最大目盛値の±5 %でなければならない。
6) 応答時間 6.5.1.1 c) 6)の応答時間の試験を行ったときに,その応答時間は2分以下でなければなら
ない。
c) 酸素計の性能試験方法 酸素計の性能試験方法は,次による。
1) 試験条件 取扱説明書で指定されている運転条件とする。
2) 繰返し性 酸素計に6.3.1 a)のゼロガスを酸素計の取扱説明書で指定された流量で導入し,指示値が
安定したことを確認した後,ゼロ値を読み取る。次に6.3.1 b)のスパンガスを同様に導入し,指示値
が安定したことを確認した後,スパン値を読み取る。この操作を3回繰り返し,ゼロ値,スパン値
を算出し,各測定値と平均値との偏差を求める。
3) ゼロドリフト 酸素計に6.3.1 a)のゼロガスを酸素計の取扱説明書に指定された流量で導入し,24
時間連続測定を行う。この間におけるゼロ指示値の設定値からの最大濃度差を求める。
4) スパンドリフト ゼロドリフト試験において,試験開始時にスパン調整を行い,試験終了後(24時
間終了後)及び中間に2回以上6.3.1 a)のゼロガスを6.3.1 b)のスパンガスに変えて導入し,最終値
を記録する。最初のスパン調整時のスパン値と他のスパン値とを比較し,差の最も大きいものをス

――――― [JIS K 1105 pdf 5] ―――――

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JIS K 1105:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1105:2017の関連規格と引用規格一覧

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