JIS K 2249-3:2011 原油及び石油製品―密度の求め方―第3部:ピクノメータ法

JIS K 2249-3:2011 規格概要

この規格 K2249-3は、原油及び石油製品の密度をピクノメータ法によって求める方法について規定。

JISK2249-3 規格全文情報

規格番号
JIS K2249-3 
規格名称
原油及び石油製品―密度の求め方―第3部 : ピクノメータ法
規格名称英語訳
Crude petroleum and petroleum products -- Determination of density -- Part 3:Capillary pyknometer method
制定年月日
2011年11月21日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3838:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

75.040, 75.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020
改訂:履歴
2011-11-21 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 2249-3:2011 PDF [25]
                                                                                  K 2249-3 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の原理・・・・[3]
  •  5 試験器及び器具・・・・[3]
  •  6 試薬・・・・[6]
  •  7 ピクノメータの準備・・・・[7]
  •  8 ピクノメータの校正・・・・[7]
  •  9 試料の採取方法及び調製方法・・・・[8]
  •  10 試験の手順・・・・[8]
  •  11 計算方法・・・・[11]
  •  12 精度・・・・[18]
  •  13 試験結果の報告・・・・[19]
  •  附属書JA(参考)試験方法の種類・・・・[20]
  •  附属書JB(参考)密度に関連する用語及び定義・・・・[21]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2249-3 pdf 1] ―――――

K 2249-3 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)から,工業標準原案を具し
て日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定し
た日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS K 2249:1995は廃止され,その一部を分割して制定したこの規
格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 2249の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 2249-1 第1部 : 振動法
JIS K 2249-2 第2部 : 浮ひょう法
JIS K 2249-3 第3部 : ピクノメータ法
JIS K 2249-4 第4部 : 密度・質量・容量換算表

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2249-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2249-3 : 2011

原油及び石油製品−密度の求め方−第3部 : ピクノメータ法

Crude petroleum and petroleum products-Determination of density- Part 3: Capillary pyknometer method

序文

  この規格は,2004年に第2版として発行されたISO 3838を基に,国内の実情に合わせるため,技術的
内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,原油及び石油製品の密度をピクノメータ法によって求める方法について規定する。ピクノ
メータ法の中の毛細管共栓ピクノメータ法は,JIS K 2258-1又はJIS K 2258-2によって求めた蒸気圧が50
kPa以下で,かつ,JIS K 2254の常圧法によって求めた初留点が40 ℃以上の液状試料の測定に適用する。
毛細管共栓ピクノメータ法の中のハバード形ピクノメータは,固体試料の測定に適用できる。また,道路
用タール,クレオソート,タールピッチを含む石炭タール製品及びこれらの物質と石油製品との混合物の
測定に適用できる。
ピクノメータ法の中の目盛ピクノメータI形法は,JIS K 2258-1又はJIS K 2258-2によって求めた蒸気
圧が130 kPa以下で,かつ,試験温度におけるJIS K 2283によって求めた動粘度が50 mm2/s未満の液体に
適用する。
なお,原油及び石油製品の密度は,通常,15 ℃における値[密度(15 ℃)]で表す。
注記1 目盛ピクノメータI形法は,高粘度試料を除く石油製品の測定に適しており,特に試料の量
が少ない場合に適している。
注記2 この規格群には,附属書JAに示す試験方法がある。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3838:2004,Crude petroleum and liquid or solid petroleum products−Determination of density
or relative density−Capillary-stoppered pyknometer and graduated bicapillary pyknometer
methods(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全てに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。

