JIS K 5101-3-1:2004 顔料試験方法―第3部:着色力―第1節:有色顔料の相対着色力及び淡色の測定(目視比較法) | ページ 3

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c) 有色顔料の分散体を調製したときに使用した回転数[8.3 b) 参照]
d) 希釈ペーストを調製するために使用した希釈率[8.2 b)の備考参照]
e) 試験フィルムを,自然昼光下又は人工昼光下のいずれかで検査したか[8.5 a)参照]
f) 淡色の比較結果,できればアンダートーンに何か差があればそれに関する定性的表現をつける。
g) 相対着色力[9.a)]又は等価着色値[9.b)]
h) この規格で規定する試験手順との相違点,試験が基板を通して行われたかどうかを付記する[8.5 a)]
i) 試験年月日

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附属書1(規定)フーバーマラー法及び
ペイントコンディショナ形振とう機法

1. 適用範囲

 この附属書は,本体の3.7.に替えた着色力の試験方法として,フーバーマラー法及びペ
イントコンディショナ形振とう機法について規定する。
2. フーバーマラー法
2.1 一般 試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料に補助顔料を加え,フーバーマラーを用いてバイ
ンダーに分散したもの,又は JIS K 5101-1-5によって得られた試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料
の分散ペーストに補助顔料のペーストを混合したものを,白紙などに展色しその色の濃さを目視によって
比較する。
2.2 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
a) フーバーマラー JIS K 5101-1-5による。
b) へら
c) フィルムアプリケーター
d) 化学はかり 1 mgのけたまではかれるもの。
2.3 材料 材料は,次による。
a) バインダー 受渡当事者間の協定による。
b) 展色基材 展色基材は,次のいずれかを用いる。
− 白紙(適切な印刷用紙)
− ガラス板
備考 受渡当事者間の協定によって,他の展色基材を用いてもよい。
2.4 補助顔料 JIS K 5116に規定する二酸化チタンを用いる。
2.5 補助顔料の分散ペースト 二酸化チタンとバインダーとを,規定の質量比で混ぜ合わせ,3本ロール
を用いてグラインドメーターで粒径7.5 下になるまで練り合わせて調製したもの。
2.6 操作 操作は,a),b) いずれかによって分散ペーストを調製し,c),d)のいずれかによって展色す
る。
a) 試料を1 mgのけたまで,補助顔料及びバインダーを10 mgのけたまではかり取り,フーバーマラー
の下板の上に移して載せ,へらで混ぜ合わせ,板に帯び状に広げる。
次いで,上板を下板に合わせ,分銅をつるし,規定の回転数に設定して回転させる。回転が止まっ
た後,上板を上げ,板上に広がったペーストをへらで集め,板上に帯状に広げる。この操作を規定の
回数繰り返し,分散ペーストを調製する。受渡当事者間で協定した比較顔料についても同じ操作を行
う。
b) 試料と補助顔料との質量が規定の比率となるように,JIS K 5101-1-5に規定する方法によって得られ
た試料の分散ペースト及び補助顔料の分散ペーストを1 mgのけたまではかり取り,フーバーマラー
の下板の上に移して載せ,へらで混ぜ合わせ,板に帯び状に広げる。次いで上板を下板に合わせ,分
銅をつるし,規定する回転数に設定して回転させる。回転が止まった後,上板を上げ,板上に広がっ
たペーストをへらで集め,板上に帯状に広げる。この操作を規定の回数繰り返し,分散ペーストを調

