この規格ページの目次
JIS K 2283:2000 規格概要
この規格 K2283は、試験温度においてニュートン液体状の原油及び石油製品の動粘度をガラス製毛管式粘度計を用いて試験する方法並びに40℃及び100℃における動粘度から石油製品の粘度指数を算出する方法について規定。
JISK2283 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2283
- 規格名称
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- 規格名称英語訳
- Crude petroleum and petroleum products -- Determination of kinematic viscosity and calculation of viscosity index from kinematic viscosity
- 制定年月日
- 1956年5月25日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2909:1981(MOD), ISO 3104:1994(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 75.040, 75.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 1956-05-25 制定日, 1959-05-25 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-18 確認日, 1966-08-01 確認日, 1969-12-01 改正日, 1974-11-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1980-03-01 改正日, 1983-11-01 改正日, 1990-07-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 2000-11-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 2283:2000 PDF [72]
K 2283 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS K 2283-1993は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,対応国際規格ISO 2909 : 1981及びISO 3104 : 1994を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS K 2283には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 動粘度及び混合比の推定方法
附属書2(参考) 附属書1以外の方法で混合比を推定する方法
附属書3(参考) 混合油の動粘度の推定方法
附属書4(規定) 二次式による粘度指数の算出に必要なL及びHの求め方
附属書5(参考) JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 2283 pdf 1] ―――――
K 2283 : 2000
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 試験方法の種類・・・・[3]
- 5. 動粘度試験方法・・・・[3]
- 5.1 試験の原理・・・・[3]
- 5.2 試薬・・・・[4]
- 5.3 試験器・・・・[5]
- 5.4 粘度計の校正・・・・[10]
- 5.4.1 粘度計の名称番号15,8及び1012で標準液を用いる場合 105.4.2 粘度計の名称番号6,7及び9で標準液を用いる場合・・・・[11]
- 5.4.3 校正済み粘度計と精製鉱油を用いる場合・・・・[12]
- 5.4.4 校正した場所と使用する場所が異なる場合の補正方法・・・・[12]
- 5.5 試料採取方法及び調製方法・・・・[13]
- 5.6 試験器の準備・・・・[13]
- 5.7 試験の手順・・・・[14]
- 5.7.1 懸垂液面形粘度計の操作・・・・[14]
- 5.7.2 改良オストワルド形粘度計の操作・・・・[24]
- 5.7.3 逆流形粘度計の操作・・・・[30]
- 5.8 計算方法・・・・[38]
- 5.9 精度・・・・[38]
- 5.10 試験結果の報告・・・・[39]
- 6. 粘度指数算出方法・・・・[39]
- 6.1 粘度指数算出方法の原理・・・・[39]
- 6.2 粘度指数算出方法の種類・・・・[39]
- 6.3 A法・・・・[40]
- 6.3.1 粘度指数を算出するのに必要な数値 (L,H) の求め方・・・・[40]
- 6.3.2 計算方法・・・・[40]
- 6.3.3 結果の表し方・・・・[40]
- 6.3.4 精度・・・・[40]
- 6.4 B法・・・・[41]
- 6.4.1 粘度指数を算出するのに必要な数値Hの求め方・・・・[41]
- 6.4.2 計算方法・・・・[41]
- 6.4.3 結果の表し方・・・・[41]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 2283 pdf 2] ―――――
K 2283 : 2000
pdf 目次
ページ
- 6.4.4 精度・・・・[42]
- 6.5 試験結果の報告・・・・[42]
- 付表1 動粘度に対応するL,及びHの値・・・・[43]
- 附属書1(規定) 動粘度及び混合比の推定方法・・・・[49]
- 1. 適用範囲・・・・[49]
- 2. 推定方法の種類・・・・[49]
- 3. 作図法・・・・[49]
- 3.1 動粘度-温度チャートの種類・・・・[50]
- 3.2 任意温度における動粘度の推定方法・・・・[50]
- 3.3 混合油の混合比の推定方法・・・・[51]
- 4. 計算法・・・・[53]
- 4.1 動粘度-温度関係式・・・・[53]
- 4.2 任意温度における動粘度の推定方法・・・・[54]
- 4.3 混合油の混合比の推定方法・・・・[55]
- 附属書2(参考) 附属書1以外の方法で混合比を推定する方法・・・・[57]
- 附属書3(参考) 混合油の動粘度の推定方法・・・・[59]
- 附属書4(規定) 二次式による粘度指数の算出に必要なL及びHの求め方・・・・[61]
- 1. 適用範囲・・・・[61]
- 2. 方法1・・・・[61]
- 3. 方法2・・・・[62]
- 附属書5(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[64]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 2283 pdf 3] ―――――
K 2283 : 2000
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2283 : 2000
