JIS K 2537:2015 石油製品―煙点の求め方

JIS K 2537:2015 規格概要

この規格 K2537は、石油製品(灯油,航空タービン燃料油など)の煙点を求める方法について規定。

JISK2537 規格全文情報

規格番号
JIS K2537 
規格名称
石油製品―煙点の求め方
規格名称英語訳
Petroleum products -- Determination of smoke point
制定年月日
1960年1月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1960-01-01 制定日, 1963-07-01 確認日, 1968-02-01 確認日, 1969-03-01 改正日, 1971-03-01 改正日, 1974-11-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1978-06-01 改正日, 1980-03-01 改正日, 1985-11-01 改正日, 1992-01-01 改正日, 2000-11-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2015-10-20 改正
ページ
JIS K 2537:2015 PDF [15]
                                                                                   K 2537 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の原理・・・・[2]
  •  5 試薬・・・・[2]
  •  6 試験器及び器具・・・・[2]
  •  7 試料の採取方法及び調製方法・・・・[3]
  •  8 試験器具の準備・・・・[3]
  •  9 煙点試験器の校正・・・・[3]
  •  10 試験の手順・・・・[4]
  •  11 計算方法・・・・[5]
  •  12 結果の表し方・・・・[5]
  •  13 精度・・・・[6]
  •  14 試験結果の報告・・・・[6]
  •  附属書JA(規定)煙点試験器・・・・[7]
  •  附属書JB(規定)自動煙点試験器・・・・[10]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2537 pdf 1] ―――――

K 2537 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)
から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経
て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 2537:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2537 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2537 : 2015

石油製品−煙点の求め方

Petroleum products-Determination of smoke point

序文

  この規格は,1993年に第3版として発行されたISO 3014を基とし,国内の実績に合わせるため,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,石油製品(灯油,航空タービン燃料油など)の煙点を求める方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3014:1993,Petroleum products−Determination of the smoke point of kerosine(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全てに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 3170,Petroleum liquids−Manual sampling(MOD)
JIS K 2435-2 ベンゼン・トルエン・キシレン−第2部 : トルエン
注記 対応国際規格 : ISO 5272,Toluene for industrial use−Specifications(MOD)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 9701 ヘプタン(試薬)
JIS K 9703 2,2,4-トリメチルペンタン(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方

――――― [JIS K 2537 pdf 3] ―――――

2
K 2537 : 2015
ISO 3171,Petroleum liquids−Automatic pipeline sampling

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
煙点(smoke point)
試料を規定の試験器を用いて燃焼したとき,煙を生じない炎の最大高さをミリメートル(mm)で表し
たもの。

4 試験の原理

  標準試料で校正した煙点試験器で燃焼し,煙を生じない炎の最大高さを,0.5 mm単位で測定し,この値
に補正係数を乗じて,煙点を求める。

5 試薬

  試薬は,次による。
5.1 トルエン JIS K 2435-2に規定するトルエン1号,又はJIS K 8680に規定するもの。
5.2 メタノール JIS K 8891に規定するもの。
5.3 ヘプタン 純度が体積分率99.75 %以上のもの,又はJIS K 9701に規定するもの。
5.4 2,2,4-トリメチルペンタン 純度が体積分率99.75 %以上のもの,又はJIS K 9703に規定するもの。
以下,イソオクタンという。
5.5 標準試料 トルエン及びイソオクタンのそれぞれをJIS R 3505に規定する全量ピペット又はビュレ
ットではかりとって混ぜる。このときの標準試料の混合比及び標準煙点を,表1に示す。
表1−標準試料の混合比及び標準煙点
混合比 体積分率% 101.3 kPaにおける標準煙点
トルエン イソオクタン mm
40 60 14.7
25 75 20.2
20 80 22.7
15 85 25.8
10 90 30.2
5 95 35.4
0 100 42.8

6 試験器及び器具

  試験器及び器具は,次による。
6.1 煙点試験器 煙点試験器は,附属書JAに規定するもの,又は附属書JBに規定する自動煙点試験器
を用いる。ただし,自動煙点試験器によって得られた試験結果に疑義が生じた場合は,附属書JAの煙点
試験器で試験した結果で判定する。自動煙点試験器の構成及び測定の概要を,附属書JBに示す。
6.2 灯芯 灯芯は,表2に示す綿糸を丸棒状に織ったものとし,灯芯の長さは,150170 mmとする。

――――― [JIS K 2537 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 2537 : 2015
表2−灯芯用綿糸の仕様
灯芯の部分 寸法
外被 9番手 3子 17本
芯糸 6番手 4子 9本
よこ糸 15番手 2子
よこ糸本数 長さ1 cm当たり6本
6.3 気圧計 0.1 kPaの桁まで読めるもの。
なお,観測所,空港などで使用されるような,あらかじめ海面の読みに補正されている気圧計は用いて
はならない。また,気圧計には,気圧の読みを自動的に0 ℃に補正するものがあるが,この補正は必要な
い。

7 試料の採取方法及び調製方法

7.1   試料採取方法
試料は,JIS K 2251に規定する一次試料の採取方法及び二次試料の調製方法,又はそれらに準じた方法
によって採取及び調製する。自動サンプリングの場合には,ISO 3171によってもよい。
なお,試料は,室温になるまで放置する。
7.2 試料調製方法
試料中に異物が認められるか,又は試料が曇っている場合には,定性ろ紙でろ過する。

8 試験器具の準備

  試験器具の準備は,次による。
a) 通風のない試験室に煙点試験器を垂直に置く。通風のない試験室が準備できないときは,煙筒頂部か
ら150 mm以上の高さをもつ適切な囲いを作り,内側を黒く塗って,この中に煙点試験器を置くとよ
い。新しい煙点試験器については,注意深く検査し,表JA.2の(F)の通気室の空気孔及び(E)の
通気口の空気孔が全て清浄で孔径が規定どおりで,かつ,それらが完全に開いていることを確かめる。
これらの全てが,僅かでも異なっていると,試験結果に影響を及ぼす。
注記 試験室は,炎の観察がしやすい程度の暗さにするとよい。
b) 灯芯(新しい灯芯又は再使用する灯芯のいずれも)は,トルエンとメタノールとの等量混合液を用い,
ソックスレー抽出器で25回以上還流させ,洗浄抽出させた後,100110 ℃で30分間乾燥し1),デシ
ケーター中に保存するか,又は25回以上となる時間を算出し,その時間以上還流させる。
注1) 灯芯は,フード内である程度乾かした後,乾燥器に入れ乾燥するか,又は強制通風防爆式乾
燥器で乾燥するとよい。

9 煙点試験器の校正

  煙点試験器の校正は,次による。
なお,自動煙点試験器の校正は,JB.4による。
a) 表1の標準試料の中から,試料の煙点に最も近く,かつ,できるだけ試料の煙点を挟む標準煙点をも
つ二つの標準試料を選定し,箇条10の試験手順で測定して,煙点試験器を校正する。また,試料の煙
点を挟む二つの標準試料がない場合は,試料の煙点に最も近い標準試料と次に近い標準試料との二つ
を用いる。

――――― [JIS K 2537 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 2520:2000の国際規格 ICS 分類一覧