JIS K 2170:2013 再生重油

JIS K 2170:2013 規格概要

この規格 K2170は、直火使用工業炉などの燃料として使用する再生重油について規定。

JISK2170 規格全文情報

規格番号
JIS K2170 
規格名称
再生重油
規格名称英語訳
Reclaimed oil
制定年月日
2013年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

75.160.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020
改訂:履歴
2013-12-20 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 2170:2013 PDF [11]
                                                                                   K 2170 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 試料採取方法・・・・[2]
  •  6.2 引火点・・・・[2]
  •  6.3 動粘度・・・・[2]
  •  6.4 流動点・・・・[2]
  •  6.5 灰分・・・・[2]
  •  6.6 硫黄分・・・・[3]
  •  6.7 塩素分・・・・[3]
  •  6.8 水分・・・・[3]
  •  6.9 総発熱量・・・・[3]
  •  7 表示・・・・[3]
  •  8 再生重油の製造及び取扱いに関する注意事項・・・・[3]
  •  附属書A(規定)再生重油の塩素分試験方法(燃焼式微量電量滴定法)・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2170 pdf 1] ―――――

K 2170 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,全国オイルリサイクル協同組合(JORC)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から旧TS K 0010:2005を基に作成した工業標準原案を具して日本工
業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工
業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2170 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2170 : 2013

再生重油

Reclaimed oil

序文

  この規格は,生産者及び使用者に対し再生重油の標準的な品質規格を示すものであり,“環境・安全・健
康の保護”,“資源循環型社会の形成などの社会的目標の達成手段”,“適正かつ効率的な生産・使用の指針”,
“技術開発の目標”などとして役立つことを意図している。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,直火使用工業炉などの燃料として使用する再生重油について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1101 酸素
JIS K 1105 アルゴン
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2265-3 引火点の求め方−第3部 : ペンスキーマルテンス密閉法
JIS K 2269 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
JIS K 2272 原油及び石油製品−灰分及び硫酸灰分試験方法
JIS K 2275 原油及び石油製品−水分試験方法
JIS K 2279 原油及び石油製品−発熱量試験方法及び計算による推定方法
JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 2541-5 原油及び石油製品−硫黄分試験方法 第5部 : ボンベ式質量法
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的

――――― [JIS K 2170 pdf 3] ―――――

2
K 2170 : 2013
な使い方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
再生重油
自動車エンジン,工業用用途に使用された潤滑油などを原料として製造された炭化水素油。
3.2
直火使用工業炉
直接熱を供給して物を製造する工程の構成部分。例えば,焼却灰溶融炉,石灰焼成炉,溶解炉,セメン
ト焼成炉。

4 種類

  再生重油は,硫黄分濃度,塩素分濃度及び水分濃度によって2種類に分類する(表1参照)。

5 品質

  再生重油は,直火使用工業炉などの燃料として適切な品質であって,箇条6によって試験を行ったとき,
表1の規定に適合しなければならない。
表1−品質
項目 1種 2種 試験方法
引火点 ℃ 70 以上 70 以上 JIS K 2265-3
動粘度 50 ℃ mm2/s 50 以下 50 以下 JIS K 2283
流動点 ℃ −10 以下 −10 以下 JIS K 2269
灰分 質量分率 % 1.0 以下 1.0 以下 JIS K 2272
硫黄分 質量分率 % 0.6 以下 1.0 以下 JIS K 2541-5
塩素分 質量分率 % 0.05 以下 0.1 以下 附属書A
水分 質量分率 % 1.0 以下 5.0 以下 JIS K 2275
総発熱量 MJ/kg 41.8 以上 41.8 以上 JIS K 2279

6 試験方法

6.1 試料採取方法

  試料採取方法は,JIS K 2251による。

6.2 引火点

  引火点は,JIS K 2265-3による。

6.3 動粘度

  動粘度は,JIS K 2283による。

6.4 流動点

  流動点は,JIS K 2269による。

6.5 灰分

  灰分は,JIS K 2272による。

――――― [JIS K 2170 pdf 4] ―――――

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K 2170 : 2013

6.6 硫黄分

  硫黄分は,JIS K 2541-5による。

6.7 塩素分

  塩素分は,附属書Aによる。

6.8 水分

  水分は,JIS K 2275による。

6.9 総発熱量

  総発熱量は,JIS K 2279による。

7 表示

  容器の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。ただし,タンク
車,タンク船,タンクローリー,その他表示が困難な場合は,送り状に表示してもよい。
a) 名称 名称は,“再生重油”とする。
b) 種類
c) 正味容量
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月日又はその略号
f) この規格の番号(JIS K 2170)

8 再生重油の製造及び取扱いに関する注意事項

  製造業者は,再生重油の品質を維持し,適切,安全かつ効率よく取り扱うために,次の点に十分注意す
る。また,再生重油の使用者にも注意するよう周知を図る。
a) 引火性 再生重油は,危険物なので,火気に十分注意する。
b) 塩素分 再生重油中の塩素分は,燃焼条件によってはダイオキシン類を発生させることがあるので,
できるだけ低減化を図ることが望ましい。
c) 燃焼設備 再生重油が,使用する直火使用工業炉,ボイラ,貯槽・ポンプなどそれらの付帯設備(こ
れらを総称して“燃焼設備”という。)の仕様,要求事項などに適合していることを確認し,使用に当
たっては適切な必要措置をとる。再生重油の使用に伴う燃焼設備のつまり,汚れ,摩耗などに留意す
る。特に,遊離水があると失火等バーナトラブルの原因になるので,外部からの水分の混入に注意す
る。

――――― [JIS K 2170 pdf 5] ―――――

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JIS K 2170:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2170:2013の関連規格と引用規格一覧