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製する。ただし,25×4回転,分銅は1個(質量22.68 kg)とする。
受渡当事者間で協定した比較顔料についても同じ操作を行う。
c) 試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料の分散ペーストを一枚の白紙の上に並べて置き,へらで両
者が接するように展色し,極めて薄い層及び紙色に影響されない程度の厚い層を作る。
d) 試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料の分散ペーストを展色基材の上に並べて盛り,フィルムア
プリケーターを用いて両者が接するように引き伸ばす。
備考1. 試料の量,補助顔料の量,バインダーの種類及び量,並びに試料と補助顔料との比率につい
ては,製品規格の規定,又は受渡当事者間の協定による。
2. フィルムアプリケーターのすき間,展色基材の種類については受渡当事者間の協定による。
2.7 評価 評価は,試料の色の濃さを受渡当事者間で協定した比較顔料及び目視によって比較し,その
差異の程度を調べて行う。色の薄いものを着色力が小さいとする。
3. ペイントコンディショナ形振とう機法 ペイントコンディショナ形振とう機によって得られた試料及
び受渡当事者間で協定した比較顔料の分散体に,補助顔料の分散体を混合したものを展色し,その色の濃
さを比較する。
3.1 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
a) 恒温器
b) 化学はかり 0.01 gのけたまではかれるもの。
c) フィルムアプリケーター
d) バーコーター
3.2 展色基材 展色基材は,次による。
− コート紙 アート紙に耐溶剤性の透明塗料を平滑に塗布したもの。
3.3 補助顔料分散体 JIS K 5116に規定する二酸化チタン及び試料分散体と同じバインダーを用い,JIS
K 5101-1-2によって調製した分散体又は同種のバインダーを用いた二酸化チタン分散体。
3.4 試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料の分散体 ガラス瓶に,ビーズ90 gと,ワニス及び希釈
剤とを0.1 gのけたまではかり取り,軽く振ってビーズをぬらす。次いで,試料を0.01 gのけたまではか
り取ってガラス瓶に移し入れ,スパチュラでかき混ぜて試料をぬらす。スパチュラの付着物をガラス瓶に
移し,ふたをする。
受渡当事者間で協定した比較顔料についても同じ操作を行う。
試料と受渡当事者間で協定した比較顔料を入れたそれぞれのガラス瓶を,ペイントコンディショナ形振
とう機に取り付け,規定する時間振とうする。さらに,それぞれのガラス瓶にバインダーを0.1 gのけた
まではかり取り追加し,再びペイントコンディショナ形振とう機に取り付けて5分間振とうし,分散体を
調製する。
備考 バインダーの量,希釈溶剤の量,試料の量,振とう時間については,製品規格の規定又は受渡
当事者間の協定による。
3.5 操作 操作は,次による。
a) 試料と二酸化チタンとの質量比が1:10,両者の分散体の合計が30 g以上になるように,それぞれの分
散体を0.01 gのけたまで容器にはかり取り,均一になるまでかき混ぜる。
受渡当事者間で協定した比較顔料についても,同じ操作を行う。
b) 展色基材を,水平に置いた塗工盤の上に置き,得られた試料及び受渡当事者間で協定した比較顔料の

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分散体の少量を展色基材上に並べて盛り,展色器具を用いて両者が接するように展色する。
展色したものを,常温でほこりのない場所に水平にして2030分間置いた後,温度120 ℃の恒温
器に入れて30分間乾燥し,1時間室内に置いて展色試料とする。
3.6 評価 評価は,試料の色の濃さと受渡当事者間で協定した比較顔料の色の濃さとを目視によって比
較し,その差異の程度を調べて行う。色の薄いものを着色力が小さいとする。

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附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表
ISO 787-16 : 1986 顔料及び体質顔料の一般試験方法−第16
JIS K 5101-3-1 : 2004 顔料試験方法−第3部 : 着色
力−第1節 : 有色顔料の相対着色力及び淡色の測定
部 : 有色顔料の相対着色力(等価着色値)と淡色の測定(目
(目視比較法) 視比較法)
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格 (V) ISと国際規格と
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
国際 の規定 項目ごとの評価及びその内容 の技術的差異の理由及
規格 表示箇所 : 本体,附属書 び今後の対策
番号 表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
1.適用範 ISO 1 MOD/選択 ISOの方法(規格本体)国際規格の改正時に
囲 787-16 提案の予定。
に加えて,附属書に日本
で一般的に行われている
フーバーマラー法及びペ
イントコンディショナ振
とう機法を追加し,選択
できるようにした。
2.引用規 2 MOD/追加 JIS K 5101-1-2,JIS K
格 5101-1-5を追加。
3.定義 3 IDT
4.原理 4 IDT
5.材料 5 IDT
6.装置及 6 IDT
び器具
7.サンプ 7 IDT
リング
8.手順 8 IDT
9.結果の 9 IDT
表し方
10.試験 10 MOD/追加 フーバーマラー法及び JISとして必要なた
報告書 ペイントコンディショ め
ナ振とう機法を追加。
附属書1 1.フーバーマ MOD/追加 日本で一般的に行われ 日本で一般的に採用
(規定) ラー法 ている方法として,フ されている方法が国
2.ペイントコ ーバーマラー法及びペ 際規格にないため,
ンディショナ イントコンディショナ JIS独自の方法を追
形振とう機法 振とう機法を追加し 加した。国際規格の
た。 改正時に提案の予定。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/選択········· 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。

JIS K 5101-3-1:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 787-16:1986(MOD)

JIS K 5101-3-1:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5101-3-1:2004の関連規格と引用規格一覧