JIS K 6252-1:2015 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引裂強さの求め方―第1部:トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法

JIS K 6252-1:2015 規格概要

この規格 K6252-1は、加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの引裂強さの求め方について規定。

JISK6252-1 規格全文情報

規格番号
JIS K6252-1 
規格名称
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引裂強さの求め方―第1部 : トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法
規格名称英語訳
Rubber, vulcanized or thermoplastic -- Determination of tear strength -- Part 1:Trouser, angle and crescent test pieces
制定年月日
2015年2月20日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

ISO 34-1:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
2015-02-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 6252-1:2015 PDF [16]
                                                                                 K 6252-1 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 試験方法A : トラウザ形試験片を用いる方法・・・・[2]
  •  4.3 試験方法B-手順(a) : 切込みなしアングル形試験片を用いる方法・・・・[2]
  •  4.4 試験方法B-手順(b) : 切込みありアングル形試験片を用いる方法・・・・[3]
  •  4.5 試験方法C : クレセント形試験片を用いる方法・・・・[3]
  •  5 試験装置・・・・[3]
  •  5.1 試験片の打抜き型・・・・[3]
  •  5.2 切込み装置・・・・[4]
  •  5.3 引張試験機・・・・[5]
  •  5.4 つかみ具・・・・[5]
  •  6 試験装置の校正・・・・[5]
  •  7 試験片・・・・[5]
  •  7.1 試料の準備・・・・[5]
  •  7.2 試料の状態調節及び試験片の打抜き・・・・[6]
  •  7.3 試験片の列理・・・・[6]
  •  7.4 試験片の切込み・・・・[6]
  •  8 試験片の数・・・・[7]
  •  9 試験温度・・・・[7]
  •  10 試験方法・・・・[7]
  •  10.1 試験片の厚さの測定・・・・[7]
  •  10.2 操作方法・・・・[7]
  •  11 計算・・・・[7]
  •  11A 精度・・・・[7]
  •  12 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書A(参考)精度・・・・[9]
  •  附属書B(規定)試験装置の校正・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6252-1 pdf 1] ―――――

K 6252-1 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本ゴム工業会(JRMA)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS
K 6252:2007は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6252の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6252-1 第1部 : トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法
JIS K 6252-2 第2部 : デルフト形試験片を用いる方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6252-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6252-1 : 2015

加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方−第1部 : トラウザ形,アングル形及びクレセント形試験片を用いる方法

Rubber, vulcanized or thermoplastic-Determination of tear strength- Part 1: Trouser, angle and crescent test pieces

序文

  この規格は,2010年に第3版として発行されたISO 34-1を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの引裂強さの求め方について規定する。
なお,この規格は,次の3種類の方法に適用する。
試験方法A トラウザ形試験片を用いる方法
試験方法B 切込みあり又は切込みなしアングル形試験片を用いる方法
試験方法C クレセント形試験片を用いる方法
注記1 デルフト形試験片の引裂強さの求め方は,JIS K 6252-2に規定されている(参考文献[1]参照)。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 34-1:2010,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tear strength−Part 1:
Trouser, angle and crescent test pieces(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,
その使用に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利
用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6200 ゴム−用語

――――― [JIS K 6252-1 pdf 3] ―――――

2
K 6252-1 : 2015
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces
for physical test methods(MOD)
JIS K 6272 ゴム−引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)−仕様
注記 対応国際規格 : ISO 5893,Rubber and plastics test equipment−Tensile, flexural and compression
types (constant rate of traverse)−Specification(MOD)
JIS K 6274 ゴム及びプラスチック−引裂強さ及び接着強さの求め方における波状曲線の解析
注記 対応国際規格 : ISO 6133,Rubber and plastics−Analysis of multi-peak traces obtained in
determinations of tear strength and adhesion strength(IDT)
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 18899:2004,Rubber−Guide to the calibration of test equipment

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200によるほか,次による。
3.1
トラウザ形引裂強さ(trouser tear strength)
トラウザ形試験片の切込みを起点として引き裂くのに要する力の中央値を,JIS K 6274によって求め,
試験片の厚さで除した値。
3.2
切込みなしアングル形引裂強さ(unnicked angle tear strength)
切込みがないアングル形試験片を引き裂くのに要する力の最大値を,試験片の厚さで除した値。
3.3
切込みありアングル形及びクレセント形引裂強さ(nicked angle tear strength,crescent tear strength)
切込みがあるアングル形及びクレセント形試験片の切込みを起点として引き裂くのに要する力の最大値
を,試験片の厚さで除した値。

4 原理

4.1 一般

  引裂強さは,引裂きが成長・伝ぱ(播)するのに要する力である。引裂試験は,試験片が破断するまで
一定の速度で引張試験機で力をかけ続ける。試験方法によって最大値又は中央値を用いて引裂強さを求め
る。
なお,異なる試験方法での試験結果には,相関はない。

4.2 試験方法A : トラウザ形試験片を用いる方法

  試験方法Aは,切込みの長さの影響が少ないため,試験方法B又は試験方法Cに比べ,扱いやすい。
試験結果は,材料の引裂特性との相関が理解しやすく,(つかみ部の伸びが無視できるため)弾性率の影響
が少ない。引裂きの伝ぱ(播)速度がつかみ部の移動速度と直接関係する。
試料の種類によっては,滑らかな引裂きの成長・伝ぱ(播)が起こらず,結果の解析が難しい場合があ
る(参考文献[2]参照)。

4.3 試験方法B-手順(a) : 切込みなしアングル形試験片を用いる方法

  試験方法B−手順(a)は,引裂きの発生と引裂きの成長・伝ぱ(播)とが組み合わさった試験方法であ

――――― [JIS K 6252-1 pdf 4] ―――――

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K 6252-1 : 2015
る。引裂きは,試験片のアングル位置の応力が上昇して発生し,更に応力が大きくなると引裂きが成長・
伝ぱ(播)する。ただし,試験片を破壊するのに要する全体の力しか測定できないため,引裂きの発生と
成長・伝ぱ(播)との二つの成分を分離することはできない(参考文献[3]参照)。

4.4 試験方法B-手順(b) : 切込みありアングル形試験片を用いる方法

  試験方法B−手順(b)では,あらかじめ試験片に入れた切込みから,引裂きが成長・伝ぱ(播)するの
に要する力を測定する。この方法では,引裂きの成長・伝ぱ(播)速度がつかみ部の移動速度と直接関係
しない(参考文献[4]参照)。

4.5 試験方法C : クレセント形試験片を用いる方法

  試験方法Cでは,あらかじめ試験片に入れた切込みから,引裂きが成長・伝ぱ(播)するのに要する力
を測定する。この方法では,引裂きの成長・伝ぱ(播)速度がつかみ部の移動速度と直接関係しない。

5 試験装置

5.1 試験片の打抜き型

5.1.1  トラウザ形試験片用の打抜き型の形状及び寸法は,図1による。
5.1.2 アングル形試験片用の打抜き型の形状及び寸法は,図2による。
5.1.3 クレセント形試験片用の打抜き型の形状及び寸法は,図3による。
5.1.4 打抜き型の刃は,鋭利で欠けがないものを用いる。打抜き型に用いる打抜き刃先の形状及び保守は,
JIS K 6250の8.3(試験片打抜き刃)による。
単位 mm
図1−トラウザ形試験片用打抜き型の形状及び寸法

――――― [JIS K 6252-1 pdf 5] ―――――

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