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2
K 2249-3 : 2011

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2249-4 原油及び石油製品−密度の求め方−第4部 : 密度・質量・容量換算表
注記 対応国際規格 : ISO 91-1,Petroleum measurement tables−Part 1: Tables based on reference
temperatures of 15 °C and 60 °F(MOD)
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2254 石油製品−蒸留試験方法
JIS K 2258-1 原油及び石油製品−蒸気圧の求め方−第1部 : リード法
注記 対応国際規格 : ISO 3007,Petroleum products and crude petroleum−Determination of vapour
pressure−Reid method(MOD)
JIS K 2258-2 原油及び石油製品−蒸気圧の求め方−第2部 : 3回膨張法
JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8103 ジエチルエーテル(試薬)
JIS K 8252 ペルオキソ二硫酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8593 石油エーテル(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
注記 密度に関連する用語及び定義を,附属書JBに示す。
3.1
密度(density)
試料の単位体積当たりの質量。密度は,その温度条件を付して,次のように表す。
なお,この規格においては,質量,体積及び温度の単位をそれぞれg,cm3及び℃とする。
a) 密度(15 ℃) 15 ℃における試料の密度。g/cm3で表す。
b) 密度(t ℃) t ℃における試料の密度。g/cm3で表す。
原油及び石油製品の密度は,通常,15 ℃における値“密度(15 ℃)”で表す。
注記 密度は,空気の浮力による影響を補正した値(真空中での測定値に相当する。)である。また,
密度の報告単位をg/cm3からkg/m3に変換する場合は,次の式によって換算する。
kg/m3=g/cm3×1 000

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K 2249-3 : 2011
3.2
見掛け質量(apparent mass in air)
空気中で物体をひょう量して得た数値をいい,この値は真空中での値(すなわち,質量)よりも空気の
浮力による影響分だけ小さい。
3.3
測定密度(observed density)
JIS K 2249-4の付表I表1A(原油の温度に対する密度換算表),付表II表1B(燃料油の温度に対する密
度換算表)又は付表III表1D(潤滑油の温度に対する密度換算表)を用いて密度(15 ℃)へ換算すると
きに必要な値。測定密度は,基準温度(15 ℃)で校正されたソーダ石灰ガラス製ピクノメータを用いて校
正温度と異なる試験温度で測定される密度であり,このとき,ガラスの熱膨張及び収縮に対する補正は行
っていない。また,この値は,基準温度(15 ℃)で校正された浮ひょうの目盛読みに相当する。
3.4
比重(relative density)
温度t1においてある体積の試料の質量と,温度t2においてそれと等体積の水の質量との比。すなわち,
試料の密度と水の密度との比であり,相対密度ともいう。比重は,試料及び水の温度条件を示す記号を付
して次のように表す。
なお,比重は,無次元量である。
a) 比重15/4 ℃ 15 ℃におけるある体積の試料の質量と,それと等体積の4 ℃における水の質量との
比。比重15/4 ℃は,密度(15 ℃)の近似値であり,両者の間には,次の式に示す関係がある。
d15=s15×0.999 97
ここに, d15 : 密度(15 ℃)
s15 : 比重15/4 ℃
b) 比重t1/t2 ℃ t1 ℃におけるある体積の試料の質量と,それと等体積のt2 ℃における水の質量との比。
c) 比重60/60 °F 15.56 ℃(60 °F)におけるある体積の試料の質量と,それと等体積の15.56 ℃(60 °F)
における水の質量との比。

4 試験の原理

4.1   毛細管共栓ピクノメータ法
試料と等体積の水との質量を比較して試料の密度を求める。等体積は,ピクノメータに水又は試料を入
れ,試験温度に保った恒温水槽中で,温度が安定するまで保持したときにピクノメータの標線まで満たす
ことによって得られる。密度を求める計算には,ガラスの熱膨張及び空気の浮力に対する補正が含まれる。
4.2 目盛ピクノメータI形法
ピクノメータの細管の目盛の読みとピクノメータに含まれる水の空気中における見掛け質量との関係を
図式化した校正線図を作成する。試料を乾燥したピクノメータに引き込み,試験温度で平衡に達したなら
ば,その細管内における液体の液面の目盛を読み取り,記録した後,ピクノメータの質量を測定して試料
の見掛け質量を求める。試料及び等体積の水の見掛け質量は,校正線図から読み取り,水の見掛け質量で
試料の見掛け質量を除して,ガラスの熱膨張及び空気の浮力に対する補正を行って密度を算出する。

5 試験器及び器具

5.1   毛細管共栓ピクノメータ 毛細管共栓ピクノメータは,次のa)   c)に示すものを用いる。ピクノメ

――――― [JIS K 2249-3 pdf 5] ―――――

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  • ISO 3838:2004(MOD)

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