原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
Crude petroleum and petroleum products−Determination of kinematic viscosity and calculation of viscosity index from kinematic viscosity
序文
この規格は,1981年に第2版として発行されたISO 2909 Petroleum products−Calculation of viscosity
index from kinematic viscosity及び1994年に第2版として発行されたISO 3104 Petroleum products−
Transparent and opaquids liquids−Determination of kinematic viscosity and calculation of dynamic viscosityを元
に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,技術的内容を変更するとともに,対応国際規格には規定されていない
規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項又は原国際規格にはな
い事項である。変更の一覧表をその説明を付けて附属書5に示す。
1. 適用範囲
この規格は,試験温度においてニュートン液体状の原油及び石油製品の動粘度 ( ‰ ラ
ス製毛管式粘度計を用いて試験する方法並びに40℃及び100℃における動粘度から石油製品の粘度指数を
算出する方法について規定する。
備考1. この規格は危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわた
って規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安
全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2. 石油アスファルトの動粘度試験方法はJIS K 2207に規定する。
3. この規格の対応国際規格を表1に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づきIDT(一致している),MOD
(修正している),NEO(同等でない)とする。
表1 対応国際規格
試験方法 対応国際規格
動粘度試験方法 ISO 3104 : 1994
Petroleum products−Transparent and opaquids liquids−Determination of kinematic
viscosity and calculation of dynamic viscosity (MOD)
粘度指数算出方法 ISO 2909 : 1981
Petroleum products−Calculation of viscosity index from kinematic viscosity (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
――――― [JIS K 2283 pdf 4] ―――――
2
K 2283 : 2000
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2435 ベンゼン・トルエン・キシレン
JIS K 2601 原油試験方法
JIS K 2839 石油類試験用ガラス器具
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)
第6部 : 精確さに関する値の実用的な使い方
JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法
JIS Z 8801 試験用ふるい
JIS Z 8809 粘度計校正用標準液
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) ニュートン液体 ニュートンの粘性法則に従って流動する液体。すなわち,ずり応力(せん断応力)
がずり速度(せん断速度)に比例する液体。
備考 ニュートン液体の動粘度は,毛管の径の異なるガラス製毛管式粘度計を用いて試験を行った場
合,径の大小にかかわらず同じ値を示す。
b) 粘度 dynamic viscosity) 液体に作用したずり応力(せん断応力)とずり速度(せん断速度)の比。
粘性係数と呼ばれることがある。
参考 粘度の単位は,SI単位として,パスカル秒 (Pa・s) で表す。
なお,従来,センチポアズ (cP) が使用されていた。これらの間には次の関係がある。
1mPa・s=10−3Pa・s=1cP
c) 動粘度 kinematic viscosity)粘度をその液体の同一状態(温度,圧力)における密度で除した商。
液体が重力の作用で流動するときの抵抗の大小を表す。動粘度の単位は,平方ミリメートル毎秒
(mm2/s) で表す。
備考 動粘度,密度及び粘度との間には,次の関係がある。
滿
ここに, 滿 動粘度 (mm2/s)
粘度 (mPa・s)
密度 (g/cm3)
参考 動粘度の単位としては,平方ミリメートル毎秒 (mm2/s) 及びセンチストークス (cSt) (平成7
年4月1日以降は参考)が併用されていた。
mm2/sとcStの関係は1mm2/s=10−6m2/s=1cStであり,mm2/sが一般に普及されていることか
ら,この規格においてはmm2/sを用いる。
d) 密度 density) 所定の温度における物質の単位体積当たりの質量。
e) 平均有効液柱高さH ガラス製毛管式粘度計の毛管中を流れる試料の流量が,その平均流量と等しく
――――― [JIS K 2283 pdf 5] ―――――
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JIS K 2283:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2909:1981(MOD)
- ISO 3104:1994(MOD)
JIS K 2283:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2283:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK2207:1996
- 石油アスファルト
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2435:1992
- ベンゼン・トルエン・キシレン
- JISK2601:1998
- 原油試験方法
- JISK2839:1990
- 石油類試験用ガラス器具
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方
- JISZ8705:1992
- ガラス製温度計による温度測定方法
- JISZ8801:1994
- 試験用ふるい
- JISZ8809:2011
- 粘度計校正用標準液