JIS K 5960:2003 家庭用屋内壁塗料 | ページ 3

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7.17.4 試験方法 試験は,JIS Z 2911の8.(塗料の試験)によるほか,次による。
a) 試験片1個についてビーカー200mlを1個ずつ用意し,ビーカーに水を200 ml入れて23 ℃に保ち,
その中に試験片を浸し18時間おく。
b) 試験片を取り出し室内につるして2時間おき,更に8085 ℃に保った乾燥器の中に2時間つるして
おき,取り出して7.17.2の平板培地の培養面の中央にはり付ける。
c) 7.17.1の混合胞子懸濁液1 mlを,培地の表面と試験片の上に均等にまきかけ,ペトリ皿にふたをして,
温度28±2 ℃に保った場所で1週間培養する。
7.17.5 判定 JIS Z 2911の5.3.1(試験結果の調査)によって結果を調査し,試験の結果が,JIS Z 2911の
5.3.2(試験結果の表示)の試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められないときは,“かび抵抗
性を有する。”とする。

7.18 ホルムアルデヒド放散量の試験方法

 ホルムアルデヒド放散量の試験は,JIS K 5601-4-1の3.(デシ
ケータ法)によって塗り付け後7日後に行う。

8. 検査

 検査は,7.によって試験し,5.に適合しなければならない。

9. 表示

 家庭用屋内壁塗料の容器には,容易に消えない方法によって,次の事項を表示しなければなら
ない。
a) 名称
b) 種類
c) 正味質量又は正味容量
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
f) 製造番号又はロット番号
g) 色(家庭用品品質表示法による。)
h) 使用方法(家庭用品品質表示法による。)
i) 放散等級分類記号“F☆☆☆☆”
参考 F☆☆☆☆は,塗装面積の規制はない。

――――― [JIS K 5960 pdf 11] ―――――

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1
参考表 1 家庭用屋内壁塗料
0
K5 9
96
60:
0:2
20
00
03
1
3
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――――― [JIS K 5960 pdf 12] ―――――

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附属書1(規定) 試験板の塗装(ローラブラシ塗り)
1. 要旨 この附属書は,ローラブラシによる塗り方について規定する。
2. 器具
2.1 ローラブラシ ローラブラシは,一般に塗装を行う場合に用いるナップブラシで,次による。
a) ローラブラシは,ローラカバーとハンドルで構成され,ローラカバーの脱着が容易であり,かつ,使
用中に簡単に外れず,試料に適したものを使う。
b) ローラカバーは,回転が円滑であり,塗料をよく含み接地全面によく吐き出すものとする。
c) ナップ(1)は,コアによく巻き付いており容易に外れず,著しい脱毛がなく,かつ,適度な圧縮弾性を
保持しているものとする。
注(1) ナップは,化学繊維・天然繊維をパネル状にしたもの。
d) ハンドルの各々の部品のアームに対する取付け及び機能は,良好なものとする。
e) 寸法は,附属書1表1とし,ローラブラシの一例を附属書1図1に示す。
附属書1表 1
単位 mm
項目 寸法
ローラカバーの幅 約100
ナップの毛足の長さ 6±1
附属書1図 1 ローラブラシの一例

――――― [JIS K 5960 pdf 13] ―――――

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2.2 トレイ トレイ(皿状の容器)の一例を附属書1図2に示す。
附属書1図 2 トレイの一例
3. 塗り付け量 塗り付け量は,試料の製品規格に規定された量とする。
4. 塗り方 試料をトレイに入れ,ローラブラシを1/2程度試料に浸し,トレイ上を数回転がしてローラ
ブラシに試料を浸透させる。さらに,紙面上又はベニヤ板上でローラブラシを転がして試料を十分になじ
ませる。再び試料を付けてトレイ上を転がし,試料を均等に含ませてから塗装する。試験板を水平に置き,
ローラブラシを試験板上にW字形に軽く動かして,試料を試験板に適度に広げ,ローラブラシを小刻みに
往復させて試料を塗り広げ,最後はローラブラシを定の方向に動かして塗面を整える。ローラブラシは,
最初は試験板に軽く載せるようにし,徐々に力を加えるようにして用いる。塗り終わってからの試験片の
保持は,JIS K 5600-1-1の3.3.6の表1による。
5. 塗るときの環境条件 標準状態とする。

――――― [JIS K 5960 pdf 14] ―――――

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附属書2(規定) アプリケータ塗装
1. 要旨 この附属書は,フィルムアプリケータによる塗り方について規定する。
2. 器具 フィルムアプリケータは,附属書2図1の形状であって,附属書2表1の寸法のものを用いる。
3. 厚さの測定 塗料層及び塗膜の厚さは,JIS K 5600-1-7によって測定する。

4. 種類

 フィルムアプリケータの種類及びすきまは,試料の製品規格に規定したものを用いる。
5. 試料の塗り方 試料の塗り方は,試験板を,長辺を縦に,短辺が横になるように水平面に動かないよ
う固定する。試験板の先方の短辺付近の位置に,短辺に平行にフィルムアプリケータを置き,そのすぐ手
前の試験板の上に試料を広げる。フィルムアプリケータの両端を両手の指でつまみ,試験板にフィルムア
プリケータを押し付けながら,手前に均等の速さで一気に引く。引く速さは,150 mmを約1秒間で引き
終わる。塗り終わった後,塗面を上向きにして水平に置く。
附属書2表 1 フィルムアプリケータのすきまの寸法
単位
すきま 75 100 125 150 200 250 500
許容差 ±2 ±3 ±3 ±4 ±4 ±5 ±5
附属書2図 1 フィルムアプリケータの形状

JIS K 5960:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5960:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA5430:2018
繊維強化セメント板
JISK0557:1998
用水・排水の試験に用いる水
JISK2235:1991
石油ワックス
JISK3302:1985
固形洗濯石けん
JISK5500:2000
塗料用語
JISK5600-1-1:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5600-1-2:2002
塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
JISK5600-1-3:2015
塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
JISK5600-1-4:2004
塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
JISK5600-1-5:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第5節:試験板の塗装(はけ塗り)
JISK5600-1-6:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JISK5600-1-7:2014
塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
JISK5600-1-8:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
JISK5600-2-7:1999
塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第7節:貯蔵安定性
JISK5600-3-1:1999
塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第1節:塗り面積(はけ塗り)
JISK5600-3-2:1999
塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第2節:表面乾燥性(バロチニ法)
JISK5600-4-1:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JISK5600-4-3:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
JISK5600-5-11:2014
塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第11節:耐洗浄性
JISK5600-6-1:2016
塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
JISK5600-7-2:1999
塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第2節:耐湿性(連続結露法)
JISK5601-1-1:1999
塗料成分試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5601-4-1:2012
塗料成分試験方法―第4部:塗膜からの放散成分分析―第1節:ホルムアルデヒド放散量の求め方
JISK6734:2000
プラスチック―硬質ポリ塩化ビニルシート―タイプ,寸法及び特性―第2部:厚さ1mm未満のシート
JISK8575:2018
水酸化カルシウム(試薬)
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISZ2911:2018
かび抵抗性試験方法
JISZ8401:2019
数値の丸め方
JISZ8721:1993
色の表示方法―三属性による表示